JPH0426360Y2 - - Google Patents

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JPH0426360Y2
JPH0426360Y2 JP1987191299U JP19129987U JPH0426360Y2 JP H0426360 Y2 JPH0426360 Y2 JP H0426360Y2 JP 1987191299 U JP1987191299 U JP 1987191299U JP 19129987 U JP19129987 U JP 19129987U JP H0426360 Y2 JPH0426360 Y2 JP H0426360Y2
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JP
Japan
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spout
bottle
mouth
screw
cap
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JP1987191299U
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 産業上の利用分野 本考案は広口瓶用のキヤツプに関する。
従来の技術 従来の広口瓶用キヤツプは、第5図に示すごと
く、中栓21の上部に注出口部22を設け、その
内部にバージンシールを施していた。しかして、
開栓用リング23を引つ張つてバージンシールを
破壊し、開栓するものであつた。24は瓶口縁が
嵌入する溝である。
考案が解決しようとする問題点 従来の広口瓶用キヤツプは前記のようなもので
あり、ひとたびバージンシールを破壊すればリシ
ールができないため、外栓はあつても結局完全シ
ールは不可能であり、瓶を倒したりすると内容液
が流出して瓶口部や食卓上等を汚損したりして内
容液の使用保存上、また、衛生上問題があつた。
考案の構成 問題点を解決するための手段 本考案は上記従来の問題点を解決するために成
されたものであり、周縁に瓶口縁が嵌入する環状
溝を有し、瓶口に脱出不能に嵌着された中栓に、
内周面にねじを設けた注出口を開口し、これに、
上端を閉鎖し、この閉鎖壁に回動用ハンドルを立
設し、側面に窓を設けるとともに外周に前記注出
口のねじと係合するねじを設けた筒体にさらに該
閉鎖壁を底とする密栓時注出口縁に圧接するごと
く該口縁と類似する外側形状を備えた皿状部を一
体に付加形成して成る注出口蓋を螺着したことを
特徴とする広口瓶用キヤツプに係る。
作 用 本考案キヤツプは中栓の注出口内周に設けられ
たねじおよび筒状の注出口蓋の外周に設けられた
上記ねじに係合するねじにより注出口蓋を回動下
降させれば、注出口蓋上部の皿状部外側面が注出
口縁に圧接することにより密栓され、注出口蓋を
回動上昇させれば、その側面に設けられた窓から
内溶液が流出する。したがつて、本考案キヤツプ
は従来の広口瓶用キヤツプと異なり、外栓を待た
ずとも中栓に設けられた注出口の蓋自体により何
回でも開栓、閉栓を繰り返すことができる。
また、本考案キヤツプは、上記のごとく、液体
は注出口縁および皿状部の間〓から注出されるも
のであるから注出を止めたとき注出口縁に滞留す
る液体は毛管引力により直ちに注出口内に退去
し、滴ることがない。
さらに、本考案キヤツプは、液体の注出にあた
り、方向性にあまり拘泥しなくてよいから、液体
の粘度等に応じ、ねじによる注出量の微調整が容
易である。
実施例 図面の実施例により本考案を詳細に説明する。
中栓1はその下面の周溝により広口瓶2の口部
3に嵌着され、外栓4はその上からその筒部内周
のねじにより広口瓶2の口部3に冠着される。中
栓1の一隅に設けられた注出口5の内周面にはね
じ6があり、注出口蓋7の外周のねじと係合して
いる。注出口蓋7は筒状をなし、筒状部9の側面
にはその下端まで達する瓶の内容液を流通させる
ための1対の窓10がある。筒状部9の上端の閉
鎖壁11の上方には閉鎖壁11を底壁として皿状
部12が形成され、皿状部12中にはこれを横切
つて注出口蓋7を回動するためのハンドル13が
立設されている。
このような本考案の中栓を閉栓するには注出口
蓋7のハンドル13を回動して注出口蓋7を下降
させる。注出口蓋7は液が流通する窓10を有し
ているが、その皿状部12の外側周縁が注出口蓋
に圧接して密封がなされる。さらに、皿状部12
は外栓4によつて上方から押圧され、キヤツプと
しての密封を一層完全にする。開栓するにはハン
ドル13を回動して注出口蓋7を上昇させるとと
もにハンドル13を液の注出方向に合わせ、瓶を
傾ければ内部の液は窓10を経て注出口5の口縁
と皿状部の間から注出される。なお、本考案キヤ
ツプは注出方向に合わせると言つても厳密な方向
性を考えなくてよく、ハンドルの回し方によつ
て、すなわち、注出口蓋7の上昇度によつて、注
液量の微調整ができる。
考案の効果 本考案広口瓶キヤツプによれば、中栓の注出口
を何回でも完全に密封することができ、また、注
出にあたり、注出量の微調整ができ、さらに、液
の滴りがないから、内容液の使用保存上、また、
衛生上極めて有効であり、広口瓶の使用価値を著
しく高めるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は広口瓶に冠着された本考案の実施例た
るキヤツプの外栓の一部をを切り欠いて示す中栓
の中央縦断面図、第2図は第1図の中栓の注出口
蓋の上面図、第3図は第1図の中栓の中央縦断面
図、第4図は同じ中栓の開栓状態における中央縦
断面図、第5図は従来の中栓の中央縦断面図であ
る。 1……中栓、2……広口瓶、3……瓶口部、4
……外栓、5……注出口、6……ねじ、7……注
出口蓋、8……ねじ、9……筒状部、10……
窓、11……閉鎖壁、12……皿状部、13……
ハンドル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周縁に瓶口縁が嵌入する環状溝を有し、瓶口に
    脱出不能に嵌着された中栓に、内周面にねじを設
    けた注出口を開口し、これに、上端を閉鎖し、こ
    の閉鎖壁に回動用ハンドルを立設し、側面に窓を
    設けるとともに外周に前記注出口のねじと係合す
    るねじを設けた筒体にさらに該閉鎖壁を底とする
    密栓時注出口縁に圧接するごとく該口縁と類似す
    る外側形状を備えた皿状部を一体に付加形成して
    成る注出口蓋を螺着したことを特徴とする広口瓶
    用キヤツプ。
JP1987191299U 1987-12-18 1987-12-18 Expired JPH0426360Y2 (ja)

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JP1987191299U JPH0426360Y2 (ja) 1987-12-18 1987-12-18

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JP1987191299U JPH0426360Y2 (ja) 1987-12-18 1987-12-18

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Publication Number Publication Date
JPH0196858U JPH0196858U (ja) 1989-06-27
JPH0426360Y2 true JPH0426360Y2 (ja) 1992-06-24

Family

ID=31482218

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5716477U (ja) * 1980-06-19 1982-01-27

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5716477U (ja) * 1980-06-19 1982-01-27

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Publication number Publication date
JPH0196858U (ja) 1989-06-27

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