JPH053145Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH053145Y2 JPH053145Y2 JP1987156065U JP15606587U JPH053145Y2 JP H053145 Y2 JPH053145 Y2 JP H053145Y2 JP 1987156065 U JP1987156065 U JP 1987156065U JP 15606587 U JP15606587 U JP 15606587U JP H053145 Y2 JPH053145 Y2 JP H053145Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- refill container
- refill
- container body
- locking member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 9
- 239000002537 cosmetic Substances 0.000 description 12
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 11
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 11
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 4
- 239000002390 adhesive tape Substances 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
《産業上の利用分野》
この考案はコンパクト容器に関するもので、よ
り具体的には、容器本体と蓋体とが後端部で開閉
自在に結合され、該容器本体上にレフイル容器が
着脱自在に収納されてなるコンパクト容器に関す
る。
り具体的には、容器本体と蓋体とが後端部で開閉
自在に結合され、該容器本体上にレフイル容器が
着脱自在に収納されてなるコンパクト容器に関す
る。
《従来の技術》
従来、一般的なコンパクト容器にあつては、収
納凹所の形成された容器本体内に直接化粧料が充
填されていた。従つて、一旦充填された化粧料を
使い果たした後はそのコンパクト容器は使いすて
られていた。しかしながら、コンパクト容器自体
はより長期の使用にもたえうるものであるため、
近年の省資源の要請に適したものとはいえず、ま
た、消費者にとつても化粧料がなくなつた時点で
新しいコンパクト容器ごとかわなければならず不
経済であつた。
納凹所の形成された容器本体内に直接化粧料が充
填されていた。従つて、一旦充填された化粧料を
使い果たした後はそのコンパクト容器は使いすて
られていた。しかしながら、コンパクト容器自体
はより長期の使用にもたえうるものであるため、
近年の省資源の要請に適したものとはいえず、ま
た、消費者にとつても化粧料がなくなつた時点で
新しいコンパクト容器ごとかわなければならず不
経済であつた。
そこで、最近ではコンパクト容器とは別に形成
された皿に化粧料を充填し、この化粧料が充填さ
れた皿(レフイル容器)を容器本体に着脱可能に
取り付け、化粧料を使い果たしたとき、或いは、
別の化粧料(他の色、他の種類等)を使用したい
場合に、使用中のレフイル容器を取り外すととも
に別のレフイル容器を容器本体に取り付けるよう
にしたものが種々開発されている。
された皿に化粧料を充填し、この化粧料が充填さ
れた皿(レフイル容器)を容器本体に着脱可能に
取り付け、化粧料を使い果たしたとき、或いは、
別の化粧料(他の色、他の種類等)を使用したい
場合に、使用中のレフイル容器を取り外すととも
に別のレフイル容器を容器本体に取り付けるよう
にしたものが種々開発されている。
これにより、耐用年数の長いコンパクト容器を
使いすてることなく長期間使用できると言う利点
を有する。
使いすてることなく長期間使用できると言う利点
を有する。
そして、このようなコンパクト容器としては、
容器本体とレフイル容器との間に両面接着テープ
や接着剤を介在させ、その接着力を利用して容器
本体の凹所内にレフイル容器を固着するように
し、一方、取り外すときには容器本体の底面に形
成した透孔に裏面から針などを挿入してレフイル
容器を上方に押圧することにより行うようにして
いるものがある。
容器本体とレフイル容器との間に両面接着テープ
や接着剤を介在させ、その接着力を利用して容器
本体の凹所内にレフイル容器を固着するように
し、一方、取り外すときには容器本体の底面に形
成した透孔に裏面から針などを挿入してレフイル
容器を上方に押圧することにより行うようにして
いるものがある。
《考案が解決しようとする問題点》
しかしながら、上記した従来のコンパクト容器
によれば、レフイル容器の着脱回数が増加するに
つれ、両面テープなどの接着強度が低下し、レフ
イル容器を容器本体内に固定できず、使用中に誤
つてレフイル容器が離脱してしまうおそれがあ
る。
によれば、レフイル容器の着脱回数が増加するに
つれ、両面テープなどの接着強度が低下し、レフ
イル容器を容器本体内に固定できず、使用中に誤
つてレフイル容器が離脱してしまうおそれがあ
る。
また、接着剤を用いた場合にはレフイル容器を
外したときにレフイル容器の下面に接着剤の一部
がくつついてしまう場合がある。その際、化粧料
を使いきりレフイル容器を捨てる場合にはさほど
問題はないが、別の、化粧料を使用するために取
り替えた場合には以下のような問題を生じる。す
なわち、取り外したレフイル容器は、その内部に
化粧料が残存しており、次回の使用に備え保管し
なければならないが、その保管中に他のものにレ
フイル容器が接着剤を介してくつついてしまうお
それがある。また、仮に、保管をうまくおこない
他のものにくつつくことがなくても、レフイル容
器の下面には部分的に接着剤がくつついているた
め面一にはならず、再度容器本体内に取り付ける
際に綺麗に接着固定できないおそれがある。
外したときにレフイル容器の下面に接着剤の一部
がくつついてしまう場合がある。その際、化粧料
を使いきりレフイル容器を捨てる場合にはさほど
問題はないが、別の、化粧料を使用するために取
り替えた場合には以下のような問題を生じる。す
なわち、取り外したレフイル容器は、その内部に
化粧料が残存しており、次回の使用に備え保管し
なければならないが、その保管中に他のものにレ
フイル容器が接着剤を介してくつついてしまうお
それがある。また、仮に、保管をうまくおこない
他のものにくつつくことがなくても、レフイル容
器の下面には部分的に接着剤がくつついているた
め面一にはならず、再度容器本体内に取り付ける
際に綺麗に接着固定できないおそれがある。
この考案は、上記した問題点に鑑みてなされた
ので、その目的とするところは、たとえ多数回に
わたつてレフイル容器を取換えたとしても、使用
中に誤つてレフイル容器が離脱したりすることな
く確実に固定でき、一方、保管も容易に行うこと
のできるコンパクト容器を提供するにある。
ので、その目的とするところは、たとえ多数回に
わたつてレフイル容器を取換えたとしても、使用
中に誤つてレフイル容器が離脱したりすることな
く確実に固定でき、一方、保管も容易に行うこと
のできるコンパクト容器を提供するにある。
《問題点を解決するための手段》
上記した目的を達成するため、本考案に係るコ
ンパクト容器では、容器本体の後端部にこれを開
閉する蓋体が回動自在に設けられ、該容器本体内
にはその上方から着脱可能にレフイル容器が収納
されてなるコンパクト容器において、上記容器本
体の後端部に、上記蓋体を回動自在に支持する蝶
番ピンを介して回動自在に支持され、回動されて
上記レフイル容器に対して上方から係合し離脱さ
れる係止部材と、該蝶番部片と上記容器本体との
間に設けられ、上記レフイル容器から離脱する該
蝶番部片の回動を係脱自在に規制する規制手段
と、上記容器本体に上記レフイル容器下に臨ませ
て貫通形成され、上記規制手段に抗して該レフイ
ル容器を押し上げるべく棒体が挿入される貫通孔
と、を備えたことを特徴とする。
ンパクト容器では、容器本体の後端部にこれを開
閉する蓋体が回動自在に設けられ、該容器本体内
にはその上方から着脱可能にレフイル容器が収納
されてなるコンパクト容器において、上記容器本
体の後端部に、上記蓋体を回動自在に支持する蝶
番ピンを介して回動自在に支持され、回動されて
上記レフイル容器に対して上方から係合し離脱さ
れる係止部材と、該蝶番部片と上記容器本体との
間に設けられ、上記レフイル容器から離脱する該
蝶番部片の回動を係脱自在に規制する規制手段
と、上記容器本体に上記レフイル容器下に臨ませ
て貫通形成され、上記規制手段に抗して該レフイ
ル容器を押し上げるべく棒体が挿入される貫通孔
と、を備えたことを特徴とする。
《実施例》
以下、本考案の好適な実施例について添付図面
を参照にして説明する。
を参照にして説明する。
第1図〜第3図は本考案に係るコンパクト容器
の好適な一実施例を示している。
の好適な一実施例を示している。
本実施例は基本的には、容器本体1の後端部に
これを開閉する蓋体7が回動自在に設けられ、容
器本体1内にはその上方から着脱可能にレフイル
容器16が収納されてなるコンパクト容器におい
て、容器本体1の後端部に、蓋体7を回動自在に
支持する蝶番ピン9を介して回動自在に支持さ
れ、回動されてレフイル容器16に対して上方か
ら係合し離脱される係止部材20と、係止部材2
0と容器本体1との間に設けられ、レフイル容器
16から離脱する係止部材20の回動を係脱自在
に規制する規制手段としての小突起19及び小孔
23と、容器本体1にレフイル容器16下に臨ま
せて貫通形成され、小突起19と小孔23との係
合に抗してレフイル容器16を押し上げるべく棒
体としての作動小棒26が挿入される貫通孔25
と、を備えて構成されている。
これを開閉する蓋体7が回動自在に設けられ、容
器本体1内にはその上方から着脱可能にレフイル
容器16が収納されてなるコンパクト容器におい
て、容器本体1の後端部に、蓋体7を回動自在に
支持する蝶番ピン9を介して回動自在に支持さ
れ、回動されてレフイル容器16に対して上方か
ら係合し離脱される係止部材20と、係止部材2
0と容器本体1との間に設けられ、レフイル容器
16から離脱する係止部材20の回動を係脱自在
に規制する規制手段としての小突起19及び小孔
23と、容器本体1にレフイル容器16下に臨ま
せて貫通形成され、小突起19と小孔23との係
合に抗してレフイル容器16を押し上げるべく棒
体としての作動小棒26が挿入される貫通孔25
と、を備えて構成されている。
同図に示すように、平面略矩形の容器本体1の
上面に第1の凹所2が穿設されている。また、容
器本体1の前端中央部には凹状切欠部3が穿設さ
れ、この凹状切欠部3の奥面上方部には第1の係
合突起4が一体的に突出形成されている。一方、
容器本体1の後端中央部には上下に貫通する切欠
凹所5が穿設されている。そして、この切欠凹所
5内に蓋体7の後端部に垂下形成された蝶番片8
が挿入配置されるとともにピン9にて回動自在に
枢着されている。
上面に第1の凹所2が穿設されている。また、容
器本体1の前端中央部には凹状切欠部3が穿設さ
れ、この凹状切欠部3の奥面上方部には第1の係
合突起4が一体的に突出形成されている。一方、
容器本体1の後端中央部には上下に貫通する切欠
凹所5が穿設されている。そして、この切欠凹所
5内に蓋体7の後端部に垂下形成された蝶番片8
が挿入配置されるとともにピン9にて回動自在に
枢着されている。
蓋体7は、容器本体1と略同一平面形状からな
り、その内面に鏡10が貼着されている。また、
蓋体7の前方中央部下面には爪片11が一体的に
垂下形成されており、その爪片11の内面に第2
の係合突起12が突出形成されている。そして、
この第2の係合突起12が蓋体7の閉止位置にお
いて容器本体1に形成した第1の係合突起4と係
止して蓋体7が止錠される。
り、その内面に鏡10が貼着されている。また、
蓋体7の前方中央部下面には爪片11が一体的に
垂下形成されており、その爪片11の内面に第2
の係合突起12が突出形成されている。そして、
この第2の係合突起12が蓋体7の閉止位置にお
いて容器本体1に形成した第1の係合突起4と係
止して蓋体7が止錠される。
さらに容器本体1の凹状切欠部3にはプツシユ
ピース15が揺動可能に配設されており、蓋体の
止錠位置からこのプツシユピース15を押圧する
とプツシユピース15が爪片11を押し上げて第
1、第2の係合突起4,12の係合を解除できる
ようになつている。
ピース15が揺動可能に配設されており、蓋体の
止錠位置からこのプツシユピース15を押圧する
とプツシユピース15が爪片11を押し上げて第
1、第2の係合突起4,12の係合を解除できる
ようになつている。
また、容器本体1に形成した第1の凹所2内に
化粧料が充填されたレフイル容器16が着脱自在
に収納されるようになつている。そして、容器本
体1の第1の凹所2の内周面前面部には、その上
端部に凸条17が後方に向けて突出形成され、レ
フイル容器16収納時にレフイル容器16の前方
に形成された第1のフランジ部16aと係止しあ
うようになつている。
化粧料が充填されたレフイル容器16が着脱自在
に収納されるようになつている。そして、容器本
体1の第1の凹所2の内周面前面部には、その上
端部に凸条17が後方に向けて突出形成され、レ
フイル容器16収納時にレフイル容器16の前方
に形成された第1のフランジ部16aと係止しあ
うようになつている。
ここで本考案では、まず、第1の凹所2の奥面
中央部が切除されて第2の凹所18が形成されて
おり、この第2の凹所18を介して第1の凹所2
と切欠凹所5とが連通するようになつている。そ
して、この第2の凹所18は第1の凹所2より幅
狭に、切欠凹所5より幅広に形成されている。さ
らに第2の凹所18の両内側面には一対の小突起
19,19が突出形成されている。
中央部が切除されて第2の凹所18が形成されて
おり、この第2の凹所18を介して第1の凹所2
と切欠凹所5とが連通するようになつている。そ
して、この第2の凹所18は第1の凹所2より幅
狭に、切欠凹所5より幅広に形成されている。さ
らに第2の凹所18の両内側面には一対の小突起
19,19が突出形成されている。
さらに、本考案では容器本体1の後端部に係止
部材20が回動自在に枢着されている。この係止
部材20は、第2の凹所18と略同一平面形状か
らなる作動片21と、その作動片21の後面に一
体的に突出形成された一対の突片22,22から
構成されている。そして、この作動片21はその
前方下面部が断面弧状に切除されて係止面21a
が形成されているとともに、作動片21の両側面
には小孔23,23が穿設され、この小孔23が
第2の凹所18に形成した小突起19と係合可能
となつている。すなわち、これら小孔23と小突
起19とで係合手段を構成している。
部材20が回動自在に枢着されている。この係止
部材20は、第2の凹所18と略同一平面形状か
らなる作動片21と、その作動片21の後面に一
体的に突出形成された一対の突片22,22から
構成されている。そして、この作動片21はその
前方下面部が断面弧状に切除されて係止面21a
が形成されているとともに、作動片21の両側面
には小孔23,23が穿設され、この小孔23が
第2の凹所18に形成した小突起19と係合可能
となつている。すなわち、これら小孔23と小突
起19とで係合手段を構成している。
また、突片22には横方向に貫通するピン孔が
形成され、このピン孔に蓋体7の蝶番片8が挿通
されたピン9を貫通させることによりピン9を中
心として係止部材20が上下方向に回動するよう
になつている。そして、係止部材20をピン9に
枢着した状態では、両突片22,22の該側面が
切欠凹所5の内側面に近接し、また、両突片2
2,22の内側面間に蓋体7の蝶番片8が挿入配
置するようになつている。
形成され、このピン孔に蓋体7の蝶番片8が挿通
されたピン9を貫通させることによりピン9を中
心として係止部材20が上下方向に回動するよう
になつている。そして、係止部材20をピン9に
枢着した状態では、両突片22,22の該側面が
切欠凹所5の内側面に近接し、また、両突片2
2,22の内側面間に蓋体7の蝶番片8が挿入配
置するようになつている。
さらに本実施例では、レフイル容器16の後端
に形成した第2のフランジ部16bの後端部を下
方に向けて折曲するとともに、その先端部を湾曲
成形して係止部16cを形成している。そして、
この係止部16cの曲率半径は、係止部材20に
形成した係止面21aのそれと略同一に形成され
ている。
に形成した第2のフランジ部16bの後端部を下
方に向けて折曲するとともに、その先端部を湾曲
成形して係止部16cを形成している。そして、
この係止部16cの曲率半径は、係止部材20に
形成した係止面21aのそれと略同一に形成され
ている。
さらにまた、容器本体1の後方部には、その底
部に貫通口25が穿設されており、この貫通口2
5内に作動小棒26を挿入し、収納されたレフイ
ル容器16を押し上げ可能としている。
部に貫通口25が穿設されており、この貫通口2
5内に作動小棒26を挿入し、収納されたレフイ
ル容器16を押し上げ可能としている。
次に上記実施例の作用に付いて説明すると、ま
ず、レフイル容器16を容器本体1に収納するに
は、係止部材20を上後方向へ向けて回動させて
係止部材20を第1図に示すような開放位置にす
る。そして、この状態から第3図aに示す様にレ
フイル容器16を容器本体1の第1の凹所2内に
収納する。この時、まず、レフイル容器16の先
端部から第1の凹所2内に装着してレフイル容器
16の第1のフランジ部16aと容器本体1に設
けた凸条17とを係止させ、その後レフイル容器
16を第1の凹所2内に符合させ収納する。次い
で、係止部材20を前下方向へ回動させる。そし
て、係止部材20の作動片21が容器本体1の第
2の凹所18内に略符合するまで移動させると、
係止部材20の係止面21aとレフイル容器16
の係止部16cとが面接触するとともに、係止部
材20に設けた小孔23と第2の凹所18に設け
た小突起19とが嵌合しあい係止部材20の上方
向への回動を抑制する(第3図b参照)。これに
より、レフイル容器16の後端部が係止部材20
によりその上方から押さえ付けられ、第1の容器
本体1内に離脱不能に収納固定される。
ず、レフイル容器16を容器本体1に収納するに
は、係止部材20を上後方向へ向けて回動させて
係止部材20を第1図に示すような開放位置にす
る。そして、この状態から第3図aに示す様にレ
フイル容器16を容器本体1の第1の凹所2内に
収納する。この時、まず、レフイル容器16の先
端部から第1の凹所2内に装着してレフイル容器
16の第1のフランジ部16aと容器本体1に設
けた凸条17とを係止させ、その後レフイル容器
16を第1の凹所2内に符合させ収納する。次い
で、係止部材20を前下方向へ回動させる。そし
て、係止部材20の作動片21が容器本体1の第
2の凹所18内に略符合するまで移動させると、
係止部材20の係止面21aとレフイル容器16
の係止部16cとが面接触するとともに、係止部
材20に設けた小孔23と第2の凹所18に設け
た小突起19とが嵌合しあい係止部材20の上方
向への回動を抑制する(第3図b参照)。これに
より、レフイル容器16の後端部が係止部材20
によりその上方から押さえ付けられ、第1の容器
本体1内に離脱不能に収納固定される。
一方、容器本体1に収納されたレフイル容器1
6を取り外す場合には、作動小棒26を容器本体
1に形成した貫通口25内に挿入するとともに上
方へ向けて押圧する。すると、レフイル容器16
の後方底面部が上方へ向けて付勢され、この付勢
力がレフイル容器16の係止部16cを介して係
止部材20の係止面21aに伝わり、係止部材2
0を上後方向に付勢することになる。この付勢力
によつて係止部材20の小孔23が第2の凹所1
8の小突起19から離脱し、さらに作動小棒26
を押し上げることにより係止部材20が開放され
て、レフイル容器16が離脱可能となる。
6を取り外す場合には、作動小棒26を容器本体
1に形成した貫通口25内に挿入するとともに上
方へ向けて押圧する。すると、レフイル容器16
の後方底面部が上方へ向けて付勢され、この付勢
力がレフイル容器16の係止部16cを介して係
止部材20の係止面21aに伝わり、係止部材2
0を上後方向に付勢することになる。この付勢力
によつて係止部材20の小孔23が第2の凹所1
8の小突起19から離脱し、さらに作動小棒26
を押し上げることにより係止部材20が開放され
て、レフイル容器16が離脱可能となる。
このとき、係止面21a並びに係止部16cが
断面弧状に形成させているため、面摺動をしなが
ら移動するとともに、その移動中は常時係止面2
1aを斜め後方へむけて付勢しているため、スム
ーズ、かつ、比較的小さな力でもつて取外すこと
ができる。
断面弧状に形成させているため、面摺動をしなが
ら移動するとともに、その移動中は常時係止面2
1aを斜め後方へむけて付勢しているため、スム
ーズ、かつ、比較的小さな力でもつて取外すこと
ができる。
なお、上記した実施例では容器本体1に貫通口
25を形成し、作動小棒26を用いてレフイル容
器を持ち上げることにより係止部材20とレフイ
ル容器16との係止を解除するようにしたが、本
考案はこれに限ることなく、例えば、係止部材2
0の上面(突片22の上面など)に上方に向けて
突出する突起を形成し、この突起を指などで引つ
掛けるとともに所定方向へ引つ張る(付勢する)
ことにより作動突起自体を直接回動させる等種々
の構成をとることができる。
25を形成し、作動小棒26を用いてレフイル容
器を持ち上げることにより係止部材20とレフイ
ル容器16との係止を解除するようにしたが、本
考案はこれに限ることなく、例えば、係止部材2
0の上面(突片22の上面など)に上方に向けて
突出する突起を形成し、この突起を指などで引つ
掛けるとともに所定方向へ引つ張る(付勢する)
ことにより作動突起自体を直接回動させる等種々
の構成をとることができる。
また、係止部材と容器本体との間に配設された
係合手段も上記した実施例のものに限られないの
はいうまでもない。
係合手段も上記した実施例のものに限られないの
はいうまでもない。
さらにまた、収納するレフイル容器も1個に限
ることなく、複数個収納しうるようにしても良
い。
ることなく、複数個収納しうるようにしても良
い。
《考案の効果》
以上のように本考案に係るコンパクト容器によ
れば、レフイル容器を容器本体に収納する際に接
着媒体を用いることなく収納固定しているため、
接着力(固定力)の低下のおそれがなく、レフイ
ル容器を何回でも取替えることができる。そし
て、レフイル容器自体には何等接着力(固定力)
がないため、コンパクト容器から取り外した後、
次回の使用にそなえて保管する場合に、その保管
中にレフイル容器が他のものにくつついたりする
おそれがなく、容易に保管することができる。
れば、レフイル容器を容器本体に収納する際に接
着媒体を用いることなく収納固定しているため、
接着力(固定力)の低下のおそれがなく、レフイ
ル容器を何回でも取替えることができる。そし
て、レフイル容器自体には何等接着力(固定力)
がないため、コンパクト容器から取り外した後、
次回の使用にそなえて保管する場合に、その保管
中にレフイル容器が他のものにくつついたりする
おそれがなく、容易に保管することができる。
さらに、容器本体に収納されたレフイル容器
は、その後端部が係止部材により上方から押え付
けられて固定されているため、使用中に誤つて容
器本体からレフイル容器が離脱するおそれもな
い。
は、その後端部が係止部材により上方から押え付
けられて固定されているため、使用中に誤つて容
器本体からレフイル容器が離脱するおそれもな
い。
第1図は本考案に係るコンパクト容器の好適な
一実施例を示す斜視図、第2図はレフイル容器が
収納された状態を示す斜視図、第3図は作用を示
す図である。 1……容器本体、7……蓋体、16……レフイ
ル容器、20……係止部材。
一実施例を示す斜視図、第2図はレフイル容器が
収納された状態を示す斜視図、第3図は作用を示
す図である。 1……容器本体、7……蓋体、16……レフイ
ル容器、20……係止部材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 容器本体1の後端部にこれを開閉する蓋体7が
回動自在に設けられ、該容器本体内にはその上方
から着脱可能にレフイル容器16が収納されてな
るコンパクト容器において、 上記容器本体の後端部に、上記蓋体を回動自在
に支持する蝶番ピンを介して回動自在に支持さ
れ、回動されて上記レフイル容器に対して上方か
ら係合し離脱される係止部材20と、 該係止部材と上記容器本体との間に設けられ、
上記レフイル容器から離脱する該係止部材の回動
を係脱自在に規制する規制手段と、 上記容器本体に上記レフイル容器下に臨ませて
貫通形成され、上記規制手段に抗して該レフイル
容器を押し上げるべく棒体が挿入される貫通孔
と、 を備えたことを特徴とするコンパクト容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987156065U JPH053145Y2 (ja) | 1987-10-14 | 1987-10-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987156065U JPH053145Y2 (ja) | 1987-10-14 | 1987-10-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0162710U JPH0162710U (ja) | 1989-04-21 |
JPH053145Y2 true JPH053145Y2 (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=31434260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987156065U Expired - Lifetime JPH053145Y2 (ja) | 1987-10-14 | 1987-10-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH053145Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-10-14 JP JP1987156065U patent/JPH053145Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0162710U (ja) | 1989-04-21 |
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