JPH0632022Y2 - 炊飯器の露受け装置 - Google Patents

炊飯器の露受け装置

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JPH0632022Y2
JPH0632022Y2 JP1989108199U JP10819989U JPH0632022Y2 JP H0632022 Y2 JPH0632022 Y2 JP H0632022Y2 JP 1989108199 U JP1989108199 U JP 1989108199U JP 10819989 U JP10819989 U JP 10819989U JP H0632022 Y2 JPH0632022 Y2 JP H0632022Y2
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JP
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container
dew receiving
dew
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rice cooker
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光策 中島
聡 渡辺
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Toshiba Home Technology Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は炊飯器の露受け装置に関する。
(従来の技術) 従来この種のものとして、第4図に示すように器本体1
の外側面に容器収納凹部2を設け、この容器収納凹部2
の上端両側に係合凹部3を形成するとともに上部両側に
指差入部4を形成し、さらに露受け容器5の上端両側に
は突片部6が突設されているものが知られている。
このような露受け装置においては、指差入部4が容器収
納凹部2の両側に張り出して形成されているため、デザ
イン上のまとまりが悪くなるという問題点があった。こ
のような問題点を解決するものとして、実開昭63−1
14222号公報には第5図に示すように器本体11の外
側面に容器収納凹部12を設け、この容器収納凹部12の両
側面に軸13を突設し、露受け容器14の両側面には一端を
下向きに開放する案内溝15を設けて、これら軸13と案内
溝15によって着脱可能な枢着部16を形成したものが提案
されている。
(考案が解決しようとする課題) 前記従来技術においては、露受け容器14を容器収納凹部
12から離脱操作時には、露受け容器14の下部を指を押圧
して傾斜した後、斜め上方へ引き抜くものであるが、前
記露受け容器14の下部を指を押圧して傾斜した際、その
振動によって露受け容器14内に収容された露が外部に飛
び出して器本体11、テーブルまたは床を濡らしてしまう
という問題点があった。
こうした問題点を解決するために、実公昭56−508
21号公報には、ヒンジの両側壁に覆いかぶさる出張っ
たツマミ部を受容器の両側に形成し、このツマミ部を指
で操作しながら受容器を収納凹部に引き出し式に着脱す
るとともに、収納凹部の内面に形成した突起に受容器の
外側部に設けられた凹部を嵌合することによって、受容
器が振動等で収納凹部から容易に外れない構造の調理器
における露受装置が開示されている。
しかし、こうした構成のものは、本体の一側に突出して
設けられたヒンジに収納凹部が形成されているため、こ
の収納凹部に装着される受容器も本体より外方に大きく
突出せざるを得ない構造となっているばかりでなく、受
容器の着脱操作を行うためのツマミ部が、ヒンジの両側
壁より張り出すようにして形成されるため、全体的に受
容器周辺の構成がヒンジやツマミ部により複雑な凹凸形
状となり、デザイン上のまとまりが悪いという欠点を有
する。
本考案は前記問題点を解決して、デザイン上まとまりが
良く美観に優れた炊飯器の露受け装置を提供することを
目的とする。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案は、蓋22より滴下した露を器本体21の上部に設け
られた露受溝28により受け、前記器本体21の外側面に設
けられた容器収納凹部30に着脱可能な枢着部40を介して
設けられた露受け容器32に前記露を導き収容するととも
に、前記容器収納凹部30の側面上部に設けられた弾性係
止受け部35に前記露受け容器32の係止部41を圧入するこ
とで、該露受け容器32を直立状態で保持する炊飯器の露
受け装置において、前記器本体21の外側面と略同一面を
なすように前記露受け容器32の前面32Bを形成し、かつ
前面容器収納凹部30の正面を略矩形に形成してその開口
高さに前記露受け容器32の着脱操作を可能にする指差入
部33を設けたものである。
(作用) 前記構成によって、指差入部33に指を差し入れて露受け
容器32の上部32Aに指を掛けて手前に引くことによ
り、弾性係止受け部35から係止部41が離脱して枢着部40
を回転中心として傾斜した後露受け容器32を引き出すこ
とができる。また、露受け容器32の前面32Bが器本体21
の外側面と略同一面となるように露受け容器32を形成し
ており、器本体21から露受け容器32が突出しない。さら
に、指差入部33を含めた容器収納凹部30全体を、正面か
らみて略矩形状に形成することで、露受け容器32周辺を
凹凸のない形状にすることができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を添付図面を参照して説明す
る。
第1図乃至第3図に示すように、器本体21には蓋22がヒ
ンジ部23を介して開閉自在に設けられ、前記器本体21は
上部枠体24によって、結合された外ケース25と内ケース
26とを有し、内ケース26には容器27が収容されている。
また前記上部枠体24の上面には露受溝28が全周にわたっ
て形成され、この露受溝28のヒンジ部23側には筒状の露
排出路29が下向きに設けられ、そして外ケース25の外側
面のヒンジ部23側に凹設された容器収納凹部30の上部30
Aに前記露排出路29の下端が外側を向いて斜めに開口し
ているとともに、この開口部31は該容器収納凹部30に収
納された露受け容器32に対向している。前記容器収納凹
部30の開口高さは該容器収納凹部30の上部30Aと前記露
受け容器32の上部32A間に、露受け容器32の着脱操作を
可能にする指を差し入れ可能な指差入部33を有して形成
されており、また容器収納凹部30の両側面30Bの下部に
は相対向して一端を上向きに設けて開放する逆L字形の
案内溝34が設けられ、また前記両側面30B上部には相対
向して弾性係止受け部たる弾性片35が設けられており、
この弾性片35は外側に設けられる基端36以外の周囲に切
欠き溝37を形成してやや内側に突出して片持ち状に設け
られている。さらに前記容器収納凹部30の底面30Cには
ストッパー受け部38が段部によって形成されている。ま
た前記露受け容器32は透明部材からなり、その前面32B
は後面32Cよりやや高く設定されるとともに、器本体21
の外側面と略同一面をなすように形成される。さらに、
露受け容器32の両側面32Dの下部には前記案内溝34に挿
入可能な枢軸39が相対向して形成され、これら案内溝34
と枢軸39により着脱可能な枢着部40が形成されている。
また両側面32Dの上部には、露受け容器32を直立状態で
保持し前記弾性片35に圧入可能な係止部たる突起41が相
対向して設けられて抜け止めが施されている。さらに底
面32Eの下部には前記露受け容器32が傾斜した際前記ス
トッパー受け部38に係止するストッパー42が形成されて
いる。
次に前記構成につきその作用を説明する。
露受け容器32の装着操作時には、露受け容器32を指で傾
斜状態に保持して枢軸39を案内溝34に挿入し、次に露受
け装置32の前面32B上部を押圧すると枢軸39を回転中心
として時計廻り方向に回転するとともに、さらにやや押
圧することによって弾性片35の弾力に抗して突起41が該
弾性片35に圧入されて起立収納状態に保持される。そし
て開放時の蓋22から滴下した露は露受溝28に滴下した後
露排出路29を通って露受け容器32内に導かれて収容され
る。
次に露受け容器32の離脱操作時には指を指差入部33に挿
入した後、上部32Aに指を掛けて引き出すと弾性片35よ
り突起41が離脱して露受け容器32は枢軸39を回転中心と
して反時計方向廻りに回転し、そしてストッパー42がス
トッパー受け部38に係止して露受け容器32は所定傾斜角
度で保持される。この後露受け容器32の適所を摘んで枢
軸39を案内溝34を案内しながら露受け容器32を上方へ引
き出しするものである。
以上のように前記実施例においては、露受け容器32の前
面32Bが器本体21の外側面と略同一面となるように露受
け容器32を形成しており、器本体21から露受け容器32が
突出するような構造となっておらず、また、容器収納凹
部30の開口高さを露受け容器32より指差入部33だけ大き
く形成し、かつ、指差入部33を含めた容器収納凹部30全
体を正面からみて略矩形状に形成することで、露受け容
器32周辺を凹凸のない形状にすることが可能となり、デ
ザイン上まとまりが良く美観に優れた露受け装置を提案
することが可能となる。
また、容器収納凹部30に該容器収納凹部30の上部30Aと
露受け容器32の上部30A間に指差入部33を設け、露受け
容器32の上部32Aに指を掛けて引き出すことができるた
め、比較的ゆっくりと露受け容器32を傾斜でき、該露受
け容器32に収容された露が外部に飛び出してテーブルな
どを濡らすようなことはない。
さらに容器収納凹部30の両側面32Bには弾性片35が設け
られるとともに、露受け容器32の両側面32Dには突起41
を設けて、該突起41を弾性片35に圧入して露受け容器32
を直立状態で保持できるようにしたため、振動などによ
り露受け容器32がはずれるようなことはなく安心して使
用することができる。
尚、本考案は前記実施例に限定されるものではなく、例
えば容器収納凹部に枢軸を設けるとともに露受け容器に
案内溝を設けてこれら枢軸および案内溝によって着脱可
能な枢着部を設けてもよく、また弾性係止受け部は弾性
合成樹脂などによって形成してもよいなど種々の変形が
可能である。
[考案の効果] 本考案は、蓋より滴下した露を器本体の上部に設けられ
た露受溝により受け、前記器本体の外側面に設けられた
容器収納凹部に着脱可能な枢着部を介して設けられた露
受け容器に前記露を導き収容するとともに、前記容器収
納凹部の側面上部に設けられた弾性係止受け部に前記露
受け容器の係止部を圧入することで、該露受け容器を直
立状態で保持する炊飯器の露受け装置において、前記器
本体の外側面と略同一面をなすように前記露受け容器の
前面を形成し、かつ前記容器収納凹部の正面を略矩形に
形成してその開口高さに前記露受け容器の着脱操作を可
能にする指差入部を設けたものであり、デザイン上まと
まりが良く美観に優れた炊飯器の露受け装置を提案でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は第1実施例を示しており、第1図
は分解斜視図、第2図は縦断面図、第3図は全体の一部
切欠き斜視図、第4図は従来例の斜視図、第5図は他の
従来例の分解斜視図である。 21…器本体 22…蓋 28…露受溝 30…容器収納凹部 30A…上部 30B…側面 32…露受け容器 32A…上部 32B…前面 32D…側面 33…指差入部 35…弾性片(弾性係止受け部) 40…枢着部 41…突起(係止部)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】蓋より滴下した露を器本体の上部に設けら
    れた露受溝により受け、前記器本体の外側面に設けられ
    た容器収納凹部に着脱可能な枢着部を介して設けられた
    露受け容器に前記露を導き収容するとともに、前記容器
    収納凹部の側面上部に設けられた弾性係止受け部に前記
    露受け容器の係止部を圧入することで、該露受け容器を
    直立状態で保持する炊飯器の露受け装置において、前記
    器本体の外側面と略同一面をなすように前記露受け容器
    の前面を形成し、かつ前記容器収納凹部の正面を略矩形
    に形成してその開口高さに前記露受け容器の着脱操作を
    可能にする指差入部を設けることを特徴とする炊飯器の
    露受け装置。
JP1989108199U 1989-09-14 1989-09-14 炊飯器の露受け装置 Expired - Lifetime JPH0632022Y2 (ja)

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JPH0349714U JPH0349714U (ja) 1991-05-15
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