JPS6233717Y2 - - Google Patents

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JPS6233717Y2
JPS6233717Y2 JP1981178514U JP17851481U JPS6233717Y2 JP S6233717 Y2 JPS6233717 Y2 JP S6233717Y2 JP 1981178514 U JP1981178514 U JP 1981178514U JP 17851481 U JP17851481 U JP 17851481U JP S6233717 Y2 JPS6233717 Y2 JP S6233717Y2
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JP
Japan
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lid
main body
protrusion
groove
wall portion
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JP1981178514U
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English (en)
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JPS5882349U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は本体とふた体とが互いに摺動可能且つ
分離可能に結合され、ふた体を180度回動し反転
して開閉する反転開閉式容器に関するものであつ
て、化粧品、常備薬、小物などの携帯に利用され
る。
従来の技術 本体の上面のほぼ全部を露出することができる
容器は、例えば化粧用コンパクトのように本体と
ふた体とを互いに蝶番により結合して構成するの
が普通であるが、ふた体を閉じたとき蝶番の反対
側で本体と互いに係止するため高度の寸法精度を
要し、またふたを閉じたときは小形で携帯に便利
であつてもふたを開いたときは手に余る大きさと
なつて取扱いが不便になり或いは体裁が悪い場合
がある。
そこで、互いに重なり合う本体の側面およびふ
た体の側壁部に突起および前後方向へ延びる溝を
設け、突起を溝に嵌合することによつて本体とふ
た体とを前後可動且つ回転可能に結合した反転開
閉式の容器が考案され、実公昭47−17085号公
報、同55−36381号公報に提示されている。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、前記公報に開示されているもの
は、いずれも容器の前後方向ほぼ全長に亘つて溝
を設け、ふた体を閉じた状態で溝の一端部に突起
が嵌合している構成であり、先ずふた体を180度
回転して本体上面を完全露出し、次にふた体を前
後方向へ動かして本体下面に重ねるものである。
従つて、ふた体を回転したとき全体がほぼ二倍の
長さとなるので、前後に長い容器では取扱い不便
となり、また突起と溝との寸法および位置関係が
正確でないと本体とふた体とが互いにがたついて
閉じた状態を安定よく保持できないばかりか、ふ
た体が不用意に回転して開きやすく携帯中に内容
物がとび出し或いは塵埃などが侵入するなどの心
配がある。更に、ふた体を本体から分離するとき
はふた体の側壁部を拡げて突起を溝から外さなけ
ればならないので、新しいまたは異なる内容物を
収納した本体と交換することは実質的に不可能で
ある。
そこで本考案は、閉じた状態を安定よく保持で
き且つ開いたとき全長を著しく長大としないばか
りか、ふた体と本体とを容易に分離できる反転開
閉式容器を提供するものである。
問題点を解決するための手段 本考案は、対応する二つの側面が平行にして内
容物収納用のくぼみが上面に開放して設けられて
おり、先端に側方および上方へ突出した摘手を有
するとともに前記側面の先端部に係止突起を有す
る本体と;前記本体の上面および側面を覆う頂壁
部および側壁部を有するふた体とを具え;前記本
体の側面および前記ふた体の側壁部には、中央部
に突設した突起および中央部から後端部に亘つて
前後方向へ延び且つ中央部側の端部に上下いずれ
かへ開放した縦溝部を有する溝が対向して設けら
れており、前記突起が前記溝に嵌合して前記本体
とふた体とが前後可動且つ回転可能に結合され、
且つ前記ふた体の先端面が前記摘手にほぼ接した
とき前記係止突起が前記側壁部に圧接する構成と
したことによつて前記問題点を解決するための手
段とした。
作 用 本体とふた体とを前後方向へ動かして突起が溝
の後端に衝つたときふた体を180度回転させ本体
上面を完全露出する。更にふた体を前後方向へ動
かして本体下面と完全に重ねる。ふた体を前記と
反対の方向へ動かせば再び閉じた状態となる。
実施例 本考案の実施例を図面に基いて説明すると、本
体1は平面矩形にして扁平な形状に作られてお
り、上面1aに内容物を収納する三つのくぼみ2
a,2b,2cが開放して設けられているととも
に、側面1bに中央部から後端部に亘つて前後方
向へ延びる溝3が設けられ、この溝3の本体中央
部側の端部に本体1の下面1cへ開放した縦溝部
4が連続して設けられている。更に、本体1の先
端に側方および上方へ突出した摘手5が設けられ
ているとともに側面1bの先端部に係止突起6が
設けられている。ふた体7は本体1の上面1aお
よび互いに平行な二つの側面1bを覆う頂壁部7
aおよび側壁部7bを有していて端面形に作ら
れ、頂壁部7aの裏面には本体1の上面1aまた
は下面1cに接する突条8が前後方向へ且つ側壁
部7bに接近させて形成されているとともに、二
つの側壁部7bの内側面中央に前記溝3へほぼ密
に嵌合する突起9が設けられている。本体1の前
後の二つのくぼみ2a,2bには固形化粧料など
が収納され、それらの側方の細長いくぼみ2cに
は筆などの塗布具が収納されるものであり、また
ふた体7の頂壁部7aの裏面の先端側ほぼ半部に
は鏡10が装備してある。
第2,3,4図は前述の本体1とふた体7とを
結合して構成された本実施例の容器のふた体7を
閉じた状態が示されており、本体1の上面1aお
よび側面1bを覆つたふた体7の先端面が摘手5
にほぼ接し、突起9が溝3の中央部側の端部に嵌
合しているとともに係止突起6が側壁部7bに圧
接している。
ふた体7を開くときは摘手5とふた体7とを両
手で持ち本体1とふた体7のいずれかまたは両方
を前後方向へすべり動かして突起9を溝3の後端
部側の端部まで移動させ(第5図)、次で突起9
を中心にふた体7を180度回転させることによつ
てふた体7の前半部が本体1の後端面から突出す
る(第6図)。この状態では本体1の上面1aが
完全に露出し且つ鏡10が露出しているのでその
まま化粧などを行うことができるが、鏡10を必
要としないときはふた体7を再びすべり動かして
本体1の下面1cに完全に重ねて使用する(第7
図)。このときふた体7の側壁部7bに再び係止
突起6が圧接する。
第7図の状態から本体1とふた体7とを上下に
引き離すと、突起9が縦溝部4を通つて溝3から
外され本体1をふた体7から分離することができ
る(第8図)。尚、係止突起6が本体1の側面1
bに圧接して第7図の状態を維持しているので引
き離しには若干の力を必要とする。本体1は内容
物が同一のものまたは異なるものが複数個準備さ
れ、内容物を使用しつくしたときまたは異なる内
容物を使用するときに交換するもので、新しい本
体1を前記と逆の要領でふた体7と結合する。
更に、ふた体7を閉じるときは開く動作と反対
の操作を行えばよい。
尚、本体1およびふた体7はともに合成樹脂或
いは金属で作るか、または一方を金属で作り他方
を合成樹脂で作るものとする。また、本体1は二
つの側面1bが互いに平行であればよく、平面矩
形のものに限定されないことは言うまでもなく、
或いは本体1の上面1aに中ぶたを設けてくぼみ
2a,2b,2cを遮蔽する場合もある。更に突
起9を溝3に着脱させる縦溝部4は突起9の直径
と等しいかまたはこれよりも少し小さい幅に形成
してみだりに脱出しないようにするのが好まし
く、且つ溝3を側壁部7bに形成し突起9を側面
1bに設けても同じである。更にまた、図示実施
例では化粧用コンパクトに就いて説明したが、携
帯用の小物入れ、常備薬の容器などにも適用でき
ることは勿論である。
考案の効果 本考案によると、本体の先端に側方および上方
へ突出した摘手を設けるとともに側面先端部に係
止突起を設けたので、ふた体をかぶせて先端方向
へ移動させたとき摘手がストツパとなつて本体上
面を完全に覆つた状態で停止させられるととも
に、係止突起がふた体の側壁部に圧接して閉じた
状態を安定よく保持しふた体が不用意に動いて開
くという不都合を生じないのであつて、内容物の
とび出しや塵埃の侵入がないため安心して携帯で
きるものである。また、本体とふた体とは中央部
の突起が中央部から基端部に亘る溝に嵌合するこ
とによつて結合されているので、ふた体をほぼ二
分の一長さだけ本体後方へ突出させた状態で回転
でき、前後方向へ長い容器であつても長大化しな
いので取扱いが便利であるばかりか、反転したと
きふた体を本体の下面に完全に重ね小形化して使
用し、或いはふた体の裏面に鏡が装備されている
ときや容器がきわめて小形で取扱いに不便なとき
は開いたふた体を本体後方へほぼ二分の一長さ突
出させたまま使用することもでき、きわめて便利
なものである。
更に、溝は上方または下方へ開放した縦溝部を
有しているので突起の溝への着脱が通常の消費者
でも容易に行なえ、このため内容物を消費しつく
したとき新しい本体と交換し、または異なる内容
物を収納した別の本体と交換し、或いは材質、色
彩、形状の異なる本体と交換して変化を楽しむと
いうことが可能となるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図の1および2は本案実施例の容器を分解
して示したもので、第1図の1は本体の斜視図、
第1図の2はふたの一部切截した斜視図、第2図
はふたを閉じた状態の一部切截した側面図、第3
図、第4図は第2図のA−A線、B−B線に沿う
一部拡大した断面図、第5図、第6図、第7図は
ふたを開く動作説明図、第8図はふたと本体とを
分離した図である。 1……本体、1a……上面、1b……側面、2
a,2b,2c……くぼみ、3……溝、4……縦
溝部、5……摘手、6……係止突起、7……ふた
体、7a……頂壁部、7b……側壁部、9……突
起。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 対応する二つの側面1bが平行にして内容物収
    納用のくぼみ2a,2b,2cが上面に開放して
    設けられており、先端に側方および上方へ突出し
    た摘手5を有するとともに前記側面1bの先端部
    に係止突起6を有する本体1と; 前記本体1の上面1aおよび側面1bを覆う頂
    壁部7aおよび側壁部7bを有するふた体7とを
    具え; 前記本体1の側面1bおよび前記ふた体7の側
    壁部7bには、中央部に突設した突起9および中
    央部から後端部に亘つて前後方向へ延び且つ中央
    部側の端部に上下いずれかへ開放した縦溝部4を
    有する溝3が対向して設けられており、前記突起
    9が前記溝3に嵌合して前記本体1とふた体7と
    が前後可動且つ回転可能に結合され且つ前記ふた
    体7の先端面が前記摘手5にほぼ接したとき前記
    係止突起6が前記側壁部7bに圧接する; ように構成されている反転開閉式容器。
JP17851481U 1981-11-30 1981-11-30 反転開閉式容器 Granted JPS5882349U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17851481U JPS5882349U (ja) 1981-11-30 1981-11-30 反転開閉式容器

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JP17851481U JPS5882349U (ja) 1981-11-30 1981-11-30 反転開閉式容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5882349U JPS5882349U (ja) 1983-06-03
JPS6233717Y2 true JPS6233717Y2 (ja) 1987-08-28

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ID=29973379

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JP17851481U Granted JPS5882349U (ja) 1981-11-30 1981-11-30 反転開閉式容器

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5416615B2 (ja) * 2010-03-01 2014-02-12 紀伊産業株式会社 スライド式容器
WO2013051074A1 (ja) * 2011-10-07 2013-04-11 三菱電機株式会社 電子機器の組立構造
JP6231407B2 (ja) * 2014-03-04 2017-11-15 株式会社イノアックコーポレーション 収納装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4717085U (ja) * 1971-03-30 1972-10-27
JPS5536381U (ja) * 1978-08-31 1980-03-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4717085U (ja) * 1971-03-30 1972-10-27
JPS5536381U (ja) * 1978-08-31 1980-03-08

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JPS5882349U (ja) 1983-06-03

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