JPH0567514B2 - - Google Patents
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- JPH0567514B2 JPH0567514B2 JP1344954A JP34495489A JPH0567514B2 JP H0567514 B2 JPH0567514 B2 JP H0567514B2 JP 1344954 A JP1344954 A JP 1344954A JP 34495489 A JP34495489 A JP 34495489A JP H0567514 B2 JPH0567514 B2 JP H0567514B2
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- Japan
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- packaging container
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- container according
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- Expired - Lifetime
Links
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/023—Containers for magazines or cassettes
- G11B23/0233—Containers for a single cassette
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B33/00—Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
- G11B33/02—Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon
- G11B33/04—Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon modified to store record carriers
- G11B33/0405—Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon modified to store record carriers for storing discs
- G11B33/0411—Single disc boxes
- G11B33/0422—Single disc boxes for discs without cartridge
- G11B33/0427—Single disc boxes for discs without cartridge comprising centre hole locking means
Landscapes
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、請求項第1項の前置部に記載の記録
媒体(ないし担体)用包装容器(ないしケース)
に関する。即ち、本発明は、記録媒体を部分的に
ケース状に受容し囲む受容部材と、上記受容部材
に旋回自在に結合されていて、包装容器の開放時
に蓋部材を旋回軸線のまわりに折返して取出のた
めに記録媒体を解放できるよう、包装容器の1つ
の端面および上記端面に隣接する包装容器長辺の
少くとも一部分を形成する蓋部材とから成る、記
録媒体(例えば、磁気テープカセツト、CD、フ
ロツピ、etc.)の包装容器に関する。
媒体(ないし担体)用包装容器(ないしケース)
に関する。即ち、本発明は、記録媒体を部分的に
ケース状に受容し囲む受容部材と、上記受容部材
に旋回自在に結合されていて、包装容器の開放時
に蓋部材を旋回軸線のまわりに折返して取出のた
めに記録媒体を解放できるよう、包装容器の1つ
の端面および上記端面に隣接する包装容器長辺の
少くとも一部分を形成する蓋部材とから成る、記
録媒体(例えば、磁気テープカセツト、CD、フ
ロツピ、etc.)の包装容器に関する。
[従来の技術]
この種の市販の包装容器は、例えば、オーデイ
オ磁気テープカセツトに汎用されている。この場
合、下半部に磁気テープカセツトを部分的にケー
ス状に受容する受容部材は、受容ケースが長辺に
構成され、部分的に形成された双方の端面が蓋部
材の継手頸軸、またはヒンジ頸軸の受容に役立つ
よう、構成されている。この場合、蓋部材は、完
全に、包装容器(ケース)の双方の端面および長
辺の1つを形成する。
オ磁気テープカセツトに汎用されている。この場
合、下半部に磁気テープカセツトを部分的にケー
ス状に受容する受容部材は、受容ケースが長辺に
構成され、部分的に形成された双方の端面が蓋部
材の継手頸軸、またはヒンジ頸軸の受容に役立つ
よう、構成されている。この場合、蓋部材は、完
全に、包装容器(ケース)の双方の端面および長
辺の1つを形成する。
即ち、この公知の包装容器の旋回軸線は、長辺
に平行であり、従つて、受容部材へのまたは受容
部材からのカセツトの押入方向または引出方向
に、旋回軸線に対して垂直である。
に平行であり、従つて、受容部材へのまたは受容
部材からのカセツトの押入方向または引出方向
に、旋回軸線に対して垂直である。
[発明が解決しようとする課題]
上記公知の包装容器の受容部材および蓋部材へ
の空間的区分(ないし分割)および端面と長辺と
の空間的関連づけならびに旋回軸線の配置によつ
て定められる立体的構成にもとづき、引出操作に
おいて、一般に、導入した磁気テープカセツトを
引出のため、受容部材および蓋部材をそれぞれ手
で把持しなければならず、旋回運動を実施しなけ
ればならない。この公知の包装容器の片手操作
は、基本的に不可能ではないが、人間工学的に極
めて不都合があり、一般に、蓋部材の予期しない
開放に対して管理不能であり、その結果、多くの
場合、磁気テープカセツトが受容部材から脱落す
る。
の空間的区分(ないし分割)および端面と長辺と
の空間的関連づけならびに旋回軸線の配置によつ
て定められる立体的構成にもとづき、引出操作に
おいて、一般に、導入した磁気テープカセツトを
引出のため、受容部材および蓋部材をそれぞれ手
で把持しなければならず、旋回運動を実施しなけ
ればならない。この公知の包装容器の片手操作
は、基本的に不可能ではないが、人間工学的に極
めて不都合があり、一般に、蓋部材の予期しない
開放に対して管理不能であり、その結果、多くの
場合、磁気テープカセツトが受容部材から脱落す
る。
本発明の目的は、引出の場合に簡単な片手操作
が可能であり、制御された引出を行うことがで
き、構造的に簡単に作製できるよう公知の包装容
器を改良することにある。
が可能であり、制御された引出を行うことがで
き、構造的に簡単に作製できるよう公知の包装容
器を改良することにある。
[課題を解決するための手段および作用]
この目的は、本発明にもとづき、請求項第1項
の特徴記載部分にもとづき達成される。即ち、本
発明は、受容部材30が、包装容器の別の端面1
2およびこの端面12に隣接する側面13,14
の少くとも一部を形成するよう、包装容器の端面
および長辺が受容部材30と蓋部材20との間で
区分されているが、蓋20から形成される包装容
器端面11には、側方から記録媒体40を挿入し
且つまた取出すための挿入取出口が設けてあり、 旋回軸線x−xが、受容部材30と蓋部材20
との間に記録媒体の挿入・取出方向Bに実質的に
沿つた方向に延びていることを特徴とする。
の特徴記載部分にもとづき達成される。即ち、本
発明は、受容部材30が、包装容器の別の端面1
2およびこの端面12に隣接する側面13,14
の少くとも一部を形成するよう、包装容器の端面
および長辺が受容部材30と蓋部材20との間で
区分されているが、蓋20から形成される包装容
器端面11には、側方から記録媒体40を挿入し
且つまた取出すための挿入取出口が設けてあり、 旋回軸線x−xが、受容部材30と蓋部材20
との間に記録媒体の挿入・取出方向Bに実質的に
沿つた方向に延びていることを特徴とする。
[作用]
本発明においては、本質的に、包装容器の端面
および長辺を所定の如く受容部材および蓋部材に
区分することを前提とする。この場合、包装容器
の端面の1つは、受容部材から形成され、上記端
面に隣接する側面の少くとも部分とともに磁気テ
ープカセツトの受容ケースを形成する。上記端面
から形成された受容ケース底面に対向する包装容
器端面は完全に蓋部材から形成され、一方、受容
部材は抜差口(挿入、取出口)を備えており、上
記抜差口を閉鎖する側部を有する蓋部材を旋回し
て除けば、上記抜差口を介して磁気テープカセツ
トの引出または挿入を行うことができる。
および長辺を所定の如く受容部材および蓋部材に
区分することを前提とする。この場合、包装容器
の端面の1つは、受容部材から形成され、上記端
面に隣接する側面の少くとも部分とともに磁気テ
ープカセツトの受容ケースを形成する。上記端面
から形成された受容ケース底面に対向する包装容
器端面は完全に蓋部材から形成され、一方、受容
部材は抜差口(挿入、取出口)を備えており、上
記抜差口を閉鎖する側部を有する蓋部材を旋回し
て除けば、上記抜差口を介して磁気テープカセツ
トの引出または挿入を行うことができる。
従つて、公知の包装材料とは異なり、記録媒体
の引出方向は包装容器の長辺に平行である。
の引出方向は包装容器の長辺に平行である。
[好適な実施の態様]
好適な実施の態様を従属請求項に示した。
有利な実施例にもとづき、蓋部材から形成され
た上記包装容器端面は、同じく蓋部材から形成さ
れた包装容器長辺の一部に直接に接する。長辺の
上記部分は、受容部材を手でしつかり掴んで利用
者の指(親指)の操作面として作用する。利用者
は、極めて短い“操作ストローク”にもとづき、
親指の運動によつて上記操作面に作用し、蓋部材
を上方へ旋回して、かくして、受容部材の抜差口
の解放を実施できまたは少くとも開始できる。
た上記包装容器端面は、同じく蓋部材から形成さ
れた包装容器長辺の一部に直接に接する。長辺の
上記部分は、受容部材を手でしつかり掴んで利用
者の指(親指)の操作面として作用する。利用者
は、極めて短い“操作ストローク”にもとづき、
親指の運動によつて上記操作面に作用し、蓋部材
を上方へ旋回して、かくして、受容部材の抜差口
の解放を実施できまたは少くとも開始できる。
別の実施例にもとづき、旋回軸線は、操作面に
対向する包装容器長辺に対してある角度、特に、
鋭角αだけ傾斜させる(第5項)。
対向する包装容器長辺に対してある角度、特に、
鋭角αだけ傾斜させる(第5項)。
この実施例には、一方では、蓋部材の上面が開
けた状態では受容部材の上面に載るので、フイル
タ部材の開放運動が180°に制限されると云う利点
がある。他方では、旋回軸線の上記配置にもとづ
き、操作面の空間的運動推移が、包装容器の開放
時の利用者の親指の弧状運動に応ずるので、利用
者の親指は、極めて大きい角度範囲にわたつて操
作面上に載り、従つて、開放プロセスを管理でき
る。
けた状態では受容部材の上面に載るので、フイル
タ部材の開放運動が180°に制限されると云う利点
がある。他方では、旋回軸線の上記配置にもとづ
き、操作面の空間的運動推移が、包装容器の開放
時の利用者の親指の弧状運動に応ずるので、利用
者の親指は、極めて大きい角度範囲にわたつて操
作面上に載り、従つて、開放プロセスを管理でき
る。
この方策にもとづき、本発明に係る包装容器の
操作は、例えば、利用者の手でしつかり掴み、利
用者の親指の運動によつて当該機能(点火)を誘
起するライタの操作とほぼ同様である。
操作は、例えば、利用者の手でしつかり掴み、利
用者の親指の運動によつて当該機能(点火)を誘
起するライタの操作とほぼ同様である。
本発明に係る包装容器の可能な実施例にもとづ
き、受容部材および蓋部材を弾性手段を介して相
互に結合すれば、最も簡単な事例では、親指で操
作面を押して操作面に設けた係止または止め手段
を外すことによつて、本発明に係る包装容器を開
放できる。
き、受容部材および蓋部材を弾性手段を介して相
互に結合すれば、最も簡単な事例では、親指で操
作面を押して操作面に設けた係止または止め手段
を外すことによつて、本発明に係る包装容器を開
放できる。
従つて、本発明に係る包装容器の場合、最小の
操作量で、作製費が最小の簡単な包装容器から磁
気テープカセツトを十分な制御下に且つ確実に引
出すことができる。この場合、特に、実施例とし
て図示したオーデイオ磁気テープカセツトを対象
としているが、もちろん、この種の包装容器は、
簡単な幾何学的改造によつて、別種のカセツト
(例えば、ビデオカセツト)または別の記録媒体
(例えば、CD、フロツピー、etc.)に向くように
構成できる。この場合、場合によつては、保持頸
軸の配置に起因する制約を除くことができる。
操作量で、作製費が最小の簡単な包装容器から磁
気テープカセツトを十分な制御下に且つ確実に引
出すことができる。この場合、特に、実施例とし
て図示したオーデイオ磁気テープカセツトを対象
としているが、もちろん、この種の包装容器は、
簡単な幾何学的改造によつて、別種のカセツト
(例えば、ビデオカセツト)または別の記録媒体
(例えば、CD、フロツピー、etc.)に向くように
構成できる。この場合、場合によつては、保持頸
軸の配置に起因する制約を除くことができる。
さて、図面を参照して本発明に係る包装容器の
実施例を詳細に説明する。
実施例を詳細に説明する。
[実施例]
包装容器10は、磁気テープカセツトをケース
状に保持する受容部材30と、蓋部材20とから
成る。
状に保持する受容部材30と、蓋部材20とから
成る。
受容部材30は、包装容器の底面、端面12、
完全な長辺14および包装容器の長さの大半にわ
たつて延びる長辺13を形成する。
完全な長辺14および包装容器の長さの大半にわ
たつて延びる長辺13を形成する。
包装容器の上面は、一部は受容部材30から形
成され、一部は蓋部材20から形成される。蓋部
材の内面には、包装容器の閉鎖状態では磁気テー
プカセツトの関連のリールと係合して上記カセツ
トを固定する2つの保持頸軸(ピン)21,22
が設けてある。
成され、一部は蓋部材20から形成される。蓋部
材の内面には、包装容器の閉鎖状態では磁気テー
プカセツトの関連のリールと係合して上記カセツ
トを固定する2つの保持頸軸(ピン)21,22
が設けてある。
蓋部材20は、更に、受容部材30から形成さ
れた端面12に対向する端面11と、上記端面に
隣接し操作面として役立つ長辺13Aの部分とを
形成する。
れた端面12に対向する端面11と、上記端面に
隣接し操作面として役立つ長辺13Aの部分とを
形成する。
受容部材30および蓋部材20は、旋回軸x−
xを介して相互に結合されているので、蓋部材2
0を十分な角度(少なくとも90°)だけ上方(矢
印A)へ旋回すれば、蓋部材が磁気テープカセツ
ト40を解放し、上記カセツトを包装容器から一
端面を通つて側方(引出方向B)へ引出すことが
でき、あるいは、包装容器を適切に傾けて上記包
装容器から滑落させることができる。
xを介して相互に結合されているので、蓋部材2
0を十分な角度(少なくとも90°)だけ上方(矢
印A)へ旋回すれば、蓋部材が磁気テープカセツ
ト40を解放し、上記カセツトを包装容器から一
端面を通つて側方(引出方向B)へ引出すことが
でき、あるいは、包装容器を適切に傾けて上記包
装容器から滑落させることができる。
この場合、旋回軸線x−xは、実質的に引出方
向Bに沿つた向き(平行)に配置されるが、図示
の実施例の場合は、旋回軸線は、長辺14に対し
て鋭角αだけ傾斜しているので、蓋部材20を開
ける際、操作面13Aは、第2図に示した如く包
装容器を保持した場合に親指の開放運動に応じ端
面12に対して傾斜した円弧を描く。
向Bに沿つた向き(平行)に配置されるが、図示
の実施例の場合は、旋回軸線は、長辺14に対し
て鋭角αだけ傾斜しているので、蓋部材20を開
ける際、操作面13Aは、第2図に示した如く包
装容器を保持した場合に親指の開放運動に応じ端
面12に対して傾斜した円弧を描く。
旋回軸x−xは、構造的に各種の態様で、例え
ば、受容部材30および蓋部材20を部分的に被
い対応するヒンジを形成する薄肉部(フイルム)
から構成できる。しかしながら、旋回軸x−x
は、薄肉(フイルム)ヒンジから、即ち、蓋部材
と受容部材との間の旋回軸x−xに沿う移行部の
対応する薄肉部から構成することもできる。
ば、受容部材30および蓋部材20を部分的に被
い対応するヒンジを形成する薄肉部(フイルム)
から構成できる。しかしながら、旋回軸x−x
は、薄肉(フイルム)ヒンジから、即ち、蓋部材
と受容部材との間の旋回軸x−xに沿う移行部の
対応する薄肉部から構成することもできる。
開放運動は、実施例として図示の如く、手動操
作のみによつて達成できるが、例えば、材料を構
造的に適切に構成することによつて旋回軸x−x
の範囲に、操作面13Aに作用して操作面に設け
た係止ロツク機構またはスナツプロツク機構(図
示していない)を外した場合に蓋部材20を引上
げるバネ要素を配置するか組込むこともできる。
作のみによつて達成できるが、例えば、材料を構
造的に適切に構成することによつて旋回軸x−x
の範囲に、操作面13Aに作用して操作面に設け
た係止ロツク機構またはスナツプロツク機構(図
示していない)を外した場合に蓋部材20を引上
げるバネ要素を配置するか組込むこともできる。
実施例に示した如く長辺および端面を蓋部材2
0と受容部材30との間で区分する方策は、必ず
しも必須ではないが、双方の長辺13,14を受
容部材30に十分に関連づけることによつて十分
にコンパクトな容器を形成すれば、磁気テープカ
セツトが引出方向Bへより確実に案内されると云
う利点が得られ、包装容器上面の大部分との共働
によつて、受容部材30の高い機械的安定性が得
られるとともに、操作者の手による簡単で確実な
把持が保証される。蓋部材20および受容部材3
0への包装容器上面の分割は、双方の保持頸軸2
1,22が、蓋部材20の下面にあり、蓋部材2
0を十分な角度だけ開放した場合、磁気テープカ
セツトを解放するような態様に、行えばよい。か
くして、上記区分(ないし分割)に関して、この
種の包装容器の設計の新しい可能性(例えば、弧
状エツジまたは区分・分割線の構成)が得られ
る。
0と受容部材30との間で区分する方策は、必ず
しも必須ではないが、双方の長辺13,14を受
容部材30に十分に関連づけることによつて十分
にコンパクトな容器を形成すれば、磁気テープカ
セツトが引出方向Bへより確実に案内されると云
う利点が得られ、包装容器上面の大部分との共働
によつて、受容部材30の高い機械的安定性が得
られるとともに、操作者の手による簡単で確実な
把持が保証される。蓋部材20および受容部材3
0への包装容器上面の分割は、双方の保持頸軸2
1,22が、蓋部材20の下面にあり、蓋部材2
0を十分な角度だけ開放した場合、磁気テープカ
セツトを解放するような態様に、行えばよい。か
くして、上記区分(ないし分割)に関して、この
種の包装容器の設計の新しい可能性(例えば、弧
状エツジまたは区分・分割線の構成)が得られ
る。
図示の包装容器の構成には、更に、磁気テープ
カセツトの挿入後、片手操作で、即ち、矢印Aの
方向とは逆方向へ受容部材20を短く強く移動す
ることによつて、受容部材30上で蓋部材20を
閉じることができ、かくして、磁気テープカセツ
トを挿入した場合、蓋部材が開放方向Aとは逆方
向へ投射され、包装容器が再び閉じられると云う
利点もある。
カセツトの挿入後、片手操作で、即ち、矢印Aの
方向とは逆方向へ受容部材20を短く強く移動す
ることによつて、受容部材30上で蓋部材20を
閉じることができ、かくして、磁気テープカセツ
トを挿入した場合、蓋部材が開放方向Aとは逆方
向へ投射され、包装容器が再び閉じられると云う
利点もある。
第1〜3図において、包装容器は使用状態で示
してあり、この場合、しかも、この種の特殊な製
造態様は考慮してない。
してあり、この場合、しかも、この種の特殊な製
造態様は考慮してない。
第4,5図に、一体に且つ簡単に製造できる第
1〜3図の包装容器の特に簡単で好都合な構成態
様を示した。
1〜3図の包装容器の特に簡単で好都合な構成態
様を示した。
即ち、受容部材30は、隣接の長辺においてフ
イルムヒンジ33によつて相互に結合された2つ
の半部30A,30Bに区分されている。
イルムヒンジ33によつて相互に結合された2つ
の半部30A,30Bに区分されている。
蓋部材20は、同じくフイルムヒンジ35を介
して、受容部材30の半部30Aに完全に枢着さ
れている。
して、受容部材30の半部30Aに完全に枢着さ
れている。
この種の構造体は、適切な工具によつて一体に
且つ一工程で製造でき、従つて、完全な包装容器
を形成する場合、双方の半部30A,30Bを相
互に重ね合わせるだけでよい。
且つ一工程で製造でき、従つて、完全な包装容器
を形成する場合、双方の半部30A,30Bを相
互に重ね合わせるだけでよい。
双方の半部30A,30Bを強固に結合するた
め、上記半部は、別の半部の対応する係止孔32
A,32Bにスナツプ・インまたは係止される係
止部材31A,31B(例えば、係止フツク)を
有し、従つて、包装容器は、使用位置において重
ね合わせた状態に保持される。
め、上記半部は、別の半部の対応する係止孔32
A,32Bにスナツプ・インまたは係止される係
止部材31A,31B(例えば、係止フツク)を
有し、従つて、包装容器は、使用位置において重
ね合わせた状態に保持される。
補助係止装置34A,34Bは、受容部材30
の対向縁に蓋部材20を保持するのに役立ち、か
くして、作動面13Aを押すことによつて蓋部材
20を解放し、上方へ開くことができる。
の対向縁に蓋部材20を保持するのに役立ち、か
くして、作動面13Aを押すことによつて蓋部材
20を解放し、上方へ開くことができる。
[考案の効果]
本発明によれば、簡単な片手操作(特に親指操
作のみ)で開放でき、制御された引出を行うこと
ができ、かつ、構造的に簡単な、記録媒体(カセ
ツト)の包装容器(カセツトケース)を提供す
る。この容器は、片手で容器を持ち、親指で蓋部
材を開けられるよう丁度親指の位置に開放ノブ相
当部を備えると共に、親指を伸ばす(開放運動)
ことに応じて、蓋部材が開くよう蓋部材と本体
(受容部材)の間の旋回軸線x−xが配設されて
いる。蓋部材は、容器の一端を含み蓋部材の開放
により、上記一端が開き、カセツトは容器の長手
方向にスライドして取出すことができ、その際制
御された引出が達成される。
作のみ)で開放でき、制御された引出を行うこと
ができ、かつ、構造的に簡単な、記録媒体(カセ
ツト)の包装容器(カセツトケース)を提供す
る。この容器は、片手で容器を持ち、親指で蓋部
材を開けられるよう丁度親指の位置に開放ノブ相
当部を備えると共に、親指を伸ばす(開放運動)
ことに応じて、蓋部材が開くよう蓋部材と本体
(受容部材)の間の旋回軸線x−xが配設されて
いる。蓋部材は、容器の一端を含み蓋部材の開放
により、上記一端が開き、カセツトは容器の長手
方向にスライドして取出すことができ、その際制
御された引出が達成される。
第1図は、蓋部材を部分的に開いた状態の包装
容器(磁気テープカセツトは含んでいない)の斜
視図、第2図は、閉鎖状態の包装容器の操作を示
す略図、第3図は、蓋部材を開き磁気テープカセ
ツトを部分的に引出した状態の包装容器の斜視
図、第4,5図は、第1〜3図の本発明に係る包
装容器の別の実施例を示す図面である。 10……包装容器、11,12……端面、1
3,14……側面(長辺)、20……蓋部材、3
0……受容部材、40……記録媒体、x−x……
旋回軸線、B……挿入、引出方向。
容器(磁気テープカセツトは含んでいない)の斜
視図、第2図は、閉鎖状態の包装容器の操作を示
す略図、第3図は、蓋部材を開き磁気テープカセ
ツトを部分的に引出した状態の包装容器の斜視
図、第4,5図は、第1〜3図の本発明に係る包
装容器の別の実施例を示す図面である。 10……包装容器、11,12……端面、1
3,14……側面(長辺)、20……蓋部材、3
0……受容部材、40……記録媒体、x−x……
旋回軸線、B……挿入、引出方向。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 記録媒体を部分的にケース状に受容し囲む受
容部材と、上記受容部材に旋回自在に結合されて
いて、包装容器の開放時に蓋部材を旋回軸線のま
わりに折返して取出のために記録媒体を解放でき
るよう、包装容器の1つの端面および上記端面に
隣接する包装容器長辺の少くとも一部分を形成す
る蓋部材とから成る、記録媒体の包装容器におい
て、 受容部材30が、包装容器の別の端面12およ
びこの端面12に隣接する側面13,14の少く
とも一部を形成するよう、包装容器の端面および
長辺が受容部材30と蓋部材20との間で区分さ
れているが、蓋20から形成される包装容器端面
11には、側方から記録媒体40を挿入し且つま
た取出すための挿入取出口が設けてあり、 旋回軸線x−xが、受容部材30と蓋部材20
との間に記録媒体の挿入・取出方向Bに実質的に
沿つた方向に延びていることを特徴とする包装容
器。 2 蓋部材20の面積が、受容部材30の底面積
16の数分の1にすぎないことを特徴とする請求
項第1項記載の包装容器。 3 蓋部材20から形成された端面11が、同じ
く蓋部材20から形成された包装容器長辺13の
部分(操作面13A)に直接に接することを特徴
とする請求項第1項記載の包装容器。 4 蓋部材20の上面23、操作面13Aおよび
端面11が、一体に構成されていることを特徴と
する請求項第2,3項記載の包装容器。 5 旋回軸線x−xが、操作面13Aに対向する
包装容器10の長辺14に対して角度αだけ傾斜
していることを特徴とする請求項第1項記載の包
装容器。 6 旋回軸線x−xが、薄肉ヒンジによつて形成
されていることを特徴とする請求項第1項記載の
包装容器。 7 旋回軸線x−xが、継手範囲において受容部
材30および蓋部材20を被う薄肉部によつて形
成されていることを特徴とする請求項第1項記載
の包装容器。 8 操作面13Aが、凹みまたはライニング等の
操作者の親指との摩擦結合または力結合を向上す
る手段を有することを特徴とする請求項第3項記
載の包装容器。 9 蓋部材20の操作面13Aが、係止結合機構
またはスナツプ結合機構によつて受容部材30の
底面16に結合できることを特徴とする請求項第
3項記載の包装容器。 10 操作面13Aの作動後に蓋部材20がスナ
ツプ係合するよう、受容部材30および蓋部材2
0が相互に弾性手段を介して結合されていること
を特徴とする請求項第1〜9項の1つに記載の包
装容器。 11 包装容器10の端面11,12および長辺
13,14が、蓋部材20または受容部材30の
みから形成され、従つて、受容部材30と蓋部材
20との間に重畳部分が形成されないことを特徴
とする請求項第1項記載の包装容器。 12 受容部材30が、第1フイルムヒンジ33
で結合された2つの偏平な半部30A,30Bに
区分されており、一方の半部がフイルムヒンジ3
5を介して蓋部材20に担持し、双方の半部が係
止部材31A,B;32A,Bを介して相互に結
合でき、従つて、包装容器を一体に構成できるこ
とを特徴とする請求項第1項記載の包装容器。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3932584A DE3932584C2 (de) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | Verpackung für Aufzeichnungsträger wie z.B. Magnetbandkassetten |
DE3932584.9 | 1989-09-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03124589A JPH03124589A (ja) | 1991-05-28 |
JPH0567514B2 true JPH0567514B2 (ja) | 1993-09-27 |
Family
ID=6390509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1344954A Granted JPH03124589A (ja) | 1989-09-29 | 1989-12-29 | 磁気テープカセットなどの記録媒体の包装容器 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5137150A (ja) |
JP (1) | JPH03124589A (ja) |
DE (1) | DE3932584C2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4218437A1 (de) * | 1992-06-04 | 1993-12-16 | Kurz Kunststoffe Gmbh | Transport- und Schutzbehälter für Informationsträger |
US5626255A (en) * | 1994-12-02 | 1997-05-06 | Strottman International, Inc. | Video cassette case style drink container |
FR2729497B1 (fr) * | 1995-01-16 | 1997-04-30 | Alberteau Thierry | Support pour ouverture de cassettes et disques compacts |
DE19918275A1 (de) * | 1999-04-22 | 2000-11-02 | Ursula Luckow | Vorrichtung zur Aufnahme von scheibenförmigen Informationsträgern |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA854022A (en) * | 1969-01-22 | 1970-10-20 | U. Gellert Jobst | Storage case tape cartridge |
US3909088A (en) * | 1970-09-14 | 1975-09-30 | Memorex Corp | Cassette receptacle and storage apparatus |
CH556589A (de) * | 1972-09-06 | 1974-11-29 | Idn Invention Dev Novelties | Behaelter zur aufnahme einer kassette mit einem bandfoermigen aufzeichnungstraeger. |
DE2555734A1 (de) * | 1975-12-11 | 1977-06-23 | Basf Ag | Aufnahmebehaelter fuer eine kassette, insbesondere fuer eine magnetbandkassette |
US4365711A (en) * | 1979-01-05 | 1982-12-28 | Long Jerry M | Video cassette storage and shipping container apparatus |
FR2456671A1 (fr) * | 1979-05-14 | 1980-12-12 | Posso Patrick | Boite perfectionnee pour le conditionnement d'une minicassette ou autre |
US4253568A (en) * | 1979-06-01 | 1981-03-03 | Innovative Concepts, Inc. | Video cassette container |
US4401220A (en) * | 1980-12-10 | 1983-08-30 | Kim Dong J | Cassette tape case |
JPS60163280U (ja) * | 1984-04-06 | 1985-10-30 | 富士写真フイルム株式会社 | 磁気テ−プカセツト用収納ケ−ス |
-
1989
- 1989-09-29 DE DE3932584A patent/DE3932584C2/de not_active Expired - Fee Related
- 1989-12-29 JP JP1344954A patent/JPH03124589A/ja active Granted
-
1990
- 1990-10-01 US US07/591,265 patent/US5137150A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03124589A (ja) | 1991-05-28 |
DE3932584A1 (de) | 1991-04-11 |
US5137150A (en) | 1992-08-11 |
DE3932584C2 (de) | 1994-10-27 |
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