JP5230321B2 - 化粧料容器 - Google Patents

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Description

本発明は、化粧料を充填した中皿を収容する化粧料容器に関する。
従来から、化粧料を収容した化粧料容器が開発され、販売されている。近年、化粧料容器に化粧料をしっかりと固定させるために、化粧料を収容した容器を化粧料容器の収容凹部にホットメルト等で接着した構成が採用されている。このように化粧料容器においては、需要者(使用者)のニーズに応えるべく日々改良および研究開発が行われている。
例えば、特許文献1には、化粧料使用時に内蓋が気密化粧料容器外に移動し、化粧料の収容部を広く露出することによって、取り扱い時の操作性を向上させると共に、製造性の向上を図り安価な気密化粧料容器について開示されている。
特許文献1記載の気密化粧料容器においては、周側壁で区画してその内部に収納部が形成された容器本体と、該容器本体の後端部に蝶番を介して開閉自在に設けられた外蓋と、該外蓋で容器本体を閉止するためにこれら両者の前端部に設けられたフック手段と、上記容器本体の上記収納部に着脱自在に収納される気密レフィル容器とを備え、該気密レフィル容器は、化粧料の収容部を有する器体に該収容部内方を気密に閉止する内蓋を開閉自在に取り付けるヒンジを有し、上記容器本体の上記周側壁の収納部側縁部には、上記蝶番と上記フック手段との間に位置させて、上記気密レフィル容器の上記ヒンジを挿着するための凹部を形成したことを特徴とするものである。
特開20000−139556号公報
このように、特許文献1記載の化粧料容器においては、化粧料の収容部を広く露出しているため、化粧料に対して使用者の力も加わりやすくなり、気密レフィル容器をしっかりと固定させる必要が出てくる。
そのため、上述したように、気密レフィル容器を化粧料容器の収容凹部にホットメルト等で接着した構成が採用されているが、その一方で、気密レフィル容器(以下、中皿と呼ぶ。)を交換できることが望まれている。例えば、使用者は、中皿に充填された化粧料を使い終わった場合、中皿を取り外し、新しい中皿を取り付けて、再び化粧料容器を使用することが要望されている。
しかしながら、中皿を収容凹部にしっかりと固定した場合には、従来のように、化粧料容器の裏側に小孔を穿設し、当該小孔から針等の先端の尖った部材で中皿の底を押して取り出す方法では、中皿をスムーズに取り出せないという問題が発生した。
すなわち、常に交換時に尖った部材が必要であり、中皿をしっかりと固定させればさせるほど、中皿の交換に力が必要となり女性とって困難となる。
以上の点に鑑み、本発明の目的は、中皿を確実に保持しつつ、容易に中皿の交換を行うことができる化粧料容器を提供することである。
(1)
本発明に係る化粧料容器は、側壁に囲まれ、化粧料を充填した中皿を収容する収容凹部を有する容器本体と、容器本体に開閉自在に蝶着された蓋体とを有する化粧料容器であって、収容凹部の一の側壁に中皿に係合する固定係止部が形成され、収容凹部の一の側壁に対向する他の側壁に中皿に係合する弾性係止部が形成され、一の側壁近傍側の収容凹部の底面に孔部が形成されたものである。
本発明に係る化粧料容器においては、収容凹部の一の側壁に中皿の凹部に係合する固定係止部が形成され、収容凹部の一の側壁に対向する他の側壁に中皿の凹部に係合する弾性係止部が形成され、一の側壁側の収容凹部の底面に孔部が形成される。
この場合、固定係止部および弾性係止部により中皿を確実に固定させることができる。また、孔部が形成されているので、使用者が指により孔部を介して中皿を押すことにより、他の側壁側の弾性係止部が変形される。それにより、一の側壁側の固定係止部と中皿とが係合する力が弱まり、わずかな力で中皿を収容凹部から離脱させることができる。
(2)
孔部は、楕円状孔部からなり、蓋体の蝶着側に一の側壁が形成され、楕円状孔部の長軸が蓋体の蝶着軸に並行に形成されることが好ましい。
この場合、一の側壁が化粧料容器の上側に配設されるので、使用者は、化粧料容器の裏面側から、長軸の両端側に複数の指をあてて、中皿を楕円状孔部を介して下側に押すことにより、弾性係止部が変形される。それにより、一の側壁側の固定係止部と中皿とが係合する力が弱まり、わずかな力で固定係止部と中皿との嵌合を容易に離脱させることができる。
また、従来の小さな孔部の場合、針等の細い尖った部材で、中皿を押し上げていたが、本発明に係る化粧料容器においては、点ではなく、複数の指等の面において中皿を取り外すことができるため、均一に押しやすく、さらに、弱い力であっても面を押すため、中皿を容易に取り外すことができる。
(3)
化粧料を充填した中皿をさらに備え、中皿は、ヒンジ部を介して設けられた上蓋を含み、容器本体に中皿を収容した際に、中皿のヒンジ部が外部に露出するよう容器本体の側壁の一部を切欠いた切欠き部を有してもよい。
この場合、化粧料容器の側部に中皿のヒンジ部を配置させるので、中皿の上蓋を化粧料容器の側方に開くことができる。その結果、中皿の上蓋が鏡を隠したり、手前に開いて化粧の邪魔になったりすることがない。さらに、使用者は、親指を化粧料容器の表側に配置し、人差し指を化粧料容器の裏側の楕円状孔部による凹形状に容易に配置させることにより化粧料容器を確実に保持することができる。
(4)
中皿を容器本体に収納した場合に、楕円状孔部に対応する中皿の裏面の位置に凹凸形状が形成されてもよい。
この場合、中皿に凹凸形状が形成され、使用者は、化粧料容器の裏面側から、中皿の凹凸形状に複数の指をあてて押すことにより、摩擦力を向上させることができ、しっかりと中皿の裏面から力を加えることができる。その結果、容易に中皿を取り外すことができる。
以下、本発明に係る化粧料容器について図面を用いて説明する。なお、本実施の形態においては、化粧料容器としてファンデーション化粧料が充填された中皿および化粧用パフを並列させて収容可能な化粧料容器を例に挙げて説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る化粧料容器の構成の一例を示す模式的外観図であり、図2は、図1に示す化粧料容器の使用状態を説明するための模式的外観図である。
図1に示すように、化粧料容器100は、合成樹脂製の蓋体110および合成樹脂製の容器本体120からなる。また、蓋体110の内側には、鏡112が設けられており、蓋体110は、容器本体120と蝶番118により開閉可能に配設されている。また、化粧料容器100は、平面視略直方体形状に形成されている。
例えば、使用者が容器本体120に設けられたフックピース190を押すことにより、蓋体110に設けられたフック(係合爪)115が係止部191から外れる。そして、使用者は、蓋体110を蝶番118に沿って回転させる。それにより、化粧料容器100の開動作が行われる。一方、使用者が蓋体110を押して、蝶番118に沿って蓋体110を回転させる。そして、フック(係合爪)115が係止部191に係止される。それにより、化粧料容器100の閉動作が行われる。
また、図1に示すように、容器本体120には、化粧用パフ300を収容可能な凹部180および中皿200を収容可能な収容凹部130が形成されている。これらの凹部180および収容凹部130は、仕切り板により仕切られている。そして、例えば、図2に示すように、凹部180に化粧用パフ300が収容され、収容凹部130に中皿200が収容される。
図1に示す収容凹部130の側壁131には、2個の固定係止部151が設けられ、収容凹部130の側壁に対向する側壁132には、2個の弾性係止部150が設けられる(図9参照)。これらの固定係止部151および弾性係止部150の詳細については、後述する。また、収容凹部130の底部には、貫通した孔部135が設けられている。孔部135は、固定係止部151側の側壁131の近傍に設けられる。また、収容凹部130の側壁131に隣接する側壁には、切欠き部140が設けられている。切欠き部140は、後述する中皿200のヒンジ部230が収容可能なサイズで形成される。
また、中皿200は、上蓋210、化粧料収容部(以下、収容部と呼ぶ。)220およびヒンジ部230からなる。収容部220に対して、上蓋210がヒンジ部230を軸として開閉可能なように形成されている。ここで、中皿200の上蓋210および収容部220が閉状態にされた場合、上蓋210の内周に設けられたパッキンが、収容部220の上端周辺に押さえつけられ、中皿200の内部の化粧料400を気密に保つことができる。
また、中皿200の収容部220の側部には、一対の係止部240,241が形成されている。一対の係止部240,241の詳細については、後述する。また、図2に示すように、中皿200のヒンジ部230は、化粧料容器100を閉じた場合でも外観から視認できるように配設されている。
なお、上記実施の形態においては、エマルジョンタイプの化粧料を収容する中皿として気密性を有する中皿200を図示したが、これに限定されず、本発明は、パウダータイプの化粧料を収容する中皿等にも適用することができる。
次に、図3は、図1および図2に示した化粧料容器100の裏面の一例を示す模式的外観図であり、図4は化粧料容器100から中皿200を取り外す際の状態を説明するための模式的外観図である。
図3に示すように、化粧料容器100の容器本体120の裏面から視野すると、収容凹部130を貫通して形成された孔部135があり、凹部180を貫通して形成された多数の孔部181がある。この孔部181は、化粧用パフ300の湿気を低下させるために、すなわち通気性を高めるために形成されている。
また、図3に示すように、本実施の形態においては、化粧料容器100の孔部135は、楕円形状からなる孔部135が形成されており、楕円形状の孔部135の長軸が蝶番118と並行となるように設けられている。また、楕円形状からなる孔部135は、収容凹部130に対して偏心して設けられている。さらに、楕円形状からなる孔部135は、図4に示すように、使用者の複数の指900で押すことが可能なサイズで形成されている。また、図3に示すように、容器本体120の底面に対して、中皿200の収容部220の底面は、面一ではなく、凹状となるように形成されている。
また、図5、図6および図7は、中皿200の裏面に設けられた凹凸形状の一例を説明するための模式的拡大図である。
まず、図5に示すように、中皿200の収容部220の底面に設けられた複数の突起形状からなる凹凸形状260は、千鳥状でかつ、図4に示した指900の接触部位に配設される。また、図6に示すように、中皿200aの収容部220aの底面に凹凸形状260の代わりに確実に指900が係るように、リブ形状からなる複数の凹凸形状260aを設けてもよく、さらに、図7に示すように、中皿200bの収容部220bの底面に凹凸形状260の代わりに、指形状に応じた2個の凹凸形状260bを設けてもよい。なお、凹凸形状260,260a,260bの突起先端は、化粧料容器100内に収容された場合、容器本体120の底面よりも突出しないように形成されている。
なお、上記実施の形態においては、凹凸形状260,260a,260bを例示したが、これに限定されず、他の任意の凹凸形状、他の任意の摩擦向上形状を用いてもよい。
続いて、図8は、中皿200と係合する化粧料容器100の固定係止部151を説明するための模式的拡大図であり、図9は、中皿200と係合する化粧料容器100の弾性係止部150を説明するための模式的拡大図である。
図8に示すように、中皿200に設けられた係止部241は、凹形状からなり、化粧料容器100に中皿200が収容された場合、係止部241に破線の方向に沿って凸形状からなる固定係止部151が係合する。なお、図8においては、係止部241は、凹形状からなることとしたが、これに限定されず、係止部241は、固定係止部151との間で係合する形状であれば、他の任意の形状であってもよい。また、図8においては、2個の固定係止部151からなることとしているが、これに限定されず、1個の固定係止部であってもよく、他の任意の数、3個、4個の固定係止部であってもよい。さらに、係止部241は、固定係止部151に係合する形状であればよい。
また、図9に示すように、中皿200に設けられた係止部240は、凹形状からなり、化粧料容器100に中皿200が収容された場合、係止部240に破線の方向に沿って凸形状を有する弾性係止部150が係合する。ここで、弾性係止部150は、側壁132にスリット155を設けることにより形成されている。なお、図9においては、係止部240は、凹形状からなることとしたが、これに限定されず、係止部240は、弾性係止部150との間で係合する形状であれば、他の任意の形状であってもよい。また、図9においては、2個の弾性係止部150からなることとしているが、これに限定されず、1個の弾性係止部であってもよく、他の任意の数、3個、4個の弾性係止部であってもよい。さらに、係止部240は、弾性係止部150に係合する形状であればよい。
次いで、図10から図12は、化粧料容器100から中皿200を取り外す際の状態を説明するための模式的工程図である。なお、図10から図12の模式的工程図は、図1におけるA―A線矢視断面である。
図10に示すように、固定係止部151の近傍の収容凹部130の底面には、上述した楕円形状の孔部135が形成されている。また、弾性係止部150には、図9に示したようにスリット155が形成されており、弾性係止部150は、図11に示すように矢印Rの方向に弾性を有する。さらに、孔部135に対応する中皿200の底面には、図5から図7に示したように、凹凸形状260が形成されている。
次に、図11に示すように、使用者が、複数の指900により、凹凸形状260を矢印Fの方向に押す。それにより、中皿200が矢印Xの方向に移動され、弾性係止部150が矢印Rの方向に弾性移動され、固定係止部151と係止部241との係合する力が小さくなる。この場合、孔部135が偏心して設けられているので、中皿200の中心を軸として回転モーメントが生じる。その結果、図12に示すように、中皿200が指900により化粧料容器100から容易に取り外される。
(第2の実施の形態)
以下、第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態においては、主に第1の実施の形態と異なる部分について説明を行う。
図13は第2の実施の形態に係る化粧料容器100aの構成の一例を示す模式的外観図であり、図14は図13に示した化粧料容器100aの裏面の一例を示す模式的外観図である。
まず、図13に示すように、化粧料容器100aは、蓋体110および容器本体120aからなる。また、容器本体120aは、第1の実施の形態に係る容器本体120と異なり、収容凹部130の側壁131には、2個の弾性係止部150aが設けられ、収容凹部130の側壁に対向する側壁132には、2個の固定係止部151aが設けられる(図16参照)。これらの弾性係止部150aおよび固定係止部151aの詳細については、後述する。また、収容凹部130の底部には、貫通した孔部135aが設けられている。この孔部135aは、第1の実施の形態に係る容器本体120と異なり、蝶番118から離れた側壁132に近接して設けられる。また、中皿200および化粧用パフ300は、図1および図2に示した中皿200および化粧用パフ300と同一である。
図14に示すように、化粧料容器100aの容器本体120aの裏面から視野すると、収容凹部130を貫通して形成された孔部135aがある。本実施の形態においては、第1の実施の形態と同様に、化粧料容器100aの孔部135aは、楕円形状からなる孔部135aが形成されており、楕円形状の孔部135aの長軸が蝶番118と並行となるように設けられている。また、本実施の形態においては、第1の実施の形態の楕円形状からなる孔部135の位置と異なり、収容凹部130に対して孔部135と逆側に偏心して設けられている。さらに、楕円形状からなる孔部135aは、図4と同様に、使用者の複数の指900で押すことが可能なサイズで形成されている。また、図14に示すように、容器本体120aの底面に対して、中皿200の収容部220の底面は、面一ではなく、凹状となるように形成されている。
図15は中皿200と係合する化粧料容器100aの弾性係止部150aを説明するための模式的拡大図であり、図16は中皿200と係合する化粧料容器100aの固定係止部151aを説明するための模式的拡大図である。
図15に示すように、中皿200に設けられた係止部241は、凹形状からなり、化粧料容器100aに中皿200が収容された場合、係止部241に破線の方向に沿って凸形状からなる弾性係止部150aが係合する。ここで、弾性係止部150aは、側壁131にスリット155aを設けることにより形成されている。
また、図16に示すように、中皿200に設けられた係止部240は、凹形状からなり、化粧料容器100aに中皿200が収容された場合、係止部240に破線の方向に沿って凸形状からなる固定係止部151aが係合する。
なお、図15および図16においては、係止部240,241は、凹形状からなることとしたが、これに限定されず、係止部240,241は、弾性係止部150a,固定係止部151aとの間で係合する形状であれば、他の任意の形状であってもよい。また、図15および図16においては、2個の弾性係止部150aおよび2個の固定係止部151aからなることとしているが、これに限定されず、1個の弾性係止部または1個の固定係止部であってもよく、他の任意の数、3個、4個の弾性係止部または固定係止部であってもよい。さらに、係止部240,241は、弾性係止部150aおよび固定係止部151aに係合する形状であればよい。
次いで、図17から図19は、化粧料容器100aから中皿200を取り外す際の状態を説明するための模式的工程図である。なお、図17から図19の模式的工程図は、図13におけるB―B線矢視断面である。
図17に示すように、弾性係止部150aの近傍の収容凹部130の底面には、上述した楕円形状の孔部135aが形成されている。また、弾性係止部150aには、図15に示したようにスリット155aが形成されており、弾性係止部150aは、図18に示すように矢印Raの方向に弾性を有する。
次に、図18に示すように、使用者が、複数の指900により、凹凸形状260を矢印Faの方向に押す。それにより、中皿200が矢印Xaの方向に移動され、弾性係止部150aが矢印Raの方向に弾性移動され、固定係止部151aと係止部241との係合する力が小さくなる。その結果、図19に示すように、中皿200が指900により化粧料容器100aから容易に取り外される。
以上のように、第1の実施の形態および第2の実施の形態に係る化粧料容器100,100aにおいては、固定係止部151,151aおよび弾性係止部150,150aにより中皿200を確実に固定させることができる。また、楕円形状からなる孔部135,135aが形成されているので、使用者が複数の指900により孔部135,135aを介して中皿200を押すことができる。
さらに、中皿200に凹凸形状260,260a,260bが形成され、使用者は、化粧料容器100の裏面側から、中皿200の凹凸形状260,260a,260bに複数の指900をあてて押すことにより、しっかりと中皿200の裏面から力を加えることができる。その結果、側壁131の固定係止部151,151aと中皿200とが係合する力が弱まり、わずかな力で中皿200を収容凹部130から離脱させることができ、容易に中皿200を取り外すことができる。
さらに、化粧料容器100の側部に中皿200のヒンジ部230を配置させるので、中皿200の上蓋210を化粧料容器100,100aの側方に開くことができる。その結果、図20に示すように、使用者は、指900を化粧料容器100,100aの表側に配置し、人差し指を化粧料容器100,100aの裏側の楕円状孔部135,135aによる凹形状に容易に配置させることにより化粧料容器100,100aを確実に保持することができる。
なお、複数の側壁、例えば、側壁131,132の両方に弾性係止部150,150aを設けた場合、指900で中皿200を押した場合に、中皿200が、一方向に移動することはなく、複数の方向に移動することとなり、使用者は、あらゆる方向に力を加えることとなる。その結果、中皿200を取り外すことが困難となる。しかし、本発明のように、一方に固定係止部151を設け、他方に弾性係止部150を設けることにより、中皿200の取り外し方向を一方向に限定することができるので、中皿200に使用者の指900により押される力を的確に加えることができる。
さらに、固定係止部151,151a側に孔部135,135aを設けることにより、中皿200に対して適切に回転モーメントを加えることができ、容易に少ない力で中皿200を取り外すことができる。なお、本実施の形態においては、孔部135,135aを楕円形状からなることとしているが、これに限定されず、指900等により面で押すことができればよく、他の任意の形状であってもよい。
なお、本実施の形態においては、容器本体120,120aを一の部材からなることとしているが、これに限定されず、中枠および外部材等の複数の部材からなってもよい。それにより、容器本体120,120aの形成を容易に行うことができ、さらに軽量化を図ることができる。さらに、係止部240,241の凹形状の断面が略三角形状からなることとしたが、これに限定されず、湾曲または矩形状であってもよい。
なお、本実施の形態においては、化粧料容器としてファンデーション化粧料が充填された中皿および化粧用パフを並列させて収容可能な化粧料容器を例に挙げて説明したが、これに限定されず、アイシャドウ、フェースパウダー等の化粧料を充填した中皿および塗布ブラシ等の塗布用具を収容してもよい。また、化粧料容器として中皿のみを収容可能な化粧料容器、中皿および化粧用パフを重ねて収容可能な化粧料容器または他の任意の化粧料容器についても本発明を適用することができる。
本発明の好ましい第1および第2の実施の形態は上記の通りであるが、本発明はそれだけに制限されない。本発明の精神と範囲から逸脱することのない様々な実施形態が他になされることは理解されよう。さらに、本実施形態において、本発明の構成による作用および効果を述べているが、これら作用および効果は、一例であり、本発明を限定するものではない。
本発明の第1の実施形態に係る化粧料容器の構成の一例を示す模式的外観図 図1に示す化粧料容器の使用状態を説明するための模式的外観図 図1および図2に示した化粧料容器の裏面の一例を示す模式的外観図 化粧料容器から中皿を取り外す際の状態を説明するための模式的外観図 中皿の裏面に設けられた凹凸形状を説明するための模式的拡大図 中皿の裏面に設けられた凹凸形状を説明するための模式的拡大図 中皿の裏面に設けられた凹凸形状を説明するための模式的拡大図 中皿と係合する化粧料容器の固定係止部を説明するための模式的拡大図 中皿と係合する化粧料容器の弾性係止部を説明するための模式的拡大図 化粧料容器から中皿を取り外す際の状態を説明するための模式的工程図 化粧料容器から中皿を取り外す際の状態を説明するための模式的工程図 化粧料容器から中皿を取り外す際の状態を説明するための模式的工程図 第2の実施の形態に係る化粧料容器の構成の一例を示す模式的外観図 図13に示した化粧料容器の裏面の一例を示す模式的外観図 中皿と係合する化粧料容器の弾性係止部を説明するための模式的拡大図 中皿と係合する化粧料容器の固定係止部を説明するための模式的拡大図 化粧料容器から中皿を取り外す際の状態を説明するための模式的工程図 化粧料容器から中皿を取り外す際の状態を説明するための模式的工程図 化粧料容器から中皿を取り外す際の状態を説明するための模式的工程図 化粧料容器を保持する効果を説明するための模式的斜視図
符号の説明
100,100a 化粧料容器
110,110a 蓋体
118 蝶番
120,120a 容器本体
130 収容凹部
131,132 側壁
135,135a 孔部
140 切欠き部
150,150a 弾性係止部
151,151a 固定係止部
200 中皿
210 上蓋
230 ヒンジ部
260,260a,260b 凹凸形状

Claims (4)

  1. 側壁に囲まれ、化粧料を充填した中皿を収容する収容凹部を有する容器本体と、前記容器本体に開閉自在に蝶着された蓋体とを有する化粧料容器であって、
    前記収容凹部の一の側壁に前記中皿に係合する固定係止部が形成され、前記収容凹部の一の側壁に対向する他の側壁に前記中皿に係合する弾性係止部が形成され、前記一の側壁近傍側の前記収容凹部の底面に孔部が形成されたことを特徴とする化粧料容器。
  2. 前記孔部は、楕円状孔部からなり、
    前記蓋体の蝶着側に前記一の側壁が形成され、前記楕円状孔部の長軸が前記蓋体の蝶着軸に並行に形成されたことを特徴とする請求項1記載の化粧料容器。
  3. 化粧料を充填した中皿をさらに備え、
    前記中皿は、ヒンジ部を介して設けられた上蓋を含み、
    前記容器本体に前記中皿を収容した際に、前記中皿のヒンジ部が外部に露出するよう前記容器本体の側壁の一部を切欠いた切欠き部を有することを特徴とする請求項1または請求項2記載の化粧料容器。
  4. 前記中皿を前記容器本体に収納した場合に、前記楕円状孔部に対応する前記中皿の裏面の位置に凹凸形状が形成されたことを特徴とする請求項3記載の化粧料容器。
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