JP2005104546A - コンテナ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 底板2と、底板2の周縁部にヒンジ23を介して回動自在に連結されるとともに、底板2に対して折り畳み自在な4つの側板と、4つの側板のうちの対向する2つの側板17、18の先端にそれぞれダブルヒンジ35を介して回動自在に連結されるとともに、この側板17、18に対して折り畳み自在な2つの蓋板27、33とを備える。ダブルヒンジ35は、側板17、18側に位置する回動中心と蓋板27、33側に位置する回動中心の2つの回動中心を有し、両回動中心は互いに離間している。
【選択図】 図12
Description
すなわち、本発明のコンテナは、底板と、底板に対してヒンジを介して折り畳み可能とされたそれぞれ対向する一対の第一側板及び一対の第二側板と、対向する一対の第一側板の各他端側にそれぞれ設けられていて当該第一側板に対して開閉可能な一対の蓋板と、一対の第一側板と蓋板をそれぞれ連結するダブルヒンジとを備えた折り畳み可能なコンテナであって、各ダブルヒンジは、第一側板に回動可能に連結された第一ヒンジ部と蓋板に回動可能に連結された第二ヒンジ部とを連結していると共に、第一側板に係合可能な係止部材を連結してなり、一対の蓋板を閉じた状態で、各ダブルヒンジの第一ヒンジ部及び第二ヒンジ部はそれぞれ一対の蓋板と略平行な状態に延びて係止部材によってそれぞれ第一側板に係止されるようにしたことを特徴とする。
本発明のコンテナによれば、第一及び第二側板を起立させた状態からダブルヒンジで蓋体を閉じ方向に回動すれば、一対のダブルヒンジが蓋体と略平行な方向、例えば第一側板に略垂直な方向に延びて蓋体と共に覆うために、一対の蓋体が互いに当接してコンテナの開口を閉鎖でき、その際にダブルヒンジと一体に回動する係止部材が第一側板に係止することでダブルヒンジと蓋体を支えることができる。一方、折り畳み時に、蓋体と第一側板を第一及び第二ヒンジ部でそれぞれ折り曲げて底板に重ねると、ダブルヒンジは底板に略平行に重ねられた第一側板と蓋体に対して例えば略直交するように屈曲して保持されるから、蓋体の開閉幅がコンテナの開口幅より小さくなり、互いに干渉することなく畳むことができる。
コンテナを組み立てた状態で、係止部材の基板と係止ブロックとでダブルヒンジを蓋板と共に略平行な状態に支えることができる。
また、第一側板と蓋板をダブルヒンジで折り曲げて互いに重ねて底板上に畳んだ状態で、一対のダブルヒンジはそれぞれ第一側板と蓋板に略直交した状態で互いに干渉しない位置に対向していてもよい。通常、コンテナの開口を塞ぐには一対の蓋体は少なくとも底板の幅以上の長さが必要であるが、本発明では蓋体とダブルヒンジを折り曲げて畳むために蓋体が底板から外側に突出したり互いに干渉するのを押さえてコンパクトに畳むことができる。
第一側板の上部には該第一側板の延長上に延びる突部が設けられ、起立した一対の第一側板の突部間に他のコンテナの底板を収容することで複数のコンテナを積層できるようにしてもよく、コンテナを組み立てた状態でネスティングすることができる。
また、第一側板の上部には該第一側板の延長上に延びる突部が設けられ、ダブルヒンジを介して蓋板を第一側板の外側に重ねた折り曲げ状態で、突部で係止部材が係止されてダブルヒンジが第一側板の上部に密着するようにしてもよい。コンテナの蓋体のみを畳んだ状態や第一側板も畳んだ状態で、突部によって係止部材が係止され、ダブルヒンジを第一側板の上部に密着した状態で畳むこともできる。
図1〜図16には、本発明によるコンテナの一実施例が示されていて、このコンテナ1は、図1〜図4に示すように、平面視矩形の底板2と、底板2の周縁部に回動自在に設けられる二対の側板15、16(第二側板)、側板17、18(第一側板)と、対向する2枚の側板17、18の上端に回動自在に設けられる2枚の蓋板27、33とを備えている。
左側板17の上側の横リブ21の上面側の中央部には、図1、図5〜図12に示すように、長手方向に沿って所定の間隔ごとに門形状の突起22が一体に設けられ、左側板17を折り畳んで底板2の空所14内に収納したときに、図12及び図15に示すように、この突起22の上端(先端)と後述する右側板18の突起22の上端(先端)との間に所定の間隙が形成されるように構成されている。
左側板17と左蓋板27との間に帯板状の基板36が設けられている。基板36にはその幅方向両端に一対の係合孔41,42を形成した支持板40が設けられている。支持板40は基板36の長手方向に所定間隔で配設されている。各支持板40の一方の係合孔41には左側板17の上端の部分に設けられた係合ピン44が回転可能に嵌合して第一ヒンジ部を構成し、他方の係合孔42には左蓋板27の他端の部分に設けられた係合ピン45が回転可能に嵌合して第二ヒンジ部を構成している。
そして基板36の長手方向において、隣り合う二つの支持板40の間には、図1に示すように縦断面視略コの字型の凹陥部が形成されて係止ブロック39を構成する。この係止ブロック39の一方の側壁は帯板状の係止板37とされ、図13に示すように左蓋体27でコンテナの空所26の半面を閉じる際に基板36と係止ブロック39の係止板37とで左側板17の上部の角部に当接することで、ダブルヒンジ35と左蓋板27を支える。
また、係止ブロック39によって基板36の一部は四角形状の逃げ孔38を形成する(図1参照)。基板36、係止ブロック39及び逃げ孔38、支持板40はヒンジ本体43を構成し、ヒンジ本体43と、各支持板40の係合孔41,42に嵌合する係合ピン44、45とでダブルヒンジ35を構成する。
まず、各側板15、16、17、18及び各蓋板27、33を折り畳んだ状態のコンテナ1をネスティングするには、図17に示すように、各側板15、16、17、18及び各蓋板27、33を折り畳んで底板2の空所14内に収納したコンテナ1の上部に同様に構成したコンテナ1を積み重ね、上側のコンテナ1の底板2の側壁部4、5、6、7の内壁8の外面側を下側のコンテナ1の各蓋板27、33の係合突起32、32の内側に係合させる。そして、このような作業を順次繰り返すことにより、複数個のコンテナ1、1……を各側板15、16、17、18及び各蓋板27、33を折り畳んだ状態でネスティングすることができる。
2 底板
15 前側板
16 後側板
17 左側板
18 右側板
23 シングルヒンジ
27 左蓋板
33 右蓋板
35 ダブルヒンジ
Claims (5)
- 底板と、該底板に対してヒンジを介して折り畳み可能とされたそれぞれ対向する一対の第一側板及び一対の第二側板と、対向する一対の第一側板の各他端側にそれぞれ設けられていて当該第一側板に対して開閉可能な一対の蓋板と、前記一対の第一側板と蓋板をそれぞれ連結するダブルヒンジとを備えた折り畳み可能なコンテナであって、
前記各ダブルヒンジは、前記第一側板に回動可能に連結された第一ヒンジ部と前記蓋板に回動可能に連結された第二ヒンジ部とを連結していると共に、前記第一側板に係合可能な係止部材を設けてなり、
前記一対の蓋板を閉じた状態で、前記各ダブルヒンジは第一ヒンジ部及び第二ヒンジ部がそれぞれ前記一対の蓋板と略平行な状態に延びて前記係止部材によってそれぞれ第一側板に係止されるようにしたことを特徴とするコンテナ。 - 前記係止部材は、基板と、該基板に連結された凹陥部形状の係止ブロックとを備え、前記基板と係止ブロックの一部が前記第一側板の角部に係止することで前記ダブルヒンジの第一ヒンジ部及び第二ヒンジ部を前記蓋板と略平行な状態に支持するようにした請求項1に記載のコンテナ。
- 前記第一側板と蓋板をダブルヒンジで折り曲げて互いに重ねて底板上に畳んだ状態で、前記一対のダブルヒンジはそれぞれ前記第一側板と蓋板に略直交した状態で互いに干渉しない位置に対向している請求項1または2に記載のコンテナ。
- 前記第一側板の上部には該第一側板の延長上に延びる突部が設けられ、起立した一対の前記第一側板の突部間に他のコンテナの底板を収容することで積層できるようにした請求項1乃至3のいずれかに記載のコンテナ。
- 前記第一側板の上部には該第一側板の延長上に延びる突部が設けられ、前記ダブルヒンジを介して蓋板を第一側板の外側に重ねた折り曲げ状態で、前記突部で係止部材が係止されて前記ダブルヒンジが第一側板の上部に密着するようにした請求項1乃至3のいずれかに記載のコンテナ。
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