JPH0344690Y2 - - Google Patents

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JPH0344690Y2
JPH0344690Y2 JP17449885U JP17449885U JPH0344690Y2 JP H0344690 Y2 JPH0344690 Y2 JP H0344690Y2 JP 17449885 U JP17449885 U JP 17449885U JP 17449885 U JP17449885 U JP 17449885U JP H0344690 Y2 JPH0344690 Y2 JP H0344690Y2
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crown
container
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mouth
container body
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JP17449885U
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、栓抜きで脱冠する王冠蓋を備えたキ
ヤツプ付き容器に関する。
「従来の技術」 従来から王冠蓋における封印機能としては多種
のものが提供されている。その代表的なものを挙
げると、王冠上面を開口し、この王冠の内側に軟
金属板製の円筒形裏栓を重ね、その上面の開口縁
を折り返して王冠の開口縁を抱かせたもの(実公
昭30−488号)がある。
「考案が解決しようとする問題点」 前記従来手段によれば、王冠を外せば裏栓の折
り返し縁が破損することで不正詰替え等の防止、
即ち封印機能が得られるが、この場合王冠を開口
することから壜口に挿栓する木栓が必要となり、
さらに王冠に裏栓を組込むので構造、組立てが面
倒となる欠点があつた。
そこで、本考案の目的は、簡易な構造、組立て
で確実な封印機能が得られるキヤツプ付き容器を
得るにある。
「問題点を解決するための手段」 上記目的を達成するため、本考案に係るキヤツ
プ付き容器は壜状容器体1と、該容器体口部に気
密に嵌着させた金属製王冠蓋2と、該王冠蓋下方
の容器体口頸部部分外面に、筒状部4を固着させ
ると共に、該筒状部の左右両部間に架設させた橋
状板5下面を王冠蓋外面に圧接させた封印部材3
とからなり、上記橋状板5の少くとも一方基端に
破断線6を横設させたことを特徴とする。
「作用」 容器体1内液体を正規に注出する場合は、例え
ば第1図の状態から封印部材3(橋状板5)に覆
われていない王冠蓋外面部分に栓抜きAを作用す
れば良い(第2図参照)。
これにより、王冠蓋2は封印部材3の有無に拘
らず容易に脱冠し、同時に封印部材の橋状板5基
端の破断線6に上記脱冠時の強い力が作用して当
該破断線6が破断する。
勿論、上記橋状板5下面を王冠蓋2外面に圧接
させているため、橋状板基橋の破断線6を破断せ
ずに、上記王冠蓋を栓抜きにより脱冠することは
不可能である。
「実施例」 以下添付図面に基づいて、本考案の一実施例を
説明する。
第1図及び第2図において、1は壜状容器体、
2は金属製王冠蓋、3は封印部材である。
壜状容器体1は、細長い口部の上部外面に図示
しない凹条が周設されてなり、王冠蓋2はその周
壁7下部を上記凹条に打栓機によりカシメ固定さ
れてなる。勿論、上記王冠蓋の頂壁下面には図示
しないパツキングが貼着される。
封印部材3は、上記王冠蓋2下方の容器体1口
頸部部分外面に、筒状部4を適宜図示しない凹凸
条の係合手段を介して固着させると共に、該筒状
部の左右両部間に架設させた橋状板5下面を王冠
蓋2外面に圧接させてなる。
そして、上記橋状板5の両端に破断線6が横設
されている。本実施例では破断線6として橋状板
に薄肉部が形成されている。
第3図は本考案の別の実施例を示すもので、先
の実施例における封印部材3の外面上部に注出栓
20が装着されている。
上記注出栓20は、封印部材3の筒状部4外面
に着脱自在に嵌合する外筒21と、上記王冠蓋2
の離脱後に容器体1口部外面に嵌合する中間筒2
2と、同じく王冠蓋2の離脱後に容器体1口部内
面に水密に嵌合する注出筒23とが適宜連結片で
一体化された本体部24と、上記外筒の後縁部に
蓋板25周縁から垂設した周壁26後縁部を肉薄
の三点ヒンジ等を介して蓋板の弾性反転が可能に
連結させると共に、蓋板の中央部下面から、上記
注出筒内に着脱自在に嵌合する筒状栓体27を垂
設させた蓋部28とから構成される。
従つて、本実施例では、前記した王冠蓋2の取
外し後に上記注出栓20を容器体1口部に装着す
ることにより、該注出栓20を介して容器体内液
体が必要時に速やかに注出可能となる。
「考案の効果」 以上説明したように本考案によれば、王冠蓋を
栓抜きが使用可能なように部分的に封印すると共
に、栓抜きによる脱冠時には容易に破断可能な封
印部材を容器体口部に嵌着するようにしたので、
簡単な構造で封印機能が得られ、部品点数及び組
立工数の削減によりコストの低減がはかれるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案容器の一実施例を示す斜視図、
第2図はその使用状態を示す斜視図、第3図は本
考案容器の別の実施例を示す一部切欠き斜視図で
ある。 1……壜状容器体、2……金属製王冠蓋、3…
…封印部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 壜状容器体1と、該容器体口部に気密に嵌着さ
    せた金属製王冠蓋2と、該王冠蓋下方の容器体口
    頸部部分外面に、筒状部4を固着させると共に、
    該筒状部の左右両部間に架設させた橋状板5下面
    を王冠蓋外面に圧接させた封印部材3とからな
    り、上記橋状板5の少くとも一方基端に破断線6
    を横設させたことを特徴とするキヤツプ付き容
    器。
JP17449885U 1985-11-12 1985-11-12 Expired JPH0344690Y2 (ja)

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JP17449885U JPH0344690Y2 (ja) 1985-11-12 1985-11-12

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JP17449885U JPH0344690Y2 (ja) 1985-11-12 1985-11-12

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Publication Number Publication Date
JPS6282959U JPS6282959U (ja) 1987-05-27
JPH0344690Y2 true JPH0344690Y2 (ja) 1991-09-19

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JP17449885U Expired JPH0344690Y2 (ja) 1985-11-12 1985-11-12

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JPS6282959U (ja) 1987-05-27

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