JPH082118Y2 - 蓋付き注出栓の液跳ね・液垂れ防止装置 - Google Patents

蓋付き注出栓の液跳ね・液垂れ防止装置

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JPH082118Y2
JPH082118Y2 JP1989076070U JP7607089U JPH082118Y2 JP H082118 Y2 JPH082118 Y2 JP H082118Y2 JP 1989076070 U JP1989076070 U JP 1989076070U JP 7607089 U JP7607089 U JP 7607089U JP H082118 Y2 JPH082118 Y2 JP H082118Y2
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JP
Japan
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lid
pouring
plug
pouring plug
cylinder
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博 水島
修三 遠藤
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、蓋付き注出栓の液跳ね・液垂れ防止装置に
係るものである。
「従来の技術と考案が解決しようとする課題」 卓上型ソース容器等において、びんの口部に取り付け
られる蓋付き注出栓は通常、広口の注出筒を突出した注
出栓の上に蓋体を備え、該蓋体の内面に上記注出筒と嵌
合する栓筒を設けている。
しかし、持ち運び等において、蓋体内面にソース等の
内容物が付着すると、これが開蓋時に液跳ねし、或い
は、液垂れして、周辺を汚すことがある。
本考案は、かかる問題点を解決しようとするものであ
る。
「課題を解決するための手段」 上記目的達成のため、請求項1の考案は、広口の注出
筒22を突設した注出栓2の上に蓋体3を装備させ、該蓋
体の内面に上記注出栓22と嵌合する栓筒33を設けて成る
蓋付き注出栓において、蓋体3内面の栓筒33の囲成内部
を彎曲凹面32に形成したことを特徴とする。
請求項2の考案は、広口の注出筒22を突設した注出栓
2の上に蓋体3を装備させ、該蓋体の内面に上記注出栓
22と嵌合する栓筒33を設けて成る蓋付き注出栓におい
て、蓋体3内面の栓筒33の囲成内部を傾斜面35に形成す
るとともに、該傾斜面の末端部にて栓筒33内面から垂片
36…を垂設したことを特徴とする。
また、請求項3の考案は、広口の注出筒22を突設した
注出栓2の上に蓋体3を装備させ、該蓋体の内面に上記
注出栓22と嵌合する栓筒33を設けて成る蓋付き注出栓に
おいて、蓋体3内面の栓筒33の囲成内部を平坦面37に形
成するとともに、栓筒33内面の適所から垂片36…を垂設
したことを特徴とする。
「作用」 如上の構成であるから、請求項1の考案にあっては、
蓋体3の彎曲凹面32に付着したソース等の内容物は、そ
の彎曲凹面32を伝って速やかに流下し、注出栓2の注出
筒22内面へ、そして、これを取り付けたびん1内へと流
下する。したがって、蓋体3内面に内容物が残留するこ
とはなく、液跳ね、液垂れの原因となることはない。
請求項2の考案にあっては、蓋体3の傾斜面35に付着
したソース等の内容物は、その傾斜面を伝って速やかに
流下し、かつ、垂片36…に誘引されて、注出栓2の注出
筒22内へ、そして、これを取り付けたびん1内へと滴下
する。したがって、蓋体3内面に内容物が残留すること
はなく、液跳ね・液垂れの原因となることはない。
また、請求項3の考案にあっては、蓋体3の平坦面37
に付着したソース等の内容物は、垂片36…に誘引され
て、注出栓2の注出筒22内へ、そして、これを取り付け
たびん1内へと流下する。したがって、蓋体3内面に内
容物が残留することはなく、液跳ね、液垂れの原因とな
ることはない。
「実施例」 第1図乃至第3図は、請求項1の考案に係る実施例を
示している。
図において、1は、びん、2は、該びんの口部11に嵌
着固定した注出栓、3は、該注出栓に装着した蓋体であ
り、いずれも合成樹脂から成る。
注出栓2は、比較的柔らかい合成樹脂を用い、びん口
部11の内外に嵌着係合させるよう形成し、頂壁21の上面
から先端が拡開する広口の注出筒22を突設し、該注出筒
の囲成内部に破断除去可能な閉口片23を設け、該閉口片
の上面にプルリング24を付設しており、該プルリングを
上方へ強く引くことにより閉口片23を破断除去し、開口
させることができるようになっている。
蓋体3は、比較的硬い合成樹脂を用い、内面に上記注
出筒22内に嵌合する栓筒33を有し、該栓筒内をドーム天
井状の彎曲凹面32を形成している。なお、かまぼこ天井
状の彎曲凹面であってもよい。
また、蓋体3は、後部を弾性反転型ヒンジ34を介して
枠体31に一体に連設し、該枠体を上記注出筒22の外周に
嵌合連結手段Aを介して結合一体化させており、その弾
性反転型ヒンジ34により弾性反転を以て開閉できるよう
にしている。なお、枠体31は、下端をびん1の肩部に嵌
着係合させている。
この実施例の場合、蓋体3の彎曲凹面32に付設したソ
ース等の内容物は、第3図に示すように、注出筒22へと
流下する。
第4図、第5図は、請求項2の考案に係る実施例を示
している。
この場合、前例のものにおいて、蓋体3の栓筒33内を
後方へと次第に低くなる傾斜面35に形成するとともに、
その傾斜面の末端部たる後端部にて栓筒33内面から3つ
の垂片36…を垂設している。
また、蓋体3のヒンジを単なる薄肉ヒンジ39にし、閉
蓋係止手段Bを設けている。
他は前例と同様につき説明を省略する。
第6図、第7図は、請求項3の考案に係る実施例を示
している。
この場合、前例のものにおいて、蓋体3の栓筒33内を
傾斜凹面35に代え平坦面37としている。
他は前例と同様につき説明を省略する。
「考案の効果」 請求項1、請求項2及び請求項3の考案によれば、蓋
体3に付着したソース等の内容物は速やかに流下して、
蓋体3に残留せず、したがって、蓋体3の開蓋において
液跳ねも、液垂れも生ぜず、周辺を汚すようなことはな
い。構造並びに製作簡単で安価に提供でき、実用上頗る
有益である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、請求項1の考案に係る実施例を示す截断側面
図、第2図は、同例の平面図、第3図は、同例の説明
図、第4図は、請求項2の考案に係る実施例を示す截断
側面図、第5図は、同例の斜視図、第6図は、請求項3
の考案に係る実施例を示す截断側面図、第7図は、同例
の斜視図である。 1…びん、2…注出栓 3…蓋体、22…注出筒 23…閉口片、24…プルリング 31…枠体、32…彎曲凹面 33…栓筒、34…弾性反転型ヒンジ 35…傾斜面、36…垂片 37…平坦面、39…薄肉ヒンジ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】広口の注出筒22を突設した注出栓2の上に
    蓋体3を装備させ、該蓋体の内面に上記注出栓22と嵌合
    する栓筒33を設けて成る蓋付き注出栓において、蓋体3
    内面の栓筒33の囲成内部を彎曲凹面32に形成したことを
    特徴とする蓋付き注出栓の液跳ね・液垂れ防止装置。
  2. 【請求項2】広口の注出筒22を突設した注出栓2の上に
    蓋体3を装備させ、該蓋体の内面に上記注出栓22と嵌合
    する栓筒33を設けて成る蓋付き注出栓において、蓋体3
    内面の栓筒33の囲成内部を傾斜面35に形成するととも
    に、該傾斜面の末端部にて栓筒33内面から垂片36…を垂
    設したことを特徴とする蓋付き注出栓の液跳ね・液垂れ
    防止装置。
  3. 【請求項3】広口の注出筒22を突設した注出栓2の上に
    蓋体3を装備させ、該蓋体の内面に上記注出栓22と嵌合
    する栓筒33を設けて成る蓋付き注出栓において、蓋体3
    内面の栓筒33の囲成内部を平坦面37に形成するととも
    に、栓筒33内面の適所から垂片36…を垂設したことを特
    徴とする蓋付き注出栓の液跳ね・液垂れ防止装置。
JP1989076070U 1989-06-28 1989-06-28 蓋付き注出栓の液跳ね・液垂れ防止装置 Expired - Fee Related JPH082118Y2 (ja)

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KR20190138805A (ko) * 2017-04-13 2019-12-16 니혼 클로져 가부시키가이샤 힌지 캡

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