JPH053150Y2 - - Google Patents

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JPH053150Y2
JPH053150Y2 JP1986134395U JP13439586U JPH053150Y2 JP H053150 Y2 JPH053150 Y2 JP H053150Y2 JP 1986134395 U JP1986134395 U JP 1986134395U JP 13439586 U JP13439586 U JP 13439586U JP H053150 Y2 JPH053150 Y2 JP H053150Y2
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JP
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cosmetic
sheath
saucer
compact
storage recess
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JP1986134395U
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JPS6339308U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は化粧具を内蔵したコンパクトに関す
る。
〔従来の技術〕
従来より、化粧具を内蔵したコンパクトとして
は種々提供されているが、出願人は先に、実開昭
60−101005号公報に記載されているものを提案し
た。
これは第3図に示すように、化粧料収容部20
を備えた受皿21内に長形の化粧具収納凹部22
を形成し、この化粧具収納凹部22の一端23を
受皿21の前壁部に開口させたものであり、この
化粧具収納凹部22内に化粧筆24を収容したも
のである。
受皿21には蓋体25が蝶着されており、使用
に際してこの蓋体25を開けると化粧筆24をつ
まみ出し得る状態となる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、前記した従来のものにおいては、コン
パクト内に化粧筆を単に載置したものに過ぎない
ため、携帯時にはコンパクト内で化粧筆が移動し
て異音を発生するという問題がある。
また、化粧筆はコンパクト内に沿つて収納され
ているため、筆部がコンパクト内に接触して内部
が汚れる。また、コンパクトを台に置いて使用す
る場合において化粧筆を取り出す際には化粧筆を
台の表面付近からつまみ上げなければならず、利
用しにくいという問題がある。
そこで例えば蓋の蝶着部に収納部を設けて、そ
の内部に化粧具を収納したもの等があるが、収納
部がコンパクトと一体であるため、化粧具の出し
入れがしにくい場合がある。
本考案は前記事項に鑑みてなされたもので、化
粧筆をコンパクト内に確実に保持できるととも
に、化粧筆等の化粧具を容易に取り出せるように
した化粧具付きコンパクトとすることを技術的課
題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は前記技術的課題を解決するために、以
下のような構成とした。
即ち、化粧料収容部1aを備えた受皿1内に長
形の化粧具収納凹部2を形成し、この化粧具収納
凹部2の一端3を受皿1の外壁部4に開口させる
とともに、この化粧具収納凹部2内には、受皿1
の上面側に開口する長穴である係合穴7を設け、
この化粧具収納凹部2内に化粧具鞘10を収容
し、この化粧具鞘10の基部に形成した係合突起
8を、前記係合穴7に嵌合させて化粧具鞘10を
回動自在に軸支し、この化粧具鞘10内に化粧具
9を挿抜自在に挿入して化粧具付きコンパクトと
した。
〔作用〕
蓋体を開けた状態で化粧具9を受皿1の前面側
から上方に押し上げ、化粧具鞘10を立ち上げ
る。すると化粧具9は取り出し易い位置に保持さ
れる。
このとき、係合穴7は受皿1の上面側に開口す
る長穴であるので、これに嵌合する係合突起8は
係合穴7に沿つて動き、開口部分から外れる。よ
つて、必要に応じて化粧具鞘10を受皿から取り
外すことができる。
さらに、化粧具9は化粧具鞘10内に収容され
るためコンパクト内部を汚すことはなく、また、
ガタツキは生じない。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図及び第2図に基づいて
説明する。
受皿1の後端には蓋体1bが蝶着されており、
これらはコンパクトの筐体を構成している。
前記受皿1には化粧料収容部1aが形成されて
いるとともに、長形の化粧具収納凹部2が形成さ
れている。
この化粧具収納凹部2は蓋体1bの蝶着軸と直
交する方向に配置され、その一端3は受皿1の外
壁部4に開口せしめてある。
また、この化粧具収納凹部2の他端部5側の内
壁には係合穴7,7が対向的に穿設されている。
これら係合穴7,7は、図示の如く受皿1の上
面側に開口する長穴である。
前記化粧具収納凹部2内には化粧具鞘10が収
容されるようになつており、具体的には、化粧具
鞘10の基部に突設された係合突起8,8を前記
係合穴7,7に係合させることによつて、前記化
粧具収納凹部2の他端部5側に化粧具鞘10が回
動自在に軸支されるようになつている。
この化粧具鞘10内には化粧具9が挿抜自在に
挿入されている。
この化粧具9は、前記化粧具鞘10内に没入す
る筒部9a、この筒部9aから延設され前記化粧
具鞘10内には没入しないつまみ部9b、前記筒
部9a内に収容されてた口紅9c、この口紅9c
の後端を支持する支持台9d、及び、この支持台
9dに穿設されたスライドつまみ9eから構成さ
れており、前記筒部9aの側部には前記スライド
つまみ9eを筒部9aに沿つて移動させるための
溝9fが形成されている。
前記口紅9cは前記スライドつまみ9eを筒部
9aに沿つてスライドさせることによつて、筒部
9aの口縁から外部に突出させることができる。
前記した例では化粧具9に口紅9cを内装した
ものであるが、この例に限らず、口紅9cに代え
て化粧筆や黛等を装着してもよい。
前記した化粧具付きコンパクトを使用するに際
しては、蓋体1bを開けた状態で化粧具9のつま
み部9bを受皿1の前面側から上方に押し上げ、
化粧具鞘10を第2図に示すように立ち上げる。
そうすると化粧具9は取り出し易い位置に保持
される。
また、図示に示す如く、前記係合穴7,7を上
面側に開口する長穴に形成したので、化粧具9を
化粧具鞘10と一緒に抜出して使用することがで
きる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、化粧具収納凹部内に化粧具鞘
を収容し、この化粧具鞘の基部を前記化粧具収納
凹部の他端部側に回動自在に軸支し、この化粧具
鞘内に化粧具を挿抜自在に挿入したので、化粧具
をコンパクト内に確実に保持できるとともに、化
粧筆等に付着した化粧料がコンパクト内に付着し
ない効果がる。
また係合穴を上面側に開口する長穴に形成した
ので、化粧具を化粧具鞘10と一体に取り出すこ
とができ、これをコンパクトから分離した別体と
して取り扱うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第2図は本考案の実施例を示し、
第1図は化粧具鞘の収容時の斜視図、第2図は化
粧具鞘の引き起こし時の斜視図、第3図は従来の
化粧具付きコンパクトを示す斜視図である。 1……受皿、2……化粧具収納凹部、3……化
粧具収納凹部の一端、4……受皿の外壁部、5…
…化粧具収納凹部2の他端部、9……化粧具、1
0……化粧具鞘。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 化粧料収容部1aを備えた受皿1内に長形の化
    粧具収納凹部2を形成し、この化粧具収納凹部2
    の一端3を受皿1の外壁部4に開口させるととも
    に、この化粧具収納凹部2内には、受皿1の上面
    側に開口する長穴である係合穴7を設け、前記化
    粧具収納凹部2内に化粧具鞘10を収容し、この
    化粧具鞘10の基部に形成した係合突起8を、前
    記係合穴7に嵌合させて化粧具鞘10を回動自在
    に軸支し、この化粧具鞘10内に化粧具9を挿抜
    自在に挿入したことを特徴とする化粧具付きコン
    パクト。
JP1986134395U 1986-09-02 1986-09-02 Expired - Lifetime JPH053150Y2 (ja)

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JPS6339308U JPS6339308U (ja) 1988-03-14
JPH053150Y2 true JPH053150Y2 (ja) 1993-01-26

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5152479U (ja) * 1974-10-21 1976-04-21
JPS6118708B2 (ja) * 1976-03-19 1986-05-14 Alkem Gmbh

Family Cites Families (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53113800U (ja) * 1977-02-12 1978-09-09
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JPS6339308U (ja) 1988-03-14

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