JPH0437533Y2 - - Google Patents

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JPH0437533Y2
JPH0437533Y2 JP1356287U JP1356287U JPH0437533Y2 JP H0437533 Y2 JPH0437533 Y2 JP H0437533Y2 JP 1356287 U JP1356287 U JP 1356287U JP 1356287 U JP1356287 U JP 1356287U JP H0437533 Y2 JPH0437533 Y2 JP H0437533Y2
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JP
Japan
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container
locking part
lid
rotary hook
locking
Prior art date
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JP1356287U
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JPS63121007U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は収容部を2段重ねて設けたコンパクト
容器の開閉機構に関する。
〔従来の技術〕
従来、収容部を2段重ねて設けたコンパクト容
器の開閉機構として、実公昭58−36331号公報に
記載されたものがある。
前記公報に記載されたものは、第4図に示すよ
うに、中段容体6に押ボタン28を進退自在に設
け、この押ボタン28を押し込むことによつて、
押ボタン28の上下面に設けた押ボタン傾斜面2
9,29で下段傾斜面26と蓋体傾斜面27を摺
接しながら上下に押し、下段係止部3と中段係止
部8の係合及び中段係止部8と蓋体係止部20の
係合を外すものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記第4図に示された従来のものは、押ボタン
28を押すことにより全部の係止部を外し、下段
容体1と中段容体6を同時に開放でき便利であ
る。
しかしながら、前記従来のものは、傾斜面を摺
動させながら押すものであり、しかも、下段傾斜
面26と蓋体傾斜面27の2箇所で摺接するもの
であるので摩擦抵抗が大きく、したがつて、押ボ
タン28を押し進めるのに大きな押圧力を必要と
するものである。
本考案は前記事項に鑑みなされたものであり、
小さな押圧力で、下段容体及び中段容体を同時に
開放することのできる開閉機構とすることを技術
的課題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は下段容体1の前縁に下段係止部3を設
け、この下段容体1の上に重なる中段容体6の前
縁には中段係止部8を設けるとともに回転フツク
12を回動自在に軸着し、この回転フツク12の
下部には前記下段係止部3に係脱自在に係合する
回転係止部14を設け、回転フツク12の上部に
は押し上げ片15を設け、そして、中段容体6を
覆う蓋体18の前縁には、前回転フツク12の押
し上げ片15に当接して押し上げられる当接部1
9を設けるとともに、前記中段係止部8に係脱自
在に係合する蓋体係止部20を設け、さらに、前
記下段容体1・中段容体6及び蓋体18の後端部
を回動自在に軸着してコンパクト容器とした。
〔作用〕
本考案は第1図に示す閉鎖状態で回転フツク1
2の下部を押圧して回転フツク12を半時計方向
に回動すると、回転フツク12の回転係止部14
が下段係止部3から外れるとともに、回転フツク
12の押し上げ片15が蓋体18の当接部19を
押し上げて、蓋体係止部20が中段係止部8から
外れ、第3図に示す状態となり、コンパクト容器
の2段に設けた容器が同時に開放される。
〔実施例〕
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示すも
のであり、下段収容部2を設けた下段容体1の前
縁には凹部4が形成してあり、この凹部4には凸
部として形成した下段係止部3が設けてある。下
段容体1の上に重なる中段容体6には中段収容部
7が設けてあり、また、中段容体6の前縁には凹
所10が形成してあり、この凹所10を形成する
両側壁には係止軸9,9(一方の符号9は図示し
ていない)が突設してあり、内壁には凸部として
形成した中段係止部8が設けてある。そして、こ
の凹所10に回転フツク12が嵌入してあり回転
フツク12はその両端壁に形成してある凹溝1
3,13(一方の符号13は図示していない)に
前記係止軸9,9が嵌入され、回転フツク12が
回動自在に軸着されている。この回転フツク12
の下部には前記下段係止部3に係脱自在に係合す
る回転係止部14が突出して形成してあり、回転
フツク12の上部には押し上げ片15が突出して
設けてある。
そして、中段容体6を覆う蓋体18の前縁に
は、前記回転フツク12の押し上げ片15に当接
して押し上げられる当接部19が突出して設けて
あり、その内側に前記中段係止部8に係脱自在に
係合する凸部として形成された蓋体係止部20が
設けてある。さらに、前記下段容体1中段容体6
及び蓋体18は後端部を軸23により回動自在に
軸着してある。
〔考案の効果〕
本考案は、回転フツク12を回動させると、回
転フツク12の回転係止部14は下段係止部3か
ら回動退避して外れるので、下段係止部3と回転
係止部14の係合は極めて小さな力で外すことが
できる。また、中段係止部8と蓋体係止部20の
係合も、押し上げ片15が回動して当接部19を
押し上げるものであるので、さほど大きな力を必
要としない。
したがつて、2箇所の係合を同時に外すもので
ある開蓋機構であるのに、小さな力で係合を外す
ことができる。
そして、回転フツクに設けられた係止部が回転
係止部14のみであれば、簡単に外れてしまい、
係止手段として使用できないが、本考案は、回転
フツク12を蓋体18の当接部19で押さえてい
るので振動等によつて外れることがない。すなわ
ち、本考案は2種類の係止手段を組み合わせるこ
とによつて確実に係止され、かつ、軽く係合を外
すことのできる係止機構とすることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図は
その要部の分解斜視図、第3図はその作動状態を
示す図、第4図は従来例の断面図である。 1……下段容体、3……下段係止部、6……中
段容体、8……中段係止部、12……回転フツ
ク、14……回転係止部、15……押し上げ片、
18……蓋体、19……当接部、20……蓋体係
止部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下段容体1の前縁に下段係止部3を設け、この
    下段容体1の上に重なる中段容体6の前縁には中
    段係止部8を設けるとともに回転フツク12を回
    動自在に軸着し、この回転フツク12の下部には
    前記下段係止部3に係脱自在に係合する回転係止
    部14を設け、回転フツク12の上部には押し上
    げ片15を設け、そして、中段容体6を覆う蓋体
    18の前縁には、前記回転フツク12の押し上げ
    片15に当接して押し上げられる当接部19を設
    けるとともに、前記中段係止部8に係脱自在に係
    合する蓋体係止部20を設け、さらに、前記下段
    容体1・中段容体6及び蓋体18の後端部を回動
    自在に軸着したコンパクト容器。
JP1356287U 1987-01-31 1987-01-31 Expired JPH0437533Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1356287U JPH0437533Y2 (ja) 1987-01-31 1987-01-31

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1356287U JPH0437533Y2 (ja) 1987-01-31 1987-01-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63121007U JPS63121007U (ja) 1988-08-05
JPH0437533Y2 true JPH0437533Y2 (ja) 1992-09-03

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ID=30802735

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1356287U Expired JPH0437533Y2 (ja) 1987-01-31 1987-01-31

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JP (1) JPH0437533Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63121007U (ja) 1988-08-05

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