JP2008178463A - コンパクト容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】細片に破砕されても固形化粧料をスポンジやパフなどの化粧料に適切に付着させることが可能で、使用性を改善することができるコンパクト容器の提供を目的とする。
【解決手段】容器本体2に、これを開閉すべく回動自在に設けられた外蓋3と、容器本体に形成された化粧料皿収納部4と、細片に破砕され得る固形化粧料Pが充填され、かつ当該固形化粧料を化粧具で擦り取るための開口部5が形成されて、化粧料皿収納部に収納される化粧料皿6と、容器本体に、化粧料皿の開口部を覆うべく回動自在に設けられた内蓋7と、内蓋と容器本体との間に設けられ、内蓋を容器本体に係脱自在に係止する係止部8と、内蓋に、化粧料皿の開口部に面して形成された窓部9と、窓部内方に張り渡され、化粧料皿の内方へ向かって伸展される伸縮性を有するメッシュ状カバー10とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】容器本体2に、これを開閉すべく回動自在に設けられた外蓋3と、容器本体に形成された化粧料皿収納部4と、細片に破砕され得る固形化粧料Pが充填され、かつ当該固形化粧料を化粧具で擦り取るための開口部5が形成されて、化粧料皿収納部に収納される化粧料皿6と、容器本体に、化粧料皿の開口部を覆うべく回動自在に設けられた内蓋7と、内蓋と容器本体との間に設けられ、内蓋を容器本体に係脱自在に係止する係止部8と、内蓋に、化粧料皿の開口部に面して形成された窓部9と、窓部内方に張り渡され、化粧料皿の内方へ向かって伸展される伸縮性を有するメッシュ状カバー10とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、細片に破砕されても、固形化粧料をスポンジやパフなどの化粧料に適切に付着させることが可能で、使用性を改善することができるコンパクト容器に関する。
粉末化粧料を収納した化粧料容器に、粉末化粧料のパフへの付着操作を良好にする目的で、伸縮性のネットを展張させて設けた「粉末化粧料容器の伸縮性ネットシフタ」が知られている(特許文献1参照)。
実開昭63−177406号公報
ファンデーションやブラッシャーなどの固形化粧料の場合には、粉末化粧料の場合と異なり、スポンジやパフ、筆などの化粧具を直接擦り付けることで適度な量の化粧料を取り出すことができるため、化粧料を覆うネットを設ける必要はなかった。
他方、固形化粧料は、粉末化粧料とは異なり、化粧料容器の落下などで衝撃が加わると、化粧料に割れが生じて細片化するため、その後の使用に不都合が生じるという課題があった。具体的には、細片化した化粧料をそのままにして使用しようとすると、うまくスポンジ等に化粧料を付着させることができず、また細片を取り除くのでは、化粧料として使用可能であるにもかかわらず、使わないまま捨てることとなり、不経済であるという課題があった。
本発明は上記従来の課題に鑑みて創案されたものであって、細片に破砕されても、固形化粧料をスポンジやパフなどの化粧具に適切に付着させることが可能で、使用性を改善することができるコンパクト容器を提供することを目的とする。
本発明にかかるコンパクト容器は、容器本体に、これを開閉すべく回動自在に設けられた外蓋と、上記容器本体に形成された化粧料皿収納部と、細片に破砕され得る固形化粧料が充填され、かつ当該固形化粧料を化粧具で擦り取るための開口部が形成されて、上記化粧料皿収納部に収納される化粧料皿と、上記容器本体に、上記化粧料皿の開口部を覆うべく回動自在に設けられた内蓋と、該内蓋と上記容器本体との間に設けられ、該内蓋を該容器本体に係脱自在に係止する係止部と、上記内蓋に、上記化粧料皿の開口部に面して形成された窓部と、該窓部内方に張り渡され、上記化粧料皿の内方へ向かって伸展される伸縮性を有するメッシュ状カバーとを備えたことを特徴とする。
本発明にかかるコンパクト容器にあっては、細片に破砕されても、固形化粧料をスポンジやパフなどの化粧具に適切に付着させることができ、使用性を改善することができる。
以下に、本発明にかかるコンパクト容器の好適な一実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。本実施形態にかかるコンパクト容器1は基本的には、図1〜図3に示すように、容器本体2に、これを開閉すべく回動自在に設けられた外蓋3と、容器本体2に形成された化粧料皿収納部4と、細片に破砕され得る固形化粧料Pが充填され、かつ当該固形化粧料Pを化粧具40で擦り取るための開口部5が形成されて、化粧料皿収納部4に収納される化粧料皿6と、容器本体2に、化粧料皿6の開口部5を覆うべく回動自在に設けられた内蓋7と、内蓋7と容器本体2との間に設けられ、内蓋7を容器本体2に係脱自在に係止する係止部8と、内蓋7に、化粧料皿6の開口部5に面して形成された窓部9と、窓部9内方に張り渡され、化粧料皿6の内方へ向かって伸展される伸縮性を有するメッシュ状カバー10とを備えて構成される。
容器本体2は合成樹脂材で形成される。容器本体2には、化粧料皿収納部4が円筒状に凹設される。容器本体2の前端部には、後方に向かって適当な幅の凹所11が形成される。凹所11の後面11aには、前方に突出された突出部12が設けられる。
化粧料皿収納部4と凹所11の間には、化粧料皿収納部4前方に位置する容器本体2の前壁部2aを切り欠くことで、化粧料皿収納部4に面して切り欠き部13が形成される。容器本体2には、容器本体2を開閉するために、鏡14を備えた合成樹脂製の外蓋3が回動自在に連結される。具体的には、容器本体2の後端部に設けられた左右一対の第1ヒンジ片15と、外蓋3の後端部に設けられ、第1ヒンジ片15間に挿入されるヒンジブロック16とが、第1ヒンジピン17を介することによって、回動自在に連結される。外蓋3の前端縁部にはフック片18が垂下形成され、このフック片18には、後方に突出したフック突起19が設けられる。フック片18のフック突起19と、容器本体2の凹所11内の突出部12とが係脱自在に係合され、これにより容器本体2は外蓋3で閉じられる。
凹所11内には、プッシュピース20が容器本体2の前後方向にスライド自在に設けられる。プッシュピース20は、容器本体2の凹所11の高さとほぼ等しい高さの押圧用前壁20aと、これより後方へ延びる底壁20bとを有して、側断面ほぼL字状に形成される。プッシュピース20は、その底壁20bから下方に突出して形成されたスライド突起30と、容器本体2に形成されたスライド溝31とによって、スライド移動が案内される。
プッシュピース20の押圧用前壁20aの後面には、底壁20bとの隅部から後方へ延長して、押し上げ片20cが一体的に形成される。押し上げ片20cは、押圧用前壁20aを手指などで後方に向かって押圧操作することにより、その後端部が凹所11の後面11aに当接しながらスライド移動して立ち上がる。これにより、押し上げ片20cの上方に位置する外蓋3のフック片18が押し上げられ、フック片18に形成されたフック突起19と、容器本体2の凹所11内の突出部12の係合が解除され、外蓋3が開放可能となる。
化粧料皿収納部4には、合成樹脂製の化粧料皿6が収納される。化粧料皿6は、上部に開口部5を有する浅底の中空筒体状に形成される。この化粧料皿6内部には、固形化粧料Pが充填される。固形化粧料Pは、粉末化粧料とは異なり、衝撃などが加わると細片に破砕され得る、堅く脆い性質を有する。化粧料皿6に充填された固形化粧料Pは、化粧料皿6の開口部5を介してこれに擦り付けられるスポンジやパフ、筆などの化粧具40に付着される。
化粧料皿収納部4の後方に位置する容器本体2の後壁部2bには、下方へ窪ませて、窪み部21が形成される。この窪み部21に手指を挿入して化粧料皿6を引き上げることで、当該化粧料皿6を取り外し操作することもできる。
内蓋7は、合成樹脂材で形成される。内蓋7は、化粧料皿6の開口部5を覆うために、容器本体2に回動自在に設けられる。具体的には、内蓋7の後端部に設けられた左右一対の第2ヒンジ片22それぞれを、容器本体2の後端部に設けられた第1ヒンジ片15と、外蓋3の後端部に設けられたヒンジブロック16との間に挿入して、第1ヒンジピン17を介して連結することにより、内蓋7は容器本体2と外蓋3の間にこれらに対して回動自在に連結される。内蓋7の外形寸法は、化粧料皿6の開口部5を覆うように開口部5の外形寸法よりも大きく形成され、かつ当該内蓋7を閉じて容器本体2上面に重ね合わせた状態で、閉じられた外蓋3の内部に納まるように形成される。
内蓋7と容器本体2との間には、内蓋7の前端縁部から垂下形成された爪片23に突設された第1係止突起24と、容器本体2の切り欠き部13内方に後方に向かって突設された第2係止突起25とから構成される係止部8が設けられる。係止部8は、内蓋7を容器本体2に係脱自在に係止するために設けられる。内蓋7の前端部が下方に押圧されることによって、第1係合突起24と容器本体2の第2係合突起25が係止され、容器本体2に対して内蓋7の閉止状態が保持される。内蓋7には、その前端上部に外方に突出させて鍔部26が設けられる。内蓋7は、鍔部26を手指で引き上げることにより、第1係止突起24と第2係止突起25の係止状態が解除され、容器本体2に対し、開放可能とされる。
内蓋7には、化粧料皿6の開口部5に面して、窓部9が形成される。窓部9は、これを介してパフなどの化粧料具で固形化粧料Pを擦り取るために、開口部5よりも大きく形成される。
内蓋7に形成された窓部9には、その内方に張り渡してメッシュ状カバー10が設けられる。このメッシュ状カバー10は内蓋7に、インサート成形により一体的に、あるいは接着剤などによって取り付けられる。メッシュ状カバー10は、伸展自在な伸縮性を有する合成樹脂材などで形成される。具体的には例えば、極細繊維を伸び縮みするように網目状に編んだ布状材が用いられる。女性用ストッキングに用いられる薄手の合成繊維素材などが好ましい。この種の材料は、引き延ばして伸展させた状態から開放すると、縮んで元の状態に復原する弾性的性質を有する。また、メッシュの寸法は、細片の通過を妨げるように、ミクロンオーダーからミリメートルオーダーとされる。メッシュ状カバー10は、それを形成する布状材等を二重折りするなどして、形成されるメッシュの形状が不規則になり、またメッシュ寸法がさらに細かくなるようにしても良い。メッシュ状カバー10は、多孔性ゴムシートであっても良い。
メッシュ状カバー10は、適度なテンションが加えられた状態で、内蓋7に形成された窓部9内方に張り渡して設けられる。メッシュ状カバー10は、係止部8の係止による内蓋7の閉止状態で、化粧料皿6の内方に向かって伸展可能な状態で化粧料皿6の開口部5全面を覆って設けられる。
コンパクト容器1の内方には、スポンジやパフ、筆などの化粧具40を収納するための化粧具収納スペースSが形成される。化粧具収納スペースSは、容器本体2を外蓋3で閉止した状態で、内蓋7の上方に形成される。
次に、本実施形態にかかるコンパクト容器1の作用について説明する。製造にあたっては、あらかじめメッシュ状カバー10を内蓋7に一体的に取り付けておく。他方、化粧料皿6に固形化粧料Pを充填し、その化粧料皿6を容器本体2の化粧料皿収納部4に収納し、係止部8によって内蓋7を閉止する。使用に際しては、外蓋3を開放し、化粧具40をメッシュ状カバー10の上から擦りつけるようにする。これにより、化粧料皿6内の固形化粧料Pを化粧具40に付着させることができる。
本実施形態にあっては、容器本体2の化粧料皿収納部4に収納した化粧料皿6の開口部5全面を、内蓋7に設けたメッシュ状カバー10で覆っているので、コンパクト容器1の落下で衝撃が加わるなどして固形化粧料Pが破砕され、細片化したとしても、これら細片が飛び散ることを防止することができる。また、破砕された細片をそのまま化粧料皿6内に保持することができる。さらに、メッシュ状カバー10は化粧料皿6内方へ向かって伸展される伸縮性を有するので、固形化粧料Pが細片化してもメッシュ状カバー10の上から化粧具40を擦り付けることで適切に付着させることができ、継続して無駄なく固形化粧料Pを使用することができる。
また、本実施形態にあっては、内蓋7が開閉可能に容器本体2に取り付けられているので、メッシュ状カバー10を介して化粧具40に固形化粧料Pを付着させることのみならず、係止部8を離脱し内蓋7を開放して、メッシュ状カバー10を介さずに化粧具40に直接固形化粧料Pを付着させることにより、化粧具40に付着させる固形化粧料Pの量を多くしたい場合などに付着量の調節ができる等、化粧の仕方に柔軟に対応できる。同様に、内蓋7を開放することで、化粧料皿6内部の隅々に残った固形化粧料Pを無駄なく使用することができる。
勿論、内蓋7を閉じた状態であっても、メッシュ状カバー10は、伸展される伸縮性を有するため、化粧具40を押し付ければメッシュ状カバー10が伸びて、化粧料皿6内部の隅々まで化粧具40を擦り付けることができ、固形化粧料Pを無駄なく使用することができる。また、押し付けていた化粧具40をメッシュ状カバー10から離せば、メッシュ状カバー10は縮んで元に戻り、化粧料皿6の開口部5周りの外観を美麗に維持することができる。
さらに、化粧料皿6にメッシュ状カバー10を取り付けずに、容器本体2の内蓋7にメッシュ状カバー10を取り付けたメッシュ状カバー10付きのコンパクト容器1とすることができるので、化粧料皿6のみを取り替え可能なレフィル容器にすることができ、交換品となる化粧料皿6のコストを軽減することができる。加えて、外蓋3及び内蓋7の2つの蓋を同一の第1ヒンジピン17で、容器本体2に一括して組み付けていることで、内蓋7を開放して使用する場合においても、前方及び左右の三方の面が開放され、内蓋7が邪魔にならず、使用性を向上することもできる。
図4には、上記実施形態の変形例が示されている。この変形例では、化粧料収納スペースSは、容器本体2の左右方向中央に設けられた仕切り壁2cを挟んで化粧料皿収納部4と隣り合わせに設けられる。また、内蓋7を外蓋3の取付箇所に単一の第1ヒンジピン17で連結することに代えて、上記実施形態とは異なり容器本体2の左端部に前後一対の第3ヒンジ片27を設け、これら第3ヒンジ片27間に内蓋7の第2ヒンジ片22を、第2ヒンジピン28を介して連結するようにしている。第1係止突起24と係止される第2係止突起25は、仕切り壁2cに設けられている。
このような変形例にあっても、上記実施形態と同様の作用・効果を奏するのはもちろんである。特にこの変形例にあっては、内蓋7を、同一の第1ヒンジピン17で外蓋3と一括して設けず、容器本体2の左端部に外蓋3とは独立させて組み付けているので、取付時に外蓋3と内蓋7の位置合わせが不要であり、容易な組み付け作業でコンパクト容器1を製造することができる。使用に際しては、開放操作により外蓋3が後方に倒れ、内蓋7が左方に倒れるため、内蓋7が外蓋3の鏡14と干渉することがなく、内蓋7のメッシュ状カバー10に付着している化粧料が飛散して鏡14が汚れるのを防止することができ、加えて、化粧をする際に、内蓋7が邪魔になることなく鏡14を見ることができる。また、化粧具収納スペースSが化粧料皿収納部4に隣接して設けられているので、化粧具40を化粧具収納スペースSに置いたまま内蓋7の開閉操作を行うことができる。
1 コンパクト容器
2 容器本体
3 外蓋
4 化粧料皿収納部
5 開口部
6 化粧料皿
7 内蓋
8 係止部
9 窓部
10 メッシュ状カバー
P 固形化粧料
2 容器本体
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5 開口部
6 化粧料皿
7 内蓋
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9 窓部
10 メッシュ状カバー
P 固形化粧料
Claims (1)
- 容器本体に、これを開閉すべく回動自在に設けられた外蓋と、上記容器本体に形成された化粧料皿収納部と、細片に破砕され得る固形化粧料が充填され、かつ当該固形化粧料を化粧具で擦り取るための開口部が形成されて、上記化粧料皿収納部に収納される化粧料皿と、上記容器本体に、上記化粧料皿の開口部を覆うべく回動自在に設けられた内蓋と、該内蓋と上記容器本体との間に設けられ、該内蓋を該容器本体に係脱自在に係止する係止部と、上記内蓋に、上記化粧料皿の開口部に面して形成された窓部と、該窓部内方に張り渡され、上記化粧料皿の内方へ向かって伸展される伸縮性を有するメッシュ状カバーとを備えたことを特徴とするコンパクト容器。
Priority Applications (1)
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JP2007012672A JP2008178463A (ja) | 2007-01-23 | 2007-01-23 | コンパクト容器 |
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---|---|---|---|
JP2007012672A JP2008178463A (ja) | 2007-01-23 | 2007-01-23 | コンパクト容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008178463A true JP2008178463A (ja) | 2008-08-07 |
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Family Applications (1)
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JP2007012672A Pending JP2008178463A (ja) | 2007-01-23 | 2007-01-23 | コンパクト容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008178463A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200463142Y1 (ko) | 2011-08-09 | 2012-10-18 | (주)아모레퍼시픽 | 콤팩트 케이스 |
KR20130097024A (ko) * | 2012-02-23 | 2013-09-02 | 주식회사 엘지생활건강 | 화장품 용기 |
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-
2007
- 2007-01-23 JP JP2007012672A patent/JP2008178463A/ja active Pending
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