JP2007261365A - 車両のフロア収納構造 - Google Patents

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博利 土井
Akira Kato
加藤  明
Tsutomu Shibata
勉 柴田
Koji Kamio
浩二 神尾
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Abstract

【課題】多方向からフロアボードの開閉ができ、さらにフロアボードの開閉や取り外しが容易となる車両のフロア収納構造を提供する。
【解決手段】
フロアボード3を内蓋4と、内蓋4の形状にあわせて内蓋4周囲を囲むような枠状に形成した外蓋5とから構成し、内蓋4が外蓋5に、外蓋5がフロアパネル1にそれぞれヒンジA、B、C、Dを介して回動可能かつ着脱自在に取り付けられるとともに、内蓋4と外蓋5が互いに異なる方向に開閉される構成とした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両のフロアに設けられる車両のフロア収納構造に関する。
車両の荷室等において、フロアの一部を凹状に形成して物品を収納する収納部を設け、同収納部の上面開口をフロアボードにより塞ぐように構成した収納構造が従来から知られている。このような車両のフロアボードは、収納部の開口縁にフロアボードを嵌め込んで載せただけのものがほとんどであり、設置状態が安定せず、振動等で外れてしまう虞があった。
このような不具合を解消するために収納部の開口縁に丸棒状のストライカを設けると共に、フロアボード側にストライカを弾性保持するバネ部材を設けて、フロアボードを安定に保持すると共に、ストライカを軸として上方にはね上げ開放かつ取り外し可能とした収納構造が以下の特許文献1に開示されている。
特開2001−315672号公報
しかしながら、かかるフロアボードは、開口縁の車両前方側にストライカを設け、フロアボードの前縁にバネ部材を設けており、車両後方側からしか開閉できない構造である。従って、例えばワゴンタイプなどの車両で乗員が車室内側(車両前方側)から収納部を開けようとしてもバネ部材に保持されているため開閉することができず、車室内側から収納部内の物品を取り出したり、収納することができない。ゆえに、収納物品を出し入れするには、車両の外に出て車両後方からフロアボードの開閉を行う必要があった。また収納部の奥(車両前方側)に物品が収納されている場合、フロアボードを大きく開放しなければ、取り出すことができなかった。
また、上記特許文献1に記載のものに限らず従来のものは、フロアボードが1枚の板状部材で構成される上、荷室フロアの大部分を占めているものがほとんどであり、このような場合、フロアボードが大きく、かつ重くなるため、フロアボードの開閉もしくは取り外しが困難であった。さらにフロアボード上に荷物が載っている場合、収納部内の物品を取り出したり、収納したりするには、その荷物を荷室から下ろさなければならないなどの問題点があった。
本発明は、以上のような問題点に鑑み、車室内側からもフロアボードの開閉ができ、さらにフロアボードの開閉や取り外しが容易となる車両のフロア収納構造を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の車両のフロア収納構造は、車両のフロアに形成された凹状の収納部と、前記収納部を開閉可能に閉塞するよう設けられた蓋部材と、同蓋部材を回動可能かつ着脱可能に支持するよう配置された複数のヒンジ部とを備え、前記蓋部材を複数の方向から開閉可能としたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の本発明の車両のフロア収納構造は、請求項1記載の内容において、
前記蓋部材は、内蓋と、該内蓋の形状にあわせて該内蓋周囲を囲むような枠状に形成された外蓋とから構成されており、前記内蓋が前記外蓋に、前記外蓋が前記フロアにそれぞれ前記ヒンジ部を介して回動可能かつ着脱自在に取り付けられるとともに、前記内蓋と前記外蓋がお互いに異なる方向に開閉されることを特徴とする。
また、請求項3に記載の本発明の車両のフロア収納構造は、請求項1乃至2記載の内容において、前記ヒンジ部は、軸部と、同軸部を回動可能かつ着脱自在に係合保持する保持クリップとから構成されており、前記軸部および前記保持クリップは、いずれか一方が前記蓋部材側に配置され、他方が前記蓋部材が支持される部材側に配置されることを特徴とする。
また、請求項4に記載の本発明の車両のフロア収納構造は、請求項1乃至3記載の内容において、前記複数のヒンジ部は、前記蓋部材が少なくとも車両の前後左右4方向に開閉できるよう配置されることを特徴とする。
また、請求項5に記載の本発明の車両のフロア収納構造は、請求項1乃至4記載の内容において、前記蓋部材には、前記ヒンジ部が配置される側と対向する側に該蓋部材を開閉するための把持部が設けられていることを特徴とする。
また、請求項6に記載の本発明の車両のフロア収納構造は、請求項1乃至5記載の内容において、前記収納部は、前記蓋部材を2つ有し左右方向に並べて配置されることを特徴とする。
また、請求項6に記載の本発明の車両のフロア収納構造は、請求項1乃至5記載の内容において、前記収納部は、前記車両の荷室フロアに形成されることを特徴とする。
上記手段により、本発明の請求項1の車両のフロア収納構造によれば、多方向から収納部の蓋部材を開閉可能としたので、例えば、荷室に収納部がある場合などは、車室内からも物品を取り出すことができるなど、収納物品出し入れの自由度が増す。そして収納物品出し入れの自由度が増すことにより、物品の収納されている位置に応じて蓋部材の開閉方向を選べるので、例えば、収納部右側に物品がある場合は、蓋部材の右側を少し開けるだけで良いなど、収納物品の出し入れが容易となり、労力も軽減されるので利便性が向上する。
また、請求項2の車両のフロア収納構造によれば、簡易な構成で蓋部材を多方向から開閉可能とでき、しかも蓋部材の開閉が簡単かつ容易となり利便性が向上する。
また、請求項3の車両のフロア収納構造によれば、簡単なヒンジ部の構成で蓋部材の開閉および着脱を可能とすることができる。
また、請求項4の車両のフロア収納構造によれば、車両の前後左右と比較的開閉し易い方向から蓋部材の開閉が可能であり、利便性が良い。
また、請求項5の車両のフロア収納構造によれば、蓋部材の開閉操作が容易となる。
また、請求項6の車両のフロア収納構造によれば、収納部内の物品の出し入れの自由度がさらに増し、より利便性が向上する。
また、請求項6の車両のフロア収納構造によれば、荷室の収納に有利となり、車室内から収納物品の出し入れが可能となるなど、利便性が向上する。
以下、図1〜4を参照して本発明の第1実施形態に係る車両のフロア収納構造について説明する。図面は実施の一形態にかかわり、図1は、車両の荷室を模式的に示す斜視図、図2は、収納部の構成を示す模式的な斜視図、図3は、ヒンジAの詳細構造を模式的に示す説明図、図4は、フロアボードの開放状態を模式的に示す説明図であり、(a)は、内蓋を左側から開いた状態、(b)は、内蓋を取り外した状態、(c)は、外蓋を後側から開いた状態、(d)は、外蓋を取り外した状態を示す。なお、図中のXは、車両の前方を示し、Yは、車両の左方向を示す。
図1,図2に示すように、車両の荷室等の床を構成するフロアパネル1には、物品を収納する収納部2が設けられている。収納部2は、上方に開口した略四角形状の凹部からなり、収納部2の開口部2aには、同開口部2aと同形状のフロアボード3が開閉かつ取り外し可能に嵌め込まれて、開口部2aを閉塞する構成となっている。収納部2の開口2aの内周縁には、フロアパネル1より一段低くなった段部2bが設けられており、その段部2bによってフロアボード3の周縁が支持されている。
フロアボード3は、本発明の蓋部材に相当するものであり、開口部2aを閉塞した状態でフロアパネル1と面一となって同一平面を形成する。さらにフロアボード3は、内蓋4と内蓋4の形状に合わせて周囲を囲むように枠状に形成された外蓋5とで構成されている。
内蓋4は、略四角形状で、その左右両辺4a、4b側が、それぞれ一対で設けられるヒンジA、Bを介して外蓋5に取り付けられて支持されている。
ここで、ヒンジAについて説明する。図3に示すようにヒンジAは、円筒状の軸部A1と、軸部A1を係合保持する上方もしくは下方に開放した略C字状の保持クリップA2とから構成されており、軸部A1を保持クリップA2の弾性に抗して押し込んだり、引き抜くことで軸部A1の保持クリップA2への着脱が可能となっている。さらに軸部A1は、保持クリップA2に係合保持された状態で回動可能であり、内蓋4の回動軸となる。なお、以下の説明に出てくる各ヒンジB、C、DもヒンジAと同等の構成をしている。
内蓋4に関して詳細に説明すると、内蓋4には、左辺4a側に左辺4aと平行に回動軸を形成するヒンジAの軸部A1が一対で設けられるとともに、右辺4b側に右辺4bと平行に回動軸を形成するヒンジBの軸部B1が一対で設けられている。そして外蓋5には、軸部A1、B1に対向する部位に保持クリップA2、B2がそれぞれ一対で設けられており、内蓋4を外蓋5に嵌め込むと、ヒンジA、Bの軸部A1、B1が、それぞれ保持クリップA2、B2に押し込まれて係合され、内蓋4が外蓋5に保持される構成となっている。要するに、内蓋4が外蓋5に対して開閉可能かつ着脱自在に取り付けられている。
内蓋4の左右両辺部4a、4bには、ストラップS1、S2が設けられており、このストラップS1、S2をそれぞれ別々に引き上げることにより内蓋4を左右両側から開閉できるようになっている。また、内蓋4は、外蓋5に嵌め込まれた状態で外蓋5の内周縁に設けられた支持板6によって下面を支持されている。
外蓋5は、略四角形状の枠体であり、内周が内蓋4の形状に、外周が収納部2の開口部2bの形状に合わせたサイズに形成されている。外蓋5は、前後両辺5a、5b側がヒンジC、Dを介してフロアパネル1に取り付けられて支持されている。ヒンジC、Dは、ヒンジA、Bと同様の構成であり、外蓋5はフロアパネル1に対して開閉可能かつ着脱自在に取り付けられる。
詳細に説明すると、外蓋5には、前辺5a側に前辺5aと平行に回動軸を形成するヒンジCの軸部C1が一対で設けられるとともに、後辺5b側に後辺5bと平行に回動軸を形成するヒンジDの軸部D1が一対で設けられている。そして、フロアパネル1側には、軸部C1、D1に対向する部位に保持クリップC2、D2がそれぞれ一対で設けられており、外蓋5を収納部2の開口部2bに嵌め込むと、ヒンジC、Dの軸部C1、D1がそれぞれ保持クリップC2、D2に押し込まれて係合され、外蓋5がフロアパネル1側に保持される構成となっている。
外蓋5の前後両辺部5a、5bには、ストラップS3、S4が設けられており、このストラップS3、S4をそれぞれ別々に引き上げることにより外蓋5を前後両側から開閉できるようになっている。また、外蓋5は、フロアパネル1の収納部2に嵌め込まれた状態で、その周縁を段部2bによって支持されている。
なお、内蓋4のストラップS1、S2および外蓋5のストラップS3、S4は本発明の把持部に相当する。
ここで、図4に沿ってフロアボード3の開閉操作について具体的に説明する。
まず、内蓋4を開閉する場合(図4a参照)、例えば内蓋4の左辺4a側にあるストラップS1をつかんで上方に引くと、ヒンジAの軸部A1が、外蓋5側の保持クリップA2から外れ、内蓋4の左辺4a側がフリーとなる。さらに上方に引くと右辺4b側のヒンジBを回動軸として内蓋4の左辺4a側が上方に持ち上げられて、収納部2の開口部2bが開放されることとなる。このようにして左側から内蓋4を開閉することが可能となる。
逆に右辺4b側のストラップS2を上方に引くと、ヒンジAを回動軸として右側から内蓋4を開閉することができる。
また、左右のストラップS1、S2を同時に上方に引き上げると(図4b参照)、ヒンジA、B両方の係合が外れて、内蓋4を外蓋5から取り外すことができる。
次に、外蓋5を開閉する場合(図4c参照)、例えば外蓋5の後辺5b側にあるストラップS4をつかんで上方に引くと、ヒンジDの軸部D1が、フロアパネル1側の保持クリップD2から外れ、外蓋5の後辺5b側がフリーとなる。さらに上方に引くと前辺5a側のヒンジCを回動軸として外蓋5の後辺5b側が上方に持ち上げられて、収納部2の開口部2bが開放される。このとき内蓋4は、外蓋5と一体に持ち上げられるのでフロアボード3全体が持ち上げられた状態となる。このようにして後ろ側から外蓋5を内蓋4と一体に開閉することが可能となる。
逆に前辺5a側のストラップS3を上方に引くと、ヒンジDを回動軸として前側から外蓋5を開閉することができる。
また、内蓋4同様、前後のストラップS3、S4を同時に上方に引き上げると(図4d参照)、ヒンジC、Dの係合が外れて、外蓋5を内蓋4と共にフロアパネル1から取り外すことができ、収納部2を開放することができる。
このように、本発明の第1実施形態に係る車両のフロア収納構造によれば、簡単な構成で前後左右の各方向からフロアボード3を開閉することが可能であり、荷室の収納部2内の物品を車室内(車両前方)からでも容易に取り出すことができるなど、収納物品を出し入れする場合の自由度が増し、利便性が向上する。また、内蓋4と外蓋5とで開閉方向が異なっているので、構造が複雑にならず、フロアボード3の開閉操作も簡単に行うことが可能である。
次に、図5,6により、本発明の第2実施形態に係る車両のフロア収納構造について説明する。図5は、車両の荷室を模式的に示す斜視図、図6は、ヒンジE(F)の詳細構造を模式的に示す説明図、図7は、フロアボードの開放状態の例を模式的に示す説明図であり、(a)は、右フロアボードの外蓋を車両後方側から開いた状態、(b)は、左フロアボードの内蓋を左側から開いた状態、(c)は、左右両フロアボードを一体で車両後方側から開いた状態を示す。図中のXは、車両の前方を示し、Yは、車両の左方向を示す。
なお、本実施形態は、上述の第1実施形態と同構造のフロアボードを2枚左右に並べた構成のものであり、第1実施形態と同一の構成要素については、同一の符号を付し、その説明を省略する。また、混乱を防ぐために左側のフロアボードを3、右側のフロアボードを3’とし、各符号についても右側のフロアボードのものには、符号に「’」を付けることとする。
本実施形態では、図5に示すように、フロアボード3、3’が、左右に並らんで収納部2の開口部2aを閉塞した状態でフロアパネル1に面一となるように取り付けられている。
左右のフロアボード3、3’は、第1実施形態同様フロアパネル1に対して開閉可能かつ着脱自在に取り付けられており、それぞれ、左右方向に開閉可能な内蓋4、4’と前後方向に開閉可能な外蓋5、5’とから構成されている。そして、各内蓋4、4’は、各外蓋5、5’に、各外蓋5、5’は、フロアパネル1に各ヒンジを介して回動可能かつ着脱自在に取り付けられている。
また、左右両フロアボード3、3’は、左フロアボード3の右辺と右フロアボードの左辺とが互いに接するように隣合せに設けられており、それぞれが個別で開閉できるようになっている。左右のフロアボード3、3’間では、車両前方側にヒンジEが、車両後方側にヒンジFが、それぞれ左右両フロアボード3,3’のヒンジを兼用する形で設けられており、これらのヒンジE、Fによって左フロアボード3と右フロアボード3’とが互いに回動可能かつ着脱自在に連結されている。
ヒンジE、Fは、他のヒンジA,B,C,Dと異なり、図6に示すように保持クリップE2(F2)が上下方向に開放した形状であり、軸部E1(E1)を上下2方向から着脱可能な構成とされている。
そして、詳細には、左フロアボード3側の外蓋5には、車両前方側に保持クリップE2が、車両後方側に保持クリップF2が配置されるとともに、右フロアボード3’の外蓋5’には、車両前方側に軸部E1、車両後方側にF1が配置されており、これら、ヒンジE,Fの軸部E1,F1と保持クリップE2,F2を着脱させることで左右両フロアボード3、3’の外蓋5および5’を一体に連結したり、相互に開閉することができるようになっている。
なお、内蓋4、4’の左右両辺部4a、4a’および外蓋5,5’の前後両辺部5a、5a’には、内蓋4、4’および外蓋5、5’を開閉操作するための把持部として、第1実施形態のストラップに変えて凹状の取っ手G1、G2、G3、G4を設けている。
本第2実施形態では、図7aのように左右各フロアボード3,3’(外蓋5、5’)を別々で前後方向に開閉でき、収納部2の半分だけを開閉することが可能である。そして内蓋4、4’に関しても図7bのように左右方向で各々開閉自在である。
また、図7cのように左右両フロアボード3,3’を一体として開閉させることが可能となる。
このように、本発明の第2実施形態に係る車両のフロア収納構造によれば、第1実施形態の効果に加えて、例えば収納部2の右側に収納された物品を取り出す場合には、右フロアボード3’だけを開閉すると言うように必要に応じて開閉するフロアボードを選べるので、収納物品取り出しの自由度がより向上される。しかも左右どちらか片側だけであれば、重さも軽くなるので、比較的力の弱い女性やお年寄りなどであっても、フロアボードの開閉や取外しが容易となり、労力を軽減することができる。
また、フロアボード上に荷物が載せられている場合でも、荷物を左右どちらかに寄せてから、フロアボードを開閉することができるので、いちいち荷物を荷室から下ろす必要がなくなり、利便性が非常に良くなる。
以上、本発明の第1実施形態および第2実施形態の2つの実施形態について説明したが、本発明は、これら実施形態に限定されるものではなく、例えば、ヒンジ部の構成や把持部の形態、フロアボードの開閉方向等、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することが可能である。
本発明の第1実施形態に係る車両の荷室を模式的に示す斜視図。 第1実施形態に係る収納部の構成を示す模式的な斜視図。 ヒンジAの詳細構造を模式的に示す説明図。 第1実施形態に係るフロアボードの開放状態を模式的に示す説明図。 本発明の第2実施形態に係る車両の荷室を模式的に示す斜視図 ヒンジE(F)の詳細構造を模式的に示す説明図 第2実施形態に係るフロアボードの開放状態の例を模式的に示す説明図
符号の説明
1 フロアパネル
2 収納部
2a 開口部
2b 段部
3 フロアボード(蓋部材)
4 内蓋(蓋部材)
5 外蓋(蓋部材)
6 支持板
A,B、C、D、E,F ヒンジ(ヒンジ部)
A1、B1、C1、D1、E1、F1 ヒンジの軸部
A2、B2、C2、D2、E2、F2 ヒンジの保持クリップ
S1、S2、S3、S4 ストラップ(把持部)

Claims (7)

  1. 車両のフロアに形成された凹状の収納部と、
    同収納部を開閉可能に閉塞するよう設けられた蓋部材と、
    同蓋部材を回動可能かつ着脱可能に支持するよう配置された複数のヒンジ部とを備え、
    前記蓋部材を多方向から開閉可能としたことを特徴とする車両のフロア収納構造。
  2. 前記蓋部材は、内蓋と、同内蓋の形状にあわせて同内蓋周囲を囲むような枠状に形成された外蓋とから構成されており、前記内蓋が前記外蓋に、前記外蓋が前記フロアにそれぞれ前記ヒンジ部を介して回動可能かつ着脱自在に取り付けられるとともに、前記内蓋と前記外蓋が互いに異なる方向に開閉されることを特徴とする請求項1に記載の車両のフロア収納構造。
  3. 前記ヒンジ部は、軸部と、同軸部を回動可能かつ着脱自在に係合保持する保持クリップとから構成されており、前記軸部および前記保持クリップは、いずれか一方が、前記蓋部材側に配置され、他方が、前記蓋部材が支持される部材側に配置されることを特徴とする請求項1乃至2に記載の車両のフロア収納構造。
  4. 前記複数のヒンジ部は、前記蓋部材が少なくとも車両の前後左右4方向に開閉できるように配置されることを特徴とする請求項1乃至3に記載の車両のフロア収納構造。
  5. 前記蓋部材には、前記ヒンジ部が配置される側と対向する側に前記蓋部材を開閉するための把持部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至4に記載の車両のフロア収納構造。
  6. 前記収納部は、前記蓋部材を2つ有し左右方向に並べて配置されることを特徴とする請求項1乃至5に記載の車両のフロア収納構造。
  7. 前記収納部は、前記車両の荷室フロアに形成されることを特徴とする請求項1乃至6に記載の車両のフロア収納構造。
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