JP2015151135A - キャップ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】容器2に取付けられるキャップ本体4と、キャップ本体4の注出口を開閉する蓋6とを有するキャップ1であって、キャップ本体4は注出筒部9を有し、注出口が注出筒部9に形成され、蓋6は注出筒部9内に嵌脱自在な蓋側筒部20を有し、蓋側筒部20は、蓋6を閉じた場合、注出筒部9の内周部に当接するシール部22を有し、シール部22は、内部に空洞部23を有することで、蓋側筒部20の径方向における厚さが圧縮可能である。
【選択図】図1
Description
これによると、図10に示すように、未使用時においては、注出筒部105の底部は隔壁109で閉鎖されているため、容器101内の内容物(液体等の流動体)が外部へ漏出することはない。
キャップ本体は注出筒部を有し、
注出口が注出筒部に形成され、
蓋は注出筒部内に嵌脱自在な蓋側筒部を有し、
蓋側筒部は、蓋を閉じた場合、注出筒部の内周部に当接するシール部を有し、
シール部は、内部に空洞部を有することで、蓋側筒部の径方向における厚さが圧縮可能であるものである。
蓋を閉じた場合、蓋側筒部のシール部が溝に嵌まり込むものである。
これによると、蓋を閉じた場合、蓋側筒部が注出筒部内に嵌め込まれ、注出口が蓋で閉じられる。この際、蓋側筒部のシール部が溝に嵌まり込むため、シール部の位置がキャップ本体に対して拘束(固定)され、シール部が蓋側筒部の径方向における内側へ逃げるのを防止することができる。これにより、シール部は厚さ方向に圧縮された状態で注出筒部の内周部に確実に圧接し、蓋側筒部のシール部の外周面と注出筒部の内周面との接触面圧が不足するのを防止することができる。
仕切板に、容器の内部と外部とに連通する注出穴が形成されているものである。
これによると、容器内の内容物(液体等の流動体)が仕切板の内面に付着しても、内容物は、仕切板の湾曲に沿って流れ落ち、容器内に戻される。これにより、容器内の内容物が仕切板の内面に付着したまま残留してこびり付くのを防止することができる。
蓋を閉じた場合、シール部の充填部が注出筒部の内周部と仕切板の外周部との間に嵌め込まれるものである。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態では、図1〜図4に示すように、1は容器2に取付けられた樹脂製のキャップである。キャップ1は、容器2の口部3に取付けられるキャップ本体4と、ヒンジ部5を介してキャップ本体4に設けられた蓋6とを有している。
胴部8は内筒部8aと外筒部8bとを有し、内筒部8aと外筒部8bとの間には、下方が開放された嵌入部11が全周にわたり形成されている。容器2の口部3が嵌入部11に嵌め込まれることで、キャップ本体4が容器2に取付けられる。
蓋6は、注出口12を開閉するものであり、円形の蓋板部18と、蓋板部18の周縁に設けられた周壁部19と、注出筒部9内に嵌脱自在な円筒状の蓋側筒部20とを有している。蓋側筒部20は蓋板部18から蓋6の内側に突出して設けられている。また、蓋側筒部20は、図1に示すように蓋6を閉じた場合、注出筒部9の内周面に全周にわたり当接するシール部22を有している。
図1,図5に示すように、蓋6を閉じた場合、蓋側筒部20が注出筒部9内に嵌め込まれ、注出口12が蓋6で閉じられる。この際、蓋側筒部20のシール部22の外周面が注出筒部9の内周面に圧接し、蓋側筒部20の外周面と注出筒部9の内周面との間が全周にわたりシールされる。
第2の実施の形態では、図6,図7に示すように、仕切板10は、山形状(逆U形状)に湾曲しており、蓋6を閉じた場合、蓋側筒部20内に突入する。
容器2内の内容物(液体等の流動体)が仕切板10の内面に付着しても、内容物は、図7の点線矢印で示すように、仕切板10の湾曲部に沿って流れ落ち、容器2内に戻される。これにより、容器2内の内容物が仕切板10の内面に付着したまま残留してこびり付くのを防止することができる。
第3の実施の形態では、図8,図9に示すように、蓋側筒部20のシール部22は、空洞部23,30と、空洞部23,30が形成されていない充填部31とを全周にわたり有している。このうち、空洞部30の一端部は蓋側筒部20の先端部に開口している。また、空洞部30の他端部と空洞部23とは、充填部31によって、隔てられている。図9に示すように、蓋6を閉じた場合、シール部22の充填部31が注出筒部9の内周面と仕切板10の外周面との間に嵌め込まれるように構成されている。
蓋6を閉じた場合、蓋側筒部20のシール部22の充填部31が、注出筒部9の内周面と仕切板10の外周面との間に嵌め込まれて、注出筒部9と仕切板10とで挟み込まれる。このため、蓋6が閉位置でしっかりと固定され、蓋6が不用意に開くのを防止することができる。
上記各実施の形態では、図3に示すように、仕切板10の外周部に4個の注出穴13を形成したが、4個以外の複数個又は単数個形成してもよい。
上記各実施の形態では、キャップ本体4は仕切板10を有しているが、仕切板10を有していないキャップ本体であってもよい。
2 容器
4 キャップ本体
6 蓋
9 注出筒部
10 仕切板
12 注出口
13 注出穴
15 溝
20 蓋側筒部
22 シール部
23,30 空洞部
31 充填部
T シール部の厚さ
Claims (5)
- 容器に取付けられるキャップ本体と、キャップ本体に設けられた注出口を開閉する蓋とを有するキャップであって、
キャップ本体は注出筒部を有し、
注出口が注出筒部に形成され、
蓋は注出筒部内に嵌脱自在な蓋側筒部を有し、
蓋側筒部は、蓋を閉じた場合、注出筒部の内周部に当接するシール部を有し、
シール部は、内部に空洞部を有することで、蓋側筒部の径方向における厚さが圧縮可能であることを特徴とするキャップ。 - 注出筒部内に環状の溝が形成され、
蓋を閉じた場合、蓋側筒部のシール部が溝に嵌まり込むことを特徴とする請求項1記載のキャップ。 - 注出筒部内に、容器の内部と外部とを仕切る仕切板が設けられ、
仕切板に、容器の内部と外部とに連通する注出穴が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のキャップ。 - 仕切板は、山形状に湾曲しており、閉じた蓋の蓋側筒部内に突入することを特徴とする請求項3記載のキャップ。
- シール部は、空洞部と、空洞部が形成されていない充填部とを有し、
蓋を閉じた場合、シール部の充填部が注出筒部の内周部と仕切板の外周部との間に嵌め込まれることを特徴とする請求項4記載のキャップ。
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---|---|---|---|
JP2014023942A JP2015151135A (ja) | 2014-02-12 | 2014-02-12 | キャップ |
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Family Applications (1)
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