JPH0528749U - コンソールボツクス - Google Patents

コンソールボツクス

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JPH0528749U
JPH0528749U JP5709191U JP5709191U JPH0528749U JP H0528749 U JPH0528749 U JP H0528749U JP 5709191 U JP5709191 U JP 5709191U JP 5709191 U JP5709191 U JP 5709191U JP H0528749 U JPH0528749 U JP H0528749U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
console
main body
box
striker
Prior art date
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Pending
Application number
JP5709191U
Other languages
English (en)
Inventor
昇 新倉
▲季▼久 秋元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Auto Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Kanto Auto Works Ltd filed Critical Kanto Auto Works Ltd
Priority to JP5709191U priority Critical patent/JPH0528749U/ja
Publication of JPH0528749U publication Critical patent/JPH0528749U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 収容能力に優れ、美しい外観を呈するように
する。 【構成】 上部を開口したボックス状の本体11と、前
方側が開閉するように後端部が本体11に対して枢着さ
れた上蓋状のコンソールドア12と、コンソールドア1
2の前端下部領域に前後方向に進退可能に配設されたノ
ブ14と、コンソールドア12の下面に枢着されていて
ノブ14の進退に伴なって揺動して本体11側に設けら
れた被係合部と本体11側の内側から係脱するドアスト
ライカ15とから成る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、乗用車等の車室内に装備されるコンソールボックスに関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
従来、乗用車等の車両の車室内に装備されるコンソールボックスとしては、図 4に示すものが知られている。
【0003】 図4において、コンソールボックス1は、上部が開口されたボックス状の本体 2と、この本体2の後端部にヒンジHにより開閉自在に固定された上蓋状のコン ソールドア3とから構成されている。
【0004】 このコンソールドア3は、それを閉じた際、該ドア3の前端下部に設けられた ストライカがボックス本体2側に設けられた被係合孔4に係合することにより、 ボックス本体2に係止されるようになっている。
【0005】 具体的には、図5に拡大して示すように、コンソールドア3の前端部の下面に には、基端が該下面に回動自在に枢支され、先端が下方へ向かって延びていて爪 5aを構成しているとともに、該爪5aの基部にて分岐して前方へ向かって延び るレバー5bを有するストライカ5が配設されている。このストライカ5は図5 において反時計方向にバネ手段5cにより付勢されており、これにより爪5bが 本体2の被係合孔4に係合できるようになっている。そして、この係合状態を解 除するには、ボックス状本体2の前端部に形成された凹所2aに手先を差し入れ てコンソールドア3の前端部とレバー5bを把持し、二点鎖線図示のようにスト ライカ5を矢印方向(時計方向)に回動させることにより、爪5bを被係合孔4 から離脱させるようにしている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記従来のコンソールボックス1にあっては、コンソールドア3を ボックス状本体2に係止するためのストライカ5の爪5a及びレバー5bは、図 5に示されているように、ボックス状本体2の下方及び前方に向かって延びてい ると共に、爪5aがボックス本体2の外側から被係合孔4に係合するようになっ ている。その上、レバー5bを操作するには、このレバー5bの下面に手先を差 し入れる必要があることから、ボックス状本体2の前側表面に比較的大きな凹所 2aを形成する必要があった。
【0007】 その結果、ボックス状本体2は、この凹所2aを形成するために大きなスペー スをとられてしまい、狭い車室内でコンソールボックス1を装備できるスペース が限られていることとあいまって、コンソールボックスの収容能力が実質的に制 限されるという問題があった。 また、ボックス状本体の前端領域に凹所2aが形成されていると、外観上凹凸 が目立つ結果となり、インテリアデザイン上外観が悪くなってしまうという欠点 もあった。
【0008】 本考案は、以上の問題に鑑みて案出されたものであって、収容能力に優れ、美 しい外観を呈するコンソールボックスを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、本考案にあっては、上部を開口したボックス状の本体と、前方側 が開閉するように後端部が本体に対して枢着された上蓋状のコンソールドアと、 このコンソールドアの前端下部領域に前後方向に進退可能に配設されたノブと、 前記コンソールドアの下面に枢着されていて前記ノブの進退に伴なって揺動して 前記本体側に設けられた被係合部と前記本体側の内側から係脱するドアストライ カとから成るコンソールボックスにより、達成される。
【0010】
【作用】 上記構成によれば、コンソールドアの前端の下部領域に設けられているノブを 前後方向に沿って進退し、ドアストライカを移動させてボックス状の本体側の被 係合部と該本体側の内側から係脱させるようにしたから、使用者は、コンソール ドアの前端にあるノブを指先で押し込むだけでドアストライカの係合を解除でき ると共に、該ストライカは本体の内側に位置する。 このため、コンソールドアの開閉にあたって、ドアの下面にまで手先を差し込 む必要はないから、本体の前側表面に手先を差し込むための凹所を形成する必要 がなくなり、更にストライカが本体の外側には存在しないからそのための凹所も 形成する必要が無くなる。従って、その分のスペースを有効に利用でき、コンソ ールボックスの収容能力をアップできる。 また、凹部を形成する必要が無くなるため、コンソールボックスの前側表面の 外観はスッキリと整えられて、従来のように凹凸の多くまとまりのない外観を呈 することがない。
【0011】
【実施例】
以下、図1乃至図3に示した一実施例に基づき本考案を詳細に説明する。 図1は本実施例のコンソールボックス10の係合部の構造を示す拡大断面図、 図2は本実施例全体の概略斜視図、図3は本実施例のコンソールドアを開いた状 態を示す要部拡大斜視図である。
【0012】 図2に示したように、コンソールボックス10は、ボックス状の本体11とこ の本体11に開閉自在に取り付けられた上蓋状のコンソールドア12とから成っ ている。ボックス状本体11は、図3に示すように上方を開口した箱体から成っ ており、その前端部には、コンソールドア12のドアストライカと係合する被係 合部が設けられている(後述)。 ここで、「前方」とは通常コンソールボックス10が装備される車両の前方向 をいい、「後方」とは同じく車両の後方向をさす。
【0013】 上記コンソールドア12は、ボックス状本体11の開口を覆う上蓋状に形成さ れている。コンソールドア12の後端部は、ボックス状本体11の後端上縁部に 例えばヒンジ等を利用して枢着され(図示せず)、該ヒンジの回動軸を中心とし てコンソールドア12の前端側が回動して開閉されるようになっている。 このコンソールドア12の前端下部領域には、本実施例にあっては、図1に示 すようにケースSが固定されており、該ケースSの前部開口から押しボタン式ノ ブ14が前後方向に進退可能に挿入されている。
【0014】 上記ケースSには、アーム状のドアストライカ15が揺動可能に垂下されてい て、このストライカ15はピン15aを介して上記押しボタン式ノブ14の側壁 に枢支連結されており、該ストライカ15の先端部にはコンソールドア12の下 面を貫通して延びるフック15bが設けられている。 さらに、上記ドアストライカ15には、一端がコンソールドア12側に固定さ れたコイルバネ15cの他端側が固定されており、これにより、ドアストライカ 15は該コイルバネ15cによって常に図1において時計方向の回動習性が付与 されている。 一方、ボックス状本体11の前端部の内側には、上記ドアストライカ15のフ ック15bと係合する係合孔11aが形成されている。
【0015】 本実施例に係るコンソールボックス10は以上のように構成されており、次に その作用について述べる。 図4に示すように、コンソールドア12を閉じた状態にあっては、押しボタン 式ノブ14が車両前方向に位置しており、この際、コンソールドア12の内部で はドアストライカ15が最も時計方向に回動した状態でその先端部のフック15 aは、ボックス状本体11の係合孔11aと係合している(図1)。 次いで、使用者が押しボタン式ノブ14を押し込むと、この押しボタン式ノブ 14は、ドアストライカ15の付勢力、即ちコイルバネ15cの弾力に抗して車 両後方向へ移動する。これに伴いストライカ先端部のフック15cが二点鎖線図 示のように反時計回りに揺動して係合孔11aから離脱する。これにより、コン ソールドア12を上方へ回動して開くことができる。
【0016】 かくして、使用者は、コンソールドア12の前端にあるノブ14を押し込むだ けでドアストライカ15の係合を解除できる。したがって、従来のようにコンソ ールドア12の開閉にあたって、ドア12の下面にまで手先を差し込む必要はな いから、ボックス状本体11の前側表面に手先を入れるための凹所を形成する必 要がない。更に、ストライカ15が本体11の外側には存在しないから、そのた めの凹所も形成する必要が無くなる。従って、その分のスペースを有効に利用で き、コンソールボックス10の収容能力をアップできる。 また、コンソールボックス10の前端領域の外観は図2に示すように、無用な 凹所が露出することがないから、インテリアデザイン上も極めて好ましい外観を 呈することになる。
【0017】 尚、上記実施例にあっては、ドアストライカ15をコンソールドア12側から 垂下されるフック付きのアーム状のものにしているが、本考案が適用されるドア ストライカはこれに限られるものではない。例えば前後方向に沿って進退するノ ブに一体に設けられるフック状のものを採用してもよく、該ノブの進退に伴いボ ックス状本体とその内側から係脱するものであれば、種々の構成のものを採用で きる。
【0018】
【考案の効果】
以上述べた通り、本考案によれば、従来のようにコンソールドアのドアストラ イカの存在を許したりその係合を解除するために手先を入れたりする凹部を本体 側の前側表面に設ける必要がないから、その分多くのスペースを物品の収納等に 利用することができ、しかも美しい外観を呈するコンソールボックスを提供する ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるコンソールボックスの一実施例の
係合部の構造を示す拡大断面図である。
【図2】上記実施例全体の概略斜視図である。
【図3】上記実施例のコンソールドアを開いた状態を示
す要部拡大斜視図である。
【図4】従来のコンソールボックスの一例を示す斜視図
である。
【図5】上記従来例の係合部の構造を示す拡大断面図で
ある。
【符号の説明】
10 コンソールボックス 11 ボックス状本体 11a 係合孔 12 上蓋状のコンソールドア 14 ノブ 15 ドアストライカ 15b フック 15c コイルバネ S ケース

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部を開口したボックス状の本体と、前
    方側が開閉するように後端部が該本体に対して枢着され
    た上蓋状のコンソールドアと、該コンソールドアの前端
    下部領域に前後方向に進退可能に配設されたノブと、前
    記コンソールドアの下面に枢着されていて前記ノブの進
    退に伴なって揺動して前記本体側に設けられた被係合部
    と前記本体側の内側から係脱するドアストライカとから
    成るコンソールボックス。
JP5709191U 1991-06-27 1991-06-27 コンソールボツクス Pending JPH0528749U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5709191U JPH0528749U (ja) 1991-06-27 1991-06-27 コンソールボツクス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5709191U JPH0528749U (ja) 1991-06-27 1991-06-27 コンソールボツクス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0528749U true JPH0528749U (ja) 1993-04-16

Family

ID=13045835

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JP5709191U Pending JPH0528749U (ja) 1991-06-27 1991-06-27 コンソールボツクス

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JP (1) JPH0528749U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012111443A (ja) * 2010-11-26 2012-06-14 Nippon Plast Co Ltd 車両用収納ボックス
JP2019006218A (ja) * 2017-06-23 2019-01-17 小島プレス工業株式会社 車両用内装装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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