JP3805455B2 - 飲料用注出容器 - Google Patents
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、キャップに設けた注出筒に閉蓋筒を被嵌した飲料用注出容器に関する。
【０００２】
【従来の技術】
キャップの上部に設けた注出筒に上下動可能の閉蓋筒を被嵌し、注出口を開閉可能にするようにした注出容器は、従来より周知である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の注出容器は、主として家庭用洗剤，化粧料等の注出容器として使用されてきたが、最近上記注出容器が、飲料用の注出容器として直接注出口から吸飲するようにして使用されるようになっている。
その際、手が汚れているときに、汚れた手指で閉蓋筒に触れると、手指の塵埃、雑菌等が閉蓋筒表面に付着し、衛生上よくないという問題が生じてきた。
また、内容液を一時に吸飲するときには問題がないが、容量が大きくて一時に飲みきれなく、時間をおいて内容液を吸飲するため、閉蓋筒を封鎖し一時的に保存しょうとするときには、口を付けた閉蓋筒に空気中の塵埃、雑菌等が付着し、衛生上よくないという問題も生じてきた。
【０００４】
上記問題点を解決するため、閉蓋筒を覆うコップ状覆蓋を、連結片を介してキャップに取着した飲料用容器が提案されているが、コップ状覆蓋を連結片を介してキャップに取着しているので、吸飲時の注出口開閉にあたって、コップ状覆蓋の開閉と閉蓋筒の開閉操作とをしなければならなかった。
【０００５】
本発明は、前記各問題点を解決するとともに上記提案技術をさらに改善することを技術的課題とし、注出筒に被嵌された閉蓋筒を覆う覆蓋を備えた閉蓋筒付キャップを備えた飲料用注出容器において、閉蓋筒とその覆蓋とを蝶番で結合し、覆蓋の開蓋と同時に閉蓋筒を上昇させ、注出口を開くことができるようにした容器を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の問題点を解決するため、飲料用注出容器として、上部に注出筒を設けたキャップと、注出筒に上下動自在に被嵌され、注出口を開閉可能とした閉蓋筒と、該閉蓋筒を覆う覆蓋とを具えた飲料用容器であって、前記閉蓋筒は、その下端にフランジが設けられ、前記覆蓋は、台板と該台板と一体に成形された蓋体とからなっており、台板が蝶番を介してフランジに取着されており、覆蓋の開蓋とともに閉蓋筒を上昇させ、注出口を開くようにしたことを特徴とする構成を採用する。
【０００７】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図１において、Ａは飲料液が収納された容器であり、ＰＥＴ、ポリエチレンその他の合成樹脂を素材として成形されている。
Ｂはキャップ、Ｃはキャップに被嵌された閉蓋筒、Ｄは該閉蓋筒に蝶番を介して取着された覆蓋であり、いずれもポリエチレンその他の合成樹脂を素材として成形されている。
【０００８】
図１，２に示すように、容器Ａは、容器胴部１と容器口部２とを具え、容器口部２には、ネジ３が形成されている。
キャップＢは、嵌着筒４と上壁５、その上面に立設された注出筒６からなり、嵌着筒４の内周には、前記容器口部２のネジ３に螺合するネジ７が設けられている。
【０００９】
前記注出筒６は、上壁５から上方に延長するように配設されており、その下部外周には拡径された係合部８が形成され、上端外周には係合突条９が形成されている。
注出筒６の上端には、複数の支持杆１０によって円形の栓部材１１が取着されており、栓部材１１と注出筒６内周との間に内容液の注出流路１２が形成されている。
【００１０】
図３に示すように、閉蓋筒Ｃは、頂壁２０と側筒壁２１および側筒壁２１の下端に形成されたフランジ２２とからなっている。
頂壁２０の中央には、前記栓部材１１に嵌合する開口２３が設けられており、閉蓋筒Ｃを上昇させたときには、前記注出流路１２に連続する飲料液の注出口Ｘが形成される。
側筒壁２１の下端部には、フランジ２２に連接する拡径段部２４が形成されており、覆蓋Ｄが嵌合されるようになっている。
側筒壁２１の内周には、注出口Ｘの封鎖時に前記係合部８に接合し、解放時に係合突条９に係合して閉蓋筒Ｃの抜け落ちが防止されるよう係止突条２５が設けられている。
【００１１】
覆蓋Ｄは、台板３０と該台板３０に一体成形された蓋体３１とからなり、前記台板３０は、蝶番３２を介して閉蓋筒Ｃのフランジ２２に連結されている。
蝶番３２の両側には、フランジ２２と台板３０を連結する連結片３３が設けられ、覆蓋Ｄの開閉時に覆蓋がスナップ動作をするようにしている。
台板３０の蝶番３２の反対側端部には、閉蓋時にフランジ２２円周面に係合する係合片３４が形成されており、該係合片３４の外周にはつまみ３５が設けられ、内側にはフランジ２２外周に係合する膨出部３６が設けられている。
前記蓋体３１は、頂壁３７と側周壁３８とからなり、側周壁３８の端縁３９の内周の径は、前記閉蓋筒の拡径段部２４に被嵌されるよう拡径段部２４の外径とほぼ等しくなっている。
【００１２】
次に、前記注出容器の使用態様と効果について説明する。
上記飲料用容器には、所定量の飲料が充填された後、覆蓋Ｄで被蓋したキャップＢが被嵌され、包装フィルムで包装されるが、吸飲時には、包装フィルムをはがして容器Ａを保持し、覆蓋Ｄのつまみ３５を摘んで覆蓋Ｄを蝶番３２の周りを廻動させつつ上方に持ち上げると、閉蓋筒Ｃを露出させると同時に閉蓋筒Ｃの注出口Ｘを開くことができる。
内容液を一時に飲みきれず、一時的に保存しょうとするときには、閉蓋筒Ｃに覆蓋Ｄを被せると、覆蓋Ｄを介して閉蓋筒Ｃを押し下げ、注出口Ｘを閉鎖することができ、閉蓋筒Ｃの開閉に際して汚れた手指で閉蓋筒Ｃに触れることもないし、保存には覆蓋Ｄによって閉蓋筒Ｃを被うので、閉蓋筒Ｃの表面に塵埃、雑菌等が付着することを防ぐことができる。
【００１３】
上記説明では、飲料を収容する飲料用注出容器として作用効果を説明したが、家庭用洗剤、化粧料等の注出容器として用いてもよく、その場合には、使用中に閉蓋筒Ｃの表面に付着した内容液、塵埃等によって手指が汚れることを防ぐことができる。
【００１４】
前記実施形態では、キャップＢを容器Ａに取着するにあたって、容器口部２外周とキャップＢの嵌着筒４内周とにそれぞれネジ３，７を設け、キャップＢを容器Ａに螺着するようにしているが、容器口部２外周と嵌着筒４内周とにそれぞれ嵌合突条を設け、打栓によって嵌着するようにしてもよい。
【００１５】
また、前記実施形態では、覆蓋Ｄを開閉蓋Ｃに嵌合させるために、台板３０に設けた係合片３４に、開閉蓋Ｃのフランジ２２外周に係合する膨出部３６を設けているが、係合片３４に膨出部３６を設ける代わりに、図４に示すように蓋体３１の側周壁３８の端縁３９に膨出突条４０を設けてもよい。
また、蓋体３１の側周壁３８の端縁３９付近の内径を締め代を取ってフランジ外径より小さくしてもよい。
【００１６】
【発明の効果】
本発明は、上記のように構成されているから、次の効果を奏する。
閉蓋筒の下端にフランジを設け、覆蓋をフランジに蝶番を介して取着しているので、吸飲時、手が汚れているときにも、閉蓋筒表面に手を触れることなく注出口を開くことができる。
閉蓋筒を覆蓋で覆っているので、閉蓋筒表面に空気中の塵埃、雑菌が付着することがなく、内容物が飲料である場合には衛生的である。
覆蓋は、蝶番を介して閉蓋筒に取着されているので、覆蓋を紛失することはない。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の飲料用注出容器の斜視図である。
【図２】飲料用注出容器の要部の説明図で、（ａ）は平面図、（ｂ）は断面図である。
【図３】注出口を開いたときのキャップの説明図で、（ａ）は閉蓋筒の一部を破断した時の平面図、（ｂ）は断面図である。
【図４】蓋体の変形例の断面図である。
【符号の説明】
Ａ 容器
Ｂ キャップ
Ｃ 閉蓋筒
Ｄ 覆蓋
Ｘ 注出口
４ 嵌着筒
６ 注出筒
８ 係合部
９ 係合突条
２０ 頂壁
２１ 側筒壁
２２ フランジ
２３ 開口
２５ 係止突条
３０ 台板
３１ 蓋体
３２ 蝶番
３４ 係合片
３５ つまみ
【発明の属する技術分野】
本発明は、キャップに設けた注出筒に閉蓋筒を被嵌した飲料用注出容器に関する。
【０００２】
【従来の技術】
キャップの上部に設けた注出筒に上下動可能の閉蓋筒を被嵌し、注出口を開閉可能にするようにした注出容器は、従来より周知である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の注出容器は、主として家庭用洗剤，化粧料等の注出容器として使用されてきたが、最近上記注出容器が、飲料用の注出容器として直接注出口から吸飲するようにして使用されるようになっている。
その際、手が汚れているときに、汚れた手指で閉蓋筒に触れると、手指の塵埃、雑菌等が閉蓋筒表面に付着し、衛生上よくないという問題が生じてきた。
また、内容液を一時に吸飲するときには問題がないが、容量が大きくて一時に飲みきれなく、時間をおいて内容液を吸飲するため、閉蓋筒を封鎖し一時的に保存しょうとするときには、口を付けた閉蓋筒に空気中の塵埃、雑菌等が付着し、衛生上よくないという問題も生じてきた。
【０００４】
上記問題点を解決するため、閉蓋筒を覆うコップ状覆蓋を、連結片を介してキャップに取着した飲料用容器が提案されているが、コップ状覆蓋を連結片を介してキャップに取着しているので、吸飲時の注出口開閉にあたって、コップ状覆蓋の開閉と閉蓋筒の開閉操作とをしなければならなかった。
【０００５】
本発明は、前記各問題点を解決するとともに上記提案技術をさらに改善することを技術的課題とし、注出筒に被嵌された閉蓋筒を覆う覆蓋を備えた閉蓋筒付キャップを備えた飲料用注出容器において、閉蓋筒とその覆蓋とを蝶番で結合し、覆蓋の開蓋と同時に閉蓋筒を上昇させ、注出口を開くことができるようにした容器を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の問題点を解決するため、飲料用注出容器として、上部に注出筒を設けたキャップと、注出筒に上下動自在に被嵌され、注出口を開閉可能とした閉蓋筒と、該閉蓋筒を覆う覆蓋とを具えた飲料用容器であって、前記閉蓋筒は、その下端にフランジが設けられ、前記覆蓋は、台板と該台板と一体に成形された蓋体とからなっており、台板が蝶番を介してフランジに取着されており、覆蓋の開蓋とともに閉蓋筒を上昇させ、注出口を開くようにしたことを特徴とする構成を採用する。
【０００７】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図１において、Ａは飲料液が収納された容器であり、ＰＥＴ、ポリエチレンその他の合成樹脂を素材として成形されている。
Ｂはキャップ、Ｃはキャップに被嵌された閉蓋筒、Ｄは該閉蓋筒に蝶番を介して取着された覆蓋であり、いずれもポリエチレンその他の合成樹脂を素材として成形されている。
【０００８】
図１，２に示すように、容器Ａは、容器胴部１と容器口部２とを具え、容器口部２には、ネジ３が形成されている。
キャップＢは、嵌着筒４と上壁５、その上面に立設された注出筒６からなり、嵌着筒４の内周には、前記容器口部２のネジ３に螺合するネジ７が設けられている。
【０００９】
前記注出筒６は、上壁５から上方に延長するように配設されており、その下部外周には拡径された係合部８が形成され、上端外周には係合突条９が形成されている。
注出筒６の上端には、複数の支持杆１０によって円形の栓部材１１が取着されており、栓部材１１と注出筒６内周との間に内容液の注出流路１２が形成されている。
【００１０】
図３に示すように、閉蓋筒Ｃは、頂壁２０と側筒壁２１および側筒壁２１の下端に形成されたフランジ２２とからなっている。
頂壁２０の中央には、前記栓部材１１に嵌合する開口２３が設けられており、閉蓋筒Ｃを上昇させたときには、前記注出流路１２に連続する飲料液の注出口Ｘが形成される。
側筒壁２１の下端部には、フランジ２２に連接する拡径段部２４が形成されており、覆蓋Ｄが嵌合されるようになっている。
側筒壁２１の内周には、注出口Ｘの封鎖時に前記係合部８に接合し、解放時に係合突条９に係合して閉蓋筒Ｃの抜け落ちが防止されるよう係止突条２５が設けられている。
【００１１】
覆蓋Ｄは、台板３０と該台板３０に一体成形された蓋体３１とからなり、前記台板３０は、蝶番３２を介して閉蓋筒Ｃのフランジ２２に連結されている。
蝶番３２の両側には、フランジ２２と台板３０を連結する連結片３３が設けられ、覆蓋Ｄの開閉時に覆蓋がスナップ動作をするようにしている。
台板３０の蝶番３２の反対側端部には、閉蓋時にフランジ２２円周面に係合する係合片３４が形成されており、該係合片３４の外周にはつまみ３５が設けられ、内側にはフランジ２２外周に係合する膨出部３６が設けられている。
前記蓋体３１は、頂壁３７と側周壁３８とからなり、側周壁３８の端縁３９の内周の径は、前記閉蓋筒の拡径段部２４に被嵌されるよう拡径段部２４の外径とほぼ等しくなっている。
【００１２】
次に、前記注出容器の使用態様と効果について説明する。
上記飲料用容器には、所定量の飲料が充填された後、覆蓋Ｄで被蓋したキャップＢが被嵌され、包装フィルムで包装されるが、吸飲時には、包装フィルムをはがして容器Ａを保持し、覆蓋Ｄのつまみ３５を摘んで覆蓋Ｄを蝶番３２の周りを廻動させつつ上方に持ち上げると、閉蓋筒Ｃを露出させると同時に閉蓋筒Ｃの注出口Ｘを開くことができる。
内容液を一時に飲みきれず、一時的に保存しょうとするときには、閉蓋筒Ｃに覆蓋Ｄを被せると、覆蓋Ｄを介して閉蓋筒Ｃを押し下げ、注出口Ｘを閉鎖することができ、閉蓋筒Ｃの開閉に際して汚れた手指で閉蓋筒Ｃに触れることもないし、保存には覆蓋Ｄによって閉蓋筒Ｃを被うので、閉蓋筒Ｃの表面に塵埃、雑菌等が付着することを防ぐことができる。
【００１３】
上記説明では、飲料を収容する飲料用注出容器として作用効果を説明したが、家庭用洗剤、化粧料等の注出容器として用いてもよく、その場合には、使用中に閉蓋筒Ｃの表面に付着した内容液、塵埃等によって手指が汚れることを防ぐことができる。
【００１４】
前記実施形態では、キャップＢを容器Ａに取着するにあたって、容器口部２外周とキャップＢの嵌着筒４内周とにそれぞれネジ３，７を設け、キャップＢを容器Ａに螺着するようにしているが、容器口部２外周と嵌着筒４内周とにそれぞれ嵌合突条を設け、打栓によって嵌着するようにしてもよい。
【００１５】
また、前記実施形態では、覆蓋Ｄを開閉蓋Ｃに嵌合させるために、台板３０に設けた係合片３４に、開閉蓋Ｃのフランジ２２外周に係合する膨出部３６を設けているが、係合片３４に膨出部３６を設ける代わりに、図４に示すように蓋体３１の側周壁３８の端縁３９に膨出突条４０を設けてもよい。
また、蓋体３１の側周壁３８の端縁３９付近の内径を締め代を取ってフランジ外径より小さくしてもよい。
【００１６】
【発明の効果】
本発明は、上記のように構成されているから、次の効果を奏する。
閉蓋筒の下端にフランジを設け、覆蓋をフランジに蝶番を介して取着しているので、吸飲時、手が汚れているときにも、閉蓋筒表面に手を触れることなく注出口を開くことができる。
閉蓋筒を覆蓋で覆っているので、閉蓋筒表面に空気中の塵埃、雑菌が付着することがなく、内容物が飲料である場合には衛生的である。
覆蓋は、蝶番を介して閉蓋筒に取着されているので、覆蓋を紛失することはない。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の飲料用注出容器の斜視図である。
【図２】飲料用注出容器の要部の説明図で、（ａ）は平面図、（ｂ）は断面図である。
【図３】注出口を開いたときのキャップの説明図で、（ａ）は閉蓋筒の一部を破断した時の平面図、（ｂ）は断面図である。
【図４】蓋体の変形例の断面図である。
【符号の説明】
Ａ 容器
Ｂ キャップ
Ｃ 閉蓋筒
Ｄ 覆蓋
Ｘ 注出口
４ 嵌着筒
６ 注出筒
８ 係合部
９ 係合突条
２０ 頂壁
２１ 側筒壁
２２ フランジ
２３ 開口
２５ 係止突条
３０ 台板
３１ 蓋体
３２ 蝶番
３４ 係合片
３５ つまみ
Claims (1)
- 上部に注出筒を設けたキャップと、注出筒に上下動自在に被嵌され、注出口を開閉可能とした閉蓋筒と、該閉蓋筒を覆う覆蓋とを具えた飲料用容器であって、
前記閉蓋筒は、その下端にフランジが設けられ、
前記覆蓋は、台板と該台板と一体に成形された蓋体とからなっており、台板が蝶番を介してフランジに取着されており、
覆蓋の開蓋とともに閉蓋筒を上昇させ、注出口を開くようにしたことを特徴とする飲料用注出容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35635396A JP3805455B2 (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 飲料用注出容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35635396A JP3805455B2 (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 飲料用注出容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10194315A JPH10194315A (ja) | 1998-07-28 |
| JP3805455B2 true JP3805455B2 (ja) | 2006-08-02 |
Family
ID=18448608
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35635396A Expired - Fee Related JP3805455B2 (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 飲料用注出容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3805455B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CH719499A1 (de) * | 2022-03-14 | 2023-09-29 | Alpla Werke Alwin Lehner Gmbh & Co Kg | Push-Pull Verschluss. |
-
1996
- 1996-12-26 JP JP35635396A patent/JP3805455B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10194315A (ja) | 1998-07-28 |
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