JP4562166B2 - コンパクト容器 - Google Patents

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Description

本発明は、揮発性の高い化粧料を収容するのに適したコンパクト容器に関するものである。
従来から、揮発性成分を含有する化粧料を収容するコンパクト容器としては、その収容部の気密性を保つために、収容部上部に、ねじで締め込むタイプの蓋をら合したもの(特許文献1参照)や、パッキンを内蔵した蓋体を、係合により収容部開口に密着させるようにしたもの(特許文献2参照)等が提案されている。
特許第3397502号公報 特開平8−126521号公報
しかしながら、これらのコンパクト容器は、いずれも構造が複雑で、製造コストが高くなり、また容器が重くなったり嵩高くなったりするため、通常のものより使い勝手が悪くなるという問題がある。また、気密性を保持するために化粧料収容部の蓋を強固に止着する必要があるが、使用時にこれを解除することが容易でなく、多大な労力を要することも問題となっている。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、構造が簡単で使い勝手がよく、化粧料収容部の気密性も充分に確保することのできる、優れたコンパクト容器の提供をその目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、化粧料を収容するための円筒壁が底面から立設する容器本体と、上記容器本体の上面開口を開閉自在に蓋する蓋体と、上記容器本体と蓋体との間に配設される蓋体ガイドとを備え、上記蓋体には、その天井面から下向きに、上記容器本体の円筒壁と係合しうる円筒状の係合壁が設けられており、上記蓋体ガイドには、その一端側が容器本体の後端部とヒンジ連結するヒンジ部に形成され、他端側が上記蓋体の係合壁に外嵌され蓋体を水平方向に回動自在に支受する蓋体支受部に形成されており、上記容器本体の円筒壁外周面に、周方向に断続的に延びる突条Aが形成されているとともに、上記蓋体の係合壁内周面に、周方向に断続的に延びる突条Bが形成されており、上記蓋体を、上記容器本体の上面開口を蓋する所定の位置に位置決めした状態では、上記突条Aの下側に突条Bが入り込んで係合し、蓋体を閉じた状態が保持されるようになっており、上記蓋体を、上記容器本体の円筒壁を沿って、上記所定の位置から水平方向に所定角度だけ回動してずらした状態では、上記突条A、Bの係合が解除され、蓋体をヒンジ連結にしたがって開閉することができるようになっているコンパクト容器を第1の要旨とする。
また、本発明は、そのなかでも、特に、上記蓋体の係合壁内周面根元部に、容器本体の円筒壁との係合時に内部を気密にするためのパッキンが設けられているコンパクト容器を第2の要旨とする。
すなわち、本発明のコンパクト容器は、容器本体側に設けられた円筒状の化粧料収容部(円筒壁)と係合しうる係合壁を、蓋体に直接設け、この蓋体を、容器本体にヒンジ連結される蓋体ガイドによって、上記円筒壁に沿って水平方向に回動自在に支受し、蓋体をアームのように水平方向に回動させることにより、化粧料収容部と係合壁の係合を解除して蓋体を開閉できるようにしたものである。したがって、化粧料収容部が気密となるよう係合部をきつく締め込んでも、てこの原理によって、その解除を容易に行うことができ、使い勝手がよい。そして、構造も簡単で、製造コストがさほど高くならない。さらに、蓋体が、直接容器本体にヒンジ連結されておらず、容器本体の上方に大きく開くことができるため、容器本体奥側まで手先が入り、作業性がよいという利点を有する。そして、蓋体の内側面に鏡が設けられている場合には、鏡の中を覗きやすく、化粧等がしやすいという利点を有する。
また、上記コンパクト容器のなかでも、特に、上記蓋体の係合壁内周面根元部に、容器本体の円筒壁との係合時に内部を気密にするためのパッキンが設けられているものは、化粧料収容部の気密性をさらに高めることができ、より好適である。
つぎに、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本発明のコンパクト容器を実施するための最良の形態を示す分解斜視図である。また、これらを組み立ててヒンジ部を下にして置いた状態を示す正面図を図2(a)に示し、その底面図を同図(b)に示す。
これらの図において、まず、1は、平面視が略長丸状の容器本体で、その底面から上向きに、化粧料を収容するための円筒壁2と、化粧パフや化粧刷毛等の化粧小物を収容するための環状壁3とが、左右に並んだ状態で立設されている。そして、上記円筒壁2の外周面には、周方向に断続的に延びる突条Aが形成されており、後述する蓋体5側の係合壁6に設けられた突条Bと係合するようになっている。なお、上記容器本体1の後端部(図1では手前側、図2〔a〕では下側)には、ヒンジ連結用の切欠き凹部4が形成されている。
つぎに、5は、上記容器本体1の上面を蓋する蓋体で、その天井面から下向きに、上記容器本体1の円筒壁2と係合しうる円筒状の係合壁6が形成されている。この係合壁6の内周面には、周方向に断続的に延びる突条Bが形成されており、上記容器本体1側の円筒壁2の外周面に設けられた突条Aと係合するようになっている(図3参照)。なお、上記蓋体5の天井面のうち、上記係合壁6が形成されていない部分には、鏡7が貼付されている(図4、図5参照)。
さらに、8は、上記容器本体1と蓋体5の間に配設される蓋体ガイドで、一端側が、容器本体1の後端部とヒンジ連結するためのヒンジ部9に形成され、他端側が、上記蓋体5の係合壁6に外嵌され蓋体5を、容器本体1側の円筒壁2に沿って水平方向に回動自在に支受する蓋体支受部10に形成されている。なお、上記ヒンジ部9は、容器本体1の切欠き凹部4内に入り込んだ状態で、容器本体1の後部の左右両端からそれぞれ挿通されるヒンジピン11(図3、図4参照)によって、容器本体1に対し、垂直方向に回動自在に取り付けられている。また、上記蓋体支受部10の内周面には、周方向に延びる突条10aが形成されており、一方、この内側に嵌入される係合壁6の外周面には、周方向に延びる溝条6aが形成されている。したがって、上記突条10aと溝条6aが軽く係合することによって、上記蓋体ガイド8から蓋体5が脱落しないよう抜け止めされている。
上記構成によれば、常態では、図3に示すように、容器本体1の円筒壁2と、蓋体5の係合壁6とを、互いの突条A,Bを噛み合わせることにより係合して円筒壁2内に化粧料収容部を密閉して蓋体1を閉じておき、使用時には、蓋体5を、容器本体1側の円筒壁2に沿ってアームのように水平方向に回動させることにより上記係合を解除し、蓋体5を蓋体ガイド8と一体的に、垂直方向に回動させて開くことができる(図5参照)。そして、通常のコンパクト容器を使用する場合と同様にして、例えば環状壁3内に収容されたパフ12を用いて化粧料を顔に塗布する等の化粧を行うことができる。このとき、蓋体5が、直接容器本体1にヒンジ連結されておらず、容器本体1の上方に大きく開かれるため、容器本体1の奥側まで手先が入り、作業性がよい。そして、蓋体5の内側面に設けられた鏡7の中を覗きやすく、化粧等がしやすいという利点を有する。
また、化粧料に揮発成分が多く配合されており、保存時における高い気密性が要求される場合、円筒壁2と係合壁6の噛み合わせがきつく形成されるように設定する必要があるが、その場合、てこの原理によって、その解除を容易に行うことができるため、使い勝手がよい。そして、構造が簡単で、製造コストがさほど高くならないという利点も有する。
なお、本発明において、化粧料収容部の気密性をより高めるために、例えば、図6に示すように、蓋体5の係合壁6内周面根元部に、弾性体からなる環状のパッキン20を貼り付けておくようにすることができる。
また、上記のようなパッキン20に代えて、例えば、図7に示すように、係合壁6内周面根元部に、可撓性の内向きフランジ片21を延設して、この部分で気密性を高めるようにしてもよい。
さらに、本発明において、容器本体1と蓋体ガイド8とをヒンジ連結する部分の構成は、上記の例に限らず、従来からコンパクト容器の開閉に用いられているどのようなヒンジ構造を用いても差し支えない。
そして、本発明は、必ずしも高い気密性が要求されるような用途に用いる必要はない。蓋体5を開閉する機構が興趣に富むだけでなく、すでに述べたように、蓋体5を、容器本体1の上面から大きく上方に開くことができるため、通常のコンパクト容器に比べて、使い勝手がよいからである。
本発明の一実施例の分解斜視図である。 (a)は上記実施例の正面図、(b)はその底面図である。 図2(a)のA−A′断面図である。 図2(a)のB−B′断面図である。 上記実施例の使用態様の説明図である。 上記実施例の変形例を示す部分断面図である。 上記実施例の他の変形例を示す部分断面図である。
符号の説明
1 容器本体
2 円筒壁
5 蓋体
6 係合壁
8 蓋体ガイド
9 ヒンジ部
10 蓋体支受部
A,B 突条

Claims (2)

  1. 化粧料を収容するための円筒壁が底面から立設する容器本体と、上記容器本体の上面開口を開閉自在に蓋する蓋体と、上記容器本体と蓋体との間に配設される蓋体ガイドとを備え、上記蓋体には、その天井面から下向きに、上記容器本体の円筒壁と係合しうる円筒状の係合壁が設けられており、上記蓋体ガイドには、その一端側が容器本体の後端部とヒンジ連結するヒンジ部に形成され、他端側が上記蓋体の係合壁に外嵌され蓋体を水平方向に回動自在に支受する蓋体支受部に形成されており、上記容器本体の円筒壁外周面に、周方向に断続的に延びる突条Aが形成されているとともに、上記蓋体の係合壁内周面に、周方向に断続的に延びる突条Bが形成されており、上記蓋体を、上記容器本体の上面開口を蓋する所定の位置に位置決めした状態では、上記突条Aの下側に突条Bが入り込んで係合し、蓋体を閉じた状態が保持されるようになっており、上記蓋体を、上記容器本体の円筒壁に沿って、上記所定の位置から水平方向に所定角度だけ回動してずらした状態では、上記突条A、Bの係合が解除され、蓋体をヒンジ連結にしたがって開閉することができるようになっていることを特徴とするコンパクト容器。
  2. 上記蓋体の係合壁内周面根元部に、容器本体の円筒壁との係合時に内部を気密にするためのパッキンが設けられている請求項1記載のコンパクト容器。
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