JP2010137609A - デッキボード、デッキボードを構成する分割ボードのロック機構及びロック解除機構を含む機構 - Google Patents

デッキボード、デッキボードを構成する分割ボードのロック機構及びロック解除機構を含む機構 Download PDF

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Abstract

【課題】ボード取り外しの際の作業性を向上させたデッキボードを提供する。
【解決手段】ラゲージフロア14の収容凹部15に取り付けられるデッキボード20であって、収容凹部15に対して着脱可能とされた枠状をなす枠体30と、枠体30に対して個々に取り付けられ、個別に着脱が可能な複数枚の分割ボード50S、50Bと、を備えてなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、デッキボード、デッキボードを構成する分割ボードのロック機構及びロック解除機構を含む機構に関する。
自動車の後部座席後方のラゲージルームには、ラゲージフロアを凹設し、その上面を開口することで収容凹部が形成されている。この収容凹部を閉止するようにデッキボードが取り付けられている。
このような構成のデッキボードとしては、下記特許文献に記載のものがある。下記特許文献に記載のデッキボードは、収容凹部よりも複数のボードから分割構成されている。これによって、収容凹部に荷物を出し入れする際には、
荷物を収容する箇所に対応するボードのみを開閉すればよく、作業性がよい。
特開2005−306361公報 特開2006−282126公報
しかしながら、上記のような構成では、収容凹部に収容されている各ボードより大きい荷物を取り出すためには、複数のボードを一枚ずつ個別に取り外す必要があり、作業性が悪いという問題点があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ボード取り外しの際の作業性を向上させたデッキボードを提供することを目的とする。
本発明は、ラゲージフロアに形成された収容凹部に取り付けられるデッキボードであって、前記収容凹部に対して着脱可能とされた枠状をなす枠体と、前記枠体に対して個々に取り付けられ、個別に着脱が可能な複数枚の分割ボードと、を備えたことに特徴を有する。
本発明では、操作者は、分割ボードより大きい荷物を収容凹部から取り出す際に、枠体ごと分割ボードを一括して取り外すことができる。また、分割ボードより小さい荷物を取り出す際に、荷物の収容箇所に対応する分割ボードのみを取り外すことができる。以上のように、荷物の大きさに応じて、枠体と分割ボードとを一括して取り外す使い方と、分割ボードだけを取り外す使い方とを選択できるから作業性がよい。
この発明の実施態様として、以下の構成とすることが好ましい。
・前記収容凹部に、内面側に段差状に突出して、前記収容凹部に取り付けられた前記枠体の下面を支持する枠体支持部が形成されたものにおいて、前記枠体に対して前記分割ボードをロックするロック機構と、前記枠体支持部の上面に形成される凹部側解除部と共に、前記収容凹部に対する前記枠体の取り付けに伴って前記ロックを解除するロック解除機構を構成する枠体側解除部と、を備えることに特徴を有する。
・前記ロック機構は、前記分割ボードに形成されたロック孔と、前記枠体に水平移動可能に取り付けられ前記ロック孔に嵌合可能なロック部と、前記ロック部を前記ロック孔にロックするロック方向に付勢する付勢手段と、を備え、
前記枠体側解除部は、前記枠体の内、前記凹部側解除部に対して向かい合う位置にあって、前記収容凹部に対して前記枠体を取り付ける過程で、前記凹部側解除部の案内作用を受けて前記ロック方向に移動するスライド部材と
前記スライド部材と前記ロック部との間に設けられ、前記ロック部又は前記スライド部材のうちいずれか一方の移動と連動して、他方を前記一方の移動とは逆方向へ移動させる歯車機構と、を備えることに特徴を有する。
本発明は、枠状をなす枠体に対して個々に取り付け可能とされ前記枠体と共にラゲージフロアに形成された収容凹部を閉止するデッキボードを構成する分割ボードのロック機構及びロック解除機構を含む機構であって、前記収容凹部に、内面側に段差状に突出して、前記収容凹部に取り付けられた前記枠体の下面を支持する枠体支持部が形成されたものにおいて、前記ロック機構は、前記分割ボードに形成されたロック孔と、前記枠体に水平移動可能に取り付けられ前記ロック孔に嵌合可能なロック部と、前記ロック部を前記ロック孔にロックするロック方向に付勢する付勢手段と、を備え、前記ロック解除機構は、前記枠体支持部の上面に形成された凹部側解除部と、前記凹部側解除部と共に、前記収容凹部に対する前記枠体の取り付けに伴って前記ロック部を前記付勢手段の付勢力に抗して前記ロック孔から離脱する方向に移動させることにより、前記ロックを解除する枠体側解除部と、を備えることに特徴を有する。
本発明では、収容凹部から枠体を取り外した状態においては、ロック部は、付勢手段によりロック方向に付勢されロック孔にロックしている。このため、枠体から分割ボードが外れてしまうことがない。
この発明の実施態様として、以下の構成とすることが好ましい。
・前記枠体側解除部は、前記枠体の内、前記凹部側解除部に対して向かい合う位置にあって、前記収容凹部に対して前記枠体を取り付ける過程で、前記凹部側解除部の案内作用を受けて前記ロック方向に移動するスライド部材と前記スライド部材と前記ロック部との間に設けられ、前記ロック部又は前記スライド部材のうちいずれか一方の移動と連動して、他方を前記一方の移動とは逆方向へ移動させる歯車機構と、を備え、前記凹部側解除部は、前記ロック方向へ向かって下降傾斜するように形成され、前記収容凹部に対する前記枠体の取り付けに伴って上方から当接する前記スライド部材を前記ロック方向へ移動させる案内斜面を有することに特徴を有する。
上記構成において、収容凹部にデッキボードを取り付ける場合には次のようにする。まず、操作者は凹部側解除部とスライド部材とが対向するように収容凹部の上方にデッキボードを位置決めする。そして、枠体を上方から収容凹部の内側に嵌合させるようにする。このようにすると、まず、枠体側のスライド部材が凹部側解除部の案内斜面に上方から当接する。さらに枠体の嵌合作業を続けて行くと、スライド部材は案内斜面に押され(案内作用)、ロック方向へ移動する。そして、スライド部材の移動と連動して、歯車機構により、ロック部はロック方向とは逆方向(ロック孔から離脱する方向)に移動される。このため、収容凹部へのデッキボードの取り付けが完了した時には、ロック孔とロック部との嵌合が解除され、各分割ボードを枠体からそれぞれ取り外すことが可能となる。
本発明によれば、ボード取り外しの際の作業性を向上させたデッキボードを提供できる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図14によって説明する。
図1に示すように、車両10においてリアシート11の車両後方には、荷室12が形成されている。荷室12の車両後方には、後部開口13が形成されている。この後部開口13を通じて荷室12内に荷物が搬入される。また、図示しないバックドアを閉じることで、後部開口13は閉止可能となっている。
荷室内のラゲージフロア14には、下方に凹設された収容凹部15が形成されている。収容凹部15を閉止するようにデッキボード20が取り付けられている。
図2に示すように、収容凹部15は車幅方向に長い直方体形状をなし、内面側には段差状に突出した枠体支持部16が全周に渡って形成されている。収容凹部15には、後述する分割ボード50S、50Bよりも大きい荷物60が収容されている。図2にて示すように、デッキボード20は、枠体30と、枠体30に対して個々に着脱可能な複数枚(本実施形態では2枚)の分割ボード50S、50Bとを備えている。
図1及び図2にて示すように、枠体30は収容凹部15に隙間なく嵌合する大きさの長方形の枠状をなし、枠体支持部16によって、その下面が支持される。また、枠体支持部16の上面から収容凹部15の上端までの高さと、枠体30の厚さは、ほぼ同じで設定されている。このため、収容凹部15に取り付けられた状態では、枠体30の上面30Aとラゲージフロア14の床面14Aとは同じ高さとなる。
図2に示すように、枠体30の内周壁30Bには、段差状をなすボード支持部31が全周に渡って形成されている。枠体30の内側には、枠体30の短手方向に延びる仕切り部32が、ボード支持部31と一体的に設けられている。
また、仕切り部32の上面とボード支持部31の上面31Aは面一をなしている。
図2に示すように、枠体30の内部領域は、仕切り部32によって2つに仕切られている。そして、仕切られた内部領域の内、小さい側の第1領域32A及び大きい側の第2領域32Bに、それぞれ対応した大きさの分割ボード50S、50Bが個別に着脱可能となっている。また、図3に示すように枠体30のうち車両後側(図3の手前側)の後枠材34における長手方向の中央には、下方に凹設された枠体側取手33が設けられている。
図4に示すように、分割ボード50S、50Bの寸法は枠体30の内部領域に隙間なく取り付け可能な大きさで設定されている。図4及び図5に示すように分割ボード50Sは平板状をなしている。分割ボード50Sの側縁部はボード支持部31のうち第1領域32Aの周囲を囲む部分と、仕切り部32のうち第1領域32A側の部分とで支持される(図5のハッチング部分)。
分割ボード50Bは、平板状をなし、短手方向で均等に2分割された第1ボード52、第2ボード53から構成されている。第1ボード52及び第2ボード53は例えばヒンジ(図示せず)によって連結されており、図4の一点鎖線の部分で折り畳むことが可能となっている。
分割ボード50Bの側縁部は、ボード支持部31のうち第2領域32Bの周囲を囲む部分と、仕切り部32のうち第2領域32B側の部分によって支持される(図5のボード支持部31及び仕切り部32におけるハッチング以外の部分)。上記の構成により分割ボード50S、50Bは収容凹部15を閉止する蓋全体を車両の左右方向に区分するように分割構成されている。
また、分割ボード50S、50Bの厚さは、図5に示すボード支持部31の上面31Aから枠体30の上面30Aまでの高さTとほぼ同じで設定されている。このため、図4に示すように分割ボード50S、50Bの上面は、枠体30の上面30Aと面一をなす。また、分割ボード50S、50Bには、枠体30の外側方向の端部に、それぞれ上方に突出するボード側取手51Sが設けられている。
次に、本実施形態のロック機構80及びロック解除機構90について説明する。
図4に示すように、後枠材34には、分割ボード50S、50Bに対応して2箇所にケース36(点線で図示)がそれぞれ内蔵されている。この各ケース36内にロック機構80及びロック解除機構90の大部分がそれぞれ収容されている。なお、分割ボード50S及び分割ボード50Bに対応する各ロック機構80はそれぞれ同一の構成である。また、分割ボード50S及び分割ボード50Bに対応する各ロック解除機構90も同一の構成である。このため、次の説明では、分割ボード50Sに対応するロック機構80及びロック解除機構90について説明を行うものとする。
図7に示すようにロック機構80は、分割ボード50Sの側面55を凹設して形成されたロック孔81と、枠体30側に設けられたロック部82及びバネ87とを備えている。
ロック部82は、ケース36に対して水平方向かつ、ロック孔81に接近又は離脱する方向(図7の上下方向)に移動可能で取り付けられている。ロック部82はロック部本体83と、ロック孔81に嵌合可能なロックピン86とを備えている。
また、ケース36の内壁において、ロックピン86と対向する箇所には切り欠き部37が形成されており、ロックピン86がケース36の外側に突き出す構成となっている。
ロック部本体83は直方体形状をなし、図7における下側の面には、第1突起84が形成されている。第1突起84と対向するケース36の壁部には第2突起85が形成されている。第1突起84及び第2突起85には、バネ87の両端がそれぞれ装着されている。
バネ87は、ロック部82をロック孔81に接近する方向(図7の上側、ロック方向)に付勢する機能を担っている。上記の構成により、ロック方向に付勢されたロックピン86がロック孔81に嵌合されることで、分割ボード50Sと枠体30とがロックされている。なお、バネ87は本実施形態では、特許請求の範囲に記載の「付勢手段」の一例である。
ロック解除機構90は、収容凹部15側に設けられた凹部側解除部91と、枠体30側に設けられた枠体側解除部100とを備えている。ロック解除機構90は前述したロック機構80によってロックされた分割ボード50Sと枠体30とのロックを枠体30の収容凹部15(枠体支持部16)への取り付け動作に伴って解除する機能を担っている。
図7及び図9に示すように、枠体側解除部100は、スライド部材101と歯車機構110とを備えている。
スライド部材101は、枠体30に対してロック部82と並んで取り付けられ、ロック部82の移動方向と同方向(図7の上下方向)にスライド可能となっている。
スライド部材101は、直方体形状をなすスライド部本体102と、先端側のスライド先端部103とを備えている。スライド部本体102において、ロック部82との対向面にはスライド側ラック111が形成されている。一方、ロック部本体83において、スライド部本体102との対向面にはロック側ラック112が形成されている。
スライド部材101とロック部82との間にはピニオンギヤ113が枠体30に対して回転可能に取り付けられている。ピニオンギヤ113は、スライド側ラック111とロック側ラック112との両方に噛み合わされている。これによってピニオンギヤ113、スライド側ラック111、ロック側ラック112による歯車機構110が構成されている。歯車機構110は、スライド部材101又はロック部82のうちいずれか一方の移動と連動して、他方を一方の移動とは逆方向に移動させる機能を担っている。
図11に示すように、スライド先端部103において、後述する凹部側解除部91の案内斜面91Aと向かい合う面は、凹部側解除部91側に向かって上昇傾斜するスライド側斜面103Aとされる。
また、枠体30(ケース36)の側面及び底面の一部を開口して開口部35が形成されている。開口部35は分割ボード50S、50Bにそれぞれ対応して2箇所に設けられている(図3、図11参照)。
図3に示すように、収容凹部15の枠体支持部16の上面において、各開口部35に対向する箇所に凹部側解除部91がそれぞれ形成されている。凹部側解除部91は開口部35に嵌合可能な形状である。図11及び図12に示すように、凹部側解除部91は、ロック方向(図11の左側)へ向かって下降傾斜する案内斜面91Aを有している。
次に、デッキボード20が収容凹部15に取り付けられた状態から、収容物を取り出す手順について説明する。なお、この状態では、図11に示すようにデッキボード20のスライド部材101(スライド先端部103)は、収容凹部15の凹部側解除部91に押された状態になる。このため、ロック部82は歯車機構110の作用によりロック解除方向に押されて、ロック孔81から外れた状態になる。そのため、枠体30に装着された各分割ボード50S、50Bはロックが外れた状態になる。
(1)分割ボードより小さい小物を収容凹部15から取り出す場合
この場合、ユーザは、図6に示すように、取り出したい小物(図1の工具箱70を例示)の上方の分割ボード50S、50Bのボード側取手51Sに手を掛けて、分割ボード50S、50Bを枠体から外してやればよい。これにより、工具箱70の上方が開放されるから、収容凹部15から工具箱70を取り出すことができる。
(2)分割ボードより大きい荷物を収容凹部15から取り出す場合
この場合では、図3に示すように枠体30の枠体側取手33に手を掛け、枠体30を収容凹部15から取り外してやる。これにより、収容凹部15の上面全体が開放されるから、収容凹部15から大きい荷物60を取り出すことが可能となる。このように、分割ボード50S、50Bを枠体30に取り付けた状態で、一括して収容凹部15から取り外すことができるから作業性がよい。
また、収容凹部15から枠体30を取り外すと、図12に示すように枠体30のスライド部材101(スライド先端部103)は収容凹部15の凹部側解除部91による押し込みを解かれる。すると、それまでスライド部材101によりロック解除方向に押されていたロック部82はバネ87の付勢力の作用により、ロック方向に移動して、ロック孔81にロックする。以上のことから、枠体30の取り外しと同時に、分割ボード50S、50Bのロックがかかる。
また、外したデッキボード20を収容凹部15に取り付けるには、まず、外したデッキボード20を、枠体側取手33を車両後方側に向けつつ収容凹部15に対する位置を合わせてやる。あとは、図3にて示すように、デッキボード20を斜めにしつつ前枠材38を収容凹部15の奥端に突き当ててやり、その後、デッキボード20の後枠材34を収容凹部15に向けて降ろしていけばよい。これにより、図13に示すように収容凹部15の凹部側解除部91と枠体30のスライド部材101とが向かい合った状態となる。すると、デッキボード20の後枠材34が収容凹部15の上面近辺に達した時点で、まず、枠体30のスライド部材101が凹部側解除部91の案内斜面91Aに当接する。
その後、更にデッキボード20の後枠材34を収容凹部15に収めるように嵌め込んでゆくと、案内斜面91Aに当接したスライド部材101は、凹部側解除部91の案内斜面91Aによる案内作用によりロック方向へ押し込まれ、ロック方向へ移動する(図11及び図14参照)。
すると、歯車機構110の作用によって、ロック部82はバネ87を縮ませながら(バネ87の付勢力に抗して)ロック方向とは逆方向(図8の下方向)に移動する(図8及び図10参照)。
そして、収容凹部15にデッキボード20が完全に嵌めあわされたとき(取り付け完了時)には、図8にて示すようにロックピン86がロック孔81から外れた状態になり、枠体30に対する分割ボート50S、50Bのロックが解除された状態に戻る。
以上、説明したように、本実施形態のデッキボード20は、荷物の大きさに応じて、分割ボード50S、50Bを枠体から個別に取り外す使い方と、枠体と共に全ての分割ボード50S、50Bを一括して取り外す使い方とを選択でき、作業性がよい。
しかも、収容凹部15から枠体30を外せば、ロックが掛かり、枠体30に分割ボード50S、50Bが固定されるから、取り外した枠体30から分割ボード50S、50Bが外れてしまうことがなく、この点も効果的である。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図15ないし図16によって説明する。なお、以下の実施形態においては、実施形態1と同一の構成について同一符号を付して重複する説明を省略し、異なるところについてのみ説明する。
図15にて示すように、枠体30aのうち、車両前側のボード支持部31aと、車両後側のボード支持部31aには、向かい合うようにして差込溝120A、120Bが形成されている。係る差込溝120A、120Bの溝幅kは、分割ボード50S、50Bの厚さより幾らか広い寸法に設定してある。
そのため、図16に示すように、枠体30aから分割ボード50S、50Bを取り外した後、これを縦向きにして差込溝120A又は120Bに差し込むと、分割ボード50S、50Bは差込溝120A、120Bにより縦向きの姿勢に支持される。これにより、収容凹部15を分割ボード50S又は分割ボード50Bにより、第1領域32Aと第2領域32Bとを仕切ることができる。なお、図16においては、収容凹部15は省略してある。
なお、本実施形態では、差込溝120A、120Bは仕切り部32の両側にそれぞれ形成されており、両差込溝120A、120Bに分割ボード50S、50Bを選択的に差し込める構成となっている。
<実施形態3>
次に、本発明の実施形態3を図17によって説明する。本実施形態では、収容凹部15の底面15Aに、凹部側ボード支持部121を追加した構成となっている。
図17に示すように凹部側ボード支持部121は、収容凹部15の底面15Aにおいて、差込溝120Aの下方にあたる位置に設けられている。この凹部側ボード支持部121は収容凹部15の底面15Aから一定高さ突出しており、差込溝120Aに沿って水平に延びている(本実施形態では、直方形状)。この凹部側ボード支持部121の上面は平坦な支持面となっており、差込溝120Aに差し込まれる分割ボード50Sの下面を受ける構成となっている。
このような構成であれば、凹部側ボード支持部121が、収容凹部15の底面を底上げするように機能するから、縦向きにしたときの分割ボード50Sの高さが、収容凹部15の深さより小さいものであっても、仕切り板としての使用が可能となる。
<実施形態4>
次に、本発明の実施形態4を図18ないし図19によって説明する。実施形態1のデッキボード20においては、枠体30に嵌り収容凹部15を閉止する蓋の部分を、2枚の分割ボード50S、50Bから分割構成したが、本実施形態のデッキボード20bは、図18に示すように蓋の部分を、3枚の分割ボード50a、50b、50cから分割構成している。また、実施形態2とは差込溝120A、120Bの形成箇所が異なる。
3枚の分割ボード50a、50b、50cは、収容凹部15を閉止する蓋全体を幅方向に区分するように分割されている。そして、分割ボード50bは、幅が広く収容凹部15の中央を閉止する構成となっている。また残る2枚の分割ボード50a、50cは幅が狭くなっている。これら2枚の分割ボード50a、50cは、分割ボード50bの両側にそれぞれ配置されて、収容凹部15の左右両側をそれぞれ閉止する構成となっている。
そして、本実施形態では、左右の分割ボード50a、50bは同じ形状になっており、更に、図19にて示すように分割ボード50a、50cの裏面には、枠体30bの短手方向に延びる支持部材122がそれぞれ一体的に形成されている。
また、この実施形態では、ボード支持部31aに形成される差込溝120A、120Bが、図19に示すように、枠体30bの左奥側の位置と、右手前側の位置にそれぞれ設けられている。これら両差込溝120A、120B間の配置間隔は、分割ボード50bの長手方向の幅と同じ寸法に設定されている。
以上のことから、図19に示すように、分割ボード50a、50cを、それぞれ差込溝120A、120Bに差し込んでやると、両分割ボード50a、50cを、分割ボード50bの幅だけ離れた位置にて、縦向きに固定することができる。そして、そのときには、両分割ボード50a、50cの裏面に形成された両支持部材122が対向して同じ高さに位置する。
そのため、両分割ボード50a、50cの間に、分割ボード50bをセットしてやると、分割ボード50bの長手方向の側縁部が、両分割ボード50a、50cの支持部材122により支持された状態となる。
このように、本実施形態のものは、2枚の分割ボード50a、50cを側板とし、分割ボード50bを天板とする台状に、3枚の分割ボード50a、50b、50cを組み立てることができる。このような構成であれば、台状に組み立てた分割ボード50bをテーブルとして使用でき、荷物を載せることができる。また、収容凹部15に収容した荷物を分割ボード50bで覆うことができるから見栄えがよい。なお、図19においては、収容凹部15は省略してある。
<実施形態5>
次に、本発明の実施形態5を図20ないし図21によって説明する。本実施形態のデッキボード20cにおいては実施形態3の凹部側ボード支持部121の代わりに、回転支持部材123を設け、これによって、縦向きにした分割ボード50Sの下面を受ける構成としている。また、実施形態3の仕切り部32を取り外した構成としてある。
また、実施形態4では、3枚の分割ボードを台状に組み立てる構成としたが、本実施形態では、実施形態1と同じ構成の2枚の分割ボード50S、50B及び車両のデッキサイドトリム17に形成された支持段差17Aを使用して、分割ボード50S、50Bを台状に組み立てる構成としている。
図20に示すように回転支持部材123は、後枠材34と、前枠材38において、差込溝120Aの形成箇所にそれぞれ取り付けられている(図20においては、手前側の回転支持部材123は省略)。
図20に示すように回転支持部材123は向かい合う一対の平板126と、その先端同士を連結する傾斜状の支持板125より構成されている。この回転支持部材123は、差込溝120Aに設けられたピン124に基端部を止めている。このため、回転支持部材123は、差込溝120A内にてピン124を回転軸として、上下方向に回転できる構成となっている。
係る回転支持部材123は、向かい合う一対の平板126の間隔が、分割ボード50S、50Bの厚さとほぼ同じ間隔に設定されており、両間に分割ボード50S、50Bを差し込むことが可能になっている。
そして、ピン124には、図示しない付勢手段(例えば、ねじりコイルばね)が設けられており、回転支持部材123に上向きの付勢力を作用させる構成となっている。これにより、付勢手段により上向きに付勢された回転支持部材123は、図示しないストッパによって、通常(未使用時)は、その先端を枠体30aの内側に向けた水平姿勢(図21の実線にて示す姿勢)に位置規制される構成となっている。
前述した支持段差17Aは枠体30a側に突き出して形成され、その高さは、分割ボード50Sを縦向きに立てた状態の支持部材122の高さと同じに設定されている。
本実施形態において、分割ボード50S、50Bを台状に組み立てるには、次のようにする。まず、ユーザは分割ボード50Sの両端を、上から各回転支持部材123の両平板126の間に差し込んでやる。すると、分割ボード50Sの自重によって、両回転支持部材123はピン124を中心として下向きに回転し、水平姿勢から垂直姿勢(図21の2点鎖線にて示す姿勢)に変位する。
そして、このときには、垂直姿勢となった両回転支持部材123の両支持面125Aが、分割ボード50Sの下部両端を支える結果、分割ボード50Sは縦向きに支持された状態となる。なお、このとき、分割ボード50Sは2枚の平板126によって両側から挟まれ、水平方向の移動を規制された状態となる。
続いて、デッキサイドトリム17と分割ボード50Sとの間に、分割ボード50Bをセットしてやると、分割ボード50Bの長手方向の側縁部が、デッキサイドトリム17の支持段差17Aと、分割ボード50Sの支持部材122にそれぞれ支持される。これによって、分割ボード50S、50Bを台状に組み立てることができる。
本実施形態では、分割ボード50Sを両回転支持部材123により支持する構成とした。このため縦向きにしたときの分割ボード50Sの高さが、収容凹部15の深さより小さいものであっても分割ボード50Sを縦向きに立てることができる。また、回転支持部材123は分割ボード50Sを差し込まない時には水平姿勢となっており、収容凹部15の収容スペースの上方に位置しているから、収容スペースが確保される。
<実施形態6>
次に、本発明の実施形態6を図22ないし図26によって説明する。なお、以下の説明においては、図25に示すように、枠体30dの長手方向において、分割ボード50S側を右側、分割ボード50B側を左側とする。
本実施形態のデッキボード20dにおいては、図22に示すように、枠体30dに、レール溝127が形成されている点が実施形態5と主に相違する。
レール溝127は、枠体30dの後枠材34及び前枠材38の内壁のうち、分割ボード50Sの長手方向の両側面と対向する箇所にそれぞれ形成されている。後枠材34の内壁に形成されるレール溝127及び前枠材38の内壁に形成されるレール溝127はいずれも、水平方向に延びている。両レール溝127は共に、枠体30dの右側の端部を始端としており、終端は、差込溝120Aの形成箇所に達している。
そして、レール溝127の始端に対応して組み付け溝127Aが形成されている。この組み付け溝127Aは後枠材34及び前枠材38の上面壁から下向きに延びており、レール溝127に連通している。係る組み付け溝127Aを通じて、後述するボード側ピン128をレール溝127に対して組み付けできる構成となっている。
また、レール溝127の終端に対応して滑落溝127Bが形成されている。この滑落溝127Bはレール溝127の終端から下向きに延びており、後枠材34及び前枠材38の内面壁を切り抜いている。係る滑落溝127Bによって後述するボード側ピン128はレール溝127の終端まで移動した後、下方に落ち込む構成となっている(詳しくは後述する)。また、レール溝127の終端に対応して、取り出し開口127Cが形成されている。この取り出し開口127Cは、後枠材34及び前枠材38の上面壁を開口して下向きに延びており、レール溝127の終端に連通している。
これら組み付け溝127A、レール溝127、滑落溝127Bは、次に説明するボード側ピン128を移動自在に嵌合させる溝幅に設定されている。
図23に示すように、分割ボード50Sの長手方向の両側面において、右側の端部には枠体30d側に突出してボード側ピン128が形成されている。なお、ボード側ピン128の突出長さは、組み付け溝127A、レール溝127、滑落溝127Bの深さより小さく設定されている。上記の構成により、各ボード側ピン128を組み付け溝127Aを通じて、各レール溝127に取り付けることができ、レール溝127及び滑落溝127Bに沿って移動可能な構成となっている。
また、図24の点線にて示すように、ケース36はレール溝127よりも枠体30dの外側に位置するように枠体30d内に収容されている。これにより、ボード側ピン128は、ケース36と干渉せずレール溝127内を移動可能となっている。
本実施形態においては、分割ボード50Sと、分割ボード50Bの第1ボード52とがヒンジ(図示せず)を介して連結されている。このため、図25の一点鎖線Bの部分にて分割ボード50Sと分割ボード50Bとを折ることができる。
本実施形態において、分割ボード50S、50Bを台状に組み立てるには、最初に、収容凹部15に取り付けられた状態(図25の状態)にあるデッキボード20dのうち、図中左奥側の分割ボード50Bを上方に持ち上げてやる。なお、図25及び図26においては、収容凹部15は図示省略してある。
すると、分割ボード50Bを介して、分割ボード50Sの左側のボード端が持ち上げられる。一方、分割ボード50Sの右側のボード端は、ボード側ピン128とレール溝127による案内作用により、図23に示すように左側にスライドしていく。そのため、分割ボード50Sは次第に、その姿勢を立ててゆく。なお、この時、ロックピン86はケース36内に退避しているため(ロック解除状態)、ボード側ピン128がロックピン86と干渉することがない。
そして、分割ボード50Bが一定高さまで持ち上げられると、分割ボード50Sは完全に起立した状態となり、それとほぼ同時に、ボード側ピン128は、レール溝127の左端まで達し、滑落溝127Bに落ち込む。その結果、分割ボード50Sは自重によって自動的に差込溝120Aに落ちて、縦向きの姿勢に支持される。
続いて、分割ボード50Bの左側縁をデッキサイドトリム17の支持段差17Aに上方からセットしてやる。これによって、分割ボード50Sは下面が収容凹部15の底面に当接し支持される。そして、分割ボード50Bの側縁部はデッキサイドトリム17の支持段差17Aと、分割ボード50S裏面の支持部材122にそれぞれ支持される。これによって分割ボード50S、50Bを台状に組み立てることができる。
また、分割ボード50S、50Bを台状に組み立てた状態(図26の状態)から、ボード支持部31aに取り付けた元の状態(図25の状態)に戻すには、まず分割ボード50Bを上方に持ち上げて、各ボード側ピン128を、滑落溝127B、取り出し開口127Cから後枠材34及び前枠材38の上面側に引き出してやる。
その後、今度は引き上げた分割ボード50Bを一旦、右側にずらして、引き出したボード側ピン128を後枠材34及び前枠材38の上面に乗せてやる。そして、ボート側ピン128を後枠材34及び前枠材38の上面に乗せることができたら、次に右側にずらした分割ボード50Bをボード支持部31aを目掛けて降ろしてゆく。
すると、分割ボード50Bの下降動作に追随して、ボード側ピン128が後枠材34及び前枠材38の上面を右側にスライドしてゆくので、分割ボード50Sは、起立姿勢から次第に倒れていく。
そして、分割ボード50Bが収容凹部に至ると、分割ボード50Sも水平姿勢になり、これにて、収容凹部15の全体が分割ボード50B、50Sにて塞がれ、元の状態に戻る。また、このとき、分割ボード50Sのボード側ピン128は組み付け溝127Aに落ち込み、レール溝127の始端に達する。
上記のように、本実施形態では、分割ボード50Sと分割ボード50Bとを連結するとともに、レール溝127によってボード側ピン128をガイドする構成とした。このため、分割ボード50Bを収容凹部15から取り外してやれば、自動的に分割ボード50Sを縦向きの状態にできるから、分割ボード50S、50Bを台状に組み立てる作業が容易にできる。
<実施形態7>
次に、本発明の実施形態7を図27ないし図29によって説明する。実施形態1においては、収容凹部15の枠体支持部16を収容凹部15の内壁に全周に渡って形成する構成とした。これに対して、本実施形態では、図27に示すように、枠体支持部16eのうち、車両前方(内壁15Dに対応)及び車両後方寄りの部分(内壁15B、15Cに対応)を、車両幅方向の両側共、切り欠いて、デッキボード差入口130を形成した。
また、デッキボード20eについては、収容凹部15の大きさより一回り小さなサイズとした。このようにすることで、デッキボード20eを車両後方からデッキボード差込口130を通すように、収納してやれば、図28に示すように、収容凹部15の下部にデッキボード20eを収めることが可能となる。
また、図29に示すように、デッキボード20eを収容凹部15にセットしてやると、枠体支持部16eによって支持することが可能となる。
以上、説明したように、実施形態2から実施形態7におけるデッキボードは、平板状で使用する場合は、実施形態1に記載の効果があるとともに、様々なシチュエーションに応じて、デッキボードを枠体内で立て掛けたり、組み立てたりすることでアレンジすることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記各実施形態においては、2枚又は3枚の分割ボードを備えた構成を例示したが、これに限定されない。枠体に対して複数枚の分割ボードを取り付ける構成であればよく、4枚以上の分割ボードを備えていてもよい。
(2)実施形態1においては、収容凹部15を閉止する蓋全体を車両の左右方向に区分するように分割ボードを分割構成したが、これに限定されない。例えば、収容凹部15を閉止する蓋全体を車両の前後方向に区分するように分割ボードを分割構成してもよい。また、前後左右に区分するように分割ボードを分割構成してもよい。
(3)実施形態1では、凹部側解除部91に案内斜面91A、スライド先端部103にスライド側斜面103Aを形成し、両斜面91A、103Aが当接することでスライド部材101を押し込む構成としたが、これに限定されない。例えば、案内斜面91A又はスライド側斜面103Aのうちいずれか一方だけを備えた構成であってもよい。
(4)実施形態1においては、仕切り部32を一箇所のみ設ける構成としたが、複数箇所設ける構成としてもよい。また、仕切り部32を取り外した構成としてもよい。
収容凹部に取り付けられたデッキボードを示す斜視図 デッキボードの分離斜視図 収容凹部に取り付ける途中のデッキボードを示す斜視図 デッキボードを示す斜視図 枠体を示す斜視図 枠体から分割ボードを取り外す状態を示す斜視図 筐体内部を示す断面図(ロック状態) 筐体内部を示す断面図(ロック解除状態) 筐体内部を示す斜視図(ロック状態) 筐体内部を示す斜視図(ロック解除状態) 筐体内部を示す断面図(ロック状態、図8のA−A線で切断した断面図) 筐体内部を示す断面図(ロック解除状態) ロック解除機構を示す斜視図(ロック解除状態) ロック解除機構を示す斜視図(ロック状態) 実施形態2の枠体を示す斜視図 実施形態2のデッキボードを示す斜視図(分割ボード50Sを立てた状態) 実施形態3のデッキボードを示す斜視図 実施形態4のデッキボードを示す斜視図 実施形態4のデッキボードを示す斜視図(分割ボード50a、50cを立てた状態) 実施形態5のデッキボードを示す斜視図 実施形態5の回転支持部材を示す斜視図 実施形態6の枠体を示す斜視図 実施形態6のレール溝を示す斜視図 実施形態6のデッキボードを示す平面図 実施形態6のデッキボードを示す斜視図 実施形態6のデッキボードを示す斜視図(分割ボード50Sを立てた状態) 実施形態7の収容凹部を示す斜視図 実施形態7の収容凹部を示す斜視図(デッキボードを収容凹部の下方に収容した状態) 実施形態7の収容凹部を示す斜視図(デッキボードを取り付けた状態)
符号の説明
14…ラゲージフロア
15…収容凹部
16、16e…枠体支持部
20、20b、20c、20d、20e…デッキボード
30、30a、30b、30d…枠体
50S、50B、50a、50b、50c…分割ボード
80…ロック機構
81…ロック孔
82…ロック部
87…バネ(本実施形態では、特許請求の範囲に記載の「付勢手段」の一例)
90…ロック解除機構
91…凹部側解除部
91A…案内斜面
100…枠体側解除部
101…スライド部材
110…歯車機構

Claims (5)

  1. ラゲージフロアに形成された収容凹部に取り付けられるデッキボードであって、
    前記収容凹部に対して着脱可能とされた枠状をなす枠体と、
    前記枠体に対して個々に取り付けられ、個別に着脱が可能な複数枚の分割ボードと、を備えてなるデッキボード。
  2. 請求項1に記載のデッキボードであって、
    前記収容凹部に、内面側に段差状に突出して、前記収容凹部に取り付けられた前記枠体の下面を支持する枠体支持部が形成されたものにおいて、
    前記枠体に対して前記分割ボードをロックするロック機構と、
    前記枠体支持部の上面に形成される凹部側解除部と共に、前記収容凹部に対する前記枠体の取り付けに伴って前記ロックを解除するロック解除機構を構成する枠体側解除部と、を備えるデッキボード。
  3. 請求項2に記載のデッキボードであって、
    前記ロック機構は、
    前記分割ボードに形成されたロック孔と、
    前記枠体に水平移動可能に取り付けられ前記ロック孔に嵌合可能なロック部と、
    前記ロック部を前記ロック孔にロックするロック方向に付勢する付勢手段と、を備え、
    前記枠体側解除部は、
    前記枠体の内、前記凹部側解除部に対して向かい合う位置にあって、前記収容凹部に対して前記枠体を取り付ける過程で、前記凹部側解除部の案内作用を受けて前記ロック方向に移動するスライド部材と
    前記スライド部材と前記ロック部との間に設けられ、前記ロック部又は前記スライド部材のうちいずれか一方の移動と連動して、他方を前記一方の移動とは逆方向へ移動させる歯車機構と、を備えてなるデッキボード。
  4. 枠状をなす枠体に対して個々に取り付け可能とされ前記枠体と共にラゲージフロアに形成された収容凹部を閉止するデッキボードを構成する分割ボードのロック機構及びロック解除機構を含む機構であって、
    前記収容凹部に、内面側に段差状に突出して、前記収容凹部に取り付けられた前記枠体の下面を支持する枠体支持部が形成されたものにおいて、
    前記ロック機構は、
    前記分割ボードに形成されたロック孔と、
    前記枠体に水平移動可能に取り付けられ前記ロック孔に嵌合可能なロック部と、
    前記ロック部を前記ロック孔にロックするロック方向に付勢する付勢手段と、を備え、
    前記ロック解除機構は、
    前記枠体支持部の上面に形成された凹部側解除部と、
    前記凹部側解除部と共に、前記収容凹部に対する前記枠体の取り付けに伴って前記ロック部を前記付勢手段の付勢力に抗して前記ロック孔から離脱する方向に移動させることにより、前記ロックを解除する枠体側解除部と、を備える機構。
  5. 請求項4に記載の機構であって、
    前記枠体側解除部は、
    前記枠体の内、前記凹部側解除部に対して向かい合う位置にあって、前記収容凹部に対して前記枠体を取り付ける過程で、前記凹部側解除部の案内作用を受けて前記ロック方向に移動するスライド部材と
    前記スライド部材と前記ロック部との間に設けられ、前記ロック部又は前記スライド部材のうちいずれか一方の移動と連動して、他方を前記一方の移動とは逆方向へ移動させる歯車機構と、を備え、
    前記凹部側解除部は、前記ロック方向へ向かって下降傾斜するように形成され、前記収容凹部に対する前記枠体の取り付けに伴って上方から当接する前記スライド部材を前記ロック方向へ移動させる案内斜面を有する機構。
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