JP6320035B2 - キャップ - Google Patents
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Description
本発明は、容器内の流動体が蓋体の内側に溜まり難い構造を有するキャップを提供することを目的とする。
キャップ本体と蓋体に、蓋体を閉じた状態で互いに係合する係合部が設けられ、
キャップ本体に、突出した注出筒が設けられ、
注出筒は先端部に注出口を有し、
注出筒内の底部に、容器内と注出口とに連通する流通口が形成され、
蓋体は、内側に、注出口を開閉する突部を有し、
蓋体を閉じた状態で、突部が注出口に嵌め込まれて、突部の外周面が注出口の内周面に当接し、
蓋体を閉じた状態で流通口に対向する突部の内面は、凹部が形成されていない平坦面であり、
蓋体側の係合部がキャップ本体側の係合部から離脱する最小限の移動距離だけ蓋体が開方向へ移動した状態で、突部の外周面が注出口の内周面から離間し、注出筒の内外両方に連通する隙間が突部と注出筒の先端部との間に発生し、
蓋体の開閉方向において突部の外周面が注出口の内周面に当接する領域の長さの値が0より大きく且つ上記最小限の移動距離の値以下に設定されているものである。
さらに、蓋体を閉じた状態で容器を振る等したとき、容器内の流動体が突部の内面に付着して注出口を閉塞する閉塞状態が一時的に発生する懸念がある。万一、このような閉塞状態が発生した場合であっても、蓋体を閉位置から開く際、上記最小限の移動距離だけ蓋体が開方向へ移動した時点で、突部の外周面が注出口の内周面から離間し、注出筒の内外両方に連通する隙間が突部と注出筒の先端部との間に発生するため、外部の空気が直ちに上記隙間を通って注出筒の内部に流入し、注出筒内が大気開放される。
本第2発明におけるキャップは、蓋体の内側に円環状の小突起部が形成され、
小突起部は突部の径方向外側にあり、
蓋体を閉じた状態で、突部の外周面が注出口の内周面に当接するとともに、小突起部が注出筒の先端部に密接するものである。
これによると、蓋体を開いた際、流動体は、突部の内面に沿って流れても、受け部材で受け止められる。このため、流動体が流れ落ちてキャップ本体を汚すのを防止することができる。
これによると、凹部の形成により、蓋体の突部が形成されている部分の厚さが低減されるため、蓋体が軽量化され、蓋体の開閉操作が簡単に行える。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態では、図1〜図3に示すように、1は容器2に取付けられたキャップであり、キャップ1は、容器2の口部3に取付けられるキャップ本体4と、ヒンジ部5を介してキャップ本体4に設けられた蓋体6とを有している。
図1,図4に示すように、蓋体6を閉じた際、蓋体6の突部32が注出口15に嵌め込まれ、突部32の外周面が注出口15の内周面に全周にわたり密接する。これにより、注出口15が閉じられて、突部32と注出筒13との間がシールされ、容器2内の液体Wが突部32と注出筒13との間から外部へ漏出するのを防止することができる。
また、蓋体6を閉じた状態で容器2を振る等したとき、図7に示すように、容器2内の液体Wが突部32の内面32aに付着して注出口15を閉塞する閉塞状態が一時的に発生する懸念がある。万一、このような閉塞状態が発生しても、蓋体6を閉位置Cから開く際、図5,図6に示すように、上記最小移動距離A(蓋体側の係合部がキャップ本体側の係合部から離脱する最小限の移動距離に相当)だけ蓋体6が開方向Oへ移動した時点で、突部32の外周面が注出口15の内周面から離間し、注出筒13の内外両方に連通する隙間37が突部32とリップ部16(注出筒の先端部)との間に発生するため、外部の空気が直ちに上記隙間37を通って注出筒13の内部に流入し、注出筒13の内部が大気開放される。
第2の実施の形態では、図8〜図11に示すように、蓋体6を開いたときの突部32の内面32aにおける液体Wを受け止める受け部材51が突部32に設けられている。受け部材51は突部32のヒンジ部5に近い側の周縁部に立設された円弧形状の部材である。受け部材51の外周面と突部32の外周面とは面一で連続している。
以下、上記構成における作用を説明する。尚、第1の実施の形態のキャップ1と同じ作用・効果については、その記載を省略する。
2 容器
3 口部
4 キャップ本体
5 ヒンジ部
6 蓋体
13 注出筒
15 注出口
19 流通口
23 係合凹部(キャップ本体側の係合部)
29 係合凸部(蓋体側の係合部)
32 突部
32a 突部の内面
35 凹部
37 隙間
51 受け部材
A 最小移動距離(蓋体側の係合部がキャップ本体側の係合部から離脱する最小限の移動距離)
O 開方向
W 液体(流動体)
Claims (6)
- 容器の口部に取付けられるキャップ本体と、キャップ本体に設けられた蓋体とを有し、
キャップ本体と蓋体に、蓋体を閉じた状態で互いに係合する係合部が設けられ、
キャップ本体に、突出した注出筒が設けられ、
注出筒は先端部に注出口を有し、
注出筒内の底部に、容器内と注出口とに連通する流通口が形成され、
蓋体は、内側に、注出口を開閉する突部を有し、
蓋体を閉じた状態で、突部が注出口に嵌め込まれて、突部の外周面が注出口の内周面に当接し、
蓋体を閉じた状態で流通口に対向する突部の内面は、凹部が形成されていない平坦面であり、
蓋体側の係合部がキャップ本体側の係合部から離脱する最小限の移動距離だけ蓋体が開方向へ移動した状態で、突部の外周面が注出口の内周面から離間し、注出筒の内外両方に連通する隙間が突部と注出筒の先端部との間に発生し、
蓋体の開閉方向において突部の外周面が注出口の内周面に当接する領域の長さの値が0より大きく且つ上記最小限の移動距離の値以下に設定されていることを特徴とするキャップ。 - 蓋体の内側に円環状の小突起部が形成され、
小突起部は突部の径方向外側にあり、
蓋体を閉じた状態で、突部の外周面が注出口の内周面に当接するとともに、小突起部が注出筒の先端部に密接することを特徴とする請求項1記載のキャップ。 - 蓋体を開いたときの突部の内面における流動体を受け止める受け部材が突部に設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のキャップ。
- 蓋体を閉じた状態で、突部と受け部材とが注出口に嵌め込まれて、突部の外周面と受け部材の外周面とが注出口の内周面に当接することを特徴とする請求項3記載のキャップ。
- 蓋体の突部の内面とは反対側の外面に凹部が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のキャップ。
- 蓋体はヒンジ部を介してキャップ本体に設けられていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のキャップ。
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