JP2008022924A - 化粧料皿 - Google Patents

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Tsugio Yoshida
繼雄 吉田
Yukitomo Yuzuhara
幸知 柚原
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Yoshida Industry Co Ltd
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Abstract

【課題】細片に破砕されても、固形化粧料をパフなどの化粧具に適切に付着させることが可能で、使用性を改善することができる化粧料皿の提供を目的とする。
【解決手段】化粧料容器2に収納され、細片に破砕され得る固形化粧料Pが充填される化粧料皿本体3に、化粧料皿本体の上部に形成された固形化粧料を化粧具で擦り取るための開口部4を覆って、伸縮自在なメッシュ状のカバー5を設けた。化粧料皿本体の底面が、周縁で浅く中央で深い湾曲面で形成される。化粧皿本体の底部に、化粧皿本体内に化粧料を充填する充填部が形成され、充填されて固化される化粧料中の溶剤をカバーから排出させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、細片に破砕されても、固形化粧料をパフなどの化粧具に適切に付着させることが可能で、使用性を改善することができる化粧料皿に関する。
粉末化粧料を収納した化粧料容器に、粉末化粧料のパフへの付着操作を良好にする目的で、伸縮性のネットを展張させて設けた「粉末化粧料容器の伸縮性ネットシフタ」が知られている(特許文献1参照)。
実開昭63−177406号公報
ファンデーションやブラッシャー等の固形化粧料の場合には、粉末化粧料の場合とは異なり、パフや筆などの化粧具を直接擦り付けることで適度な量の化粧料を取り出すことができるため、化粧料を覆うネットを設ける必要性はなかった。
他方、固形化粧料は、粉末化粧料とは異なり、化粧料容器の落下などで衝撃が加わると、化粧料に割れが生じて細片化するため、その後の使用に不都合が生じるという課題があった。具体的には、細片化した化粧料をそのままにして使用しようとすると、うまくパフに化粧料を付着させることができず、また細片を取り除くのでは、化粧料として使用可能であるにもかかわらず、使わないまま捨てることとなり、不経済であるという課題があった。
本発明は上記従来の課題に鑑みて創案されたものであって、細片に破砕されても、固形化粧料をパフなどの化粧具に適切に付着させることが可能で、使用性を改善することができる化粧料皿を提供することを目的とする。
本発明にかかる化粧料皿は、化粧料容器に収納され、細片に破砕され得る固形化粧料が充填される化粧料皿本体に、該化粧料皿本体の上部に形成された該固形化粧料を化粧具で擦り取るための開口部を覆って、伸縮自在なメッシュ状のカバーを設けたことを特徴とする。
前記化粧料皿本体の底面が、周縁で浅く中央で深い湾曲面で形成されることを特徴とする。
前記化粧皿本体の底部に、該化粧皿本体内に化粧料を充填する充填部が形成され、充填されて固化される該化粧料中の溶剤を前記カバーから排出させることを特徴とする。
本発明にかかる化粧料皿にあっては、細片に破砕されても、固形化粧料をパフなどの化粧具に適切に付着させることができ、使用性を改善することができる。
以下に、本発明にかかる化粧料皿の好適な実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。第1実施形態にかかる化粧料皿1は基本的には、図1に示すように、化粧料容器2に収納され、細片に破砕され得る固形化粧料Pが充填される化粧料皿本体3に、化粧料皿本体3の上部に形成された固形化粧料Pを化粧具で擦り取るための開口部4を覆って、伸縮自在なメッシュ状のカバー5を設けて構成される。
化粧料皿本体3は、底部3aと、この底部3aの周縁から立ち上げて環状に形成された周壁部3bとから、上方に開口部4を有する浅底の中空筒体状に形成される。この化粧料皿本体3内部には、開口部4から化粧料が充填される。化粧料としては、粉末状化粧料とは異なり、衝撃が加わると細片化し得る硬く脆い性質を有する固形化粧料Pを対象とする。化粧料皿本体3内に充填された固形化粧料Pは、化粧料皿本体3の開口部4を介してこれに擦り付けられるパフや筆などの化粧具に付着される。
化粧料皿本体3には、開口部4全面を覆ってカバー5が設けられる。このカバー5は、化粧料皿本体3の周壁部3b上端に接着剤などによって固定して取り付けられる。カバー5は、伸縮自在なメッシュ状の素材で形成される。詳細には、極細繊維を伸び縮みするように網目状に編んだ布状材が採用される。具体的には、女性用ストッキングに用いられる薄手の合成繊維素材が好ましい。このような素材は、引き延ばした状態から解放すると、縮んで元の状態に復原する性質を有する。また、網目の寸法は、ミリメートルオーダーの細片が通過することのないミクロンオーダーに設定される。カバー5は、それを形成する当該素材を二重折りにするなどして、形成される網目の形状が不規則になり、また網目が素材そのものの網目寸法よりもさらに細かくなるようにしてもよい。カバー5は、適度なテンションを加えた引張状態で化粧料皿本体3に固定される。
化粧料皿本体3は例えば、蓋体6がヒンジ連結された容器本体7の化粧皿収納部8内に、ペト等の接着剤や超音波接着などにより、あるいは嵌合構造を介して収納固定されることで、化粧料容器2内に装着される。
次に、第1実施形態にかかる化粧料皿1の作用について説明する。製造にあたっては、まず、化粧料皿本体3内に溶融状態のワックス状の固形化粧料Pを充填し、その後、開口部4を覆ってカバー5を化粧料皿本体3に取り付けることで、製品もしくはパーツとしての化粧料皿1が完成される。この化粧料皿1は、容器本体7の化粧皿収納部8などに収納固定され、これにより化粧料容器が完成される。使用に際しては、蓋体6を開放し、化粧具をカバー5の上から擦り付けるようにする。これにより、化粧料皿本体3内の固形化粧料Pを化粧具に付着させることができる。
特に第1実施形態にかかる化粧料皿1にあっては、カバー5で化粧料皿本体3の開口部4全面を覆っているので、化粧料容器の落下で衝撃が加わるなどして固形化粧料Pが破砕され、細片化したとしても、これら細片が飛び散ることを防止することができる。また、破砕された細片をそのまま化粧料皿本体3内に保持することができる。
さらに、カバー5をメッシュ状としたので、固形化粧料Pが破砕により細片化しても、カバー5の上から化粧具を擦り付けることで化粧具に適切に付着させることができ、継続して無駄なく固形化粧料Pを使用することができる。また、カバー5を伸縮自在としたので、化粧具を押し付ければカバー5が伸びて、化粧料皿本体3内部隅々まで化粧具を擦り付けることができ、固形化粧料Pの残りが少なくなっても、不都合なく容易に化粧料Pを取り出すことができる。また、押し付けていた化粧具をカバー5から離せば、カバー5は縮んで元に戻り、化粧料皿本体3の開口部4周りの外観を美麗に維持することができる。
図2および図3には、第2実施形態にかかる化粧料皿1が示されている。第2実施形態では、化粧皿本体3は、固形化粧料Pが充填される本体部9と、本体部9の外側に装着される中空筒体状の枠体部10とから構成される。本体部9は、中空筒状の外周壁部9aの内方に皿部9bが一体成形されて構成される。皿部9bの底面は、周縁で浅く中央で深い湾曲面9cで形成される。枠体部10は、本体部9の外周壁部9aを取り囲む環状壁10aに、その上端周縁から径方向内方へ張り出す内フランジ部10bが一体成形されて構成される。環状壁10aは外周壁部9aに密接されるとともに、内フランジ部10bが外周壁部9a上端に重ね合わされる。カバー5は、化粧料皿本体3の開口部4を区画形成する内フランジ部10bに当該開口部4全面を覆って設けられる。その他の構成は、第1実施形態とほぼ同様である。
第2実施形態にあっては、固形化粧料Pを収納する本体部9と、カバー5を設けた枠体部10との2部品から構成したので、化粧料Pの充填作業と、カバー5の取り付け作業とを別々に行い、化粧料皿本体3を化粧皿収納部8に収納する前に本体部9に枠体部10を組み付ければよいので、専用ラインでそれぞれ生産してパーツとして準備することができ、第1実施形態のように化粧料Pの充填と、カバー5の取り付けとを一連に行わなければならない場合に比べて、生産性を向上することができる。
また、固形化粧料Pが充填される本体部9の底面を、周縁で浅く中央で深い湾曲面9cで形成したので、第1実施形態のように底部3aから周壁部3bを立ち上げた化粧料皿本体3に比べて、カバー5を押さえ付けつつ化粧料Pを擦り取る化粧具を底面9c全面の隅々にまでわたって容易に擦り付けることができ、化粧料Pを無駄なく付着させて取り出すことができる。このような第2実施形態にあっても、上記第1実施形態と同様な作用・効果を奏することはもちろんである。
図4および図5には、第3実施形態にかかる化粧料皿1が示されている。第3実施形態では、化粧料Pを底部3aから充填する形式の化粧料皿本体3が示されている。この化粧料皿本体3は、第1実施形態の底部3aと周壁部3bとが別部品で構成される。またこの第3実施形態では、固形化粧料Pの充填に先立って、カバー5が化粧料皿本体3の周壁部3bに取り付けられる。基台12上に、カバー5を下向きにして周壁部3bが設置され、これにより底部3aを装着する前の周壁部3bによって区画して、化粧料皿本体3内に固形化粧料Pを充填するための、上方に向かって開放された充填部13が形成される。そしてこの充填部13から周壁部3b内に化粧料を充填しプレスすることにより、固形化粧料Pの充填操作が完了する。充填完了後、底部3aが周壁部3bの下端に超音波接着などによって接合される。
第3実施形態にあっては、固形化粧料Pをカバー5上に充填するようにしているので、充填され固化される化粧料P中に含まれる溶剤などを、網目状のカバー5から排出させることができ、化粧料Pを充填した化粧料皿1を効率よく生産することができる。このような第3実施形態にあっても、上記第1実施形態と同様な作用・効果を奏することはもちろんである。
図6には、第4実施形態にかかる化粧料容器の化粧料皿1が示されている。第4実施形態は、第3実施形態と同様に、化粧料Pを底部3aから充填する形式の化粧料皿本体3として構成されている。第4実施形態は、第3実施形態と異なり、底部3aと周壁部3bとが一体成形されていて、いわば第1実施形態の化粧料皿本体3の底部3aに充填部として、充填孔部14が形成されている。
第4実施形態にあっては、ワックス状に溶融した状態の固形化粧料Pが充填孔部14から充填され、これにより第3実施形態と同様に、化粧料P中の溶剤などをカバー5からそのまま排出することができる。第4実施形態にあっては、底部3aと周壁部3bとを一体成形して、当該底部3aに充填孔部14を形成するだけなので、底部3aと周壁部3bとを別部品にする第3実施形態に場合に比べて、さらに効率よく固形化粧料Pを充填した化粧料皿1を生産することができる。このような第4実施形態にあっても、上記第1実施形態と同様な作用・効果を奏することはもちろんである。
本発明にかかる化粧料皿の第1実施形態を示す側断面図である。 本発明にかかる化粧料皿の第2実施形態を示す組立説明図である。 図2に示した化粧料皿の側断面図である。 本発明にかかる化粧料皿の第3実施形態を示す組立説明図である。 図4に示した化粧料皿の側断面図である。 本発明にかかる化粧料皿の第4実施形態を示す側断面図である。
符号の説明
1 化粧料皿
2 化粧料容器
3 化粧料皿本体
3a 化粧料皿本体の底部
4 開口部
5 カバー
9c 湾曲面
13 充填部
14 充填孔部
P 固形化粧料

Claims (3)

  1. 化粧料容器に収納され、細片に破砕され得る固形化粧料が充填される化粧料皿本体に、該化粧料皿本体の上部に形成された該固形化粧料を化粧具で擦り取るための開口部を覆って、伸縮自在なメッシュ状のカバーを設けたことを特徴とする化粧料皿。
  2. 前記化粧料皿本体の底面が、周縁で浅く中央で深い湾曲面で形成されることを特徴とする請求項1に記載の化粧料皿。
  3. 前記化粧皿本体の底部に、該化粧皿本体内に化粧料を充填する充填部が形成され、充填されて固化される該化粧料中の溶剤を前記カバーから排出させることを特徴とする請求項1または2に記載の化粧料皿。
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JPH08131249A (ja) * 1994-11-08 1996-05-28 Kanebo Ltd 化粧料容器
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