JP2015137005A - 車両荷室構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 パッケージトレイの使用位置と収納位置の簡単に変更できるようにする。【解決手段】 基板部50の上方部分50aにわたって、突条部51が形成され、突条部51は、荷物積載室の内部に向かって突出し、突条部51のうち、基板部50の上方部分50aにおける部分が略水平支持部52であり、基板部50の奥方部分50bにおける部分が収納支持部54であり、収納支持部54には一連の溝が形成され、上方には溝孔55、屈曲溝孔56、直線溝孔57、保持溝孔58を備え、それらは連通しており、それらに対して支持ピン26が連続的に移動できるように案内するものであり、保持溝孔58は支持ピン26を保持する機能がある。【選択図】 図4

Description

本発明は、デッキボードを備えた車両荷室構造、特に、デッキボードが分割されたものに関する。
特許文献1に記載の発明は、パッケージトレイトリムが不要な時に、これを格納するスペースを有する格納式パッケージトレイトリムを提供することを目的として、サイドトリム13の荷室側直立面前端に上下方向にわたる凹部17を設け、パッケージトレイトリム1が不要な時に、該凹部17をガイドとして、パッケージトレイトリム1をその前端からリヤシートバック12に沿って摺動させ、該凹部17とリヤシートバック12で構成する空間に格納する。この時に、該パッケージトレイトリム1の下端は、リヤシートバック12又はリヤフロアに設けられたホルダ等の固定手段、又はサイドトリム21の受け座形状22により固定することができる。
特許文献2に記載の発明は、パッケージトレーを使用しない場合には、簡単に所定の場所に収納できるようにするため、前部寄りの第1支持ピン11と後部寄りの第2支持ピン12が左右同軸に側方へ突出して設けられてなるパッケージトレイ10のバン型車両の荷室における支持構造であり、前記荷室側部の左右両サイドトリムには、前後方向案内部1bと上下方向案内部1cを有するL字状の第1受け部1と、第2支持ピン12を着脱可能に保持するための第2受け部2と、当該パッケージトレイ10がほぼ起立した収納位置にある時に前記第2支持ピン12を支持するための第3受け部6を設けた構成とする。
特許文献3に記載の発明は、大きな荷物も円滑に出し入れ可能とするため、遮蔽板30の左右の各縁部の先端部の近傍に形成された回動部34と、遮蔽板30の左右の各縁部の先端部に形成された当接部23と、荷物積載室20の上部の左右の各側部に設けられた略水平支持部52と、荷物積載室20の左右の各側部に設けられ、各回動部34が離脱可能に係合され、遮蔽板30が通常状態と開放状態との間を回動するのをガイドする回動ガイド部56と、荷物積載室20の奥部に設けられ遮蔽板30が鉛直方向成分を有する姿勢で支持される収納支持部54と、遮蔽板30とドア10とを連結する連結ストラップ15とを有し、遮蔽板30が開放状態における水平からの傾斜角度よりも所定以上大きい傾斜状態においては、当接部23が収納支持部54と干渉して各回動ガイド部56に対する各回動部34の係合が許容されないという関係にある。
特許文献4に記載の発明は、車両の荷室を上下2段に分割可能なデッキボードの移動機構として、ラゲージフロア体の上下移動を片手で可能になるように構成したものである。自動車1のラゲージルーム2の床面部3に凹設した収容凹部4上に位置するラゲージフロア5を上下移動可能にするために、ラゲージフロア体5の自動車前部側左右両側部にローラー8a付きの摺動ヒンジ軸8を設け、摺動ヒンジ軸8をラゲージルーム2の左右両側壁2a側に形成したガイド溝9内に挿入することにより、ラゲージフロア体5の自動車後方側を上下移動可能に装着しており、ガイド溝9が、摺動ヒンジ軸8のローラー8aを摺動させて、ラゲージフロア体5を収納凹部4を閉塞している状態から自動車上方に移動させるべく直線状の溝形状により構成した。
特許文献5に記載の発明は、デッキボードを軽量化し、デッキボードの上下移動作業を容易にするものである。この発明は、車両1の荷室3を上下2段に分割可能なデッキボード30の移動機構であって、上方位置と下方位置との間を上下方向に移動可能なデッキボード30と、デッキボード30の車幅方向両側に設けられ、上方位置ではデッキボード30の下面から下方に突出して起立姿勢となる起立位置と下方位置ではデッキボード30の下面に沿って格納される格納位置との間を回動可能な一対の脚部31と、両脚部31の自由端部にそれぞれ設けられた一対のカムピン31Bと、荷室3の車幅方向両側を構成する両側壁3Dに設けられ、デッキボード30の上下動に伴って両カムピン31Bとそれぞれ係合することにより両カムピン31Bを一方向に周回させて両脚部31を起立位置と格納位置との間で移動させる一対の周回溝5とを備えた構成としたところに特徴を有する。
特許文献6に記載の発明は、デッキボードの収納を容易に行えるようにするものである。この発明のデッキボードの収納構造は、荷室3を上下2段に分割し、前方位置と後方位置との間で移動可能なデッキボード30と、前方位置にあるデッキボード30の車両前方側を支持し、後方位置にあるデッキボード30より車両前方に配置された前方支持部3Fと、前方位置にあるデッキボード30の車両後方側を支持し、後方位置にあるデッキボード30の重心より車両後方に配置された後方支持部3Rと、前方支持部3Fと後方支持部3Rとの間に設けられ、後方位置にあるデッキボード30の車両前方側を落とし込んで、収納位置においてデッキボード30を起立姿勢で収納する収納部33と、係合ピン31と係合することによりデッキボード30の後方位置と収納位置との間における移動を案内するカム溝3Eとを備えている構成とし。
特許文献7に記載の発明は、ボード取り外しの際の作業性を向上させたデッキボードを提供するものである。この発明は、ラゲージフロア14の収容凹部15に取り付けられるデッキボード20であって、収容凹部15に対して着脱可能とされた枠状をなす枠体30と、枠体30に対して個々に取り付けられ、個別に着脱が可能な複数枚の分割ボード50S、50Bと、を備えている。
特許文献8に記載の発明は、デッキボードを棚に変化させる作業が容易な車両荷室構造を提供するものである。この発明は、第1ボード11aと、第1ボード11aに折り曲げ可能に接続されている第2ボード11bとで構成されるデッキボードと、折り曲げられていない状態のデッキボードが水平姿勢で載置される載置部12(一方の載置部12aのみを図示)とを備え、デッキボードが載置部12に水平姿勢で載置されている状態において、第2ボード11bが差し込まれる縦溝16は折り曲げ軸線13より第1ボード11a側に位置し、第2ボード11bが縦溝16に差し込まれているとき第1ボード11aを水平姿勢で支持する支持部18は第1ボード11aを挟んで第2ボード11bとは逆側に位置している。
特許文献9に記載の発明は、自動車後部に設けられる荷物載置スペースであるデッキフロアにおいて、効率よく荷物を格納できるだけでなく、仕切り構造によって見栄えを損なうことのないデッキフロア構造を提供するものである。この発明は、デッキフロア下部に設けられた収納部の開口部を覆うデッキフロアボードを左右2枚に分割し、該デッキボードの裏面に複数の溝を形成し、互いに対向するスライドレールとすることで、デッキフロアをトノボードおよび/または収納トレーによって上下方向に複数段階調節自在に仕切り可能としたデッキフロア構造による。
実開平6−78091号公報 実開平7−35190号公報 特開2005−75247号公報 特開2007−91105号公報 特開2009−255612号公報 特開2009−241789号公報 特開2010−137609号公報 特開2010−137610号公報 特開2005−186848号公報
しかしながら、上記の特許文献1−3に記載の先行技術は、操作性が未だ十分ではない。また、上記の特許文献4−9に記載の先行技術は、上下移動機能等、その機能が限られていて、使用者の多様な用途に応じることができないものであり、また、ヒンジ、カム、バネ等の機構部が必要であるので、構造を簡素なものとすることには限界があった。
そこで、本発明は、パッケージトレイの使用位置と収納位置の変更が簡単な操作でできること、また、通常のデッキボードとして機能するほかに、車両荷室を分割して仕切ることができ、使用者の多様な用途に応じることができること、縦長の荷物を寝かせなくてもそのまま収納できる車両荷室構造を提供することを課題とする。
上記課題に鑑み、本発明は、ドアの内側の荷物積載室に対してパッケージトレイが設けられ、前記パッケージトレイが、支持ピンと、前記支持ピンに取り付けられたフランジ部と、前記支持ピンとフランジ部を移動させるために前記基板部に立方向に形成された一連の溝孔と、前記溝孔に支持ピンが停留できる保持溝孔とを備えた車両の荷室構造である。
また、別の発明によれば、複数枚に分割されたデッキボードと、上部に開口を備え、前記複数枚のデッキボードを設置する荷室筐体と、を備え、前記デッキボードが荷室の上面を覆う載置位置に配置可能で、前記デッキボードを起立位置に配置することにより車体幅方向に荷室を分割可能で、前記荷室筐体の底面に開き戸を設けた、車両荷室構造である。
前記開き戸を支持する、起立位置と倒伏位置に変化可能な支持板を設けたことが好ましい。
複数枚に分割されたデッキボードと、上部に開口を備え、前記複数枚のデッキボードを設置する荷室筐体と、を備え、前記デッキボードが荷室の上面を覆う載置位置に配置可能で、前記デッキボードを起立位置に配置することにより車体幅方向に荷室を分割可能で、前記デッキボードを底面位置に配置可能な構造であることを特徴とする車両荷室構造が好ましい。
本発明は、前記デッキボードの一辺の下面に形成され、下方に膨出する、断面が曲面である膨出部と、前記荷室筐体の上部内側に固定され、車両幅方向に間隙をおいて配置され、前記載置位置で前記デッキボードの両端部を載せるとともに、前記間隙に前記膨出部を嵌合する複数の載置部と、前記底面の車両長手方向に形成され、前記デッキボードの膨出部を受け止める凹溝部と、を備えることを特徴とすることが好ましい。通常のデッキボードとしての設置状態のほかに、一部を上面が開口した仕切空間を形成できるほか、全部を開口した設置状態にもできるので、使用者の多様な用途に応じることができる。また、間隙に膨出部を嵌合させることができるので、ヒンジ、カム、バネ等の機構部をなくして、構造を簡素なものとすることできる。
本発明では、前記間隙が隣接して設けられる箇所が少なくとも1箇所形成されることが好ましい。
本発明では、前記デッキボード一辺に前記膨出部が形成されることが好ましい。
請求項1の発明によれば、パッケージトレイは支持ピンを溝孔に沿って移動させるだけで、使用位置と収納位置を変更することができるので、操作が極めて簡単である。
請求項2、3の発明によれば、通常のデッキボードとしての設置状態のほかに、一部を上面が開口した仕切空間を形成できるほか、全部を開口した設置状態にもできるので、使用者の多様な用途に応じることができる。
また、デッキボードのいずれかを縦に配置し、開き戸を左右にスライドすることで、上下に掘りの深い縦型スペースが出現し、ベビーカー等のような縦長の大きな荷物を収容できる効果がある。
本発明の実施形態の車両荷室構造100(カバーが通常位置)の斜視図である。 本発明の実施形態の車両荷室構造100(カバーを引き上げた状態)の斜視図である。 本発明の実施形態の車両荷室構造100(カバーを収納する状態)の斜視図である。 本発明の実施形態の車両荷室構造100の内側側面部の斜視図である。 本発明の実施形態の車両荷室構造100の床下収納部を開けた状態の斜視図である。 本発明の実施形態の車両荷室構造100の床下収納部を開け、支持板を倒した状態の斜視図である。 本発明の実施形態の車両荷室構造100の模型を示す側面図である。 本発明の実施形態の車両荷室構造100のカバーの端部の裏面図である。 本発明の実施形態の車両荷室構造100のカバーの端部の平面図である。 本発明の実施形態の車両荷室構造100のカバーの端部の斜視図である。 本発明の実施形態の車両荷室構造100のカバーの端部の斜視図である。 本発明の実施形態の車両荷室構造100のピンの近辺の構造を示す斜視図である。 本発明の実施形態の車両荷室構造100のピンが通常の位置にある場合の斜視図である。 本発明の実施形態の車両荷室構造100のピンを後ろに引いてレール上に落とした状態の斜視図である。 本発明の実施形態の車両荷室構造100のピンをレールにそって移動された状態の斜視図である。 本発明の実施形態の車両荷室構造100のデッキボード1が単独で開閉する状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態の車両荷室構造100のデッキボード1が仕切りとして機能する状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態の車両荷室構造100のデッキボード1が下段に配置された状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態の車両荷室構造100の床下収納部が閉じた状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態の車両荷室構造100の床下収納部が開いた状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態の車両荷室構造100の床下収納部が開き、ベビーカー90を収納する様子を示す斜視図である。 本発明の実施形態の車両荷室構造100のデッキボード1を立てて、スライドカバーを閉じた状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態の車両荷室構造100の床下収納部にシューズ、工具等を収納した状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態の車両荷室構造100の床下収納部の仕切りを倒し、スペースの拡大を図った状態を示す部分拡大斜視図である。 本発明の実施形態の車両荷室構造100の床下収納部の仕切りを倒し、スペースの拡大を図った状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態の車両荷室構造100にベビーカー90を収容した状態を示す斜視図である。 (a)は本発明の実施形態の通常のデッキボードの状態を示す部分断面正面図、(b)は同じく車両荷室構造の斜視図である。 (a)は本発明の実施形態の通常のデッキボードの状態から一部のデッキボードを動かした状態を示す部分断面正面図、(b)は同じく車両荷室構造の斜視図である。 (a)は本発明の実施形態の図2に示すデッキボードの状態から一部のデッキボードを起立位置にした状態を示す部分断面正面図、(b)は同じく車両荷室構造の斜視図である。 (a)は本発明の実施形態のデッキボードを底面に配置した状態を示す部分断面正面図、(b)は同じく車両荷室構造の斜視図である。 (a)(b)は本発明の実施形態のデッキボードの変形例1であり、(a)は平面図、(b)は正面図である。 (a)(b)(c)は本発明の実施形態のデッキボードの変形例2であり、(a)は平面図、(b)は底面図、(c)は正面中央縦断面図である。 本発明の実施形態のデッキボードの変形例3の正面図である。 (a)(b)は本発明の実施形態のデッキボードの変形例4の正面図であり、(a)は部分正面図、(b)は斜視図である。 本発明の実施形態の載置部の変形例5の部分正面図である。
次に、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。自動車1は、その車体の後部に跳ね上げ式(ハッチバック)のドア(バックドア)(図示略)を有している。ドアは、屋根部に対して、その上端部のヒンジ部(図示省略)を中心に揺動することによって、閉状態と開状態との間を変位可能である。ドアの内側であって座席(前後に複数列ある場合は後部座席)の後方の空間は、荷物積載室(トランクルーム)とされている。
図1〜図6に示す通り、荷物積載室に対して、パッケージトレイ20が移動可能に配設されている。パッケージトレイ20は、ほぼ長方形状の板状をしている。このパッケージトレイ20の遮蔽板構造及びその各要素は、すべて左右対称の構造を有しているため、図面には、適宜上、一方のみが示されていることがある。
図7〜図15に示す通り、パッケージトレイ20(ほぼ水平状態)の左右の各側部には、下方に向かってフランジ部21が形成されている。各フランジ部21の下辺部分は、被載置部22とされている。被載置部22は、ほぼ直線状の下縁部を有している。パッケージトレイ20の先端部には、当接部23が形成されている。当接部23は、前方に向かうにつれて下方に向かうように斜めに向かって形成され、その高さ位置(パッケージトレイ20が水平の場合)は、被載置部22の高さ位置よりも若干低い位置にある。パッケージトレイ20の後縁部(手前側の縁部)にはフランジ部24が形成されている。
パッケージトレイ20の左右両側部には車両前寄りの一箇所に支持ピン26が側方へ突き出すようにして取付けられた構成とされている。この支持ピンの端部にはフランジ部27が形成されている。
荷物積載室の左右の各側部には、一対の基板部50が設けられている。基板部50は、上方部分50a及び奥方部分50bを有し、上方部分50aは荷物積載室のうちの上部をほぼ水平に前後方向に延び、奥方部分50bは荷物積載室の奥部において下方に向かうにつれて徐々に前方(奥側)に向かうように斜めに延びている。
左右一対の基板部50の間の距離は、パッケージトレイ20の幅(左右方向の長さ)に対応している。すなわち、両基板部50間の距離は、パッケージトレイ20の幅よりも若干長いものとされている。このため、パッケージトレイ20が後述の通常状態・開放状態・半収納状態・全収納状態及びそれらの間の状態のいずれの状態においても、基板部50によって、パッケージトレイ20の左右方向の位置が規定される。
図7〜図15に示す通り、基板部50の上方部分50aにわたって、突条部51が形成されている。突条部51は、荷物積載室の内部に向かって突出している。突条部51には、基板部50の上方部分50aにおける部分が略水平支持部52がある。基板部50の奥方部分50bには収納支持部54が形成されている。図4、図7に示す通り、この収納支持部54には一連の溝が形成され、上方には溝孔55、屈曲溝孔56、直線溝孔57、保持溝孔58を備え、それらは連通しており、それらに対して支持ピン26が連続的に移動できるように案内するものである。保持溝孔58は支持ピン26を保持する機能がある。
略水平支持部52は、荷物積載室のうちの上部の左右の各側部において、荷物積載室の内部に突出し、ほぼ水平に延びている。収納支持部54は、荷物積載室のうちの奥部(前方部分)の左右の各側部において、奥側(前方)に向かうにつれて下方に向かうように(鉛直方向成分を有する方向に)斜めに延びている。
通常状態においては、パッケージトレイ20(被載置部22)は、略水平支持部52に載置され、略水平支持部52によってほぼ水平に支持される。その状態で、パッケージトレイ20は、荷物積載室を遮蔽する。開放状態においては、パッケージトレイ20は、奥側(前方)から手前側(後方)に向かうにつれて上方に向かうように水平から傾斜した状態となり、荷物積載室を遮蔽しない。
収納支持部54で支持ピン26を受けることにより、パッケージトレイ20がほぼ水平状態の使用位置に支持される。この使用位置とした状態においては、支持ピン26は車両前寄りに位置する。
図19〜図26に示す通り、床下収納部70が荷室筐体4の底面8(図27等参照:図27〜35では床下収納部70は図示を略す)に設けられている。この床下収納部70は、水平方向にスライド可能な開き戸構造の板材71と、床下荷室筐体72内の空間を仕切るとともに、立設位置で板材71を支持可能な仕切板73と、を備えている。
板材71は2枚あり、左右に引くと、両サイドにレールがあるので、底面8に入ってしまう引き戸構造である。板材71を開くと、もう一個のボックスが出現する、そこには仕切板73があり、板材71を支持するようになっており、スペースが必要なときには、この仕切板73が水平に倒れるように移動する構成となっている。仕切板71が自立するためにロックが側面に設けてあり、突起物ツメがあり、これがたわんで、仕切板73が乗り越え、乗り越えたらまた元に戻るようになっており、バネで側面から押さえつける構造である。
パッケージトレイ20は以下のようにして使用位置に保持され、また収納位置に収納される。図1〜図3、図12〜図15には、使用位置にあるパッケージトレイ20を収納する際の手順が示されている。図1はパッケージトレイ20がほぼ水平姿勢である使用位置に支持された状態を示し、この状態において支持ピン26は上方に収納支持部54の上方に位置し屈曲溝56に嵌め込まれて支持されている。
このような使用位置からパッケージトレイ20を収納するには、図14に示す通り、パッケージトレイ20を後方に引いて、屈曲溝56の下方に落とし、傾斜溝孔57に沿って支持ピン26を下方に移動させ、ストッパ(図示略)により収納位置で保持されることにより、パッケージトレイ20が保持位置で保持されることとなる。
パッケージトレイ20を収納位置から使用位置にセットするには上記したのと逆の手順により操作すればよい。
図7に示す通り、基板部50に保持部80、81を設けても良く、これらは、パッケージトレイ20を案内し、保持するものである。支持ピン26だけであると、傾いてしまい、抜けるおそれがあるので、保持部80、81を設けてある。レールとして機能し、たれかける壁となる保持部80、81をつけると、シートバックによっても支持されることで、支持ピン26が円滑に移動できる。支持ピン26を長くすればいいわけであるが、そうではなくて、フランジ部27を備え、ピン27が抜けないようにしてある。
ベビーカー90は通常は寝かした状態で自動車1に乗せるが、この実施形態では、デッキボード2a〜2dのいずれか少なくとも一枚を縦に配置し(詳細は後述)、これにより左右方向への動きの規制とすることで、縦方向に掘り込みが深いスペースを形成できるので、ベビーカー90がスペースにすっぽりと縦に入る程度の、底の深い床下収納部を備えている。床板を左右にスライドして開き(または、跳ね上げれる構造でもよい)、後部座席を一番後ろに下げた状態でベビーカー90でも縦に、しかも、後ろの見通しを妨げずに積載可能である。パッケージトレイ20の側面に支持ピン26に対してレールとして機能する収納支持部54を設け、支持ピン27をスライドさせるようにしている。床下収納部70を開けると掘り込みが深くなるので、縦方向にスペースが拡大し、背の高い荷物、例えば、ベビーカー90が楽に入るので、これを乗せるときに大変便利である。したがって、床下収納部70をシークレットボックスとして活用でき、縦長の高い荷物での収容することができる。
本発明の実施形態の車両荷室構造100のデッキボード2a〜2dについて図27ないし図30を参照して説明する。この車両荷室構造100は、複数枚(ここでは4枚)に分割されたデッキボード2a〜2dと、上部に開口3を備え、複数枚のデッキボード2a〜2dを設置する荷室筐体4と、を備えている。デッキボード2a〜2dが荷室の上面を覆う載置位置に配置可能で、デッキボード2a〜2dを起立位置に配置することにより車体幅方向Wに荷室を分割可能で、デッキボード2a〜2dを底面位置に配置可能な構造であることを特徴とする。
この車両荷室構造100は、それぞれのデッキボード2a〜2dの一辺の側面と下面に形成される膨出部5a〜5dと、荷室筐体4の上部内側に固定され、車両幅方向に複数(ここでは4個)の間隙6a〜6dをおいて配置され、載置位置でデッキボード2a〜2dの両端部を載せるとともに、間隙6a〜6dに膨出部5a〜5dを嵌合する複数(ここでは5個)の載置部7a〜7eと、底面8の車両長手方向Lに形成され、デッキボード2a〜2dの膨出部5a〜5dを受け止める凹溝部9a〜9dと、を備える。ここでは図16〜図18に示す通り、ボード単独での開閉、仕切り、下段配置の3つの機能を備えている。以下、各要素を詳細に説明する。
デッキボード2a〜2dは、上面、下面、左側面、右側面、正面、背面の6面を備えた、四角形に形成されている。
デッキボード2a〜2dの材料としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、アクリル、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン、ポリアミド、ポリカーボネイト、ポリアセタール等の熱可塑性樹脂や、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂等の熱硬化性樹脂や、ガラス繊機強化プラスチック、木質系材料等の複合材料を用いることができる。
開口3は、平面視でかまぼこ形状であるが他の形状でもよく、上面がデッキボード2a〜2dによって閉鎖可能である。
荷室筐体4は、正面、背面、右側面、左側面、底面のそれぞれの壁から構成され、これらが一体に形成され、上面は開口3の容器である。材料は金属、樹脂、セラミック等の適宜の材質で良い。
デッキボード2a〜2dの4辺の一辺(ここでは、右側面または左側面)の下面の両縁部まで膨出部5a〜5dが連続して形成される。膨出部5a〜5dが不連続で形成されてもよい。この膨出部5a〜5dは下凸の曲面(ここでは、車体幅方向W方向で切断した縦断面が円弧形状)に形成され、間隙6a〜6dの横幅がデッキボード2a〜2d(膨出部5a〜5dを除く部分)の板厚より広くなっており、図27等に示す通り、それぞれ、間隙6b,6cに落とし込まれて、嵌合できるようになっており、デッキボード2a〜2dが膨出部5a〜5dを支点として、載置部7c,7d,7eに対して回動自在となっている。これにより、それぞれのデッキボード2a〜2dが単独で開閉できるようになっている。
間隙6b,6cの間隔が他の間隙6a,6dよりも狭く設けられる箇所が1箇所形成される。これはデッキボード2a〜2dの装着や取り外しの便宜等を考慮したものである。
載置部7a,7b,7d,7eは、に車体幅方向Wに並行に、正面と背面の内壁上端部に前後対称に一対が設置され、同一幅、同一長さ、同一厚みを備えている。載置部7cは、膨出部5b,5cとの関係で、載置部7a,7b,7d,7eよりも長さが短く設定されている。上部の角部に傾斜面7k(図30等参照)が設けられており、膨出部5a〜5dとの適切な接触が可能であり、デッキボード2a〜2dの位置決めの安定性が確保できる。
デッキボード2a〜2dは膨出部5a〜5dとは反対側の一辺の側面に曲面形状の凸部10a〜10d(曲面に代えて、これに近似する複数の平面的な傾斜面の組み合わせに代えても良い)を備えていて、底面8に形成された凹溝部9a〜9dと嵌合できるような形状と大きさになっている。
車両荷室構造100の使用態様について説明する。まず、図27に示す載置位置においては、デッキボード2a〜2dが4枚並びで車体幅方向Wに連続して隣接位置に配置される。このとき、間隙6aに膨出部5aが嵌合し、間隙6bに膨出部5bが嵌合し、間隙6cに膨出部5cが嵌合し、間隙6dに膨出部5dが嵌合している。これにより開口3がすべて塞がれている。また、各間隙6a〜6dと膨出部5a〜5dは、嵌合されているため、単独でその位置が規制され、位置決めが容易となる。また、図27の位置では、膨出部5a,5bは、デッキボード2a,2bの右側端面に位置し、逆に、膨出部5c,5dは、デッキボード2c,2dの左側端面に位置する。
図28に示す通り、一部のデッキボード2c、2dを起立位置とするには、デッキボード2c、2dの膨出部5c、5dを支点として、反対側の端部を回動させ、半起立状態とする。そして、デッキボード2c、2dを外して、デッキボード2c、2dの膨出部5c、5dとは反対側の端部10c,10dを間隙6c,6dから差し込んで、当該反対側の端部を凹溝部9c、9dに嵌合すると、デッキボード2a〜2dのそれぞれが単独でその位置が規制され、位置決めが容易となり、図29の配置となる。この配置では、デッキボード2a、2bが載置位置であり、デッキボード2c、2dが起立位置である。そのため、デッキボード2a、2bにより上部が閉鎖した1室、デッキボード2c、2dにより上部が開口した2室が形成される。
図30に示す通り、全部のデッキボード2a〜2dを底面8に配置できる。このとき、膨出部5a〜5dが凹溝部9a〜9dと嵌合させることにより、底面8の上にデッキボード2a〜2dが並べられて、表面に凹凸がない平面が形成され、上部が開口した1つの荷室が形成される。凹溝部9b,9cは、間隙6b,6cに対応する位置に隣接して形成されている。
図31(a)(b)のデッキボード2a〜2dの変形例1に示す通り、デッキボード2a〜2dのそれぞれの一辺に取手11を形成することで、デッキボードを持ち上げやすくすることができる。例えば、膨出部5aと対向する側の辺に上面に向かって延び出すベルト状の取手11を備えても良い。取手11は、デッキボード2aの底面に締結部品により固定され、その側面にそって延び出し、デッキボード2aの上面から突出できるようになっている。ベルトに代えて、紐、突起等を形成してもよい。デッキボード2aの側面の1つは傾斜面となっている。
図32(a)(b)のデッキボード2a〜2dの変形例2に示す通り、デッキボード2a〜2dのそれぞれの一辺に凹部12を形成することで、デッキボードを持ち上げやすくすることができる。例えば、膨出部5aと対向する側の辺の下面に凹部12を備えても良い。この凹部12は、デッキボード2a〜2dを開くときに、指が差し込まれて持ち上げることに利用されるものである。凹部12は、ここでは中央部の位置領域に形成されることが例示されている。また、デッキボード2a〜2dのそれぞれの下面の一辺に傾斜面13を備え、図27(b)等に示す通り、膨出部5a〜5dとの適切な接触が可能とされ、デッキボード2a〜2d同士の円滑な嵌合を確保し、デッキボード2a〜2dの上面の水平性を担保する。水平面を基準として、凹部12の傾斜角度は、傾斜面13の傾斜角度よりも、大きく設定されていることが好ましい。それらの形状や構造は適宜形成可能である。
図33のデッキボード2a〜2dの変形例3に示す通り、デッキボード2a〜2dの上面にシートを貼り付けたものでも良い。例えば、不織布をそれぞれの上面に形成することで、デッキボードに同一又は相違する着色を施すこともできる。例えば、図33に示す通り、凹凸面を防止するため、不織布の着色シート14は壁15に囲まれた凹部に嵌めこまれて固定されることが好ましい。この壁15の有無のいずれも含まれる。着色シート14を接着剤等でデッキボード2aの表面に貼り付けたものも例示できる。不織布に代えて、プラスチックシート、織物シート、ゴムシート、等でもよい。
図34(a)(b)は載置部7a,7b,7c,7d,7eの変形例4を示すものである。この変形例4では、形状を湾曲面とし、例えば、載置部7cを正面視で形状を縦長の小判形状とし、載置部7b,7dの両側面を横長の小判形状とし、接触が円滑になるものである。載置部7a,7b,7c,7d,7eを荷室筐体4の内壁にビスで固定するものである。
図35に示すデッキボード2a〜2dの変形例5に示す通り、デッキボード2a〜2dの後述の第1設置状態での接合面の上面がぴったりと接合し、隙間の幅を少なくすることで、連続した水平面を確保できるものでもよい。
車両荷室構造100の作用・効果について説明する。図27(a)(b)においては、デッキボード2a〜2dが分割で独立になっており、基本的には、それらをそれぞれの載置位置におくことで、通常のデッキボードとしての設置状態(以下、第1設置状態という。)とし、荷室3に荷物を収納することができる。通常のデッキボードの設置状態の他に、他の2つの設置状態(以下、それぞれ、第2設置状態、第3設置状態という。)を使用できるので、基本的には、3つの設置状態を利用することができる。以下、その詳細を説明する。
図27(a)(b)の第1設置状態から図29(a)(b)の第2設置状態へ移行するには、図28(a)(b)に示す通り、デッキボード2c,2dをスライドさせるだけでよいので、変更が容易である。逆に、図29(a)(b)の第2設置状態から図27(a)(b)の第1設置状態へ移行するには、図28(a)(b)に示す通り、デッキボード2c,2dをスライドさせるだけでよいので、変更が容易である。また、ヒンジ、カム、バネ等の機構部が設けられていないので、構造が簡素であり、荷室の有効容積が有効利用できる。
図29(a)(b)の第2設置状態においては、一部のデッキボード2a,2bが通常のデッキボードとしての設置状態とするほかに、デッキボード2c,2dが起立位置にあるので、上方が開口した荷室を設けることができる。これにより、開口した荷室では、使用者がデッキボード2c,2dをいちいち開けなくても荷物を荷室に収容することができるので、使用頻度の高い荷物の取り出しや収容が便利になる。また、一方、使用頻度の低い荷物、たとえば、緊急修理用のスパナ、道路標識等は通常のデッキボード2a,2bの下の荷室に収容することができる。
また、ヒンジ、カム、バネ等の機構部が設けられていないので、構造が簡素であり、荷室の有効容積が有効利用できることも同様である。
なお、図29(a)(b)においては、起立位置にあるデッキボードの枚数は2枚に限られず、ここでは、1枚、3枚であってもよい。デッキボードを3枚、起立位置にする場合には、他の1枚は、通常のデッキボードの載置位置にしてもよいし、底面においても良い。
第1設置状態、または、第2設置状態から図30(a)(b)に示す第3設置状態に移行するには、それぞれ、デッキボード2a〜2dの一部又は全部を取り外して、底面に移動すれば良い。逆に、図30(a)(b)に示す第3設置状態から図27(a)(b)に示す第1設置状態、図29(a)(b)に示す第2設置状態に移行するには、デッキボード2a〜2dの全部を取り外して、それぞれ、第1設置状態、第2設置状態に示す位置に移動すればよい。
第3設置状態においては、膨出部5a〜5dが凹溝部9a〜9dと嵌合させ、底面8の上にデッキボード2a〜2dが並べられて、表面に凹凸がない平面が形成されるので、荷物の収容が円滑に行われるとともに、上部が開口した1つの荷室として利用できるので、いちいちデッキボード2a〜2dを取り外して荷物を出し入れする必要がない。
以上の通り、本実施形態によれば、パッケージトレイ20は、その支持ピン26を屈曲溝孔56に沿って移動させるだけで、使用位置と収納位置を変更することができるので、操作が極めて簡単である。
デッキボード2a〜2dのいずれかを縦に配置し、板材71を左右にスライドすることで、上下に掘りの深い縦型スペースが出現し、ベビーカー90のような縦長の大きな荷物を収容できる効果がある。
通常のデッキボードとして機能する第1設置状態のほかに、他の2つの設置状態を実現できる。それら3つの設置状態のそれぞれは、他の設置状態に簡単に移行させて利用できるので、その産業的利用価値は大である。さらに、車両筐体4を分割して仕切ることができ、使用者の多様な用途に応じることができ、ヒンジ、カム、バネ等の機構部をなくして、構造を簡素なものとすることができる。
上記の発明の他に別の発明として、次のものが挙げられる。すなわち、この発明は、複数枚に分割されたデッキボードと、上部に開口を備え、前記複数枚のデッキボードを設置する荷室筐体と、荷室筐体の上部内側に設けられデッキボードを置く載置部と、を備え、前記デッキボードの表面が相違する色で着色されたものである。少なくとも2色の色が設定されていれば、バリエーションが生じる。多色であれば、バリエーションが豊富となる。また、他のデッキボード2b,2c,2dは、それぞれ、相違する色の不織布の着色シートを貼り付けるものとする。具体的には図33に示す通りの構造が挙げられる。不織布に代えて、プラスチックシート、織物シート、ゴムシート、等でもよい。また、デッキボード2a〜2dの表面に直接的に印刷、塗布等により、着色してもよい。これにより、従来、一色で色調が単調な車両インテリアをカラフルで華やかなものとすることができ、車両利用者の便宜に資することができる。なお、この別の発明は、前記実施形態の車両荷室荷室構造の3つの設置状態を備えたものでもよく、また、他の公知の構造に適用してもよい。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採り得るものである。また、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲において、改変等を加えることができるものであり、それらの改変、均等物等も本発明の技術的範囲に含まれることとなる。例えば、変形例1と2の組み合わせも可能である。具体的には、一部のデッキボード(例えば、両端にあるもの)には取手11を設け、一部のデッキボード(例えば、中間にあるもの)には凹部12を設けることができる。
100・・・車両荷室構造
1・・・自動車
20・・・パッケージトレイ
21・・・フランジ部
22・・・被載置部
23・・・当接部
24・・・フランジ部
50・・・基板部
50a・・・上方部分
50b・・・奥方部分
51・・・突条部
52・・・略水平支持部
54・・・収納支持部
55・・・溝孔
56・・・屈曲溝孔
57・・・直線溝孔
58・・・保持溝孔
26・・・支持ピン
70・・・床下収納部
72・・・床下荷室筐体
73・・・仕切板
80、81・・・保持部
2a〜2d・・・デッキボード
3・・・開口
4・・・荷室筐体
5a〜5d・・・膨出部
6a〜6d・・・間隙
7a〜7e・・・載置部
8・・・底面
9a〜9d・・・凹溝部
10a〜10d・・・凸部
11・・・取手
12・・・凹部
13・・・傾斜面
14・・・壁

Claims (3)

  1. ドアの内側の荷物積載室に対してパッケージトレイが設けられ、
    前記パッケージトレイが、
    支持ピンと、
    前記支持ピンに取り付けられたフランジ部と、
    前記支持ピンとフランジ部を移動させるために前記基板部に立方向に形成された一連の溝孔と、
    前記溝孔に支持ピンが停留できる保持溝孔とを備えた、
    車両の荷室構造。
  2. 複数枚に分割されたデッキボードと、
    上部に開口を備え、前記複数枚のデッキボードを設置する荷室筐体と、を備え、
    前記デッキボードが荷室の上面を覆う載置位置に配置可能で、前記デッキボードを起立位置に配置することにより車体幅方向に荷室を分割可能で、
    前記荷室筐体の底面に開き戸を設けた、
    車両荷室構造。
  3. 前記開き戸を支持する、起立位置と倒伏位置に変化可能な支持板を設けた請求項2の車両荷室構造。
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