JP2007090929A - 車両用グローブボックス - Google Patents

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琢磨 菅原
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Abstract

【課題】 インストルメントパネルの裏側に奥行きを広げることなく収納容量を拡大できるようにして、利便性に優れた車両用グローブボックスを提供する。
【解決手段】 ボックス本体の開口に下方側に開放可能な下蓋部材11と、上方側に開放可能な上蓋部材10を設ける。下蓋部材11の前端部内側に中蓋部材15を回動可能に取り付け、上蓋部材10と下蓋部材11を最大に開いた状態において中蓋部材15を引き起こし、中蓋部材15で上下の蓋部材10,11の間の開口20を閉塞する。
【選択図】 図5

Description

この発明は、車室内のインストルメントパネルに設けられる車両用グローブボックスに関するものである。
インストルメントパネルの助手席前面に設けられるグローブボックスは、インストルメントパネルの開口内に形成される凹状のボックス本体が蓋部材によって開閉されるようになっている。蓋部材は、開口の下端側にヒンジ部が設けられ、このヒンジ部を中心として下側に設定角度の範囲で開閉し得るようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−330920号公報
しかし、この従来のグローブボックスの場合、蓋部材をインストルメントパネルの前面にフラットになるように閉じたときの内部容積がそのまま収容物の収納容量となるため、インストルメントパネル内に確保できるボックス本体の容積によって収納容量がほぼ決まってしまう。このため、インストルメントパネルの裏側に充分な奥行きを持たせることができないときには収納容量の拡大が難しい。
そこでこの発明は、インストルメントパネルの裏側に奥行きを広げることなく収納容量を拡大できるようにして、利便性に優れた車両用グローブボックスを提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、開閉可能な蓋部材を有する車両用グローブボックス(例えば、後述の実施形態におけるグローブボックス5)において、下方側に開放可能な下蓋部材(例えば、後述の実施形態における下蓋部材11)と、上方側に開放可能な上蓋部材(例えば、後述の実施形態における上蓋部材10)の少なくともいずれか一方を設け、この下蓋部材と上蓋部材のいずれか一方に回動自在に中蓋部材(例えば、後述の実施形態における中蓋部材15)を取り付けると共に、この中蓋部材を、前記上蓋部材と下蓋部材の少なくとも一方の開放時に形成される開口(例えば、後述の実施形態における開口20)に対して閉塞可能にした。
この発明の場合、上蓋部材や下蓋部材を開放して開口を形成し、その状態で中蓋部材を回動させて開口を閉塞すると、上蓋部材と下蓋部材の少なくともいずれか一方が前方に突き出した状態で収納空間が形成される。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記下蓋部材の内側面を平面状に形成すると共に、前記下蓋部材の開放位置において、前記内側面が室内フロアに対して略平行になるように設定するようにした。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記中蓋部材を網状体によって形成するようにした。
請求項1に記載の発明によれば、上蓋部材や下蓋部材を開放して開口を形成し、その開口を中蓋部材によって閉じることによってインストルメントパネルの車室内側に収納空間を拡大できるため、インストルメントパネルの裏側に奥行きを広げることなく収納容量を拡大することができる。
また、この発明によれば、上蓋部材や下蓋部材を完全に閉じた場合と、上蓋部材や下蓋部材を開いてさらに中蓋部材によって開口を閉じた場合で、サイズや内部形状の異なる複数形態の収納空間を得ることができるため、ユーザーの使用目的等に応じて収納空間を自由に使い分けることができる。
したがって、これらのことからグローブボックスの利便性を大幅に高めることができる。
請求項2に記載の発明によれば、下蓋部材を開放した状態において、その内側面によって室内フロアと略平行な面を形成できるため、開放した下蓋部材の内側面上に物品等を安定的に載せることができる。
請求項3に記載の発明によれば、中蓋部材を網状体によって形成したため、上蓋部材や下蓋部材を開いて開口を中蓋部材で閉じた状態において、内部に収納した物品等を中蓋部材を通して目視確認することができる。
以下、この発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、「前」側とは、特別のことわりのない限り、車両の前進方向を言うものとする。
図1〜図5において、1は、車室前面に配置されるインストルメントパネルであり、このインストルメントパネル1のステアリング2の突設される運転席側には各種のメータパネル3やシフトレバー4等が配置され、助手席側にはこの発明に係るグローブボックス5が設けられている。また、インストルメントパネル1の中央部には、エアコンやオーディオ、カーナビゲーション・システム等の操作を行うための操作部6,7が設けられている。
グローブボックス5は、インストルメントパネル1に形成された開口8内に凹状のボックス本体9が形成されると共に、開口8の車室内側が、上蓋部材10と下蓋部材11によって閉塞されるようになっている。上蓋部材10は車幅方向に沿うヒンジ軸(図示せず)を中心に上方側に開放可能となっており、下蓋部材11は、同様に車幅方向に沿うヒンジ軸(図示せず)を中心に下方側に開放可能となっている。下蓋部材11は下方側に最大に開放された状態において、その前端部が閉じ状態における外面形状よりも前方側に大きく突出するように設定されている。なお、この実施形態の場合、上蓋部材10と下蓋部材11のヒンジ軸が配置されるボックス本体9の一方の側部は別体の側壁部材12によって構成されている。また、上蓋部材10と下蓋部材11は、閉状態において上下に湾曲した外面形状を成すように湾曲した断面形状に形成されている。
この実施形態の場合、上蓋部材10と下蓋部材11は図示しない連動機構によって連動し、下蓋部材11を手前に引き下げることによって両蓋部材10,11を同時に開閉できるようになっている。
また、下蓋部材11の内側には幅方向両側に側壁13が設けられるとともに、この両側の側壁13に跨るように平板面14が設けられている。この平板面14は、下蓋部材11が下方に最大に開かれたときに室内フロアFと略平行になるように設定されている。したがって、下蓋部材11を開いた状態においては平板面14上に安定して物品を置くことができる。
下蓋部材11の内側前端部には、図2〜図4に示すように中蓋部材15が回動自在に設けられている。この中蓋部材15は上方に湾曲した樹脂板によって形成され、その樹脂板の内側領域はメッシュ構造となっている。即ち、この実施形態においては中蓋部材15は樹脂製の網状体によって構成されている。また、中蓋部材15と下蓋部材11は、別体のヒンジ部品を介して、若しくはインテグラルヒンジ構造によって相互に連結されている。この中蓋部材15は、上蓋部材10と下蓋部材11を最大に開いた状態において、前端部が手前側に引き起こされ、その前端部が上蓋部材10の前縁部にフック等の係止手段によって固定されるようになっている。中蓋部材15は、こうして前端部が上蓋部材10に固定されることにより、上蓋部材10と下蓋部材11の間にできた開口20を閉塞する。
また、図5に示すように中蓋部材15の側部には、中蓋部材15と同様の材料から成るメッシュ構造の側方蓋部材16が折畳み・展開可能に設けられている。この側方蓋部材16は、上蓋部材10と下蓋部材11を最大に開いて中蓋部材15の前端部を上蓋部材11に固定したときに、中蓋部材15と側壁部材12の間にできる隙間を閉塞し得るようになっている。なお、この側方蓋部材16は、側壁部材12や下蓋部材11の側壁13に対して適宜係止手段によって係止できるようにしても良い。
以下、グローブボックス5の具体的な使用方法について説明する。
グローブボックス5内に書類や小物を収納する場合には、図1に示す閉じ状態から、図2,図3に示すように上蓋部材10と下蓋部材11を開き、折り畳まれている中蓋部材15の上に書類や小物を置いて上蓋部材10と下蓋部材11を再度図1に示すように閉じる。これにより、書類や小物は蓋部材10,11とボックス本体9によって囲まれた比較的小スペースの収納空間内に配置される。
また、グローブボック5内にさらに大型の物品等を収容する場合には、図1に示す閉じ状態から、図2,図3に示すように上蓋部材10と下蓋部材11を夫々上下開き、両蓋部材10,11を最大に開いた状態において図4,図5に示すように中蓋部材15を引き起こし、下蓋部材11の内側の平板面14上に物品等を載せた後に、中蓋部材15の前端部を上蓋部材10に固定し、必要に応じて側方蓋部材16を側壁部材12等に固定する。これにより、上蓋部材10と下蓋部材11が開くことによって拡大された容量の大きな収納空間がボックス本体9に連続するように形成されることとなり、大型の物品等をこの収納空間に余裕を持って収容することが可能になる。
こうして収納空間が拡大された状態では、下蓋部材11の内側の平板面14が室内フロアFと略平行になるため、物品等は収納空間内に偏ったりバランスを崩したりすることなく安定して載置される。
また、このグローブボックス5の場合、中蓋部材15と側方蓋部材16がメッシュ構造となっているため、中蓋部材15を閉じた状態においても外部から内側の物品等を目視確認することができる。そして、このように網状の中蓋部材15と側方蓋部材16を採用するときには、前方に展開したグローブボックス5が内側底面の略水平な檻状の構造となるため、場合によっては、小型の檻や籠の変わりに収納空間に小動物を入れることも可能である。
なお、この発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば、上記の実施形態では中蓋部材15をメッシュ構造としたが、中蓋部材15は必ずしもメッシュ構造にしなくても良い。また、上記の実施形態では、上蓋部材10と下蓋部材11が夫々開閉可能に設けられているが、上蓋部材10と下蓋部材11のいずれか一方に中蓋部材15を回動自在に設けるようにすれば、他方の蓋部材は必ずしも設けなくても良い。
この発明の一実施形態のグローブボックスを示すものであり、上蓋部材と下蓋部材を完全に閉じた状態における斜視図。 同実施形態のグローブボックスを示すものであり、下蓋部材を一部開いた状態における斜視図。 同実施形態のグローブボックスを示すものであり、上蓋部材と下蓋部材を完全に閉じた状態における斜視図。 同実施形態のグローブボックスを示すものであり、中蓋部材を閉じ始めた状態における斜視図。 同実施形態のグローブボックスを示すものであり、中蓋部材と側方蓋部材を閉じた状態における斜視図。
符号の説明
5…グローブボックス
9…ボックス本体
10…上蓋部材
11…下蓋部材
14…平板面(内側面)
15…中蓋部材

Claims (3)

  1. 開閉可能な蓋部材を有する車両用グローブボックスにおいて、
    下方側に開放可能な下蓋部材と、上方側に開放可能な上蓋部材の少なくともいずれか一方を設け、この下蓋部材と上蓋部材のいずれか一方に回動自在に中蓋部材を取り付けると共に、この中蓋部材を、前記上蓋部材と下蓋部材の少なくとも一方の開放時に形成される開口に対して閉塞可能にしたことを特徴とする車両用グローブボックス。
  2. 前記下蓋部材の内側面を平面状に形成すると共に、前記下蓋部材の開放位置において、前記内側面が室内フロアに対して略平行になるように設定したことを特徴とする請求項1に記載の車両用グローブボックス。
  3. 前記中蓋部材を網状体によって形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用グローブボックス。

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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FR3027002A1 (fr) * 2014-10-14 2016-04-15 Peugeot Citroen Automobiles Sa Dispositif repose sac a main pour vehicule
US10267070B2 (en) 2017-08-23 2019-04-23 Ford Global Technologies, Llc Glove box assembly with external latch mechanism
CN116331111A (zh) * 2023-05-25 2023-06-27 宁波东昊汽车部件有限公司 一种汽车隐藏式储物盒结构

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