JP3210182B2 - クーラーボックス等の開閉装置 - Google Patents

クーラーボックス等の開閉装置

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JP3210182B2
JP3210182B2 JP18302394A JP18302394A JP3210182B2 JP 3210182 B2 JP3210182 B2 JP 3210182B2 JP 18302394 A JP18302394 A JP 18302394A JP 18302394 A JP18302394 A JP 18302394A JP 3210182 B2 JP3210182 B2 JP 3210182B2
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opening
locking groove
shaft
engaging
lid
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JP18302394A
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JPH0776357A (ja
Inventor
誠司 加藤
Original Assignee
ダイワ精工株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクーラーボックス、釣用
タックルボックス、冷蔵庫、その他の容器等の本体に蓋
体を着脱可能に係止する開閉装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】容器等の本体に蓋体を着脱可能に嵌着係
止できると共に蓋体を本体に対して片開き状態に軸支で
きるようにする手段として、実開平1ー86674号公
報や実開平5ー7080号公報に見られるように、本体
口縁に沿って係合軸を、蓋体に前記係合軸の係合する係
止溝を夫々設けると共に蓋体に軸支した操作レバーの先
端に形成した爪部を操作レバー他端のバネ手段で係止溝
に係合した係合軸に押圧付勢するようにした開閉装置が
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記方式
は、蓋体を片開き状態に開閉するときに支軸として作用
する係合軸が係止溝内でガタ付き、開閉操作が円滑に行
われないと共に操作レバーにもバネ手段を設けなければ
ならず、構成も複雑となる問題点がある。本発明は前記
問題点を改善して簡易な構成により蓋体を片開き状態に
円滑確実に開閉できるようにした開閉装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、容器等の本体とその蓋体の何れか一方には
その口縁に沿って係止溝と該係止溝の開口方向と反対側
を係合面とする受け部を設け、他方には回動可能に軸支
された操作片と前記係止溝に嵌合する係合軸を設け、前
記操作片に前記係合軸が係止溝に嵌合したときに前記受
け部の係合面に係合する係止爪を形成したことを要旨と
するものである。
【0005】前記係止溝と係合面を有する受け部は本体
に、操作片と係合軸は蓋体に夫々設ける場合と、係止溝
と係合面を有する受け部は蓋体に、係合軸と操作片は本
体に夫々設ける場合とがある。また係合軸と操作片を回
動可能に軸支した回動軸とは兼用せしめることが好まし
いが、別個に形成することもでき、この場合係合軸は回
動軸で軸支された操作片又は蓋体に設けることもでき
る。
【0006】
【作用】容器等の本体の両側において、係合軸を係止溝
に嵌合すると共に操作片の係止爪を受け部の係合面に係
合することにより、蓋体は本体に嵌着係止することがで
き、また容器等の本体の一側又は両側の操作片の係止爪
を受け部の係合面から脱して係合軸を係止溝から離脱す
ると、蓋体は本体に対してその一側に片開き状態に軸支
されるか、又は全開状態に開蓋することができる。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図面について説明すると、
クーラーボックス等の容器は本体1とその蓋体2から形
成され、本体1の長い両側面の上部には口縁方向に沿っ
て夫々切欠凹部3が形成され、該切欠凹部3には上部に
上方に向け開口した係止溝4と下面に係合面5を形成し
た受け部6とが一体的に固着されている。一方前記蓋体
2の両側下部には支持片2′・2′を介して前記係止溝
4に嵌合自在でかつ操作片8を回動可能に軸支した係合
兼回動軸7が取付けられると共に前記操作片8の下側に
は係合兼回動軸7が係止溝4に嵌合時に受け部6の係合
面5に係合する係止爪9が一体に形成されている。なお
図中10は切欠凹部3に取付けられた係止溝4及び受け
部6を設けた支持板、11は本体1及び蓋体2の断熱材
である。
【0008】本発明の実施例は上記のように構成されて
いるので、図3の如く本体1に蓋体2を嵌着したときに
は、係止溝4に操作片8の係合兼回動軸7を嵌合すると
共にその係止爪9を受け部6の係合面5に係止するもの
であり、この係止作用で係合兼回動軸7は係止溝4に、
その深さ方向に向け押圧された状態でガタ付かずに保持
される。また蓋体2を本体1から離脱するときには、操
作片8を回動してその係止爪9を係合面5から脱して係
合兼回動軸7を係止溝4から分離するものであり、この
場合蓋体2の一方の係合兼回動軸7を係止溝4から分離
すると蓋体2の他方の係合兼回動軸7は図5の如く係止
溝4に蓋体2を軸支状態に支持して片開き状態に開閉す
ることができる。なお前記実施例は、係止溝4と受け部
6を本体1に、操作片8を蓋体2に夫々設けた場合であ
るが、係止溝4と受け部6を蓋体2に、操作片8を本体
1に設けることもできる。
【0009】前記実施例は、係合軸が操作片を軸支する
回動軸を兼用した実施例であるが、図6乃至図8は係合
軸と回動軸とを別個に形成した実施例である。即ち係止
溝4に係合する係合軸71を操作片8に架設すると共に
蓋体2には係合軸71と同一軸線上でかつその一側に位
置するように回動軸72を設けて操作片8を回動可能に
軸支したものである。
【0010】図9乃至図12に示す実施例は、前記実施
例と同様に操作片8を回動軸72で蓋体2に回動可能に
軸支し、係合軸71は蓋体2に設けて本体1の係止溝4
に嵌合するようにすると共に受け部6の係合面5は係止
溝4の側方の下部に設け、該係合面5に係合するように
係止爪9を操作片8に設けたものである。
【0011】
【発明の効果】本発明は蓋体を容器等の本体に着脱自在
に嵌着係止できると共に片開き状態にも開閉できるよう
にした開閉装置において、係合軸は係止爪の係合面に対
する係合作用により係止溝内にガタ付くことなく確実に
軸支されて蓋体を本体に対して円滑容易に片開き状態に
開閉することができると共にバネ手段を設けたりする必
要がないため構成も簡易化でき、その組込みも容易であ
る。
【0012】次に本発明において操作片を回動可能に軸
支する回動軸と係止溝に嵌合する係合軸とを兼用せしめ
るときは蓋体の開閉及び支持機能をガタなく確実に行い
ながら同時に開閉機能を一層簡素化することができる。
【0013】また操作片を回動可能に軸支する回動軸と
係止溝に嵌合する係合軸とを同軸線上に設けたことによ
り、係合溝の係合軸への嵌着係止操作と係止爪の係合面
に対する係合操作が円滑容易にでき、蓋体の開閉操作を
安定して確実に行うことができる。
【0014】更に本発明において係止溝と係合面を有す
る受け部とを上下に一体的に形成するときは、開閉機構
の構成の簡易化と共に蓋体の支持機能も確実に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の斜視図。
【図2】同要部の分解斜視図。
【図3】同嵌着係止時の縦断正面図。
【図4】同開蓋時の縦断正面図。
【図5】同片開き開蓋時の縦断正面図。
【図6】本発明の第2実施例の側面図。
【図7】同縦断正面図。
【図8】同分解斜視図。
【図9】本発明の第3実施例の側面図。
【図10】同分解斜視図。
【図11】図9のA−A線断面図。
【図12】図9のB−B線断面図。
【符号の説明】
1 本体 2 蓋体 3 切欠凹部 4 係止溝 5 係合面 6 受け部 7 係合兼回動軸 71 係合軸 72 回動軸 8 操作片 9 係止爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 43/16 102 A01K 97/20 501 B60R 16/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器等の本体とその蓋体の何れか一方に
    はその口縁に沿って係止溝と該係止溝の開口方向と反対
    側を係合面とする受け部を設け、他方には回動可能に軸
    支された操作片と前記係止溝に嵌合する係合軸を設け、
    前記操作片に前記係合軸が係止溝に嵌合したときに前記
    受け部の係合面に係合する係止爪を形成したことを特徴
    とするクーラーボックス等の開閉装置。
  2. 【請求項2】 係合軸が操作片を回動可能に軸支した回
    動軸を兼用した請求項1記載のクーラーボックス等の開
    閉装置。
  3. 【請求項3】 操作片を回動可能に軸支した回動軸と同
    軸線上に設けた係合軸を操作片に架設した請求項1記載
    のクーラーボックス等の開閉装置。
  4. 【請求項4】 操作片を回動可能に軸支した回動軸と係
    合軸とを同軸線上になるように蓋体に設けた請求項1記
    載のクーラーボックス等の開閉装置。
  5. 【請求項5】 係止溝と係合面を有する受部とを上下に
    一体的に形成した請求項1記載のクーラーボックス等の
    開閉装置。
  6. 【請求項6】 係止溝と係合面を有する受け部とを左右
    にずらせて別個に形成した請求項1記載のクーラーボッ
    クス等の開閉装置。
JP18302394A 1993-07-14 1994-07-13 クーラーボックス等の開閉装置 Expired - Lifetime JP3210182B2 (ja)

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