JPH0516973Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0516973Y2
JPH0516973Y2 JP1986168072U JP16807286U JPH0516973Y2 JP H0516973 Y2 JPH0516973 Y2 JP H0516973Y2 JP 1986168072 U JP1986168072 U JP 1986168072U JP 16807286 U JP16807286 U JP 16807286U JP H0516973 Y2 JPH0516973 Y2 JP H0516973Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
cylindrical
main body
cosmetic
cylindrical body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1986168072U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6371814U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986168072U priority Critical patent/JPH0516973Y2/ja
Publication of JPS6371814U publication Critical patent/JPS6371814U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0516973Y2 publication Critical patent/JPH0516973Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は化粧用具も収納するようにした化粧料
容器に関する。
〔従来の技術〕
従来、化粧用具も収納するようにした化粧料容
器として実開昭58−171617号公報、実開昭60−
161921号公報がある。
前記実開昭58−171617号公報に記載されたもの
は、第10図に示すように、半円筒状に形成した
容器40に化粧料収容部41と化粧用具収納凹所
42とを設け、この容器40の後端部に鏡45を
取り付けた蓋44を軸着し、容器40と蓋44を
合体させた先端部に、キヤツプ46を嵌着し、キ
ヤツプ46の内側に化粧用具21を突設し、この
化粧用具21を前記化粧用具収納凹所42に収納
するようにした化粧用容器である。
前記実開昭60−161921号公報に記載された化粧
品用容器は、円筒状ハウジングの筒壁部に細長い
開口部を設け、前記円筒状ハウジング内に化粧品
保持部材を、回動自在に嵌入し、前記化粧品保持
部材の外周面に化粧料を収容する数個のトレイを
設け、化粧品保持部材の内側に、化粧用具を収納
する凹所を設けたものである。
前記化粧品用容器は、円筒状ハウジングに対し
て、化粧品保持部材を回動させ、数個のトレイに
収容された化粧料のうち、所望の化粧料が、円筒
状ハウジングの開口部に表れるようにして、その
化粧料を使用するものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
第10図に示す従来のものは、化粧用具21の
突設されたキヤツプ46を化粧用容器から取り外
すと化粧用容器を開蓋でき、そして、そのキヤツ
プ46を用いて化粧ができ便利であり、また、閉
蓋状態では筒状体となり小型で携帯にも適するも
のである。
しかしながら、この化粧用容器は、開蓋して机
上等に載置した場合には、蓋44が直立状態とな
るので、使い易い化粧料収容部41は容器40側
にしか設けられず、使い易い複数個の化粧料収容
部41を設けることは困難である。
前記実開昭60−161921号公報に記載された化粧
品容器は、数種類の化粧料を収容することができ
て便利であるが、一度に見ることができ、そし
て、使用することのできる化粧料は、円筒状ハウ
ジングの開口部に表れた化粧料のみである。
ところで、この種の化粧料は、異なる色彩の化
粧料を同一の塗布体に塗布して混ぜ合わせた状態
で使用することがあるが、このような場合に、前
記化粧品用容器は、収容されている化粧料の全部
を、化粧品用容器を動かすことなく使用すること
ができず不便である。
本考案は前記事項に鑑みなされたものであり、
筒状の小型でありながら、複数個の化粧料収容部
を設けることができる化粧料容器を、収容された
全部の化粧料が、同時に容易に使用できるように
することを技術的課題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は底面2を机上等に直立できる面に形成
した有底の筒状本体1を設け、この筒状本体1
に、筒状本体1の上端面に開口する本体収納部3
を設け、前記筒状本体1の上部周縁部に、複数個
の蓋体10を軸着し、この蓋体10は、垂直方向
に立ち上がつた状態で、合体して筒状の蓋体群1
4となつて、前記本体収納部3を閉鎖する蓋体1
0に形成し、前記蓋体群14の内側には、前記本
体収納部3に連続する上部収納部13を形成し
て、化粧用具21の収納部が設けられるように形
成し、かつ、前記蓋体10の内側に、化粧料の収
容部12を設け、この蓋体10は、筒状本体1の
半径方向に略90度回動した水平方向の開蓋位置を
保持できる蓋体10に形成し、そして、筒状本体
1の外部に筒体17を相互に摺動できるように嵌
装し、さらに、この筒体17は合体して閉蓋状態
にある蓋体群14の外部まで相互に摺動して嵌装
されるようにして設け、筒体17で蓋体10を閉
蓋状態に抑止できるようにして形成して化粧料容
器とした。
〔作用〕
本考案は第1図又は第7図に示すように、蓋体
10が閉蓋し合体して形成された蓋体群14の外
部を、筒体17で抑止している状態から、筒体1
7を押し下げ、或は筒状本体1及び蓋体群14を
押し上げて、筒体17と、筒状本体1及び蓋体群
14とを相互に摺動させる。
そして、第5図又は第9図に示すように、蓋体
10を筒状本体1の半径方向に略90度回動させる
と、全ての蓋体10は、化粧料収容部12を上に
向けて、水平状の放射状に展開する。
そして、化粧用具21の上部も、筒状本体1の
上部に表れる。
そこで、筒状本体1を一方の手で固定し、他方
の手で、前記化粧料収容部12に収容された化粧
料の1種を、或は、複数種類を塗布して使用す
る。
〔実施例〕
第1図乃至第6図は本考案の一実施例の化粧料
容器を示すものであり、有底の筒状本体1は底面
2を平面状に形成して机上等に直立できるように
形成するとともに、筒状本体1には、筒状本体1
の上端部に開口する本体収納部3を形成し、か
つ、その外周に係止用凹部4,4を形成してあ
る。
この筒状本体1の上部周縁部に3個の凹所5を
形成して、この凹所5の両側に軸着用穴6を形成
し。そして、前記凹所5に3個の蓋体10の基部
を嵌入し、基部に設けた軸11を前記軸着用穴6
に嵌入して、蓋体10を筒状本体1の半径方向に
略90度回動した水平方向の開蓋位置を保持できる
蓋体10に形成して軸着し、そして、この3個の
蓋体10は、垂直方向に立ち上がつた状態で、合
体して筒状の蓋体群14となつて、前記本体収容
部3を閉鎖する蓋体10に形成する。
前記合体して形成された蓋体群14の内側に、
前記本体収納部3に連続する上部収納部13を形
成して、閉鎖した化粧用具21の収納部を設ける
とともに、蓋体10の内側にはそれぞれ化粧料の
収容部12を設けて、化粧料を収容した。
そして、筒状本体1の外部には筒体17を相互
に摺動できるように嵌挿し、さらに、この筒体1
7は、合体して閉蓋状態にある蓋体群14の外部
まで相互に摺動して嵌装されるようにして設け、
筒体17で蓋体10を閉蓋状態に抑止できるよう
に形成してあり、また、筒体17の係止用凹部1
8は筒状本体1の係止用凹部4,4に係合して、
筒体17を開蓋位置及び閉蓋位置に固定できるよ
うにして形成してある。そして、化粧用具21は
両端に塗布体22を設けてある。
第7図乃至第9図は別の実施例の化粧料容器を
示すものであり、さきの実施例と同様の部分は同
一の符号を用い説明を省略した。この実施例では
筒体17の内面に縦方向に凹溝31,31を設
け、この筒体17に筒状本体1を相互に摺動でき
るように挿入し、筒状本体1の下部両側には突子
25,25を突設して前記凹溝31,31に嵌入
し、筒体17と筒状本体1が相互に回動しないよ
うに形成してある。そして、筒状本体1の上部周
縁部には、さきの実施例と同様にして蓋体10が
軸着してある。
また、筒状本体1の下部内周には、雌ねじ26
が形成してあり、この筒状本体1の下側から螺筒
34が挿入され、螺筒34の雄ねじ35が前記雌
ねじ26に螺合している。そして、図示していな
いが、この螺筒34の下部には係止用環状凹溝を
設け、この係止用環状凹溝に筒体17の下端に設
けた図示していない係止用凸部が回動自在に嵌入
するように形成する。
そして、筒状本体1には、有底筒体27がフラ
ンジ28で止着され、この有底筒体27は前記螺
筒34内に垂下して設けてあり、本体収納部3を
形成している。
この実施例の化粧料容器は筒体17を押さえて
螺筒34を回動させると、筒状本体1は雄ねじ3
5・雌ねじ26の作用により押し上げられ、筒状
本体1の突子25が筒体17の凹溝31に案内さ
れて上昇し、蓋体10が筒体17の外部に押し出
され、第9図に示すように開蓋される。
また、この実施例は閉蓋状態で筒体17が蓋体
群14の上部まで覆うように形成してあるが、こ
の筒体17は閉蓋状態で第1図の実施例のものの
ように、蓋体群14の下部のみを抑止するように
形成してもよく、そうすると、筒状本体1を短く
形成でき、有底筒体27を取り除くことができ
る。
さらに、前記実施例の化粧料の収容部12のう
ち、1個だけに鏡を収容してもよい。
〔考案の効果〕
本考案は、筒状本体1の上部周縁部に、複数個
の蓋体10を軸着し、この蓋体10は、垂直方向
に立ち上がつた状態で、合体して筒状の蓋体群1
4となつて、本体収容部3を閉鎖する蓋体10に
形成し、蓋体10の内側に、化粧料の収容部12
を設け、この蓋体10は、筒状本体1の半径方向
に略90度回動した水平方向の開蓋位置を保持でき
る蓋体10に形成したものである。
したがつて、本考案の化粧料容器は、全ての蓋
体10を同時に開蓋して、蓋体10に設けた全て
の化粧料の収容部12を、水平状の解放位置に保
持できるものである。
そこで、筒状本体1を一方の手などで固定する
と、水平状に保持された全ての蓋体10の化粧料
収容部12に収容された化粧料が同時に使用でき
るものである。
そして、いずれの化粧料の使用も、化粧料容器
を回転させるなどの操作をしないで使用できるの
で、複数の化粧料を一つの塗布具に塗布して使用
する場合などに、特に便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の縦断面図、第2図
はその斜視図、第3図は第1図の−線の断面
図、第4図は第1図の−線の断面図、第5図
はその開蓋状態の斜視図、第6図はその分解斜視
図、第7図は別の実施例の断面図、第8図はその
斜視図、第9図はその開蓋状態の斜視図、第10
図は従来例の斜視図である。 1……筒状本体、2……底面、3……本体収納
部、10……蓋体、12……化粧料の収容部、1
3……上部収納部、14……蓋体群、17……筒
体、21……化粧用具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底面2を机上等に直立できる面に形成した有底
    の筒状本体1を設け、この筒状本体1に、筒状本
    体1の上端面に開口する本体収納部3を設け、前
    記筒状本体1の上部周縁部に、複数個の蓋体10
    を軸着し、この蓋体10は、垂直方向に立ち上が
    つた状態で、合体して筒状の蓋体群14となつ
    て、前記本体収納部3を閉鎖する蓋体10に形成
    し、前記蓋体群14の内側には、前記本体収納部
    3に連続する上部収納部13を形成して、化粧用
    具21の収納部が設けられれるように形成し、か
    つ、前記蓋体10の内側に、化粧料の収容部12
    を設け、この蓋体10は、筒状本体1の半径方向
    に略90度回動した水平方向の開蓋位置を保持でき
    る蓋体10に形成し、そして、筒状本体1の外部
    に筒体17を相互に摺動できるように嵌装し、さ
    らに、この筒体17は合体して閉蓋状態にある蓋
    体群14の外部まで相互に摺動して嵌装されるよ
    うにして設け、筒体17で蓋体10を閉蓋状態に
    抑止できるように形成した化粧料容器。
JP1986168072U 1986-10-31 1986-10-31 Expired - Lifetime JPH0516973Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986168072U JPH0516973Y2 (ja) 1986-10-31 1986-10-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986168072U JPH0516973Y2 (ja) 1986-10-31 1986-10-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6371814U JPS6371814U (ja) 1988-05-13
JPH0516973Y2 true JPH0516973Y2 (ja) 1993-05-07

Family

ID=31100607

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986168072U Expired - Lifetime JPH0516973Y2 (ja) 1986-10-31 1986-10-31

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0516973Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020036665A (ja) * 2018-09-03 2020-03-12 花王株式会社 化粧料容器

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5995918U (ja) * 1982-12-21 1984-06-29 株式会社吉野工業所 化粧品収納容器
GB2152904B (en) * 1984-01-20 1988-03-02 Lion Brush Works Containers for cosmetics

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6371814U (ja) 1988-05-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101978732B1 (ko) 휴대용 화장품 케이스
JPH0516973Y2 (ja)
JPH08154730A (ja) 化粧用コンパクト容器
US7350525B2 (en) Device for packaging and applying a substance such as a cosmetic or another care product
JPH0637772Y2 (ja) 液体化粧料等の収納容器
KR20220050262A (ko) 화장도구가 내장된 화장품 용기
JPS6120982Y2 (ja)
JPS6120991Y2 (ja)
JPH0217524Y2 (ja)
JP2530105Y2 (ja) 簡易化粧品容器
JPS6322987Y2 (ja)
JPS594566Y2 (ja) 化粧品収納容器
JPS6112890Y2 (ja)
JP3512260B2 (ja) コンパクト容器
JPH0233697Y2 (ja)
JPH0451702Y2 (ja)
KR20180116038A (ko) 다단 색조화장품 용기
JPH0439142Y2 (ja)
JPH0243292Y2 (ja)
JPH053150Y2 (ja)
KR940001732Y1 (ko) 다용도 루즈 케이스
JP2528702Y2 (ja) 棒状化粧品繰出し容器
JPH0112663Y2 (ja)
JPH046645Y2 (ja)
JPS6120989Y2 (ja)