JP5133009B2 - ヒンジキャップ - Google Patents

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Description

本発明は、容器のヒンジキャップに関するものである。
醤油などの食用液を収納する容器の口筒部に装着するキャップ本体と、キャップ本体にヒンジを介して一体成形される上蓋とからなる合成樹脂製のキャップは、従来より知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−49211号公報
しかしながら、特許文献1の従来のヒンジキャップでは、注出筒より内容液を注出した後、注出筒の先端より内容液が外側に垂れ、キャップ本体の頂板部(5)外縁上面に残り、上蓋の閉蓋の際、上蓋とキャップ本体との係合の衝撃により、液を飛び散らすという問題があった。
本発明は、上記の問題を解決することを課題とし、注出筒の先端より外側に垂れた液がキャップ本体の外縁部上面に残ることを防止し、上蓋の閉蓋の際の上蓋とキャップ本体との係合の衝撃で、液が飛び散らないようにしたヒンジキャップを提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、ヒンジキャップとして、容器本体に嵌着されるキャップ本体と、上蓋とからなるヒンジキャップにおいて、キャップ本体は、注出筒と、注出筒外周に連設される上壁と、上壁外縁に連設される外筒と、上壁外縁上面から立設される蓋係合筒とを具え、外筒の上端面には、液溜まり凹部が凹設され、液溜まり凹部内には、複数の液保持リブが配設され、液溜まり凹部内を複数の小室に区分けしていることを特徴とする構成を採用する。
蓋係合筒の実施例として、蓋係合筒の先端が、内方に折れ曲がっていることを特徴とする構成を採用する。
外筒の実施例として、外筒の液溜まり凹部内に区分けされ形成された小室の下面には、外筒内周まで通じる液孔が穿設されていることを特徴とする構成を採用し、さらに、外筒の内周に、液孔下部から下端に抜ける液溝が凹設されていることを特徴とする構成を採用する。
容器本体に嵌着されるキャップ本体と、上蓋とからなるヒンジキャップにおいて、キャップ本体は、注出筒と、注出筒外周に連設される上壁と、上壁外縁に連設される外筒と、上壁外縁上面から立設される蓋係合筒とを具え、外筒の上端面に、液溜まり凹部が凹設されたことによって、内容液の使用後、注出筒から液が垂れても、外筒の上端面に液が残らず、また、上蓋の閉蓋の際、上蓋とキャップ本体との係合の衝撃で、液が飛び散ることを防止することができるようになった。
次に、本発明のヒンジキャップについて、実施例をあげ、図面を参照して説明する。
図1において、Aは容器本体に嵌着されるキャップ本体、Bはキャップ本体AにヒンジCを介して一体成形された上蓋である。
キャップ本体Aは、図1、2に示すように、底壁1と、底壁1の周縁に立設される注出筒2と、注出筒2外周に連設される上壁3と、上壁3下面に垂設される外周が容器本体の口筒部内周に挿入される内筒4と、上壁3外縁に連設される外筒5と、上壁3外縁上面から立設され、外筒5内周上部に連設されるとともに、上部が外筒5の上端より突設された蓋係合筒6とからなっている。
底壁1には、注出口を開口する薄肉の弱化部7により除去部8が設けられており、除去部8の上面には、開口時に除去部を引上げるプルリング9が設けられている。
外筒5の外周の所定の位置には、ヒンジCが連設され、内周下端には、容器本体の口筒部外周に係合する係合突部10が設けられ、外筒5の上端面5aの注出方向側には、液溜まり凹部11がほぼ半円形の範囲にわたって凹設されている。
液溜まり凹部11内には、複数の液保持リブ12が配設され、液溜まり凹部11内を複数の小室aに区分けしている。
蓋係合筒6は、先端部6aが内方に折れ曲がり、外周上部には、蓋係合突部13が設けられている。
蓋係合筒6と注出筒2の間には、蓋係合筒6内周と、上壁3上面と、注出筒2外周下部により、液垂れ保持部bが形成されている。
上蓋Bは、頂壁15と、頂壁15の周縁に垂設された外筒壁16とからなり、頂壁15下面には、キャップ本体Aの注出筒2の内周に挿入される密封リング17が垂設されている。
外筒壁16の内周下部には、キャップ本体Aの蓋係合筒6外周と係合する係合部18が設けられており、外周下端の所定の位置には、ヒンジCが連設されている。
また、上蓋Bの閉蓋の際に、キャップ本体Aの蓋係合筒6の蓋係合突部13と、外筒壁16の係合部18とが係合し、クリック感を付与するように形成されている。
次に、本実施例のヒンジキャップの作用効果について説明する。
内容液を使用する際には、まず、上蓋Bを開蓋した後、キャップ本体Aの底壁1のプルリング9を引き上げ、弱化部7を切断し、除去部8を除去し、底壁1に開口を開設する。
次に、容器をヒンジCの反対側に傾け、底壁1の開口より内容液を注出筒2から注出する。
内容液を使用した後に、注出筒2の先端から注出筒2の外側に残った内容液が垂れることがあるが、垂れた液が液垂れ保持部bに一端溜まるので、垂れた液が外筒5の上端面5aに流れることを防いでいる。
さらに、内容液を使用するために、容器を傾けても、液垂れ保持部bの蓋係合筒6の先端部6aが内方に折れ曲がっているので、図3に示すように、先端部6bが壁となり、液が液垂れ保持部bから外に垂れることを防いでいる。
内容液を使用し続け、液垂れ保持部b内の液が溜まりすぎると、容器を傾けた際に液が先端部6aから外側に垂れ、外筒5の上端面5aに流れるが、上端面5aに凹設した液溜まり凹部11に液が流れ込み、とくに、注出方向側の上端面5aには、液は残らない。
また、さらに容器を傾けても、液溜まり凹部11内の液保持リブ12により区分けされたそれぞれの小室a内の液の粘性および表面張力により、液が流れ出ることを防止し、上端面5aに液が残ることを防ぐことができる。
本願実施例のヒンジキャップは、キャップ本体Aの外筒5の上端面5aに液が残らないので、内容液を使用し終わり、上蓋Bを閉蓋する際のキャップ本体Aとの係合の際、クリック感とともに、上端面5aに残った液が弾け、液が飛び散ることを防ぐことができる。
次に、第1実施例のキャップ本体の外筒の形状を変形した第2実施例について、説明する。
本実施例の第1実施例と同一の構成部分には、同一の符号を付して図示し、詳しい説明を省略し、相違点を中心に説明する。
図4において、Aaはキャップ本体、Bは上蓋、Cはヒンジである。
キャップ本体Aaの外筒5の外周の所定の位置には、ヒンジCが連設され、内周下端には、容器本体の口筒部外周に係合する係合突部20が設けられ、外筒5の上端面5aの注出方向側には、液溜まり凹部21がほぼ半円形に凹設されている。
液溜まり凹部21内には、複数の液保持リブ22が配設され、液溜まり凹部21内を複数の小室cに区分けしているとともに、それぞれの小室cの液溜まり凹部21下面には、外筒5内周まで通じる液孔23が穿設されている。
外筒5の内周には、液孔23下部から係合突部20を通り、下端に抜ける液溝24が複数凹設されている。
次に、本実施例のヒンジキャップの作用効果について説明する。
本実施例のヒンジキャップには、キャップ本体Aaの外筒5の液溜まり凹部21のそれぞれの小室cに、液孔23を設けているため、小室c内に溜まった液を、液孔23を介して、キャップ本体Aaの外筒5内周と容器本体の口筒部外周の空間に排出することができ、液溜まり凹部21内に液が溜まることを防止し、キャップ本体Aaの外筒5の上端面5aに液が残ることはない。
また、外筒5内周に排出された液は、液溝24を介してキャップ本体Aa内から外に出すことができる
その他の作用効果は、実施例1と同じである。
キャップ本体の外筒に液溜まり凹部を設けたので、キャップ本体の外筒の上端面に液が残らず、上蓋の閉蓋の際に、クリック感とともに液が飛び散ることを防ぐことができるので、各種のヒンジキャップの注出筒として広く利用できる。
本発明の第1実施例のヒンジキャップの説明図で、(a)は断面立面図、(b)は要部拡大図である。 ヒンジキャップの開蓋時の上面図である。 ヒンジキャップの内容液注出時の説明図である。 本発明の第2実施例のヒンジキャップの説明図で、(a)は断面立面図、(b)は要部拡大図である。
符号の説明
A、Aa キャップ本体
B 上蓋
C ヒンジ
a、c 小室
b 液垂れ保持部
1 底壁
2 注出筒
3 上壁
4 内筒
5 外筒
5a 上端面
6 蓋係合筒
6a 先端部
7 弱化部
8 除去部
9 プルリング
10、20 係合突部
11、21 液溜まり凹部
12、22 液保持リブ
13 蓋係合突部
15 頂壁
16 外筒壁
17 密封リング
18 係合部
23 液孔
24 液溝

Claims (4)

  1. 容器本体に嵌着されるキャップ本体と、上蓋とからなるヒンジキャップにおいて、
    キャップ本体は、注出筒と、注出筒外周に連設される上壁と、上壁外縁に連設される外筒と、上壁外縁上面から立設される蓋係合筒とを具え、
    外筒の上端面には、液溜まり凹部が凹設され、
    液溜まり凹部内には、複数の液保持リブが配設され、液溜まり凹部内を複数の小室に区分けしていることを特徴とするヒンジキャップ。
  2. 蓋係合筒の先端が、内方に折れ曲がっていることを特徴とする請求項1記載のヒンジキャップ。
  3. 外筒の液溜まり凹部内に区分けされ形成された小室の下面には、外筒内周まで通じる液孔が穿設されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のヒンジキャップ。
  4. 外筒の内周に、液孔下部から下端に抜ける液溝が凹設されていることを特徴とする請求項3記載のヒンジキャップ。
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