JP2008194096A - 化粧料皿 - Google Patents

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Tsugio Yoshida
繼雄 吉田
Yukitomo Yuzuhara
幸知 柚原
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Yoshida Industry Co Ltd
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Abstract

【課題】細片に破砕されても、固形化粧料をスポンジやパフなどの化粧具に適切に付着させることが可能で、使用性を改善することができる化粧料皿の提供を目的とする。
【解決手段】底壁2a及びその周縁から立ち上げた周側壁2bを有し、細片に破砕されうる固形化粧料Pが充填され、かつ当該化粧料を化粧具で擦り取るための開口部3が形成された化粧料皿本体2と、該化粧料皿本体内であって上記化粧料に面して設けられ、上記周側壁に摺接しつつ下方へ向かって移動自在な環状枠体4と、該環状枠体内方に張り渡され、上記化粧料皿本体内方に向かって伸展される伸縮性を有するメッシュ状のカバー5と、上記環状枠体を上記化粧料皿本体内に保持すべく、上記周側壁内方に突出された保持部6を備えた。
【選択図】図3

Description

本発明は、細片に破砕されても、固形化粧料をスポンジやパフなどの化粧具に適切に付着させることが可能で、使用性を改善することができる化粧料皿に関する。
粉末化粧料を収納した化粧料容器に、粉末化粧料のパフへの付着操作を良好にする目的で、伸縮性ネットを伸展させて設けた「粉末化粧料容器の伸縮性ネットシフタ」が知られている(特許文献1参照)。
クリーム状化粧料を収納した化粧料容器に、簡易に適量のクリーム状化粧料をパフへ付着させる目的で、クリーム状化粧料に面して、その減少に伴って下降しうる網状の被覆体を設けた「クリーム状化粧料用コンパクト容器」が知られている(特許文献2参照)。
実開昭63−177406号公報 実開昭63−12313号公報
ファンデーションやブラッシャーなどの固形化粧料の場合には、粉末化粧料やクリーム状化粧料の場合とは異なり、スポンジやパフ、筆などの化粧具を直接擦り付けることで適度な量の化粧料を簡易に取り出すことができるため、化粧料を覆うネットを設ける必要性はなかった。
他方、固形化粧料は粉末化粧料やクリーム状化粧料とは異なり、化粧料容器の落下などで衝撃が加わると、化粧料に割れが生じて細片化するため、その後の使用に不都合が生じるという課題があった。具体的には、細片化した化粧料をそのままにして使用しようとすると、うまくスポンジ等に化粧料を付着させることができず、また細片を取り除くのでは、化粧料として使用可能であるにもかかわらず、使わないまま捨てることとなり、不経済であるという課題があった。
本発明は上記従来の課題に鑑みて創案されたものであって、細片に破砕されても、固形化粧料をスポンジやパフなどの化粧具に適切に付着させることが可能で、使用性を改善することができる化粧料皿を提供することを目的とする。
本発明にかかる化粧料皿は、底壁及びその周縁から立ち上げた周側壁を有し、細片に破砕されうる固形化粧料が充填され、かつ当該化粧料を化粧具で擦り取るための開口部が形成された化粧料皿本体と、該化粧料皿本体内であって上記化粧料に面して設けられ、上記周側壁に摺接しつつ下方へ向かって移動自在な環状の枠体と、該環状枠体内方に張り渡され、上記化粧料皿本体内方に向かって伸展される伸縮性を有するメッシュ状のカバーと、上記環状枠体を上記化粧料皿本体内に保持すべく、上記周側壁内方に突出された保持部を備えることを特徴とする。
本発明にかかる化粧料皿にあっては、細片に破砕されても、固形化粧料をスポンジやパフなどの化粧具に適切に付着させることができ、使用性を改善することができる。
以下に、本発明にかかる化粧料皿の好適な一実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。本実施形態にかかる化粧料皿1は基本的には、図1〜図3に示すように、底壁2a及びその周縁から立ち上げた周側壁2bを有し、細片に破砕されうる固形化粧料Pが充填され、かつ当該化粧料Pを化粧具で擦り取るための開口部3が形成された化粧料皿本体2と、化粧料皿本体2内であって化粧料Pに面して設けられ、周側壁2bに摺接しつつ下方へ向かって移動自在な環状枠体4と、環状枠体4内方に張り渡され、化粧料皿本体2内方に向かって伸展される伸縮性を有するメッシュ状のカバー5と、環状枠体4を化粧料皿本体2内に保持すべく、周側壁2b内方に突出された保持部6を備えて構成される。
化粧料皿本体2は、合成樹脂材で形成され、底壁2aと、底壁2aの周縁から立ち上げられた環状の周側壁2bから構成され、その上部には、固形化粧料Pをスポンジやパフ、筆などの化粧具で擦り取るために十分大きく開口させた開口部3が形成される。周側壁2bの上部には、その外面から内方に凹ませた凹部7が、周側壁2bの全周に環状に形成される。
化粧料皿本体2には、開口部3より化粧料が充填される。化粧料としては、粉末化粧料やクリーム状化粧料とは異なり、衝撃などが加わると細片に破砕されうる、硬く脆い性質を有した固形化粧料Pを対象とする。
化粧料皿本体2内には、合成樹脂材で形成された環状枠体4が、固形化粧料Pの上面に設けられる。環状枠体4の外径寸法は、化粧料皿本体2の周側壁2bの内面に摺接しつつ下方へ向かって移動自在となるように、化粧料皿本体2の内径寸法とほぼ同一若しくはそれよりも僅かに小さな大きさに形成され、また、その内径寸法は、環状枠体4を介して固形化粧料Pを化粧具で擦り取ることが容易となるように、十分に広く形成される。
環状枠体4には、その内方に張り渡してカバー5が設けられる。このカバー5は環状枠体4に、インサート成形により一体的に、あるいは接着剤などによって取り付けられる。カバー5は、伸展自在な伸縮性を有する合成樹脂材等でメッシュ状に形成される。具体的には例えば、極細繊維を伸び縮みするように網目状に編んだ布状材が用いられる。女性用ストッキングに用いられる薄手の合成繊維素材などが好ましい。この種の材料は、引き延ばして伸展させた状態から開放すると、縮んで元の状態に復原する弾性的性質を有する。また、メッシュの寸法は、細片の通過を妨げるように、ミクロンオーダーからミリメートルオーダーとされる。カバー5は、それを形成する布状材等を二重折りするなどして、形成されるメッシュの形状が不規則になり、またメッシュ寸法がさらに細かくなるようにしても良い。また、カバー5は、多孔性ゴムシートであっても良い。
カバー5は、適度なテンションを加えた引張状態で環状枠体4に固定される。そしてカバー5は、環状枠体4を化粧皿本体2内の固形化粧料Pの上面に配置することで、化粧料皿本体2内に向かって伸展可能に設けられる。
化粧料皿本体2の周側壁2bの上部には、環状枠体4の上方に位置させて、合成樹脂材で形成された保持部6が設けられる。保持部6は、環状枠体4を化粧料皿本体2内に保持すべく、周側壁2b内方に突出される環状の係止部6aと、係止部6aの外側端部の全周から垂下させて形成された固定部6bとから側断面ほぼL字状に形成される。保持部6は、その固定部6bが周側壁2bの凹部7内に収められることで、周側壁2b全周の上方に挿入される。保持部6は、化粧料皿本体2に超音波接着により固定される。具体的には、固定部6bの下面と容器本体2の凹部7の上面を接着し固定する。また、保持部6は、接着剤によって固定しても良い。
次に、本実施形態にかかる化粧料皿1の作用について説明する。製造にあたっては、あらかじめ環状枠体4にカバー5を一体的に取り付けておく。他方、化粧料皿本体2内に固形化粧料Pを充填する。その後、カバー5付きの環状枠体4を化粧料皿本体2の開口部3から挿入する。次いで、保持部6の固定部6bを化粧料皿本体2の凹部7へ上方から挿入し、保持部6を化粧料皿本体2の上部に固定する。これにより、製品もしくはパーツとしての化粧料皿1が完成する。この化粧料皿1は、容器本体8の化粧料皿収納部9などに収納固定され、化粧料容器10が完成される。使用に際しては、化粧料容器10の蓋体11を開放し、化粧具をカバー5の上から擦り付けるようにする。これにより、化粧料皿本体2内の固形化粧料Pを化粧具に付着させることができる。
本実施形態にあっては、固形化粧料Pの全面をカバー5で覆うべく、カバー5付きの環状枠体4を化粧料皿本体2の周側壁2b内面に摺接させた状態で、環状枠体4を保持部6によって化粧料皿本体2内部に保持しているので、化粧料容器10の落下で衝撃が加わるなどして固形化粧料Pが破砕され、細片化したとしても、環状枠体4と周側壁2bの間にはほとんど隙間はなく、そしてまた環状枠体4が保持部6で保持されて化粧料皿本体2外方へ外れることがないので、これら細片が飛び散ることを防止することができる。また、破砕された細片をそのまま化粧料皿本体2内に保持することができる。さらに、カバー5をメッシュ状としたので、固形化粧料Pが破砕により細片化しても、カバー5の上から化粧具を擦り付けることで適切に付着させることができ、継続して無駄なく固形化粧料Pを使用することができる。
また、カバー5を化粧料皿本体2内方へ伸展される伸縮性を有するメッシュ状としたので、化粧具を押し付ければカバー5が伸びて、化粧料皿本体2の内部隅々まで自在に化粧具を擦り付けることができ、固形化粧料Pが残り少なくなっても、不都合なく固形化粧料Pを化粧具に付着させることができる。特に、使用による固形化粧料Pの減少に伴ってカバー5付きの環状枠体4が下方に摺動するので、カバー5を化粧料皿本体2上方に固定して取り付ける場合に比べてメッシュの伸縮性にだけ頼ることなく、わずかな力でカバーを伸展して固形化粧料Pを化粧具で擦り取ることが出来る。そして、押し付けていた化粧具をカバー5から離せば、カバー5は縮んで元に戻り、化粧料皿本体2の開口部3周りの外観を美麗に維持することができる。
特に、本実施形態にあっては、カバー5を環状枠体4に設けて、当該環状枠体4を介して化粧料皿本体2に取り付けている。このため、化粧料皿本体2に固形化粧料Pを充填する作業とは別に、カバー5付きの環状枠体4を準備しておくことができ、固形化粧料Pを充填した後にカバー5を直接化粧料皿本体2に取り付ける場合にカバー5の張り具合の調整が難しかったり、カバー5で固形化粧料Pを傷つけてしまうおそれがあることに比べて、カバー5の化粧料皿本体2への組み付け作業性を改善でき、生産工程を合理化することができる。加えて、保持部6を設け、保持部6を化粧料皿本体2に固定するようにしたので、環状枠体4を化粧料皿本体2に直接固定させる場合に取付が難しかったり、カバー5が破れてしまうおそれがあることに比べて、さらに組み付け作業性の改善、生産工程の合理化が可能となる。
上記実施形態にあっては、保持部6を環状に形成し、それに対応させて凹部7も周側壁2b周りに環状に形成する場合を例示して説明したが、保持部6の固定部6bを、係止部6aの周方向に沿って適宜間隔を隔てて複数形成し、固定部6bの形成位置に対応させて周側壁2b周りに適宜間隔を隔てて凹部7を形成するようにしても良い。さらに、凹部7及び固定部6bを周側壁2bの周りに適宜間隔を隔てて複数形成することに対応させて、係止部6aも環状ではなく、周側壁2bの周方向に沿って分断して形成して、複数の爪片様に周側壁2b内方へ突出させるようにしても良い。
本発明にかかる化粧料皿の好適な一実施形態を示す側断面図である。 図1に示した化粧料皿の要部拡大側断面図である。 図1に示した化粧料皿における環状枠体の移動状態及びカバーの伸展状態を示す要部拡大側断面図である。
符号の説明
1 化粧料皿
2 化粧料皿本体
2a 底壁
2b 周側壁
3 開口部
4 環状枠体
5 カバー
6 保持部

Claims (1)

  1. 底壁及びその周縁から立ち上げた周側壁を有し、細片に破砕されうる固形化粧料が充填され、かつ当該化粧料を化粧具で擦り取るための開口部が形成された化粧料皿本体と、該化粧料皿本体内であって上記化粧料に面して設けられ、上記周側壁に摺接しつつ下方へ向かって移動自在な環状枠体と、該環状枠体内方に張り渡され、上記化粧料皿本体内方に向かって伸展される伸縮性を有するメッシュ状のカバーと、上記環状枠体を上記化粧料皿本体内に保持すべく、上記周側壁内方に突出された保持部を備えることを特徴とする化粧料皿。
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Cited By (3)

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KR200463142Y1 (ko) 2011-08-09 2012-10-18 (주)아모레퍼시픽 콤팩트 케이스
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FR3045294A1 (fr) * 2015-12-17 2017-06-23 Oreal Dispositif de conditionnement et d'application a tamis solidaire d'un support annulaire pose librement sur le produit a appliquer

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