JP4139244B2 - 化粧用コンパクト容器 - Google Patents
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- A45D33/006—Vanity boxes or cases, compacts, i.e. containing a powder receptacle and a puff or applicator
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は化粧料および化粧用具を収納するための化粧用コンパクト容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、化粧料とパフ等の化粧用具とを収容する化粧用コンパクト容器は公知であり、例えば、実開昭62−202210号公報に示すようなものがある(特許文献1参照。)。この化粧用コンパクト容器は、化粧料を収容する凹部が形成された容器本体に、内面に鏡を取付けた蓋体を開閉自在に枢着し、該蓋体内面にパフを収納した収納容器を開閉自在に枢着している。かかるコンパクト容器によれば、鏡を見ながら化粧用具を取り出して所望の化粧を行うことは出来るが、収納容器にはパフを引き出し状に収納する構造であるため、滑り易いブラシや筆のために、化粧用具の収納には適していなかった。また、該公知のコンパクト容器にあっては、パフを収納する容器は開放したとき、パフ取り出し粉が後方へ向かって開放されるため使用上不便であった。更に、該コンパクト容器は、パフまたは化粧ブラシを使用途中で置いておく場合には、中蓋を前方に回動させ化粧を再開する際には、パフを手に持つて再び中蓋を後方に回動させなければならず煩雑であった。
【0003】
【特許文献1】
実開昭62−202210号公報(第1−4頁、第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、化粧料と化粧用具を別々に収納することができると共に使用途中で煩雑な動作を行うことなく化粧用具の取り出し収納ができる化粧用コンパクト容器を提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためにこの発明が採った手段は、化粧料を収容するための凹部を有する容器本体と、該容器本体に開閉自在に枢着された鏡を有する蓋体とからなる化粧用コンパクト容器において、前記蓋体の開閉方向と略直交する方向に中蓋をヒンジにより連結して前記容器本体の凹部を覆いながら開閉自在とし、該中蓋の容器本体の凹部と対面する面に化粧用具を挟持する保持部を形成し、中蓋閉止時には、容器本体の凹部と対面する面に存在する化粧用具が落下しないように保持部で挟持し、中蓋開放時には、蓋体の鏡を見ながら保持部から必要な化粧用具を取外して化粧ができるようにしたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
この発明の好ましい実施の形態を、以下に説明する。この発明のコンパクト容器は、容器本体の上面に化粧料を収容する凹部を有し、その凹部を覆うようにその上面に、化粧用具を収納する収納部を有した中蓋の収納部を有する面側を対面させて配設し、この中蓋の一端部とこの一端部に対応する前記容器本体の上面の一部分とをヒンジにより連結し、該中蓋を前記蓋体とは異なった方向に開閉自在に設けるようにしたことを特徴とする。好ましくは蓋体を容器本体の後方へ、中蓋を側方へ開閉自在とし、鏡を見ながら必要な化粧用具および化粧料を取出すことができる構造となている。
【0009】
また、蓋体の内側に取付られている鏡面と平坦な面を有してる中蓋の表面との間は僅かな隙間が作出されるので、中蓋の蓋体と対面する面上にメモ紙や写真等を貼付して置くことが可能な構造となっている。
【0010】
【実施例】
本発明の一実施例の化粧用コンパクト容器を図1〜図4に基づいて説明すると、まず図1は本発明のコンパクト容器のそれぞれ蓋体および中蓋を回動した状態を斜視図に示したものであり、図2は本発明のコンパクト容器の蓋体を回動した状態を平面図に示したものである。そして、図3は図2の状態から更に中蓋を回動した状態を平面図に示したものであり、図4は本発明に係わるコンパクト容器の断面図である。
【0011】
次にこれらの図を参照しながら具体的な構造を説明する。このコンパクト容器は、上面に化粧料を収容するための凹部に形成された化粧料収納部(5)を有する容器本体(1)と、裏面に鏡(4)が取付され容器本体(1)の後端にヒンジ(7)で連結された蓋体(2)とで構成されている。
【0012】
そして、その凹部内には頬用のチークカラー、口もと用のリップカラー、目もと用のアイカラーの各化粧品が複数に区分けされた状態で収容されている。そしてまた、容器本体(1)の上面には、この化粧料収納部(5)を被装する中蓋(3)が設置されている。この中蓋(3)の化粧料収容部(5)と対面する面には、化粧用具収納部(11)が形成され図に示すように頬用の化粧ブラシ(15)、目もと用の化粧ブラシ(16)、アイカラーチップ(17)等の所望の化粧用具を挟持しつつ載置し、中蓋閉止時に下向きとなる化粧用具が落下しないように保持するための複数の保持部(12)を立設した凹部が形成されている。
【0013】
そして、中蓋(3)は図に示すように容器本体(1)の右側上面に設けられたヒンジ(8)で側方へ向かって回動自在に連結されている。中蓋(3)を蓋体(2)と別異の方向へ開閉させることにより蓋体(2)に固定させた鏡(4)を見ながら中蓋(3)が保持された化粧用具を取り出して使用することができる。このとき、中蓋(3)の容器本体(1)凹部と対面する面側に化粧用具を保持させておくことにより、開放したとき該面が上向きとなり化粧用具の取り出しが容易となる。
【0014】
容器本体(1)の前端部には、係合突起(9)が形成されておりこの係合突起(9)は蓋体(2)の前端から垂下する係合爪(10)と係合させることにより閉蓋状態を保持するようになつている。また、(6)は操作片でこの操作片(6)を押圧することで前記係合を解除するようになつている。
【0015】
化粧料収容部(5)に収容されている化粧料を使用して化粧する場合は、まず、操作片(6)を押圧して蓋体(2)の係合爪(10)と容器本体(1)の係合突起(9)との係合を解除し、蓋体(2)を後方に回動させて図2に示す状態にする。次に、この状態から容器本体(1)にヒンジ連結されている中蓋(3)を、右方向に回動して開放させる。このように蓋体(2)と中蓋(3)を回動させることによって、図3に示すように、正面に鏡(4)が、右側面に化粧用具が配置された状態になる。この状態で頬用の化粧ブラシ(15)や目もと用の化粧ブラシ(16)、またはアイカラーチップ(17)に化粧料を移し取り化粧することが行われる。なお、コンパクト容器を折り畳んだ際には、図4に示すように中蓋(3)の面と鏡(4)間には、僅かな隙間が作出されるので、その中蓋(3)の上面の僅かな隙間に収まるようにメモ紙や写真等を貼付することも可能である。
【0016】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、容器本体の化粧料を収容するための凹部を覆う上面に、化粧用具を収納する収納部を有した中蓋の該収納部を有する面側を対面させて開閉自在に配設し、該中蓋を蓋体とは異なった方向に開閉自在に設け、前記鏡を見ながら必要な化粧用具を取出すことができるようにしてあるので、化粧料とブラシ等の化粧用具を別々に収納することができるとともに使用途中で煩雑な動作を行うことなくブラシ等の化粧用具を置くことができ、しかも化粧用具の保管スペースを最小限にできるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンパクト容器のそれぞれ蓋体および中蓋を回動した状態を斜視図に示したものである。
【図2】本発明のコンパクト容器の蓋体を回動した状態を平面図に示したものである。
【図3】図2の状態から更に中蓋を回動した状態を平面図に示したものである。
【図4】本発明に係わるコンパクト容器の断面図である。
【符号の説明】
(1) 容器本体
(2) 蓋体
(3) 中蓋
(4) 鏡
(5) 化粧料収容部
(11) 化粧用具収納部
(12) 保持部
Claims (1)
- 化粧料を収容するための凹部を有する容器本体と、該容器本体に開閉自在に枢着された鏡を有する蓋体とからなる化粧用コンパクト容器において、前記蓋体の開閉方向と略直交する方向に中蓋をヒンジにより連結して前記容器本体の凹部を覆いながら開閉自在とし、該中蓋の容器本体の凹部と対面する面に化粧用具を挟持する保持部を形成し、中蓋閉止時には、容器本体の凹部と対面する面に存在する化粧用具が落下しないように保持部で挟持し、中蓋開放時には、蓋体の鏡を見ながら保持部から必要な化粧用具を取外して化粧ができるようにしたことを特徴とする化粧用コンパクト容器。
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