JP2003026160A - 蓋体付き折り畳み式ボックス - Google Patents

蓋体付き折り畳み式ボックス

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JP2003026160A
JP2003026160A JP2001217496A JP2001217496A JP2003026160A JP 2003026160 A JP2003026160 A JP 2003026160A JP 2001217496 A JP2001217496 A JP 2001217496A JP 2001217496 A JP2001217496 A JP 2001217496A JP 2003026160 A JP2003026160 A JP 2003026160A
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Japan
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lid
side wall
box
frame body
side walls
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Application number
JP2001217496A
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English (en)
Inventor
Hirofumi Echigoya
広文 越後谷
Kenji Furumoto
賢治 古本
Shinji Tanaka
伸二 田中
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Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor Corp
Kojima Industries Corp
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kojima Press Industry Co Ltd
Toyota Motor Corp
Kanto Auto Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立て及び折り畳みに支障を生じず蓋体によ
って収納物を隠すことができる蓋体付き折り畳み式ボッ
クスの提供。 【解決手段】 枠体20と、底壁30と、第1〜第4の
側壁40、50、60、70と、蓋体80と、からな
り、第1、第2の側壁40、50は、上端部で枠体20
に回動可能に連結され、下端部は底壁30とは連結され
ておらず、第3、第4の側壁60、70は、上端部で枠
体20に第1、第2の側壁40、50の回動方向と直交
する方向に回動可能に連結され、下端部で底壁30に第
1、第2の側壁40、50の回動方向と直交する方向に
回動可能に連結され、上下方向途中部位で第1、第2の
側壁40、50の回動方向と直交する方向に折れ曲がり
可能とされており、蓋体80は、枠体20に、第1〜第
4の側壁40、50、60、70の組立て・折り畳みの
軌跡の外で開閉可能に、支持されている、蓋体付き折り
畳み式ボックス10。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、折り畳み式ボック
スに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、各壁が連結された折り畳み式ボッ
クスはある。ボックスは、使用時には、立方体に組み立
てて、不使用時には、偏平状に折り畳まれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の折り畳
み式ボックスには、つぎの問題がある。ボックスには、
通常、蓋体が設けられていない。それは、蓋体が側壁と
干渉し合うので、組立て・折り畳みに支障を生じるから
である。蓋体がないため、収納物が見えてしまう。本発
明の目的は、組立て及び折り畳みに支障を生じず蓋体に
よって収納物を隠すことができる蓋体付き折り畳み式ボ
ックスを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】(1) 枠体と、底壁
と、第1〜第4の側壁と、蓋体と、からなり、前記第1
の側壁と前記第2の側壁は、互いに対向し、上端部で前
記枠体に回動可能に連結され、下端部は前記底壁とは連
結されておらず、前記第3の側壁と前記第4の側壁は、
互いに対向し、上端部で前記枠体に前記第1、第2の側
壁の回動方向と直交する方向に回動可能に連結され、下
端部で前記底壁に前記第1、第2の側壁の回動方向と直
交する方向に回動可能に連結され、上下方向途中部位で
前記第1、第2の側壁の回動方向と直交する方向に折れ
曲がり可能とされており、前記蓋体は、前記枠体に、前
記第1〜第4の側壁の組立て・折り畳みの軌跡の外で開
閉可能に、支持されている、蓋体付き折り畳み式ボック
ス。 (2) 前記蓋体は前記枠体にピンと長穴によって連結
されている(1)記載の蓋体付き折り畳み式ボックス。 (3) 前記枠体と前記蓋体の一方には、前記枠体と前
記蓋体の他方との連結部位に、一部が開放した一部開放
穴が設けられており、前記枠体と前記蓋体の他方には、
前記枠体と前記蓋体の一方との連結部位に、前記蓋体が
開位置にあるときに前記一部開放穴に出入り可能とされ
たボスが設けられている、(1)記載の蓋体付き折り畳
み式ボックス。
【0005】上記(1)〜(3)の蓋体付き折り畳み式
ボックスでは、蓋体が設けられている。そのため、ボッ
クス内を隠すことができる。また、蓋体は、枠体に、第
1〜第4の側壁の組立て・折り畳みの軌跡の外で開閉可
能に、支持されているので、蓋体がボックス組立て・折
り畳みの支障にならない。上記(2)の蓋体付き折り畳
み式ボックスでは、蓋体と枠体はピンと長穴によって連
結されているので、蓋体の開閉が回動と直線動をとるこ
とができる。そのため、蓋体の開閉動を容易に第1〜第
4の側壁の組立て・折り畳みの軌跡の外ですることがで
きる。上記(3)の蓋体付き折り畳み式ボックスでは、
蓋体は枠体に脱着可能である。そのため、上記(2)と
同様の作用を得ることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1〜図7は、本発明実施例1の
蓋体付き折り畳み式ボックスを示しており、図8、図9
は、本発明実施例2の蓋体付き折り畳み式ボックスを示
している。本発明実施例1と本発明実施例2にわたって
共通する部分には、本発明実施例1と本発明実施例2に
わたって同じ符号を付してある。
【0007】まず、本発明実施例1と本発明実施例2に
共通する部分を、たとえば図1〜図3、図5、図6、図
8を参照して、説明する。本発明実施例の蓋体付き折り
畳み式ボックス(以下、単にボックスという)10は、
図1〜図3に示すように、枠体20と、底壁30と、第
1の側壁40と、第2の側壁50と、第3の側壁60
と、第4の側壁70と、蓋体80と、からなる。
【0008】枠体20は、図3に示すように、ボックス
10の上端部に配置され、ボックス10の開口を形成す
る。枠体20は、外側壁21と内側壁22と上壁23と
からなる。外側壁21と内側壁22は、ボックス10の
全周にわたって設けられている。外側壁21と内側壁2
2とは、互いに平行である。外側壁21には、ピン支持
部21a(図5参照)または下方が開口した一部開口穴
21b(図8参照)と、引っ掛け部21c(図3参照)
とが設けられている。ピン支持部21aまたは一部開口
穴21bは、外側壁21の隣接する2つの角部に、1個
づつ計2個設けられている。引っ掛け部21cは、ピン
支持部21aまたは一部開口穴21bが設けられる2つ
の角部の間の位置に設けられている。引っ掛け部21c
は、後述の蓋体80の引っかけ受け部81bに引っ掛か
り可能である。内側壁22は、外側壁21より内側に設
けられている。上壁23は、外側壁21の上端と内側壁
22の上端とを、ボックス10の全周にわたって連結し
ている。
【0009】第1の側壁40は、ボックス10の一側壁
である。第1の側壁40は、上端部で枠体20の内側壁
22に回動可能に連結されている。第1の側壁40の下
端部は、底壁30に連結されていない。
【0010】第2の側壁50は、ボックス10の一側壁
である。第2の側壁50は、第1の側壁40と対向する
位置に設けられている。第2の側壁50は、上端部で枠
体20に回動可能に連結されている。第2の側壁50の
軸芯と第1の側壁40の軸芯とは、互いに同方向に延び
ている。第2の側壁50の下端部は、底壁30に連結さ
れていない。
【0011】第3の側壁60は、ボックス10の一側壁
である。第3の側壁60は、ボックス10が組み立てら
れた状態にある時(ボックス10が使用可能状態にある
時)、ボックス10の収容部11側の面で、第1の側壁
40および第2の側壁50と接触する。第3の側壁60
は、上側壁61と下側壁62とからなる。上側壁61と
下側壁62とは一体に形成されていてもよく、別体に形
成されていてもよい。上側壁61の上端部は、枠体20
に、第1の側壁40と第2の側壁50の回動方向と直交
する方向に回動可能に連結されている。上側壁61の下
端部は、下側壁62の上端部に対して、第1の側壁40
と第2の側壁50の回動方向と直交する方向に折れ曲が
り(回動)可能とされている。下側壁62の下端部は、
底壁30に、第1の側壁40と第2の側壁50の回動方
向と直交する方向に回動可能に連結されている。
【0012】第4の側壁70は、ボックス10の一側壁
である。第4の側壁70は、第3の側壁60と対向する
位置に設けられている。第4の側壁70は、ボックス1
0が組み立てられた状態にある時、第3の側壁60側の
面で、第1の側壁40および第2の側壁50と接触す
る。第4の側壁70は、上側壁71と下側壁72とから
なる。上側壁71と下側壁72は一体に形成されていて
もよく、別体に形成されていてもよい。上側壁71の上
端部は、枠体20に、第1の側壁40と第2の側壁50
の回動方向と直交する方向に回動可能に連結されてい
る。上側壁71の下端部は、下側壁72の上端部に対し
て、第1の側壁40と第2の側壁50の回動方向と直交
する方向に折れ曲がり(回動)可能とされている。下側
壁72の下端部は、底壁30に、第1の側壁40と第2
の側壁50の回動方向と直交する方向に回動可能に連結
されている。
【0013】蓋体80は、ボックス10の収容部11を
開閉可能に、枠体20に支持されている。蓋体80は、
枠体20に対して、閉位置と開位置との間で回動可能で
あり、開位置にある状態では下方に移動可能である。蓋
体80は、閉位置にあるとき、図2に示すように、ボッ
クス10の収容部11を上方から覆っており、閉位置か
ら開位置まで回動し開位置に達したとき、図3に示すよ
うに、枠体20の一辺またはその近傍から上方に延びる
姿勢となる。そのため、蓋体80は、第1〜第4の側壁
40、50、60、70の組立て・折り畳みの軌跡の外
で、開閉動する。
【0014】蓋体80は、平面部81と、下がり壁82
と、リブ83と、からなる。平面部81は、蓋体80閉
時に、裏面81aの外側端部が枠体20の上壁23と接
触している。平面部81の裏面81aには、引っかけ受
け部81bが設けられている。引っかけ受け部81b
は、平面部81と一体に形成されていてもよく、平面部
81と別体に形成されて平面部81に固定して取り付け
られていてもよい。引っかけ受け部81bには、開位置
にある蓋体80を枠体20に対して下方に移動させたと
き、枠体20の引っ掛け部21cが引っかけ可能であ
る。引っかけ受け部81bに引っ掛け部21cが引っ掛
かっているとき、蓋体80の一部は枠体20よりも上方
に位置している。
【0015】下がり壁82は、平面部81の外側端から
平面部81の面内方向と直交する方向に延びている。下
がり壁82は、蓋体80が閉位置にある時、平面部81
の外側端から下方に延びている。下がり壁82が平面部
81から延びる長さは、枠体20の上下方向長さよりも
大である。リブ83は、平面部81から平面部81の面
内方向と直交する方向に延びている。リブ83は2個設
けられており、各リブ83は、下がり壁82のうち対向
する2つの下がり壁82a、82bの間に設けられてい
る。リブ83には、長穴83a(図6参照)か、また
は、ボス83b(図8参照)が設けられている。長穴8
3aは、枠体20にピン支持部21a(図5参照)が設
けられている場合に設けられ、ボス83bは、枠体20
に一部開口穴21b(図8参照)が設けられている場合
に設けられる。蓋体80は、枠体20に、ピン支持部2
1aが支持するピン90と長穴83aによって連結され
るか、または、ボス83bと一部開口穴21bとによっ
て連結される。
【0016】ここで、ボックス10の組立て・折り畳み
動を説明する。まず、ボックス10が組み立てられてい
る状態にある時(ボックス10が使用可能状態にある
時)を説明する。第1〜第4の側壁40、50、60、
70は、立ち上がっており、上下方向に延びている。
【0017】ボックス10が組み立てられている状態か
ら、第1の側壁40を第2の側壁50に向って手で押し
上げるとともに、第2の側壁50を第1の側壁40に向
って手で押し上げると、第1の側壁40と第2の側壁5
0は、それぞれ、上端部と下端部が同じ上下方向位置と
なるまで回動する。
【0018】第1の側壁40と第2の側壁50とが水平
方向に延びる姿勢をとるまで第1の側壁40と第2の側
壁50を押し上げた時、第3の側壁60と第4の側壁7
0とは折れ曲がり可能な状態にある。そのため、第1の
側壁40と第2の側壁50とが水平方向に延びた状態で
枠体20を底壁30側に移動させることにより、図1に
示すように、第3の側壁60と第4の側壁70は折れ曲
がり、ボックス10を折り畳むことができる。ボックス
10が折り畳まれた状態にある時、第1〜第4の側壁4
0、50、60、70は、水平方向に延びている。
【0019】ボックス10が折り畳まれた状態から組み
立てる時を説明する。枠体20を底壁30に対して上方
に引き上げると、第1の側壁40と第2の側壁50とが
水平方向に延びたまま、第3の側壁60と第4の側壁7
0が立ち上がる。第3の側壁60と第4の側壁70とが
上下方向に延びる姿勢となった時、第1の側壁40と第
2の側壁50と仕切り板80は、図2に示すように、自
重で下方に向って回動し、ボックス10が組み立てられ
る。
【0020】つぎに、本発明実施例1と本発明実施例2
にわたって共通する部分の作用を説明する。本発明実施
例では、蓋体80が設けられているので、ボックス10
内を隠すことができる。また、蓋体80は、枠体20
に、第1〜第4の側壁40、50、60、70の組立て
・折り畳みの軌跡の外で開閉可能に、支持されているの
で、蓋体80がボックス10の組立て・折り畳みの支障
にならない。
【0021】また、蓋体80が開位置から枠体20に対
して下方に移動したとき、蓋体の一部が枠体20よりも
上方に位置するので、蓋体80の一部をついたてとして
利用することができる。その結果、たとえば、車のラゲ
ージルームでボックス10を使用する場合など、リヤシ
ートの後ろにボックス10を設置すると、蓋80がつい
たてとして働くので、車両後方からボックス10を見た
時、ボックス10の収容部11が見えず、ラゲージルー
ム内の見栄えが向上する。
【0022】つぎに、本発明各実施例に特有な部分を説
明する。本発明実施例1に特有な部分を、図1〜図7を
参照して、説明する。本発明実施例1では、図5、図6
に示すように、枠体20にピン支持部21aが設けら
れ、蓋体80に長穴83aが設けられる場合を示してい
る。ピン支持部21aは樹脂製のピン90を支持してい
る。ここで、ピン支持部21aは、固定してピン90を
支持していてもよく、回動可能にピン90を支持してい
てもよい。ピン90は、長穴83aを挿通している。ピ
ン90は、長穴83aから抜けないように、たとえばワ
ッシャ91で抜け止めされている。ピン90は、長穴8
3a内で、回動可能であり直線動可能である。ピン90
は、蓋体80を閉位置と開位置との間で開閉動させると
き、長穴83a内で回動し、蓋体80を開位置から上下
方向に枠体20に対して移動させるとき、長穴83a内
で直線動する。
【0023】ここで、本発明実施例1の作動を説明す
る。蓋体80が閉位置にある時、ピン90は、長穴83
aの一端部に位置している。蓋体80が閉位置から開位
置に回動するとき、ピン90は、長穴83aの一端部で
回転する。このとき、ピン90は長穴83a内で直線動
しない。蓋体80が開位置に達したとき、蓋体80は、
図3に示すように、上下方向に延びる姿勢となる。ピン
90は、図6に示すように、長穴83aの一端部(下端
部)に位置している。図4に示すように開位置にある蓋
体80を枠体20に対して下方に移動させると、ピン9
0は長穴83a内を他端部(上端部)に向って移動す
る。ピン90が長穴83aの上端部またはその近傍に位
置するまで蓋体80が枠体20に対して下方に移動した
とき、枠体20の引っ掛け部21cが蓋体80の引っか
け受け部81bに引っ掛かる。引っ掛け部21cが引っ
かけ受け部81bに引っ掛かると、蓋体80の下方への
移動は止まる。その時、蓋体80の一部は、枠体20よ
りも上方に位置する。
【0024】本発明実施例1では、蓋体80は枠体20
に対して回動と直線動をとることができる。そのため、
蓋体80の開閉動を容易に、第1〜第4の側壁40、5
0、60、70の組立て・折り畳みの軌跡の外でするこ
とができる。
【0025】本発明実施例2に特有な部分を、図8、図
9を参照して、説明する。本発明実施例2では、枠体2
0に一部開口穴21bが設けられ、蓋体80にボス83
bが設けられる場合を示している。ボス83bは、蓋体
80と一体に成形されるか、または、蓋体80と別体に
形成されて蓋体80に固定して取り付けられる。一部開
口穴21bは、開口部が奥部に比べて狭くなっている。
ボス83bは、一部開口穴21b内で回動可能である。
ボス83bは、蓋体80を閉位置と開位置との間で開閉
動させるとき、一部開口穴21b内で回動し、蓋体80
を開位置から下方に枠体20に対して移動させるとき、
一部開口穴21bから出る。
【0026】ここで、本発明実施例2の作動を説明す
る。蓋体80が閉位置にある時、図8に示すように、ボ
ス83bは一部開口穴21b内に位置している。その
時、ボス83bの断面形状は、一部開口穴21bへの出
入り方向とほぼ直交する方向を長手方向とするほぼ矩形
状となっており、ボス83bは一部開口穴21bの開口
を通過できない。
【0027】蓋体80が閉位置から開位置に回動すると
き、ボス83bは一部開口穴21b内で回動する。蓋体
80が開位置に達したとき、ボス83bの断面形状は、
一部開口穴21bへの出入り方向を長手方向とするほぼ
矩形状となっており、ボス83bは一部開口穴21bの
開口を通過できる。開位置にある蓋体80を枠体20に
対して下方に移動させると、図9に示すように、ボス8
3bは一部開口穴21bから出る(蓋体80が枠体20
から取り外される)。枠体20から取り外された蓋体8
0は、枠体20の引っ掛け部21cを蓋体80の引っか
け受け部81bに引っ掛けることで、枠体20に保持さ
れる。その時、蓋体80の一部は、枠体20よりも上方
に位置する。
【0028】本発明実施例2では、蓋体80は枠体20
に対して着脱可能とされているので、蓋体80の開閉動
を容易に、第1〜第4の側壁40、50、60、70の
組立て・折り畳みの軌跡の外ですることができる。
【0029】
【発明の効果】請求項1〜請求項3記載の蓋体付き折り
畳み式ボックスによれば、蓋体が設けられている。その
ため、ボックス内を隠すことができる。また、蓋体は、
枠体に、第1〜第4の側壁の組立て・折り畳みの軌跡の
外で開閉可能に、支持されているので、蓋体がボックス
組立て・折り畳みの支障にならない。請求項2記載の蓋
体付き折り畳み式ボックスによれば、蓋体と枠体はピン
と長穴によって連結されているので、蓋体の開閉が回動
と直線動をとることができる。そのため、蓋体の開閉動
を容易に第1〜第4の側壁の組立て・折り畳みの軌跡の
外ですることができる。請求項3記載の蓋体付き折り畳
み式ボックスによれば、蓋体は枠体に脱着可能である。
そのため、請求項2記載の蓋体付き折り畳み式ボックス
と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例1の蓋体付き折り畳み式ボックス
の、折り畳まれた状態を示す斜視図である。
【図2】本発明実施例1の蓋体付き折り畳み式ボックス
の、組み立てた状態を示す斜視図である。
【図3】本発明実施例1の蓋体付き折り畳み式ボックス
の、蓋体が開位置にあるときを示す斜視図である。
【図4】本発明実施例1の蓋体付き折り畳み式ボックス
の、蓋体を開位置から枠体に対して下方に移動させたと
きを示す斜視図である。
【図5】本発明実施例1の蓋体付き折り畳み式ボックス
の、蓋体が閉位置にあるときの、ピンとその近傍を示す
拡大断面図である。
【図6】本発明実施例1の蓋体付き折り畳み式ボックス
の、蓋体が開位置にあるときの、ピンと長穴を示す拡大
側面図である。
【図7】図4のA−A線拡大断面図である。
【図8】本発明実施例2の蓋体付き折り畳み式ボックス
の、蓋体が閉位置にあるときの、蓋体と枠体とボスと一
部開口穴とを示す拡大断面図である。
【図9】本発明実施例2の蓋体付き折り畳み式ボックス
の、開位置にある蓋体を枠体に対して下方に移動させた
ときの、蓋体と枠体とボスと一部開口穴とを示す拡大断
面図である。
【符号の説明】
10 ボックス 20 枠体 21a ピン支持部 21b 一部開口穴 21c 引っ掛け部 30 底壁 40 第1の側壁 50 第2の側壁 60 第3の側壁 70 第4の側壁 80 蓋体 81b 引っかけ受け部 83 リブ 83a 長穴 83b ボス 90 ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 越後谷 広文 愛知県豊田市下市場町3丁目30番地 小島 プレス工業株式会社内 (72)発明者 古本 賢治 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 田中 伸二 神奈川県横須賀市田浦港町無番地 関東自 動車工業株式会社内 Fターム(参考) 3E061 AA05 CA06 DA01 DB17 3E084 AA05 AA14 BA01 CA03 DA03 FA07 GA06 GB06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠体と、底壁と、第1〜第4の側壁と、
    蓋体と、からなり、 前記第1の側壁と前記第2の側壁は、互いに対向し、上
    端部で前記枠体に回動可能に連結され、下端部は前記底
    壁とは連結されておらず、 前記第3の側壁と前記第4の側壁は、互いに対向し、上
    端部で前記枠体に前記第1、第2の側壁の回動方向と直
    交する方向に回動可能に連結され、下端部で前記底壁に
    前記第1、第2の側壁の回動方向と直交する方向に回動
    可能に連結され、上下方向途中部位で前記第1、第2の
    側壁の回動方向と直交する方向に折れ曲がり可能とされ
    ており、 前記蓋体は、前記枠体に、前記第1〜第4の側壁の組立
    て・折り畳みの軌跡の外で開閉可能に、支持されてい
    る、蓋体付き折り畳み式ボックス。
  2. 【請求項2】 前記蓋体は前記枠体にピンと長穴によっ
    て連結されている請求項1記載の蓋体付き折り畳み式ボ
    ックス。
  3. 【請求項3】 前記枠体と前記蓋体の一方には、前記枠
    体と前記蓋体の他方との連結部位に、一部が開放した一
    部開放穴が設けられており、 前記枠体と前記蓋体の他方には、前記枠体と前記蓋体の
    一方との連結部位に、前記蓋体が開位置にあるときに前
    記一部開放穴に出入り可能とされたボスが設けられてい
    る、請求項1記載の蓋体付き折り畳み式ボックス。
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