JPS5811709Y2

JPS5811709Y2 - 容器

Info

Publication number: JPS5811709Y2
Application number: JP1978022622U
Authority: JP
Inventors: 遠藤修三
Original assignee: 株式会社吉野工業所
Priority date: 1978-02-23
Filing date: 1978-02-23
Publication date: 1983-03-05
Also published as: JPS54126962U

Description

【考案の詳細な説明】本案は容器特に封緘式注出栓及びキャップを備えた容器
に係る。

本案は注出栓を確実十分な封緘式にすると共に、その開
封を容易とし、また、この封緘式注出栓及びキャップを
一挙に容器本体に装着できるようにしようとするもので
ある。

以下、図示の実施例について説明する。

第１図、第２図は、−例を示すものであり、第１図、第
２図に釦いて、１は容器本体、２は注出栓、３は注出栓
に付帯の封緘栓、４はキャップである。

な訣、これらの部材は、適宜合成樹脂から成る。

上記容器本体１は、上端に口部１１を有し、該口部１１
は外周縁に係合突条１２を備え、また、口部１１の下に
段１３付で口部１１よりも大径の頚部１４が連なり、該
頚部１４は外周に雄螺条１５を備え、該頚部１４の下に
胴部１６が連なっているものである。

上記注出栓２ば、頂壁２１の中央に注出口２２を有し、
該注出口の内外日録部２２ａｔ２２ｂはそれぞれ少々膨
出している。

また、頂壁２１から周壁部において外嵌着筒２３を、そ
の内側に督いて内嵌着筒２４をそれぞれ垂設してかり、
この内外周嵌着筒２３，２４を容器本体口部１１に内外
から挟着状態で嵌着させるようになっている。

そして、外嵌着筒２３は内周に容器本体口部１１の係合
突条１２と係合の係合突条２５を備え、かつ上記嵌着時
に下端が容器本体の上記段１３部に接するようになって
いる。

さらに、頂壁２１の周縁部から上方へ上記外嵌着筒２３
に連ねて適宜高さの起立筒２６を突設し、該起立筒２６
の一部を切欠２７している。

注出栓２に付帯の上記封緘栓３ば、注出栓２の上記起立
筒２６の内周に嵌合の円板３１に、これの周縁に沿って
０字状の破断線、即ち、切溝３２を設けると共に、該切
溝３２内のところどころで両溝壁間を肉薄破断片３３・
・・により連結している。

筐た、円板３１の下面中央に、注出栓２の上記注出口２
２に比較的固く貫通嵌合の係止突条付嵌合子３４を普段
してかり、該嵌合子３４は中空でその中空内部３５は円
板３１上面に開口している。

な訃、破断線としては切溝と肉薄破断片に代え肉薄破断
線又はミシン目線を設けてもよい。

上記キャップ４は、頂壁４１の内面中央に、上記嵌合子
３４の中空内部３５へ回転可能にかつ比較的外し易く嵌
合の棒４２を垂設しており、容器本体頚部１４を開成す
る周壁４３の内面に、容器本体頚部１４の雄螺条１５と
螺合の雌螺条４４を有するものである。

而して、容器本体１に注出栓２及びキャップ４を装着す
るときは予め、注出栓２の上方より封緘栓３を嵌着して
おき、叩ち、到緘栓３の嵌合子３４を注出栓２の注出口
２２に、円板３１周面を注出栓２の起立筒２６内にそれ
ぞれ嵌合させ、その際に円板３１のＣ字状切溝３２の中
程を起立筒２６の切欠２７に位置させて取付けて釦き、
さらに封緘栓３の嵌合子中空内部３５をキャップ４の棒
４２に嵌めて、封緘栓３並びに注出栓２をキャップ４に
内装しておく。

そうして、容器本体１に各種液体等の収納物を充填した
後、キャップ４を上方より容器本体頚部１４へ螺着する
。

そうすれば、注出栓２がキャンプ４で圧迫されて、自動
的はに容器本体口部２１へと嵌着する。

嵌着した注出栓２は内外嵌着筒２３，２４が容器本体口
部１１に挟着しかつ双方の係合突条１２゜２５が互いに
係合するので強固に嵌り、また、外嵌着筒２３の下端が
容器本体１０段１３部に接して手掛りがないから、尋常
の手段では外すことはできない。

次に、収納物を注出するときは、キャップ４を螺脱し、
注出栓２の起立筒２６にある切欠２７のところで爪を封
緘栓３の円板３１の縁部に掛け、上方へ引上げれば、円
板３１のＣ字状切溝３２にある各肉薄破断片３３・・・
が破断されて円板３１の周縁部３１ａがリング状に起上
るので、これに指を掛けて上方へ引上げると、封緘栓３
が注出栓２より簡単に外れて注出口２２が開口し、収納
物の注出を得る。

なお、注出後、封緘栓３を注出口２２の単なる栓として
使用できる。

第３図は、他の例を示すものであり、封緘栓３とキャッ
プ４において前例と少々異なっている。

叩ち、封緘栓３の嵌合子３４の内部が無空となって釦り
、また、キャップ４の頂壁４１の内面に、注出栓２の起
立筒２６外周と回転可能に嵌合の嵌合筒４５を備えてい
る。

他は前例と同じである。この場合も前例と同様にして注
出栓２、封緘栓３並びにキャップ４を容器本体１へと装
着し、オた、封緘栓３を取外して収納物の注出を得る。

本案によれば、予め、注出栓２に封緘栓３を嵌め、かつ
これをキャップ４内に嵌めておくことにより、容器本体
１へ液体等の収納物の充填後単にキャップ４を被着させ
るだけで、注出栓２を一挙に装着でき、従って、打栓作
業が簡素化でき、自動機械による打栓が容易となるばか
りでなく、その自動機械が著しく簡潔にかつ安置に得ら
れる。

筐た、容器本体に取付けられた注出栓２には取外しの手
掛りはなく、尋常な手段では取外しが不能であり、かつ
封緘栓３にも一定の箇所即ち開封箇所にだけにしか手掛
りがないので、容器本体は開封しない限す開口し得す、
確実十分な封緘効果が得られ、しかも、その開封に際し
封緘栓３の周縁部３１ａがリング状に切り起されるので
、これへ指を掛けて十分に力を加えることができて封緘
栓３を容易に取外すことができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本案の実施例で、第１図は一例の要部の縦断側面
図、第２図はその分解斜視図、第３図は他の例の要部の
縦断側面図である。１・・・容器本体、２・・・注出栓、１１・・・口部、
３・・・封緘栓、４・・・キャップ、２２・・・注出口
、２６・・・起立筒、２Ｔ・・・切欠、３２・・・切溝
、３３・・・肉薄破断片、３４・・嵌合子、４２・・・
棒、４３・・・周壁、４５・・・嵌合筒。

Claims

【実用新案登録請求の範囲】１上端に口部１１を有し、該口部には外周縁に係合突
条１２を設け、該口部の下に段１３付で口部よシ犬径の
頚部１４を連ね、該頚部には外周に雄螺条１５を設け、
該頚部の下に胴部１Ｇを連ねた容器本体１と、１１上記容器本体１０口部１１の内外に嵌る内外周
嵌着筒２３，２４を設け、該内外周嵌着筒に頂壁２１の
周縁部を連ね、該頂壁の中央に注出口２２を設け、外嵌
着筒２３の下端を上記口部の下の段部１３へ接するよう
にし、該外嵌着筒の内周に上記口部の係合突条１２と係
合する係合突条２５を設け、頂壁２１の周縁部から上方
へ適宜高さの起立筒２６を突設し、該起立筒２６の一部
を切欠２７して、上記口部へ嵌着した注出栓２と、１１１上記注出筒２の起立筒２６の内周に嵌合する
円板３１を設け、該円板に周縁に沿５Ｃ字状の破断線を
設け、また、円板３１の下面中央に上記注出口２２へ嵌
合する上面開口でかつ中空の嵌合子３４を垂設し、上記
注出筒２上面へ嵌着した封緘栓３と、１■ 上記封緘栓３の嵌合子３４の中空内部へ軽くか
つ回転可能に嵌る棒４２を頂壁４１の内面中央から垂設
し、該頂壁４１の周縁部から上記容器本体１の頚部１４
へ外嵌する周壁４３を垂設し、該周壁の内周にその頚部
の雄螺条１５と螺合する雌螺条４４を周設して、上記頚
部１４へ着脱自在に螺着すると共に上記注出栓２及び上
記封緘栓３を内装したキャップ４と、から戊る容器。