JP2502233Y2 - 缶口封緘装置 - Google Patents

缶口封緘装置

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JP2502233Y2
JP2502233Y2 JP4857492U JP4857492U JP2502233Y2 JP 2502233 Y2 JP2502233 Y2 JP 2502233Y2 JP 4857492 U JP4857492 U JP 4857492U JP 4857492 U JP4857492 U JP 4857492U JP 2502233 Y2 JP2502233 Y2 JP 2502233Y2
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JP
Japan
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sealing member
winding portion
sealing
protrusion
sealing device
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JP4857492U
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Inventor
泰久 広浜
寛 鷲塚
利治 関
Original Assignee
広浜金属工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、弾性鉤止片付キャップ
に嵌着した金属製封緘部材の下端部を爪片で締付けて封
緘する缶口封緘装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の缶口封緘装置としては、実公昭5
3−53644号公報に示されているように、多数個の
爪片を円筒状に組合せ、この爪片の下端内側に封緘部材
に当接自在な突起部を有するものが公知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、かかる従来の
缶口封緘装置は、爪片の突起部の先端面が単なる垂直面
であるため、封緘部材の下端部に巻設部を有する場合と
そうでない場合との両方には対応できず、突起部の内径
の異なる2種類の缶口封緘装置を用意しなければならな
いという不都合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、かかる課題を
解決するためになされたもので、多数個の爪片(4a)
を円筒状に組合せ、この爪片(4a)の下部内側に金属
製封緘部材(3)の下端部に当接自在な突起部(4b)
を有する缶口封緘装置において、前記突起部(4b)の
下端部内面に前記封緘部材(3)の下端巻設部(3b)
に合致する凹部(4c)を形成したことを特徴とする缶
口封緘装置である。
【0005】
【作用】かかる缶口封緘装置によれば、巻設部(3b)
を有しない封緘部材(3)の場合には、突起部(4b)
の凹部(4c)の直上部分にて封緘部材(3)の側壁
(3a)の下端傾斜面部(3c)を変形させて封緘で
き、巻設部(3b)を有する封緘部材(3)の場合には
突起部(4b)の凹部(4c)にて封緘部材(3)の巻
設部(3b)を変形させて封緘することができる。
【0006】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1〜図4に基い
て説明する。1は缶口で、その側面に全周にわたって凹
溝部1aを有している。2は弾性鉤止片付キャップで、
上壁を出没自在となし、側壁に等間隔の弾性鉤止片2a
を有している。この弾性鉤止片2aの下端は缶口1の凹
溝部1aの上部に嵌着されている。3はアルミニュウム
・ブリキ等の金属製封緘部材で、図1・図2に示す様な
その側壁3aの下端に巻設部を有しないものと、図3・
図4に示す様なその側壁3aの下端に巻設部3bを有す
るものとがある。巻設部3bを有する封緘部材3は、巻
設部3bを有しないものと比較して封緘機能が著しく良
好なために広く実用化される傾向にある。4は缶口封緘
装置で、多数個の爪片4aを円筒状に組合せて、この爪
片4aが開拡したり閉じたりするように構成されてい
る。爪片4aの下端部内側に突起部4bを有している。
この突起部4bの下端部内面には前記封緘部材3の巻設
部3bに合致する凹部4cを有している。突起部4b
は、爪片4aが閉じた状態で封緘部材3の下端部に当接
して締付けるようになっている。即ち、爪片4aが閉じ
られると、巻設部3bを有しない封緘部材3の場合には
突起部4bは、凹部4cの直上部分が封緘部材3の側壁
3aの下端傾斜面部3cにまず当接して変形させ、更に
突起部4bの上部傾斜面4d全体が当接して変形させ、
所定の封緘が完了する。巻設部3bを有する封緘部材3
の場合には、突起部4bの上部傾斜面4d全体が下端傾
斜面部3cに当接して変形させると共に、凹部4cが巻
設部3bに当接して変形させ所定の封緘が完了する。従
って、一つの缶口封緘装置4により巻設部3bを有する
封緘部材3と巻設部3bを有しない封緘部材3との両方
の封緘をすることができる。
【0007】
【考案の効果】本考案によれば、巻設部を有する封緘部
材でも巻設部を有しない封緘部材でも一つので封緘でき
る缶口封緘装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の缶口封緘装置の巻設部を有しない封緘
部材を締める直前の要部断面図である。
【図2】同封緘完了時の要部断面図である。
【図3】本考案の缶口封緘装置の巻設部を有する封緘部
材を締める直前の要部断面図である。
【図4】同封緘完了時の要部断面図である。
【符号の説明】
1……缶口 1a…凹溝部 2……弾性鉤止片付キャップ 2a…弾性鉤止片 3……封緘部材 3a…側壁 3b…巻設部 3c…下端傾斜面部 4……缶口封緘装置 4a…爪片 4b…突起部 4c…凹部 4d…上部傾斜面

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数個の爪片(4a)を円筒状に組合
    せ、この爪片(4a)の下部内側に金属製封緘部材
    (3)の下端部に当接自在な突起部(4b)を有する缶
    口封緘装置において、前記突起部(4b)の下端部内面
    に前記封緘部材(3)の下端巻設部(3b)に合致する
    凹部(4c)を形成したことを特徴とする缶口封緘装
    置。
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JPH0625200U JPH0625200U (ja) 1994-04-05
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