JPH0761455A - 収納容器の蓋体開閉装置 - Google Patents

収納容器の蓋体開閉装置

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Publication number
JPH0761455A
JPH0761455A JP5211692A JP21169293A JPH0761455A JP H0761455 A JPH0761455 A JP H0761455A JP 5211692 A JP5211692 A JP 5211692A JP 21169293 A JP21169293 A JP 21169293A JP H0761455 A JPH0761455 A JP H0761455A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
elastic stopper
opening
protrusion
storage container
Prior art date
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Pending
Application number
JP5211692A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Fukunaga
英治 福永
Akio Minenaga
明男 峰永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP5211692A priority Critical patent/JPH0761455A/ja
Publication of JPH0761455A publication Critical patent/JPH0761455A/ja
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  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 収納容器2の左右両側壁に突設した枢軸5
に、蓋体3のU字状軸受溝11を嵌合して蓋体を回動自在
に枢支する。蓋体の軸受け部分に装着したキャップ14の
係止爪(突部)が、蓋体を開いてその重心が枢軸5を通
る垂直線より所定角度後方にきた時、第1弾性ストッパ
ー8に係合し、それ以上蓋体が自重で開放方向に回動す
るのを阻止し、蓋体を開放動作の途中で止める。またこ
の状態から蓋体が閉じる方向に不用意に回動した時、前
記係止爪が第2弾性ストッパー9に係合し、それ以上蓋
体が閉じる方向に回動するのを阻止する。 【効果】 蓋体を途中で止めることができるので、全開
しなくとも、収納容器内の物を出し入れでき、使い勝手
がよい。またこの際不用意に蓋体が閉まって、手を挟む
といったことを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば食器乾燥機の食
器を収納する収納容器とこの容器の上面開口を開閉する
蓋のように、収納容器の上面開口を回動自在な蓋で覆う
ようにした収納容器の蓋体開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種蓋体の開閉装置として、実
公平3−4201号公報(A47L19/00)に記載のものがあ
るが、このものでは収納容器内の食器を出し入れする場
合、蓋体を途中で止めることができず、全開にしなけれ
ばならない。即ち、蓋体を途中まで開いただけで充分に
食器を取り出せる場合でも、全開にしなければならず、
使い勝手が悪い。
【0003】そこで蓋体を途中で止められるものとし
て、実公昭62−6480号公報(F26B25/08、A47L19/
04)に記載のものがある。しかしこのものは、多くの別
部品を必要とし構造が複雑で、組立ても繁雑になるとい
う欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の課題
は、簡単な構造にて、蓋体を途中で止めることができる
収納容器の蓋体開閉装置を提供することにある。また第
2の課題は、途中で止めた蓋体が不用意に閉じることの
ない収納容器の蓋体開閉装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上面を開口し
た収納容器の左右両側壁に枢軸を突設し、上面開口を塞
ぐ蓋体には、前記枢軸に弾性嵌合して蓋体を回動自在に
枢支するU字状軸受溝を設け、蓋体の前記軸受溝近傍に
は突部を設け、一方収納容器には、蓋体をその重心が前
記枢軸を通る垂直線より所定角度後方になるまで開放方
向に回動した際前記突部と係合して、蓋体の自重による
開放方向のそれ以上の回動を阻止する第1弾性ストッパ
−を設け、この第1弾性ストッパーは、蓋体の開放方向
の強制的な回動力により弾性変形して前記突部との係合
が外れるようにしたものである。
【0006】さらに本発明は、前記収納容器に、蓋体が
前記突部と第1弾性ストッパ−との係合状態から閉じる
方向に回動した際前記突部と係合して、蓋体の閉じる方
向のそれ以上の回動を阻止する第2弾性ストッパ−を設
け、この第2弾性ストッパーは、蓋体の閉じる方向の強
制的な回動力により弾性変形して前記突部との係合が外
れるようにしたのもである。
【0007】
【作用】本発明によれば、蓋体を開放方向に回動し、そ
の重心が枢軸を通る垂直線より所定角度後方になるまで
回動すると、蓋体に設けた突部が第1弾性ストッパーに
係合し、それ以上蓋体が自重により開放方向に回動する
ことを阻止する。即ち蓋体は開放動作の途中で止まった
状態で保持される。それ以上蓋体を開く場合は、強制的
に蓋体を開放方向に回動しようとすることにより、第1
弾性ストッパーと突部との係合が外れ蓋体を開けること
ができる。
【0008】また蓋体が開放動作の途中で止まった状態
から、不用意に閉じる方向に回動すると、蓋体に設けた
突部が今度は第2弾性ストッパーに係合して、それ以上
閉じる方向に回動することを阻止する。蓋体を完全に閉
じる場合は、蓋体を閉じる方向に強制的に回動しようと
することにより、第2弾性ストッパーと突部との係合が
外れ、蓋体を閉じることができる。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を食器乾燥機に基づき説明す
る。1は食器乾燥機の本体で、内部に温風発生装置を有
している。2は食器を収納する合成樹脂製の収納容器
で、本体1上に着脱自在に載置される。収納容器2の上
面開口は、一枚の蓋体3で開閉される。温風発生装置で
発生した温風は、収納容器2内に放出され、食器を乾燥
した後、蓋体3に設けた図示しない排気孔より排気され
る。
【0010】収納容器2は上面が開口し、その左右側壁
の後方が図4から明らかなように斜めに高くせり上がっ
ており、その後端は収納容器の後壁と同一高さになって
いる。収納容器2の前壁と左右側壁の上記斜めにせり上
がっていない水平部分の上端は、幅の広いフランジ4が
形成されている。
【0011】収納容器2の左右側壁上端の水平部分と斜
めのせり上がり部分の交点付近には、枢軸5が外側に向
け突設されている。枢軸5の先端は抜け止め用の大径部
6となっている。さらに左右側壁上端の枢軸5の近傍に
は、弾性変形容易なリブ7が一体に突設されており、こ
のリブ7の外側には、横断面が鋸歯状の縦長の第1弾性
ストッパー8と第2弾性ストッパ−9が一体に形成され
ている。
【0012】蓋体3の左右側壁の下端も収納容器2の左
右側壁の形状に合致するように、その後方が斜めにせり
上がっている。またその前壁と左右側壁の斜めにせり上
がっていない水平部分の下端には、蓋体3を閉じた状態
で前記収納容器2のフランジ4上に載置するような幅の
広いフランジ10が形成されている。
【0013】蓋体2の左右側壁下端の水平部分と斜めの
せり上がり部分の交点には、枢軸5に嵌合するU字状軸
受溝11を有する回動支持部12が形成されている。この回
動支持部12には、3個の係止孔13が設けられている。
【0014】14はキャップで、前記係止孔13に係着する
3個の係止爪15、16、17が突設され、これら係止爪15乃
至17の係止孔13への係着により、キャップ14は回動支持
部12に装着される。キャップ14の裏側には、図7に示す
如くU字状のリブ18が設けられている。このリブ18の開
放部19は、キャップ14の周縁フランジ20の切り欠かれた
部分に相当し、この開放部19は前記U字状軸受溝11の開
放部21に合致する。
【0015】キャップ14を回動支持部12に装着した状態
で、軸受溝11をその開放部21より枢軸5に嵌合すると、
図3から明らかなようにキャップ14のリブ18が、枢軸5
の大径部6に嵌合する。そして大径部6により回動支持
部12は図3の矢印A方向の抜け止めがなされて枢軸5を
中心に回動する。
【0016】またリブ18には一対の突部22が形成され、
この突部22でもって、枢軸の大径部6とリブ18との嵌合
が外れないようにしている。大径部6とリブ18との嵌合
を外すには、キャップ14をリブ18の開放部19と反対方向
に引き抜くことにより、リブ18が弾性変形して両者18、
6の嵌合が外れ、蓋体3を収納容器2より外すことがで
きる。
【0017】ところでキャップ14の係止爪15乃至17のう
ち、係止爪16の先端は、蓋体3の回動に伴い前記第1、
第2弾性ストッパー8、9と係合したり外れたりする。
この動作を以下に説明する。
【0018】蓋体3を閉じた状態から開いていくと、先
づ係止爪16が第2弾性ストッパー9に係合する。かまわ
ず開こうとすると、リブ7が内側に橈み第2弾性ストッ
パー9と係止爪16との係合が外れ、蓋体3をさらに開く
ことができる。
【0019】引き続き開いていくと、図2の如く係止爪
16は第1弾性ストッパー8に係合する。この状態では、
蓋体3の重心Gは図5の如く枢軸5を通る垂直線Lより
所定角度K(実施例では約5度)だけ後方にあり、手を
離せば蓋体3は開放方向に回動しようとするが、第1弾
性ストッパー8と係止爪16との係合により阻止される。
即ち第1弾性ストッパー8は、蓋体3の自重による開放
方向のそれ以上の回動を阻止するものである。ここで係
止爪16が請求項に言う突部に相当する。
【0020】さらに蓋体3をさらに開く場合は、強制的
に蓋体を開放方向に回動しようとすることにより、リブ
7が内側に橈み第1弾性ストッパー8と係止爪16との係
合が外れ、蓋体をさらに開くことができる。図6は蓋体
3を全開した状態である。
【0021】つまり蓋体3は係止爪16が第1弾性ストッ
パー8に係合することにより、開放動作の途中で止める
ことができ、蓋体3を全開しなくとも収納容器2から食
器が出し入れできる場合に、便利である。
【0022】また図5や図2の如く蓋体3を開閉動作の
途中で止めている時、何かの衝撃で蓋体3が閉じる方向
に回動し、その重心が枢軸5を通る垂直線Lより前方に
くると蓋体3はその自重で閉じようとするが、係止爪16
が第2弾性ストッパー9に係合してそれが阻止される。
即ち第2弾性ストッパー9は係止爪16と係合して蓋体3
の自重による閉じる方向のそれ以上の回動を阻止する。
従って食器を出し入れしている時、蓋体3が不用意に閉
まって手を挟むといったことを防止できる。
【0023】蓋体3を最後まで閉じる時は、第2弾性ス
トッパー9にかまわず閉じる方向に蓋体3を回動すれ
ば、第2弾性ストッパー9と係止爪16との係合が外れ、
完全に閉じることができる。
【0024】ここで第1弾性ストッパー8の横断面鋸歯
状の傾斜面の角度は、係止爪16が開放方向に自重で乗り
越えられないように、開放方向に乗り越えていく時の傾
斜面の角度の方が、係止爪16が閉じる方向に乗り越えて
いく時の傾斜面の角度より大きくしてある。
【0025】逆に第2弾性ストッパー9の横断面鋸歯状
の傾斜面の角度は、係止爪16が閉じる方向に自重で乗り
越えられないように、閉じる方向に乗り越えていく時の
傾斜面の角度の方が、係止爪16が開放方向に乗り越えて
いく時の傾斜面の角度より大きくしてある。
【0026】以上の実施例ではキャップ14の係止爪16を
第1弾性ストッパー8と第2弾性ストッパー9に係合さ
せるようにしたが、回動支持部12に一体にこれらストッ
パー8、9と係合する突部を形成してもよい。またキャ
ップ14のリブ18に形成した突部22をU字状軸受溝11に形
成してもよい。この場合キャップ14は不要になる。但し
本実施例のようにキャップ14に係止爪16や突部22を形成
すれば、枢軸5部分がキャップ14で覆われるため、見映
えが良くなる。
【0027】また食器乾燥機以外の収納容器に適用でき
ることは勿論である。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、特別な部品を用いるこ
となく簡単な構造にて、蓋体を開放動作の途中で止める
ことができ、蓋体を途中まで開いただけで収納容器の中
のものを出し入れできる場合に、全開する必要がなく、
大変便利である。
【0029】また蓋体を開放動作の途中で止めて中のも
のを出し入れしている場合に、不用意に蓋体が閉じて手
を挟んでしまうといったことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の蓋体開閉装置の要部分解斜視図であ
る。
【図2】同装置の蓋体を開閉動作の途中で止めている状
態の要部側面縦断面図である。
【図3】同装置の要部正面縦断面図である。
【図4】同装置の蓋体を完全に閉じている状態の食器乾
燥機の側面図である。
【図5】同装置の蓋体を開放動作の途中で止めている状
態の食器乾燥機の側面図である。
【図6】同装置の蓋体を全開している状態の食器乾燥機
の側面図である。
【図7】同装置に用いたキャップの裏面図である。
【符号の説明】
2 収納容器 5 枢軸 3 蓋体 11 U字状軸受溝 16 係止爪(突部) 8 第1弾性ストッパー 9 第2弾性ストッパー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面を開口した収納容器の左右両側壁に
    枢軸を突設し、前記開口を塞ぐ蓋体には、前記枢軸に弾
    性嵌合して蓋体を回動自在に枢支するU字状軸受溝を設
    け、前記蓋体の前記軸受溝近傍には突部を設け、前記収
    納容器には、蓋体をその重心が前記枢軸を通る垂直線よ
    り所定角度後方になるまで開放方向に回動した際前記突
    部と係合して、蓋体の自重による開放方向のそれ以上の
    回動を阻止する第1弾性ストッパ−を設け、該第1弾性
    ストッパーは、蓋体の開放方向の強制的な回動力により
    弾性変形して前記突部との係合が外れることを特徴とす
    る収納容器の蓋体開閉装置。
  2. 【請求項2】 前記収納容器には、前記蓋体が前記突部
    と第1弾性ストッパ−との係合状態から閉じる方向に回
    動した際前記突部と係合して、蓋体の閉じる方向のそれ
    以上の回動を阻止する第2弾性ストッパ−を設け、該第
    2弾性ストッパーは、蓋体の閉じる方向の強制的な回動
    力により弾性変形して前記突部との係合が外れることを
    特徴とする請求項1記載の収納容器の蓋体開閉装置。
JP5211692A 1993-08-26 1993-08-26 収納容器の蓋体開閉装置 Pending JPH0761455A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5211692A JPH0761455A (ja) 1993-08-26 1993-08-26 収納容器の蓋体開閉装置

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JP5211692A JPH0761455A (ja) 1993-08-26 1993-08-26 収納容器の蓋体開閉装置

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JPH0761455A true JPH0761455A (ja) 1995-03-07

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ID=16610011

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JP5211692A Pending JPH0761455A (ja) 1993-08-26 1993-08-26 収納容器の蓋体開閉装置

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JP (1) JPH0761455A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006288522A (ja) * 2005-04-07 2006-10-26 Prince Hotels Inc ネタケース
JP2016063930A (ja) * 2014-09-24 2016-04-28 株式会社パロマ 圧力フライヤー
JP2018175890A (ja) * 2018-07-17 2018-11-15 株式会社パロマ 圧力フライヤー

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006288522A (ja) * 2005-04-07 2006-10-26 Prince Hotels Inc ネタケース
JP2016063930A (ja) * 2014-09-24 2016-04-28 株式会社パロマ 圧力フライヤー
JP2018175890A (ja) * 2018-07-17 2018-11-15 株式会社パロマ 圧力フライヤー

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