JPH053151Y2 - - Google Patents

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JPH053151Y2
JPH053151Y2 JP1986161952U JP16195286U JPH053151Y2 JP H053151 Y2 JPH053151 Y2 JP H053151Y2 JP 1986161952 U JP1986161952 U JP 1986161952U JP 16195286 U JP16195286 U JP 16195286U JP H053151 Y2 JPH053151 Y2 JP H053151Y2
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fitting
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cosmetic
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protrusion
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JPS6368914U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はコンパクト容器に係り、とりわけ化粧
具を備品として備えたコンパクト容器に関する。
〔従来の技術〕
従来より、化粧料を充填してあるコンパクト容
器にあつては、化粧に使用する化粧用筆や化粧用
チツプ等を備品として備えているものがある。そ
のようなコンパクト容器においては化粧具収容凹
部を受皿に形成してそこに化粧具を収容している
のがもつぱらであるが、単に化粧具収納凹部に化
粧具を収容するでけでは容器内で化粧具がガタ付
くので、実開昭61−18708号公報(第3図)に記
載されたコンパクト容器のように、蓋体3の内面
に断面が台形をした係合凸部21を突設し、この
係合凸部21に合わせて断面台形状にした係合凹
部22化粧具4に設け、蓋体3を閉じて係合凸部
21と係合凹部22とを合わせることにより、容
器内での化粧具4のガタ付きを防止して収容する
タイプのものが知られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、従来のものでは蓋体3を閉じている時
のガタ付きは防止できるが、蓋体3を開くと化粧
具4はフリーになるので、衝撃などにより不意に
蓋体3が開いた場合、化粧具4が容器から飛び出
してしまうという問題がある。また、化粧具4を
1つだけ収容するものである場合は問題ないが、
複数の化粧具4を収容するものでは、化粧具4が
乱雑に収容されるという問題がある。
本考案は、このような点に鑑みなされたもの
で、蓋体が衝撃等により不意に開いても化粧具が
飛散することがなく、また、化粧具を複数収容す
る場合でもきちんと収容できるコンパクト容器と
することを技術的課題とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、前記技術的課題を解決するため、受
皿1の一側にヒンジ2で蓋体3を回動開閉自在に
取り付け、内部に化粧具4を収容したコンパクト
容器において、化粧具4に嵌合孔5を穿設すると
ともに、この嵌合孔5に対応した大きさの嵌合突
起6を蓋体3の内面に突設し、嵌合突起6の嵌合
方向の肉厚を化粧具4の嵌合方向の肉厚より薄く
形成した。
〔作用〕
化粧具4を収容する場合、その嵌合孔5に嵌合
突起6を嵌合し、蓋体3を閉じる。したがつて、
両者の嵌合を外さない限り蓋体3を開いても化粧
具4が容器内から飛び出すことは無い。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図及び第2図に
基づいて説明する。
長方形をした受皿1の一長辺側にヒンジ2で長
方形の蓋体3が回動開閉自在に取り付けられてい
る。また、受皿1の他長辺側中央部に係合突起1
1と係合解除ボタン13とが設けられているとと
もに、これに対応して蓋体3に係合片12が垂設
され、この係合片12は蓋体3を閉じた時に前記
係合突起11に係合して蓋体3を閉状態に保持し
ている。そして、前記係合解除ボタン13は回動
自在になつており、回動によりその上面が蓋体3
の内面を押し上げて係合片12と係合突起11と
の係合を解除するようになつている。
また、受皿1の上面には3つの化粧料収容凹部
14が形成され、それらの中には異なる種類の粉
末固形化粧料が充填プレスされている。
さらに、蓋体3の内面のほぼ半面に鏡15が張
り付けられているとともに、その残りの反面に大
きさの異なる3つの嵌合突起6が突設されてい
る。
そして、備品として柄の先端に筆もしくは発泡
体を設けて形成された3種類の化粧具4が用意さ
れており、各化粧具4の柄には前記各嵌合突起6
に対応した大きさの嵌合孔5が穿設されている。
これら化粧具4を収容する場合は各々の嵌合孔
5を対応した大きさの嵌合突起6に嵌合して蓋体
3を閉じて収容する。こうすることにより、コン
パクト容器内で化粧具4はガタ付くことなく、か
つ、乱雑にならず収容される。そして、蓋体3を
開いても嵌合孔5への嵌合突起6の嵌合が外れる
わけではないから、衝撃等で蓋体3が不意に開い
ても化粧具4が飛散することはない。
〔考案の効果〕
本考案によれば、従来のコンパクト容器の大き
さで、化粧具4をガタ付くことなく収容できると
ともに、蓋体3が不意に開いても化粧具4が飛び
出すこともなく、また、化粧具4を複数収容する
場合でも乱雑にならず、さらに簡単な操作で蓋体
3を開閉できるという効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は化粧具4を収容した状態の断面図、第3図は
従来例を示す斜視図である。 1……受皿、2……ヒンジ、3……蓋体、4…
…化粧具、5……嵌合孔、6……嵌合突起。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 受皿1の一側にヒンジ2で蓋体3を回動開閉自
    在に取り付け、内部に化粧具4を収容したコンパ
    クト容器において、 化粧具4に嵌合孔5を穿設するとともに、この
    嵌合孔5に対応した大きさの嵌合突起6を前記蓋
    体3の内面に突設し、前記嵌合突起6の嵌合方向
    の肉厚を前記化粧具4の嵌合方向の肉厚より薄く
    形成したことを特徴とするコンパクト容器。
JP1986161952U 1986-10-22 1986-10-22 Expired - Lifetime JPH053151Y2 (ja)

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JP1986161952U JPH053151Y2 (ja) 1986-10-22 1986-10-22

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JPS6368914U JPS6368914U (ja) 1988-05-09
JPH053151Y2 true JPH053151Y2 (ja) 1993-01-26

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5465961B2 (ja) * 2009-09-18 2014-04-09 紀伊産業株式会社 化粧料容器
JP7325915B2 (ja) * 2019-12-26 2023-08-15 株式会社吉野工業所 コンパクト容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0337522Y2 (ja) * 1985-10-24 1991-08-08

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JPS6368914U (ja) 1988-05-09

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