JP2010137609A - デッキボード、デッキボードを構成する分割ボードのロック機構及びロック解除機構を含む機構 - Google Patents
デッキボード、デッキボードを構成する分割ボードのロック機構及びロック解除機構を含む機構 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】ラゲージフロア14の収容凹部15に取り付けられるデッキボード20であって、収容凹部15に対して着脱可能とされた枠状をなす枠体30と、枠体30に対して個々に取り付けられ、個別に着脱が可能な複数枚の分割ボード50S、50Bと、を備えてなる。
【選択図】図2
Description
このような構成のデッキボードとしては、下記特許文献に記載のものがある。下記特許文献に記載のデッキボードは、収容凹部よりも複数のボードから分割構成されている。これによって、収容凹部に荷物を出し入れする際には、
荷物を収容する箇所に対応するボードのみを開閉すればよく、作業性がよい。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ボード取り外しの際の作業性を向上させたデッキボードを提供することを目的とする。
・前記収容凹部に、内面側に段差状に突出して、前記収容凹部に取り付けられた前記枠体の下面を支持する枠体支持部が形成されたものにおいて、前記枠体に対して前記分割ボードをロックするロック機構と、前記枠体支持部の上面に形成される凹部側解除部と共に、前記収容凹部に対する前記枠体の取り付けに伴って前記ロックを解除するロック解除機構を構成する枠体側解除部と、を備えることに特徴を有する。
前記枠体側解除部は、前記枠体の内、前記凹部側解除部に対して向かい合う位置にあって、前記収容凹部に対して前記枠体を取り付ける過程で、前記凹部側解除部の案内作用を受けて前記ロック方向に移動するスライド部材と
前記スライド部材と前記ロック部との間に設けられ、前記ロック部又は前記スライド部材のうちいずれか一方の移動と連動して、他方を前記一方の移動とは逆方向へ移動させる歯車機構と、を備えることに特徴を有する。
・前記枠体側解除部は、前記枠体の内、前記凹部側解除部に対して向かい合う位置にあって、前記収容凹部に対して前記枠体を取り付ける過程で、前記凹部側解除部の案内作用を受けて前記ロック方向に移動するスライド部材と前記スライド部材と前記ロック部との間に設けられ、前記ロック部又は前記スライド部材のうちいずれか一方の移動と連動して、他方を前記一方の移動とは逆方向へ移動させる歯車機構と、を備え、前記凹部側解除部は、前記ロック方向へ向かって下降傾斜するように形成され、前記収容凹部に対する前記枠体の取り付けに伴って上方から当接する前記スライド部材を前記ロック方向へ移動させる案内斜面を有することに特徴を有する。
本発明の実施形態1を図1ないし図14によって説明する。
図1に示すように、車両10においてリアシート11の車両後方には、荷室12が形成されている。荷室12の車両後方には、後部開口13が形成されている。この後部開口13を通じて荷室12内に荷物が搬入される。また、図示しないバックドアを閉じることで、後部開口13は閉止可能となっている。
荷室内のラゲージフロア14には、下方に凹設された収容凹部15が形成されている。収容凹部15を閉止するようにデッキボード20が取り付けられている。
また、仕切り部32の上面とボード支持部31の上面31Aは面一をなしている。
図4に示すように、後枠材34には、分割ボード50S、50Bに対応して2箇所にケース36(点線で図示)がそれぞれ内蔵されている。この各ケース36内にロック機構80及びロック解除機構90の大部分がそれぞれ収容されている。なお、分割ボード50S及び分割ボード50Bに対応する各ロック機構80はそれぞれ同一の構成である。また、分割ボード50S及び分割ボード50Bに対応する各ロック解除機構90も同一の構成である。このため、次の説明では、分割ボード50Sに対応するロック機構80及びロック解除機構90について説明を行うものとする。
また、ケース36の内壁において、ロックピン86と対向する箇所には切り欠き部37が形成されており、ロックピン86がケース36の外側に突き出す構成となっている。
バネ87は、ロック部82をロック孔81に接近する方向(図7の上側、ロック方向)に付勢する機能を担っている。上記の構成により、ロック方向に付勢されたロックピン86がロック孔81に嵌合されることで、分割ボード50Sと枠体30とがロックされている。なお、バネ87は本実施形態では、特許請求の範囲に記載の「付勢手段」の一例である。
スライド部材101は、枠体30に対してロック部82と並んで取り付けられ、ロック部82の移動方向と同方向(図7の上下方向)にスライド可能となっている。
また、枠体30(ケース36)の側面及び底面の一部を開口して開口部35が形成されている。開口部35は分割ボード50S、50Bにそれぞれ対応して2箇所に設けられている(図3、図11参照)。
この場合、ユーザは、図6に示すように、取り出したい小物(図1の工具箱70を例示)の上方の分割ボード50S、50Bのボード側取手51Sに手を掛けて、分割ボード50S、50Bを枠体から外してやればよい。これにより、工具箱70の上方が開放されるから、収容凹部15から工具箱70を取り出すことができる。
この場合では、図3に示すように枠体30の枠体側取手33に手を掛け、枠体30を収容凹部15から取り外してやる。これにより、収容凹部15の上面全体が開放されるから、収容凹部15から大きい荷物60を取り出すことが可能となる。このように、分割ボード50S、50Bを枠体30に取り付けた状態で、一括して収容凹部15から取り外すことができるから作業性がよい。
次に、本発明の実施形態2を図15ないし図16によって説明する。なお、以下の実施形態においては、実施形態1と同一の構成について同一符号を付して重複する説明を省略し、異なるところについてのみ説明する。
次に、本発明の実施形態3を図17によって説明する。本実施形態では、収容凹部15の底面15Aに、凹部側ボード支持部121を追加した構成となっている。
次に、本発明の実施形態4を図18ないし図19によって説明する。実施形態1のデッキボード20においては、枠体30に嵌り収容凹部15を閉止する蓋の部分を、2枚の分割ボード50S、50Bから分割構成したが、本実施形態のデッキボード20bは、図18に示すように蓋の部分を、3枚の分割ボード50a、50b、50cから分割構成している。また、実施形態2とは差込溝120A、120Bの形成箇所が異なる。
次に、本発明の実施形態5を図20ないし図21によって説明する。本実施形態のデッキボード20cにおいては実施形態3の凹部側ボード支持部121の代わりに、回転支持部材123を設け、これによって、縦向きにした分割ボード50Sの下面を受ける構成としている。また、実施形態3の仕切り部32を取り外した構成としてある。
次に、本発明の実施形態6を図22ないし図26によって説明する。なお、以下の説明においては、図25に示すように、枠体30dの長手方向において、分割ボード50S側を右側、分割ボード50B側を左側とする。
次に、本発明の実施形態7を図27ないし図29によって説明する。実施形態1においては、収容凹部15の枠体支持部16を収容凹部15の内壁に全周に渡って形成する構成とした。これに対して、本実施形態では、図27に示すように、枠体支持部16eのうち、車両前方(内壁15Dに対応)及び車両後方寄りの部分(内壁15B、15Cに対応)を、車両幅方向の両側共、切り欠いて、デッキボード差入口130を形成した。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
15…収容凹部
16、16e…枠体支持部
20、20b、20c、20d、20e…デッキボード
30、30a、30b、30d…枠体
50S、50B、50a、50b、50c…分割ボード
80…ロック機構
81…ロック孔
82…ロック部
87…バネ(本実施形態では、特許請求の範囲に記載の「付勢手段」の一例)
90…ロック解除機構
91…凹部側解除部
91A…案内斜面
100…枠体側解除部
101…スライド部材
110…歯車機構
Claims (5)
- ラゲージフロアに形成された収容凹部に取り付けられるデッキボードであって、
前記収容凹部に対して着脱可能とされた枠状をなす枠体と、
前記枠体に対して個々に取り付けられ、個別に着脱が可能な複数枚の分割ボードと、を備えてなるデッキボード。 - 請求項1に記載のデッキボードであって、
前記収容凹部に、内面側に段差状に突出して、前記収容凹部に取り付けられた前記枠体の下面を支持する枠体支持部が形成されたものにおいて、
前記枠体に対して前記分割ボードをロックするロック機構と、
前記枠体支持部の上面に形成される凹部側解除部と共に、前記収容凹部に対する前記枠体の取り付けに伴って前記ロックを解除するロック解除機構を構成する枠体側解除部と、を備えるデッキボード。 - 請求項2に記載のデッキボードであって、
前記ロック機構は、
前記分割ボードに形成されたロック孔と、
前記枠体に水平移動可能に取り付けられ前記ロック孔に嵌合可能なロック部と、
前記ロック部を前記ロック孔にロックするロック方向に付勢する付勢手段と、を備え、
前記枠体側解除部は、
前記枠体の内、前記凹部側解除部に対して向かい合う位置にあって、前記収容凹部に対して前記枠体を取り付ける過程で、前記凹部側解除部の案内作用を受けて前記ロック方向に移動するスライド部材と
前記スライド部材と前記ロック部との間に設けられ、前記ロック部又は前記スライド部材のうちいずれか一方の移動と連動して、他方を前記一方の移動とは逆方向へ移動させる歯車機構と、を備えてなるデッキボード。 - 枠状をなす枠体に対して個々に取り付け可能とされ前記枠体と共にラゲージフロアに形成された収容凹部を閉止するデッキボードを構成する分割ボードのロック機構及びロック解除機構を含む機構であって、
前記収容凹部に、内面側に段差状に突出して、前記収容凹部に取り付けられた前記枠体の下面を支持する枠体支持部が形成されたものにおいて、
前記ロック機構は、
前記分割ボードに形成されたロック孔と、
前記枠体に水平移動可能に取り付けられ前記ロック孔に嵌合可能なロック部と、
前記ロック部を前記ロック孔にロックするロック方向に付勢する付勢手段と、を備え、
前記ロック解除機構は、
前記枠体支持部の上面に形成された凹部側解除部と、
前記凹部側解除部と共に、前記収容凹部に対する前記枠体の取り付けに伴って前記ロック部を前記付勢手段の付勢力に抗して前記ロック孔から離脱する方向に移動させることにより、前記ロックを解除する枠体側解除部と、を備える機構。 - 請求項4に記載の機構であって、
前記枠体側解除部は、
前記枠体の内、前記凹部側解除部に対して向かい合う位置にあって、前記収容凹部に対して前記枠体を取り付ける過程で、前記凹部側解除部の案内作用を受けて前記ロック方向に移動するスライド部材と
前記スライド部材と前記ロック部との間に設けられ、前記ロック部又は前記スライド部材のうちいずれか一方の移動と連動して、他方を前記一方の移動とは逆方向へ移動させる歯車機構と、を備え、
前記凹部側解除部は、前記ロック方向へ向かって下降傾斜するように形成され、前記収容凹部に対する前記枠体の取り付けに伴って上方から当接する前記スライド部材を前記ロック方向へ移動させる案内斜面を有する機構。
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---|---|---|---|---|
JP2015105057A (ja) * | 2013-12-02 | 2015-06-08 | 株式会社タケヒロ | 車両荷室構造 |
JP2015137005A (ja) * | 2014-01-22 | 2015-07-30 | 株式会社タケヒロ | 車両荷室構造 |
JP2017114390A (ja) * | 2015-12-25 | 2017-06-29 | トヨタ紡織株式会社 | 車両用荷室構造 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007261365A (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-11 | Mitsubishi Automob Eng Co Ltd | 車両のフロア収納構造 |
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