JP2962688B2 - 容 器 - Google Patents

容 器

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JP2962688B2
JP2962688B2 JP5187897A JP5187897A JP2962688B2 JP 2962688 B2 JP2962688 B2 JP 2962688B2 JP 5187897 A JP5187897 A JP 5187897A JP 5187897 A JP5187897 A JP 5187897A JP 2962688 B2 JP2962688 B2 JP 2962688B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器本体と蓋体と
を開閉自在にヒンジ結合して成る容器に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばコンパクト容器には、図25及び
図26に示すように容器本体1と蓋体2とを開閉自在に
ヒンジ結合し、容器本体1に中皿3を内嵌保持するよう
にしたものがあるが、従来のこの種の容器には、両面接
着テープや接着剤等で中皿3を容器本体11に接着する
ようにしたものがある。また、図25及び図26に示す
ように容器本体2の一端側に第一係止部4を設け、中皿
3の一端側に、該中皿3の一端側をその内嵌位置で上方
移動を規制するように第一係止部4に係脱自在に係合す
る第一係合部5を設け、容器本体11の他端側に第二係
止部6を設け、中皿3の他端側に、中皿3の他端側をそ
の内嵌位置で上方移動を規制するように第二係止部6に
下側から係脱自在に係合する第二係合部7を設けたもの
がある(例えば、実公平6−8813号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の場合、
両面接着テープや接着剤等で中皿3を容器本体11に接
着するようにしたものでは、中皿3の収容物が無くなっ
ても中皿3の交換が容易になし得なかった。また、第一
係止部4、第一係合部5、第二係止部6、第二係合部7
を設けたものでも、容器本体1に中皿3を内嵌して、一
旦第一係止部4に第一係合部5を係合させると共に、第
二係止部6に第二係合部7を係合させると、それらの係
合を外すことは困難であり、この場合も中皿3の交換が
容易になし得なくなった。そこで、前記係合を甘くし
て、中皿3の交換を容易になし得るようにすることが考
えられるが、この場合、持ち運びの際等の衝撃により、
た易く係合が外れてしまい、容器本体11から中皿3が
不測に脱落してしまうという問題を生じる。
【0004】本発明は上記問題点に鑑み、容器本体等の
中皿保持体に対して中皿を簡単確実に内嵌保持できしか
も中皿の交換も容易になし得るようにしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を解決す
るための本発明の第一の技術的手段は、容器本体11と
蓋体31とが開閉自在にヒンジ結合され、容器本体11
の収納凹部10に中皿41を内嵌保持するようにした容
器において、 容器本体11の収納凹部10の前端側に、
第一係止部47が設けられ、中皿41に、該中皿41の
前端側をその内嵌位置で上方移動を規制するように第一
係止部47に係脱自在に係合する第一係合部48が設け
られ、容器本体11の収納凹部10の後端側に、鉤形に
上方突出した第二係止部51が設けられ、容器本体11
の底壁12後端部に、第二係止部51の前方に対応して
開口部61が設けられ、中皿41の後壁44に、開口部
61から容器本体11の下方に露出させてから上方に突
出された後、第二係止部51の上方を通るように後方突
出された弾性片52が設けられ、弾性片52の後方突出
した上端部が被押圧部55とされ、弾性片52の上端部
に、中皿41の後端側をその内嵌位置で上方移動を規制
するように第二係止部51に下側から係脱自在に係合す
る第二係合部53が設けられ、弾性片52の下側中途部
に、容器本体11の下方から開口部61を通して第二係
合部53を第二係止部51から外すための解除操作部5
4が設けられ、蓋体31を閉塞したときに、第二係合部
53を第二係止部51に係合させると共に中皿41の後
端側を容器本体11の収納凹部10に嵌合させるよう
に、被押圧部55を下方に押圧する押圧片56が、蓋体
31の後端側に設けられている点にある。
【0006】第二の技術的手段は、容器本体11と蓋体
31とが開閉自在にヒンジ結合され、容器本体11の収
納凹部10に中皿41を内嵌保持するようにした容器に
おいて、容器本体11の収納凹部10の前端側に、第一
係止部47が設けられ、中皿41に、該中皿41の前端
側をその内嵌位置で上方移動を規制するように第一係止
部47に係脱自在に係合する第一係合部48が設けら
れ、容器本体11の収納凹部10の後端側に、鉤形に上
方突出した第二係止部51が設けられ、容器本体11の
底壁12後端部に、第二係止部51の前方に対応して開
口部61が設けられ、中皿41の後壁14に、第二係止
部51の上方を通って後方突出する弾性片52が設けら
れ、弾性片52の後方突出部が被押圧部55とされ、弾
性片52の中途部から、前記開口部61から容器本体1
1の下方に露出するように下方突出し た弾性係合片52
aが設けられ、弾性係合片52aに、第二係止部51に
下側から係脱自在に係合する第二係合部53が設けら
れ、弾性係合片52aの下端部に、容器本体11の下方
から開口部61を通して第二係合部53を第二係止部5
1から外すための解除操作部54が設けられ、蓋体31
を閉塞したときに、第二係合部53を第二係止部51に
係合させると共に中皿41の後端側を容器本体11の収
納凹部10に嵌合させるように、被押圧部55を下方に
押圧する押圧片56が、蓋体31の後端側に設けられて
いる点にある。
【0007】第三の技術的手段は、容器本体11の収納
凹部10を取り囲む起立壁に、切欠部49が設けられ、
この切欠部49に対応する位置に、前記第二係止部51
が弾性変形可能に設けられている点にある。従って、容
器本体11等の中皿保持体に中皿41を組み入れるに
は、中皿41の一端側を中皿保持体容器本体11に嵌合
させて、第一係止部47に第一係合部48を係合させ、
その後中皿41の他端側を中皿保持体容器本体11に嵌
合させて、第二係合部53を第二係止部51に係合すれ
ればよい。この際、蓋体31の閉塞動作によって、押圧
片56で押圧して中皿41の他端側を中皿保持体容器本
体11に嵌合させて、第二係合部53を第二係止部51
に係合することも可能である。
【0008】また、中皿41を容器本体11等の中皿保
持体から取り外す場合、指等で解除操作部54を操作す
ることによって第二係合部53を第二係止部51から簡
単に外すことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施例に従
って説明すると、図1〜図3において、11はコンパク
ト容器の容器本体で、合成樹脂により構成され、容器本
体11は、上端が開口した収納凹部10を有すると共
に、該収納凹部10を取り囲む底壁12と前壁13と後
壁14と左右一対の側壁15とを有する。容器本体11
の後壁14には左右一対の支持片16が突設されてい
る。容器本体11の前壁13には、取付凹部21が設け
られると共に、取付凹部21の内壁22上部に鉤形に前
方突出した蓋係止部23が設けられている。また、取付
凹部21の両側壁24に、軸状の取付部25が左右方向
内方に突設されている。
【0010】31は容器本体11の上端開口を塞ぐ蓋体
で、合成樹脂により構成されている。蓋体31の後端部
に取付片32が突設されている。枢支軸17を容器本体
11の支持片16及び蓋体31の取付片32に打ち込む
ことにより、蓋体31が、取付片32を介して容器本体
11の後壁14に枢支軸17廻りに開閉自在になるよう
にヒンジ結合されている。蓋体31の前端部には、下方
に向けて鉤形に突出した蓋係合部33が設けられ、該蓋
係合部33は弾性変形によって蓋係止部23に下側から
係脱自在に係合し、これにより蓋体31を閉塞状態に保
持するようになっている。
【0011】35は蓋係合部33を蓋係止部23から抜
脱させるための押圧操作体で、前部側の操作部36と操
作部36上端から後方突出した押圧部37とを備える。
押圧操作体35は容器本体11前端部の取付凹部21に
取付部25廻りに回動可能に組み込まれており、蓋体3
1の閉塞時に操作部36を押圧操作することにより、操
作体35が取付部25廻りに回動して、押圧部37で蓋
体31の前端部を上方に押圧し、これにより前記蓋係合
部33を蓋係止部23から抜脱させるようになってい
る。
【0012】前記容器本体11と蓋体31との間に中皿
41が設けられ、中皿41は合成樹脂により底壁42と
前壁43と後壁44と左右一対の側壁45とを有する上
端が開口した箱形に形成され、中皿41は容器本体11
の収納凹部10に嵌合されるようになっている。前記容
器本体11の前壁13内面に凹状の第一係止部47が設
けられ、中皿41の前壁43外面に凸状の第一係合部4
8が設けられ、この第一係合部48は第一係止部47に
対応する位置にあり、第一係止部47に係脱自在に係合
して、中皿41の前端側をその内嵌位置で上方移動を規
制するようになっている。
【0013】容器本体11の後壁14の左右中央部に切
欠部49が設けられ、この切欠部49を塞ぐように容器
本体11の底壁12後端に鉤形に突出した第二係止部5
1が設けられている。この第二係止部51は弾性変形可
能となるように肉薄に形成されている。また、第二係止
部51の左右両端は、後壁14の切欠端面14aに連結
されている。中皿41の後壁44下端に弾性片52が突
設されている。弾性片52は、後壁44下端から斜め後
方に上方突出された後、容器本体11の第二係止部51
の上方を通るように後方突出されている。弾性片52の
上端部に、中皿41の後端側をその内嵌位置で上方移動
を規制するように第二係止部51に下側から係脱自在に
係合する凹状の第二係合部53が設けられている。弾性
片52の第二係止部51の上方を通るように後方突出さ
れ部分は、第二係合部53の第二係止部51への係合を
解除操作するための解除操作部54とされ、またこの解
除操作部54は、後述する押圧片56によって押圧され
る被押圧部55に兼用されている。
【0014】中皿41の後端側に押圧片56が下方突設
され、蓋体31を閉塞したとき押圧片56によって被押
圧部55(解除操作部54)を下方に押圧して、中皿4
1の後端側を容器本体11に嵌合させるようになってい
る。上記実施例の構成によれば、容器本体11に中皿4
1を組み入れるには、蓋体31を開放した状態で、まず
図1に示すように中皿41の前部側を容器本体11の前
部側に嵌合させて、第一係止部47に第一係合部48を
係合させ、この状態で解除操作部53を下方に押圧すれ
ばよく、これによって中皿41の後端部が容器本体11
の後部側に嵌合し、第二係合部53が第二係止部51に
係合する。又は、中皿41の前部側を容器本体11の前
部側に嵌合させて、第一係止部47に第一係合部48を
係合させた状態で、蓋体31を枢支軸17廻りに回動し
て閉塞してゆけば、蓋体31の開閉動作によって押圧片
56が解除操作部53を下方に押圧し、これによって中
皿41の後端部が容器本体11の後部側に嵌合し、第二
係合部53が第二係止部51に係合する。
【0015】また、中皿41を容器本体11から取り外
す場合、図2に示す状態から、蓋体31を開放した後、
指等で解除操作部54をやや前方に押しながら上方に持
ち上げればよく、弾性片52が前方に弾性変形して、第
二係合部53が第二係止部51から簡単に外れ、図1に
示すように中皿41の後部側が容器本体11の後部側か
ら上方に外れた状態になる。従って、その後は中皿41
を後方に引きながら持ち上げて行けばよく、第一係合部
48の第一係止部47への係合を外して、中皿41を容
器本体11から簡単に取り外すことができる。
【0016】図4は他の実施の形態を示し、蓋体31の
後部に設けた押圧片56を先細り状に形成している。そ
の他の点は、前記実施の形態と同様の構成である。図5
及び図6は夫々前記押圧片56の変形例を示し、図5は
蓋体31の取付片32に溝58を形成することによって
押圧片56を構成したものである。また、図6は取付片
32に形成したリブよって押圧片56を構成したもので
ある。図7及び図8、図9及び図10、図11及び図1
2は、夫々第一係止部47及び第一係合部48の変形例
を示している。即ち、図7及び図8は、容器本体11の
前壁13に凹部59を設け、この凹部59の後側に弾性
を有する第一係止部47を立設し、中皿41の前壁43
外面に凹状の第一係合部48を設け、第一係合部48を
第一係止部47に係合させることにより、中皿41の前
端側をその内嵌位置で上方移動を規制するようにしたも
のである。図9及び図10は、容器本体11の前壁13
内面に凸状の第一係止部47を設け、中皿41の前壁4
3外面に凹状の第一係合部48を設け、第一係合部48
を第一係止部47に係合させることにより、中皿41の
前端側をその内嵌位置で上方移動を規制するようにした
ものである。図11及び図12は、容器本体11の前壁
13内面の上端に、凸状の第一係止部47を設け、中皿
41の前壁43上端部を第一係合部48とし、第一係合
部48を第一係止部47に下側から係合させることによ
り、中皿41の前端側をその内嵌位置で上方移動を規制
するようにしたものである。
【0017】図13、図14は夫々第二係止部51の変
形例を示し、図13は、容器本体11の後壁14の左右
中央部に切欠部49を設け、この切欠部49に対応して
容器本体11の底壁12後端に鉤形に突出した弾性を有
する第二係止部51を突設し、第二係止部51を肉薄に
形成すると共に、第二係止部51が弾性変形し易くなる
ように第二係止部51の左右両端を、後壁14の切欠端
面14aから離間させている。図14は、容器本体11
の後壁14の左右中央部に切欠部49を設け、後壁14
の切欠端面14aに連結した左右一対の第二係止部51
を設けたものである。
【0018】図15〜図17は夫々弾性片52、第二係
合部53及び解除操作部54等の変形例を示し、図15
は、弾性片52を、中皿41の後壁44下端から後方突
出させた後第二係止部51の前面に沿うように上方突出
させ、その後第二係止部51の上方を通って後方突出さ
せるようにしたものである。図16は、弾性片52を、
後壁44下端から放物線状に突出させた後、第二係止部
51の上方を通って後方突出させるようにしたものであ
る。図17は、容器本体11の底壁12後端部に開口部
61を設け、後壁14の切欠部49に対応して設けた第
二係止部51の両端を後壁14の切欠端面14aに連結
させ、弾性片52を、中皿41の後壁44下端からやや
下方突出させて開口部61から下方に露出させた後、上
方に突出させ、その後第二係止部51の上方を通るよう
に後方突出させたもので、弾性片52の下側中途部が解
除操作部54とされ、弾性片52の後方突出した上端部
が被押圧部55とされている。この場合、容器本11の
下方から開口部61を通して指等で解除操作部54を前
方に押すことによって、第二係合部53が第二係止部5
1から簡単に外れるようになっている。
【0019】図18及び図19は他の実施の形態を示
し、容器本体11の後壁14の左右中央部に切欠部49
を設け、容器本体11の底壁12後端部に開口部61を
設け、後壁14の切欠部49に対応して三角形状の第二
係止部51を、後壁14の切欠端面14aに連結させる
ように設け、中皿41の後壁14に、第二係止部51の
上方を通って外方突出する弾性片52を設け、弾性片5
2の中途部から、前記開口部61から露出するように下
方突出した弾性係合片52aを設け、弾性係合片52a
に、第二係止部51に下側から係脱自在に係合する第二
係合部53を設け、弾性係合片52aの下端部を、前記
第二係合部53の第二係止部51への係合を解除操作す
るための解除操作部54としている。この場合、第二係
合部53の第二係止部51への係合によって、中皿41
の後端側をその内嵌位置で上方移動を規制し、また、解
除操作部54が開口部61から露出しており、容器本体
11の下方から開口部61を通して指等で解除操作部5
4を前方に押すことによって、第二係合部53が第二係
止部51から簡単に外れるようになっている。
【0020】図20は前記図18及び図19の実施の形
態の変形例を示し、容器本体11の後壁14の左右中央
部に切欠部49を設け、容器本体11の底壁12後端部
に開口部61を設け、後壁14の切欠部49に対応して
三角形状の第二係止部51を、後壁14の切欠端面14
aにそれぞれ連結するように左右一対設けたものであ
る。図21及び図22は他の実施の形態を示し、容器本
体11の後壁14に小幅の開口と大幅の開口とを階段状
に有する切欠部49を設け、該切欠部49の段部を第二
係止部51とし、中皿41の後壁14上端に、弾性片5
2を後方突設し、該弾性片52の左右両側に、左右一対
の弾性係合片52aを下方突設し、この弾性係合片52
aの下部に、第二係止部51に下側から係脱自在に係合
する第二係合部53を設け、左右一対の弾性係合片52
aの各下端部を、第二係合部53の第二係止部51への
係合を解除操作するための解除操作部54としている。
この場合、第二係合部53の第二係止部51への係合に
よって、中皿41の後端側をその内嵌位置で上方移動を
規制し、また、左右一対の解除操作部54を指等で把持
して左右方向内方に弾性変形させることによって、第二
係合部53が第二係止部51から簡単に外れるようにな
っている。
【0021】図23、図24は夫々容器本体11及び中
皿41の形状を変えたもので、図23は、容器本体11
の一部に中皿41を収納するための四角形状の収納凹部
10を設け、これに対応して中皿41を四角形状に形成
したものである。図24は、容器本体11の一部に円形
の収納凹部10を設け、これに対応して中皿41を円形
に形成したものである。その他の点は前記実施の形態と
同様の構成である。なお、前記中皿41に化粧料等の収
納物を直接入れるようにしてもよいが、図3又は図19
に鎖線で示すように中皿41に化粧料等の収納物を入れ
た金属容器63を入れるようにしてもよい。
【0022】また、前記実施の形態では、容器本体11
の前端側に第一係止部47を設け、中皿41の前端側に
第一係合部48を設け、容器本体11の後端側に第二係
止部51を設け、中皿41の後端側に第二係合部53を
設けているが、係止部47,51及び係合部48,53
を設ける位置はこれに限定されず、例えば、容器本体1
1の後端側に第一係止部47を設け、中皿41の後端側
に第一係合部48を設け、容器本体11の前端側に第二
係止部51を設け、中皿41の前端側に第二係合部53
を設けるようにしてもよいし、また容器本体11の左右
方向の一端側に第一係止部47を設け、中皿41の左右
方向の一端側に第一係合部48を設け、容器本体11の
左右方向の他端側に第二係止部51を設け、中皿41の
左右方向の他端側に第二係合部53を設けるようにして
もよい。
【0023】また、前記実施の形態では、第一係止部4
7、第一係合部48、第二係止部51、第二係合部53
を一個ずつ設けているが、これに代え、第一係止部47
及び第一係合部48を複数個ずつ設けるようにしてもよ
いし、また第二係止部51及び第二係合部53を複数個
ずつ設けるようにしてもよい。また、前記実施の形態で
は、容器本体11が、中皿41を内嵌保持する中皿保持
体とされているが、これに代え、容器本体11と蓋体3
1との間に配置される中枠等の中間体を設け、この中間
体に、中皿41を内嵌保持するようにしてもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、解除操作部54の操作
によって第二係合部53の第二係止部51への係合を簡
単に外すことができ、中皿41の交換を容易になし得
る。しかも、解除操作部54の操作によって第二係合部
53の第二係止部51への係合を簡単に外すことができ
るため、第一係合部48の第一係止部47への係合及び
第二係合部53の第二係止部51への係合をきつく設定
することができるため、持ち運びの際等の衝撃により前
記係合がた易く外れないようにして、容器本体11等の
中皿保持体から中皿41が不測に脱落するのを防止する
ことができる。
【0025】また、中皿41の他端側に弾性片52が突
設され、弾性片52に、中皿41の他端側をその内嵌位
置で上方移動を規制するように前記第二係止部51に係
脱自在に係合する第二係合部53が設けられると共に、
第二係合部53の第二係止部51への係合を解除操作す
るための解除操作部54が設けられているので、弾性片
52の弾性力を利用して、第二係合部53の第二係止部
51への係合をより一層簡単かつ確実になし得る。ま
た、解除操作部54の操作による第二係合部53の第二
係止部51への係合の解除もより一層簡単になる。
【0026】また、蓋体31を閉塞したとき前記中皿4
1の他端側を容器本体11等の中皿保持体に内嵌させか
つその内嵌状態を保持するように中皿41の他端側を押
圧する押圧片56が、蓋体31側に設けられているの
で、蓋体31の閉塞動作によって、容器本体11に対す
る中皿41の内嵌を簡単確実になし得るし、また、押圧
片56によって持ち運び等の際に容器本体11等の中皿
保持体から中皿41が不測に脱落するのを確実に防止す
ることができる。また、第二係合部53の第二係止部5
1への係合解除の操作を、解除操作部54によって簡単
になし得るので、中皿41の取り外しの際に内容物で手
等を汚すおそれも少なくなる。
【0027】また、中皿保持体の他端側に、開口部61
が設けられ、中皿41の他端側に、前記第二係合部53
の第二係止部51への係合を解除操作するための解除操
作部54が、前記開口部61から露出するように設けら
れているので、解除操作部54が開口部61から露出し
ており、容器本体11の下方から開口部61を通して指
等で解除操作部54を操作することによって、第二係合
部53を第二係止部51から簡単に外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】中皿を容器本体に組み込む前の側断面図であ
る。
【図2】同中皿を容器本体に組み込んだ状態の側断面図
である。
【図3】同分解斜視図である。
【図4】他の形態を示す側断面図である。
【図5】他の形態を示す押圧片部分の斜視図である。
【図6】他の形態を示す押圧片部分の斜視図である。
【図7】他の形態を示す第一係止部部分の斜視図であ
る。
【図8】同第一係止部及び第一係合部部分の側断面図で
ある。
【図9】他の形態を示す第一係止部部分の斜視図であ
る。
【図10】同第一係止部及び第一係合部部分の側断面図
である。
【図11】他の形態を示す第一係止部部分の斜視図であ
る。
【図12】同第一係止部及び第一係合部部分の側断面図
である。
【図13】他の形態を示す第二係止部部分の斜視図であ
る。
【図14】他の形態を示す第二係止部部分の斜視図であ
る。
【図15】他の形態を示す第二係止部及び第二係合部部
分の側断面図である。
【図16】他の形態を示す第二係止部及び第二係合部部
分の側断面図である。
【図17】本発明の一実施の形態を示す第二係止部及び
第二係合部部分の側断面図である。
【図18】他の実施の形態を示す第二係止部及び第二係
合部部分の側断面図である。
【図19】同分解斜視図である。
【図20】他の実施の形態を示す斜視図である。
【図21】他の実施の形態を示す第二係部部部分の斜視
図である。
【図22】同第二係止部及び第二係合部部分の断面図で
ある。
【図23】他の形態を示す斜視図である。
【図24】他の形態を示す斜視図である。
【図25】従来例を示す斜視図である。
【図26】同正断面図である。
【符号の説明】
10 収納凹部 11 容器本体 31 蓋体 41 中皿 47 第一係止部 48 第一係合部 49 切欠部 51 第二係止部 53 第二係合部 52 弾性片 54 解除操作部 56 押圧片 61 開口部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体(11)と蓋体(31)とが開
    閉自在にヒンジ結合され、容器本体(11)の収納凹部
    (10)に中皿(41)を内嵌保持するようにした容器
    において、 容器本体(11)の収納凹部(10)の前端側に、第一
    係止部(47)が設けられ、中皿(41)に、該中皿
    (41)の前端側をその内嵌位置で上方移動を規制する
    ように第一係止部(47)に係脱自在に係合する第一係
    合部(48)が設けられ、 容器本体(11)の収納凹部(10)の後端側に、鉤形
    に上方突出した第二係止部(51)が設けられ、容器本
    体(11)の底壁(12)後端部に、第二係止部(5
    1)の前方に対応して開口部(61)が設けられ、 中皿(41)の後壁(44)に、開口部(61)から容
    器本体(11)の下方に露出させてから上方に突出され
    た後、第二係止部(51)の上方を通るように後方突出
    された弾性片(52)が設けられ、弾性片(52)の後
    方突出した上端部が被押圧部(55)とされ、弾性片
    (52)の上端部に、中皿(41)の後端側をその内嵌
    位置で上方移動を規制するように第二係止部(51)に
    下側から係脱自在に係合する第二係合部(53)が設け
    られ、弾性片(52)の下側中途部に、容器本体(1
    1)の下方から開口部(61)を通して第二係合部(5
    3)を第二係止部(51)から外すための解除操作部
    (54)が設けられ、蓋体(31)を閉塞したときに、
    第二係合部(53)を第二係止部(51)に係合させる
    と共に中皿(41)の後端側を容器本体(11)の収納
    凹部(10)に嵌合させるように、被押圧部(55)を
    下方に押圧する押圧片(56)が、蓋体(31)の後端
    側に設けられている ことを特徴とする容器。
  2. 【請求項2】 容器本体(11)と蓋体(31)とが開
    閉自在にヒンジ結合され、容器本体(11)の収納凹部
    (10)に中皿(41)を内嵌保持するようにした容器
    において、 容器本体(11)の収納凹部(10)の前端側に、第一
    係止部(47)が設け られ、中皿(41)に、該中皿
    (41)の前端側をその内嵌位置で上方移動を規制する
    ように第一係止部(47)に係脱自在に係合する第一係
    合部(48)が設けられ、 容器本体(11)の収納凹部(10)の後端側に、鉤形
    に上方突出した第二係止部(51)が設けられ、容器本
    体(11)の底壁(12)後端部に、第二係止部(5
    1)の前方に対応して開口部(61)が設けられ、 中皿(41)の後壁(14)に、第二係止部(51)の
    上方を通って後方突出する弾性片(52)が設けられ、
    弾性片(52)の後方突出部が被押圧部(55)とさ
    れ、弾性片(52)の中途部から、前記開口部(61)
    から容器本体(11)の下方に露出するように下方突出
    した弾性係合片(52a)が設けられ、弾性係合片(5
    2a)に、第二係止部(51)に下側から係脱自在に係
    合する第二係合部(53)が設けられ、弾性係合片(5
    2a)の下端部に、容器本体(11)の下方から開口部
    (61)を通して第二係合部(53)を第二係止部(5
    1)から外すための解除操作部(54)が設けられ、 蓋体(31)を閉塞したときに、第二係合部(53)を
    第二係止部(51)に係合させると共に中皿(41)の
    後端側を容器本体(11)の収納凹部(10)に嵌合さ
    せるように、被押圧部(55)を下方に押圧する押圧片
    (56)が、蓋体(31)の後端側に設けられている
    とを特徴とする容器。
  3. 【請求項3】 容器本体(11)の収納凹部(10)を
    取り囲む起立壁に、切欠部(49)が設けられ、この切
    欠部(49)に対応する位置に、前記第二係止部(5
    1)が弾性変形可能に設けられていることを特徴とする
    請求項1又は2に記載の容器。
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