JPH0542673Y2 - - Google Patents

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JPH0542673Y2
JPH0542673Y2 JP9061288U JP9061288U JPH0542673Y2 JP H0542673 Y2 JPH0542673 Y2 JP H0542673Y2 JP 9061288 U JP9061288 U JP 9061288U JP 9061288 U JP9061288 U JP 9061288U JP H0542673 Y2 JPH0542673 Y2 JP H0542673Y2
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tray
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console box
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support shaft
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車の車室内に設備されるコンソ
ールボツクスに関するものである。
〔従来の技術〕
自動車の運転席近辺では、小物を載置、収容で
きるようなスペースがないために、小物の置場等
に不便を起こすことが多々ある。これに対して、
自動車に設備されている従来のコンソールボツク
スは、例えば第12図に示す如く、コンソールボ
ツクス本体31の物入れのための開口部33に
は、蓋体32が開閉自在に設けられているが、こ
の蓋体32は単にコンソールボツクス本体31の
開口部33を閉塞するだけの役目しかないもので
あつた。
〔課題を解決するための手段〕 本考案はかかることに鑑みてなされたもので、
上記蓋体に、複数のトレイを層状に、かつ各トレ
イごとに揺動可能に装着して、各トレイによつ
て、多品種多数の小物を蓋体内部に整理収容保持
せしめることができるコンソールボツクス構造を
提供することにある。
〔実施例〕
以下に本考案を第1図乃至第11図に示す実施
例に基いて詳細に説明する。
先ず本実施例であるコンソールボツクス蓋体の
構成について第1図を基にして説明する。1は従
来例で示したと同様のコンソールボツクス31の
開口部に被着される蓋体であつて、その内側は、
深みのある凹部2に形成されており、さらにこの
蓋体1の後部端縁には、蝶番3が、取付ねじ4に
よつて取付けられ、この蝶番3を介して蓋体1は
コンソールボツクス31の開口部に揺動自在に取
付けられるものである。5は蓋体1の開口度を規
制するための周知のアームであつて、このアーム
5の一端は、支持ピン6を介して取付金具7に連
結されており、この取付金具7は、取付ねじ8に
よつて蓋体1に固定される。このアーム5の他端
は不図示のコンソールボツクスに係止し得る蓋体
1の前面には、コンソールボツクスの開口縁に係
止されるフツク部材9が取付ねじ10のによつて
固定されており、また蓋体1の平面方向に円弧移
動される切替レバー11が取付板12及び取付ね
じ13によつて、回動自在に支持されているもの
である。14は蓋体1の凹部2開口部内に位置さ
れる大きさに設定されていて、例えば運転免許証
の如き偏平小物15を載置する第1のトレイであ
つて、この第1のトレイ14の前端部には、フツ
ク14aが起立されている。16はその第1のト
レイ14上に重り合い、しかも第1のトレイ14
の平面よりやや小さい平面形状(第3図及び第4
図参照)に形成され、例えばコイン17等の小物
を保持させることができる第2のトレイであつ
て、この第2のトレイ16の前端部には、フツク
16aが起立されている。18は上記第2のトレ
イ16を包み込み得しかも第1のトレイ14上に
重り合う開口縁19を有し、例えばポケツトテイ
シユペーパー20を載置し得る第3のトレイであ
つて、この第3のトレイ18の正面には前記フツ
ク14a及び16aを覗かせるための開口部21
とその開口部21の上側に、前記切替レバー11
との係止部18aと、非係止部となる切欠部18
cとが形成されている。22はテイシユペーパー
の引き出し口23を有するカバーであつて、この
カバー22は、該カバー22に取付けられている
係止爪24を、第3のトレイ18上面に形成した
係止孔25内に係止させることで、第3のトレイ
18に載置されたテイシユペーパー20上に被着
される。26は、前記第1のトレイ14、第2の
トレイ16、第3のトレイ18の夫々後端面に形
成されている軸孔14b,16b,18bに、共
通して挿通され、それらの各トレイを軸支する支
軸であつて、それらトレイを軸支する支軸26の
両端部は、取付金具27及び取付ねじ28によつ
て、蓋体1の内側に固定されるものである。
以上が本実施例の構成であるが次にその作用に
ついて述べる。
蓋体1内に支軸26を介して埋込められた第
1,第2,第3のトレイの態様は、第3図及び第
4図に示す如くであつて、第1のトレイ14上に
第2のトレイ16、次いで第3のトレイ18が順
次重ねられており、これらのトレイ14,16,
18は、蓋体1の凹部2内に収められると共に、
各トレイは、共通する支軸26によつて蓋体1に
軸支されている。このように構成されている蓋体
1は、蝶番3を介してコンソールボツクス31の
開口部上に開閉自在に取付けられている。そして
この蓋体1に設けられているフツク部材9は、コ
ンソールボツクス31の係止孔31aに係止され
て、その蓋体1の閉塞が保持される。従つてフツ
ク部材9の解除レバー9aを矢方向に押し上げる
ことにより、フツク部材9と係止孔31aとの係
止が解けるので、蓋体1を開放し、コンソールボ
ツクス31内の物の出し入れができる(第8図参
照)。ところがこの構造の蓋体1にあつては、そ
の蓋体1を開口させる動作で、例えば第9図、第
10図、第11図に示す如く第1のトレイ、第2
のトレイ、第3のトレイのいずれかを選択的に開
口させることができる。即ち蓋体1に設けられて
いる切替レバー11を、第2図において実線つま
りイで示す位置となしたときは、その切替レバー
11の先端が第1のトレイ14のフツク14aの
下側に位置されるため、この状態で蓋体1を開放
しようとすれば、切替レバー11にフツク14a
が係止されて蓋体1と共に全べてのトレイ14,
16,18が引き上げられて第8図に示す如く、
コンソールボツクスが開口される。次に、蓋体1
のコンソールボツクス閉塞時に、切替レバー11
をロで示す位置に切替える。これにより、その切
替レバー11の先端が第2のトレイ16のフツク
16aの下側に位置されるために、この状態で蓋
体1を開放しようとすることにより、切替レバー
11にフツク16aが係止されるため、蓋体1と
共に第2のトレイ16と第3のトレイ18が引き
上げられ、第1のトレイ14のみがコンソールボ
ツクス上に取り残される。その結果、第9図に示
す如く、その第1のトレイ14上にある小物の取
り出し、及び第1のトレイ上に小物を載置収容す
ることができる。
次に蓋体1のコンソールボツクス閉塞時に、切
替レバー11をハで示す位置に位置されると、そ
の切替レバー11の先端が、第3のトレイ18の
係止部18aの下側に位置される。このために、
この状態で蓋体1を開放しようとすることによ
り、切替レバー11に係止部18aが係止され、
蓋体11と共に第3のトレイ18のみが引き上げ
られ、第1のトレイ14及び第2のトレイ16が
コンソールボツクス上に取り残される。その結
果、第10図に示す如く、その第2のトレイ16
上にあるコイン17等の小物の取り出し、及び第
2のトレイ上にコイン等を載置収容することがで
きる。
次に蓋体1のコンソールボツクス閉塞時に、切
替レバー1をニに示す位置とすると、その切替レ
バー11の先端は、第3のトレイ18の切欠部1
8cに位置されていずれのトレイとも係止される
ことがないので、この状態で蓋体1を開放しよう
とすればその蓋体1のみが開き、各トレイ14,
16,18はコンソールボツクス上に取り残され
ることとなり、第11図で示す如く、第3のトレ
イ18上にあるテイシユペーパー20の引き出し
が可能となる。このテイシユペーパー20がなく
なつたときは、カバー22を取り外すことによ
り、新たなテイシユペーパー20を置きかえるこ
とができる。
このように本実施例のコンソールボツクス蓋体
にあつては、コンソールボツクスの蓋体の内部に
第1,第2,第3のトレイを上下多段に収容さ
せ、しかも各トレイは、切替レバーの操作で選択
的に開口せしめることができるので、各トレイに
よつて運転免許証、コイン、ポケツトテイシユペ
ーパー等の如き小物を収容保持せしめることがで
き、さらには、それらの小物の選択的取り出しが
きわめて容易に行なえる。
〔考案の効果〕
この考案は、前記のようであつて、自動車のコ
ンソールボツクス本体にその開口部を開閉する蓋
体を揺動可能に装着してなるコンソールボツクス
において、前記蓋体の内側の装着部に、層状に重
なる複数のトレイの各基端を前記蓋体の支軸とは
別体の支軸を介して揺動可能に装着し、前記蓋体
の先端部に、前記トレイの先端部と係脱する係脱
片を係脱可能に設け、この係脱片の操作部材を設
け、この操作部材を操作して前記係脱片と前記ト
レイの先端部との係脱を各トレイごとに行えるよ
うにした。
従つて、各トレイの先端部は、操作部材を操作
することによつて、係脱片を介して蓋体に係脱す
ることとなり、しかもこの係脱操作は、各トレイ
ごとに行えるから、各トレイ上に小物を選択的に
整然と収容保持せしめることが容易かつ簡単にで
きる。従つてコンソールボツクスの蓋体内部の狭
まいスペースを小物収容のためのスペースとして
有効利用することができ、さらには各小物は各ト
レイ上に区別して載置収容することができるので
目的とする小物の取り出し、収容がきわめて容易
となるといつた優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案よりなる蓋体の構成部材を示し
た分解斜視図、第2図はその平面図、第3図は蓋
体をコンソールボツクスに組付けた状態の断面
図、第4図は第3図における−線断面図、第
5図は支軸の蓋体取付部を示した断面図、第6図
は蓋体の正面図、第7図は蓋体の下面図、第8図
乃至第11図は、蓋体の各動作態様を示した斜視
図、第12図は従来のコンソールボツクスを示し
た斜視図である。 1……蓋体、2……凹部、3……蝶番、4……
取付ねじ、5……アーム、6……支持ピン、7…
…取付金具、8……取付ねじ、9……フツク部
材、10……取付ねじ、11……切替レバー、1
2……取付板、13……取付ねじ、14……第1
のトレイ、14a……フツク、15……偏平小
物、16……第2のトレイ、16a……フツク、
17……コイン、18……第3のトレイ、18a
……フツク、19……開口縁、20……テイシユ
ペーパー、21……開口部、22……カバー、2
3……引き出し口、24……係止爪、25……係
止孔、26……支軸、27……取付金具、28…
…取付ねじ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車のコンソールボツクス本体にその開口部
    を開閉する蓋体を揺動可能に装着してなるコンソ
    ールボツクスにおいて、前記蓋体の内側の装着部
    に、層状に重なる複数のトレイの各基端を前記蓋
    体の支軸とは別体の支軸を介して揺動可能に装着
    し、前記蓋体の先端部に、前記トレイの先端部と
    係脱する係脱片を係脱可能に設け、この係脱片の
    操作部材を設け、この操作部材を操作して前記係
    脱片と前記トレイの先端部との係脱を各トレイご
    とに行えるようにしたことを特徴としたコンソー
    ルボツクス。
JP9061288U 1988-07-08 1988-07-08 Expired - Lifetime JPH0542673Y2 (ja)

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