JP2008100698A - 折畳式コンテナー - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の折畳式コンテナー10は、蓋体13の内面13Yと第2側壁12の外面12Xとを対向させて蓋体13を所定の可動ストロークで上下動可能に保持すると共に、可動ストロークの上端部で蓋体13を回動可能に保持する蓋連結機構30Rを備えている。そして、組立状態と折畳状態との間で両蓋体13,13が水平方向で略同一位置に配置されるように位置決めした。これにより、折畳状態で蓋体13の内面13Yが下方を向き、異物が付着することを防ぐことができると共に、蓋体13を含めて折畳式コンテナーをコンパクトに折り畳むことが可能になる。
【選択図】図6
Description
請求項1の折畳式コンテナーでは、1対の蓋体と1対の側壁との間に備えた蓋連結機構により、組立状態で、蓋体がその内面を側壁の外面に対向させて所定の可動ストロークで上下動可能になる。その可動ストロークの上端部では、蓋体が回動可能になり、上面開口が開閉される。そして、蓋体を可動ストロークの下端部に位置させて側壁と共に折畳状態にすれば、蓋体の内面が下を向く。これにより、蓋体の内面に異物が付着することを防ぐことができる。また、蓋連結機構は、組立状態で上面開口を閉塞したときの両蓋体と、側壁と共に折畳状態にされたときの両蓋体とを、水平方向で略同一位置に位置決めするので、従来のように折畳状態で蓋体が側方に張り出す事態が防がれる。これにより、蓋体を含めて折畳式コンテナーをコンパクトに折り畳むことが可能になる。
請求項2の折畳式コンテナーの構成によれば、蓋連結機構を構成する回動支軸と案内溝とが、蓋体及び側壁における両端部の2箇所で係合するので、蓋体の横方向の傾きが規制されて、蓋体の動作が安定する。
請求項3の構成によれば、組立状態で蓋体を閉塞状態にした際には、軸支持部材が蓋体から下方に張り出した状態になる。そして、蓋体を起立した際には、軸支持部材が側壁の外側に倒れ、蓋体が側壁の外側にオフセットした配置になる。これにより、蓋体の内面を側壁の外面に対向させて、側壁に対して蓋体を所定の可動ストロークで上下動させることができる。
請求項4の構成によれば、蓋体を可動ストロークの下端部に移動したときに、蓋体の上端部と下端部とが回動支軸と端部固定機構とによって共に側壁に支持されるので、組立状態で蓋体を全開した際及び折畳状態にした際に蓋体が安定する。
請求項5の構成によれば、組立状態で蓋体を閉塞状態にした際には、軸支持部材は側壁から上方の蓋体に向かって張り出した状態になる。そして、蓋体を起立した際には、軸支持部材が側壁の外側に倒れ、蓋体が側壁の外側にオフセットした配置になる。これにより、蓋体の内面を側壁の外面に対向させて、側壁に対して蓋体を所定の可動ストロークで上下動させることができる。また、蓋体を可動ストロークの下側に移動したときに、軸支持部材に備えた回動支軸が側壁の上端部で蓋体を支持し、蓋体が自重によって回動支軸に真下に垂れた状態になって安定する。
請求項6の構成によれば、蓋体を起立した際には蓋体が側壁の外側にオフセットした位置に保持され、蓋体の内面を側壁の外面に対向させて、側壁に対して蓋体を所定の可動ストロークで上下動させることができる。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図7に基づいて説明する。
図1に示した本実施形態の折畳式コンテナー10は、平面形状が長方形の直方体形状をなし、その上面開口10Kが1対の蓋体13,13によって開閉されるようになっている。ここで、平面形状である長方形の短辺が延びた方向を水平第1方向H1とし、長辺が延びた方向を水平第2方向H2とすると、折畳式コンテナー10は、水平第1方向H1で対向した1対の第1側壁11,11と、水平第2方向で対向した1対の第2側壁12,12と、底壁14と、前記1対の蓋体13,13とが互いに別部品になっている。図1においては、これら各部品を区別するために、各部品毎に異なる色を付してある。
本実施形態の折畳式コンテナー10Aは、図8〜図13に示されており、そのうち図8には、折畳式コンテナー10Aの構成部品が色分けして示されている。また、本実施形態の折畳式コンテナー10Aは、蓋体13と第2側壁12とが中継回動部材40を介して連結されている点、及び、案内溝35が蓋体13の両側縁部に配置されている点等が第1実施形態と大きく異なる。以下、第1実施形態と異なる構成に関してのみ説明し、同一の構成に関しては第1実施形態と同一符号を付して重複した説明は省略する。
本実施形態の折畳式コンテナーは、第2側壁12の構造のみが第2実施形態と相違する。そして、図14及び図15には、本実施形態の第2側壁12及び蓋体13のみが示されている。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
10K 上面開口
11 第1側壁
12 第2側壁
12X 外面
13 蓋体
13X 外面
13Y 内面
14 底壁
23 案内溝
24 フック係合部
26,31 軸支持突片
30F 端部固定機構
30R 蓋連結機構
32 回動支軸
33 内面先端突部
34 蓋先端フック
35 案内溝
40 中継回動部材
41 回動アーム(軸支持部材)
Claims (6)
- 四角形の底壁の各外縁部に、縦横で対向した1対ずつの側壁が回動可能に連結され、それら全ての側壁を起立姿勢にして互いに連結した組立状態と、1対の前記側壁を前記底壁の上に折り重ねてその上に残りの1対の前記側壁を折り重ねた折畳状態とに変更可能であると共に、前記組立状態の折畳式コンテナーの上面開口を閉塞可能な1対の蓋体を備えた折畳式コンテナーにおいて、
前記1対の蓋体と前記折畳状態で上側に配置される前記1対の側壁との間には、前記組立状態で、前記蓋体の内面と前記側壁の外面とを対向させて前記蓋体を所定の可動ストロークで上下動可能に保持すると共に、前記可動ストロークの上端部で前記蓋体を回動可能に保持して前記上面開口を開閉可能とする蓋連結機構が備えられ、
前記蓋連結機構は、前記組立状態で前記上面開口を閉塞したときの前記両蓋体と、前記可動ストロークの下端部に位置して前記側壁と共に前記折畳状態にされたときの前記両蓋体とを、水平方向で略同一位置に位置決めすることを特徴とする折畳式コンテナー。 - 前記蓋連結機構は、前記蓋体における回動中心側端部の両側部又は、前記側壁における上端部の両側部の何れかに備えられて互いに対向した1対の軸支持部材と、
前記1対の軸支持部材の対向面からそれぞれ突出した1対の回動支軸と、
前記蓋体又は前記側壁の両側縁部に沿って延びかつ両側方に開放し、前記回動支軸を回動可能かつ直動可能に受容した1対の案内溝とで構成されたことを特徴とする請求項1に記載の折畳式コンテナー。 - 前記1対の案内溝は、前記側壁の両側縁部に配置され、
前記1対の軸支持部材は、前記蓋体における回動中心側端部の両側部に固定又は一体形成されて、閉塞状態の前記蓋体から下方に張り出したことを特徴とする請求項2に記載の折畳式コンテナー。 - 前記蓋体を前記可動ストロークの下端部に移動したときに、前記蓋体の上端部又は下端部のうち前記回動支軸と反対側の端部と前記側壁との間で凹凸結合する端部固定機構が備えられたことを特徴とする請求項2又は3に記載の折畳式コンテナー。
- 前記1対の案内溝は、前記蓋体の両側縁部に配置され、
前記1対の軸支持部材は、前記側壁における上端部の両側部に回動可能に設けられたことを特徴とする請求項2に記載の折畳式コンテナー。 - 前記1対の案内溝は、前記蓋体の両側縁部に配置され、
前記1対の軸支持部材は、前記側壁における上端部の両側部に固定又は一体形成され、
前記1対の回動支軸は、前記側壁の上面を上方にオフセットした面と、前記側壁の外面を外方にオフセットした面との交線上に配置されたことを特徴とする請求項2に記載の折畳式コンテナー。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2006-10-17 JP JP2006282742A patent/JP4822344B2/ja active Active
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