JPH0530652Y2 - - Google Patents

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JPH0530652Y2
JPH0530652Y2 JP1986135313U JP13531386U JPH0530652Y2 JP H0530652 Y2 JPH0530652 Y2 JP H0530652Y2 JP 1986135313 U JP1986135313 U JP 1986135313U JP 13531386 U JP13531386 U JP 13531386U JP H0530652 Y2 JPH0530652 Y2 JP H0530652Y2
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JP
Japan
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cover
inner plate
storage recess
elastic holding
plate
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JP1986135313U
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JPS6342312U (ja
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コンパクト容器の詰め替え用中皿の
改良に関するものである。
〔従来の技術〕
従来よりフアンデーシヨン、ほほ紅等の化粧料
を収容したコンパクト容器は、化粧料を使いきつ
てしまつた場合のために、化粧料を交換できる詰
め替え用の中皿が用意されてた。この詰め替え用
中皿は外部より化粧料の色が判別できるよう透明
の合成樹脂製のケースに収納されているものが一
般的であつた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、詰め替え用中皿はケース内に収納され
ているため、中皿をケースより取り出さなければ
コンパクト容器に装着できないものとなつてい
た。従つて、中皿の装着時には詰め替え用の中皿
の化粧料がむき出しとなつており、中皿の装着操
作時に指が化粧料に触れてしまう危険性があつ
た。
〔課題を解決する為の手段〕
化粧料1を収納した中皿2は、上端を外方向に
屈曲させ鍔部3を構成する。この中皿2の上面を
覆う略四角形状のカバー10は、一方の両コーナ
ー部より一対の足片12を垂下する。この足片1
2の下端側部よりは、前記中皿2の相対した側壁
を弾性を持つて挟持する弾性抱持部13を水平に
連設する。本考案の詰め替え用中皿は、上記中皿
2及びカバー10とより構成する。そして、容器
体22の収納凹所26の縁部には、カバー10の
足片12及び弾性抱持部13が水平方向より侵入
可能な切り欠き溝30を刻設し、容器体22の収
納凹所26をカバー10が被嵌した中皿2を装着
可能に構成する。この収納凹所26に装着された
中皿2に被嵌したカバー10を切り欠き溝30方
向に摺動させる事により、カバー10を離脱可能
に構成する。
〔作用〕
化粧料1を収納した中皿2をコンパクト容器2
0に装着する場合、カバー10に覆われたままの
状態で中皿2を収納凹所26に収納する。この
時、カバー10の足片12及び弾性抱持部13は
容器22に設けられた切り欠き溝30に侵入して
おり、カバー10をしたまま中皿2が収納凹所2
6に装着できるようになつている。そして、カバ
ー10を切り欠き溝30の方向にスライドさせ、
弾性抱持部13を中皿2の側壁より抜き取り、弾
性抱持部13の弾性挟持を解除してカバー10を
脱落させる。
また、切り欠き溝30から中皿2の鍔部3に指
を掛けて中皿2を押し上げる事により中皿2を簡
単に取り外すことができ、新しい化粧料1が入つ
た中皿2と詰め替えできる。
〔実施例〕
先ず、化粧料1を収容した中皿2について説明
する。中皿2は、肉厚0.6mm程度のアルミニウム
板材より方形の皿状に成形されており、上端全周
が外方向に屈曲し折り返されて鍔部3を構成して
いる。更にこの鍔部3の一辺よりは、ある程度の
弾性を有した切片4が連設されている。この切片
4の先端は、下方にパイプ状にカール加工された
カール部5となつている。
次にこの中皿2が収納されるコンパクト容器2
0について説明する。コンパクト容器20は、蓋
体21と容器体22より構成されており、それぞ
れの端部が蝶番23によつて開閉自在に蝶着して
いる。また、蓋体21及び容器体22の先端部に
は、蓋体21が閉じた状態で容器体22と係合す
る係止部24を設けている。蓋体21の裏面に
は、鏡25が貼着されている。
容器体22の上面には、化粧料1を収容した中
皿2が納置される収納凹所26及び、パフ等の塗
布具32が収納される塗布具収納所27が並列に
刻設されている。この収納凹所26の蝶番23が
わの側壁には、前記中皿2のカール部5が突入す
る凹溝28が刻設されている。尚、収納凹所26
の凹溝28より反対の内側壁、つまり収納凹所2
6と塗布具収納所27とを仕切る仕切り部29の
側壁までの長さは、中皿2のカール部5より反対
がわの外側壁までの長さより僅かに短いものとな
つている。従つて、中皿2を収納凹所26に装着
すると、中皿2の切片4が僅かにたわみ、その弾
性によつて中皿2の側壁が仕切り部29に押しつ
けられ、中皿2が収納凹所26に装着保持され
る。また、仕切り部29は両端に切り欠き溝30
が刻設され、容器体22のほぼ中央に立設した構
成となつている。この仕切り部29の収納凹所2
6の側の上端面は、少し丸みを帯びており、中皿
2がスムースに収納凹所26内に侵入できるよう
構成されている。
次に前記中皿2の上面を覆うカバー10につい
て説明する。カバー10は透明な合成樹脂より略
四角形状に成形されており、中皿2の鍔部3とほ
ぼ同じ大きさとなつている。このカバー10の側
端面の反切片4がわ端部から側面部ほぼ中央にか
けて、一体成形するための切り欠き部11が設け
られている。更に、反切片4がわの両コーナー部
には、足片12が垂下している。この足片12の
側部よりは、弾性抱持部13が水平に連設されて
いる。この弾性抱持部13とカバー10下面の間
隔は、中皿2の鍔部3の厚みとほぼ同一となつて
おり、弾性抱持部13とカバー10下面の間に中
皿2の鍔部3が挟持され、この鍔部3をガイドに
カバー10が前後摺動可能に構成されている。ま
た、弾性抱持部13の先端部内壁には、嵌合リブ
14が設けられている。この嵌合リブ14の間隔
は、中皿2の切片4が連設されていない相対した
外側壁の間隔より僅かに狭いものとなつている。
その結果、弾性抱持部13の嵌合リブ14は、中
皿2の切片4が連設されていない相対した外側壁
を弾性を有して抱持し、カバー10は反切片4方
向にスライド可能となつている。また、この足片
12及び弾性抱持部13は、容器体22の切り欠
き溝30に突入可能となつており、カバー10を
したまま中皿2が収納凹所26に装着できるよう
になつている。更に、切り欠き溝30によつて、
中皿2が収納凹所26に装着した状態でもカバー
10を切り欠き溝30方向にスライドさせる事が
可能に構成され、中皿2を収納凹所26に装着し
た後、カバー10をスライドさせてカバー10を
離脱させる事ができる。
本考案は以上構成のため、化粧料1を収納した
中皿2をコンパクト容器20に装着する場合、カ
バー10に覆われたままの中皿2を切片4が収納
凹所26の凹溝28に係合するよう斜めに挿入
し、切片4の先端を中心に回動させ、中皿2を収
納凹所26に収納する。この時、カバー10の足
片12及び弾性抱持部13は容器体22に設けら
れた切り欠き溝30に侵入しており、カバー10
をしたまま中皿2が収納凹所26に装着できるよ
うになつている。そして、カバー10を切り欠き
溝30の方向にスライドさせ、弾性抱持部13を
中皿2の側壁より抜き取り、弾性抱持部13の弾
性挟持を解除してカバー10を脱落させる。
また、収納凹所26内に装着された中皿2を抜
脱するには、切り欠き溝30より中皿2の鍔部3
に指を掛けて中皿2を押し上げる事もできるが、
容器体22の収納凹所26の底面に、指が挿入さ
れ中皿2を押し上げる事のできる貫通孔31を穿
設してもよい。
〔考案の効果〕
本考案は以上のように、中皿2が単体の時に
は、上面がカバー10に覆われており、使用前の
化粧料1にゴミや埃が侵入してしまうのを防いで
いる。また、中皿2をコンパクト容器20の収納
凹所26に装着する際も、カバー10が装着され
た中皿2を容器体22の収納凹所26に装着した
後、カバー10をスライドさせてカバー10を離
脱させる事ができるため、カバー10を装着した
まま装置操作が可能であり、装着操作時にも化粧
料1で指を汚したりする事なく衛生的なものとな
つている。
また、この装着操作も、カバー10に覆われた
状態の中皿2の切片4がわを斜めに挿入し、浮い
ている反切片4がわのカバー10を上方より押下
して中皿2を装着した後、カバー10をスライド
させるという簡単な操作で、中皿2の装着及びカ
バー10の離脱を行えるコンパクト容器20の詰
め替え用中皿を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案実施例の詰め替え用中皿の部
分側断面図。第2図は、本考案実施例の詰め替え
用中皿及びコンパクト容器の斜視図。第3図は、
詰め替え用中皿の斜視図。第4図、第5図及び第
6図は、詰め替え用中皿の装着操作時に於ける側
断面図。 1……化粧料、2……中皿、3……鍔部、4…
…切片、5……カール部、10……カバー、11
……切り欠き部、12……足片、13……弾性抱
持部、14……嵌合リブ、20……コンパクト容
器、21……蓋体、22……容器体、23……蝶
番、24……係止部、25……鏡、26……収納
凹所、27……塗布具収納所、28……凹溝、2
9……仕切り部、30……切り欠き溝、31……
貫通孔、32……塗布具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 化粧料1を収納し、上端を外方向に屈曲させ鍔
    部3を構成した中皿2と、 該中皿2の上面を覆い、一方の両コーナー部よ
    り一対の足片12を垂下し、該足片12の下端側
    部より前記中皿2の相対した側壁を弾性を持つて
    挟持する弾性抱持部13を水平に連設した略四角
    形状のカバー10と、 より構成され、容器体22の収納凹所26縁部
    に、カバー10の足片12及び弾性抱持部13が
    侵入可能な切り欠き溝30を刻設して、該収納凹
    所26をカバー10が被嵌した中皿2が装着可能
    に構成し、収納凹所26に装着された中皿2に被
    嵌したカバー10を切り欠き溝30方向に摺動さ
    せる事により、カバー10を離脱可能に構成した
    事を特徴とするコンパクト容器の詰め替え用中
    皿。
JP1986135313U 1986-09-03 1986-09-03 Expired - Lifetime JPH0530652Y2 (ja)

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JP1986135313U JPH0530652Y2 (ja) 1986-09-03 1986-09-03

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JPS6342312U JPS6342312U (ja) 1988-03-19
JPH0530652Y2 true JPH0530652Y2 (ja) 1993-08-05

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5993308U (ja) * 1982-12-15 1984-06-25 株式会社吉野工業所 コンパクト容器
JPS60155409U (ja) * 1984-03-26 1985-10-16 株式会社吉野工業所 コンパクト容器
JPS60155411U (ja) * 1984-03-26 1985-10-16 株式会社吉野工業所 化粧料収納用ドラム体

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JPS6342312U (ja) 1988-03-19

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