JP5014629B2 - 注出キャップ - Google Patents

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本発明は、ベースから障壁を引きむしって注出口を形成後、注出口を包囲する注出筒の内側空間を液密状態に保持する注出キャップに関するものである。
従来の注出キャップは、注出口の開封後、注出筒の内側空間を液密状態に保持するため、蓋体の裏面に、環状体への係止姿勢でもって注出筒の内面に面接触する内筒を一体に設けてい(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−272648号公報
しかしながら、上記従来キャップは、成形直後に蓋体をセットしたり、容器に装着後温水シャワーで洗浄・殺菌する等、注出筒と内筒とが熱を持った状態でその面接触を維持する場合があるため、その面接触部分が張り付いた状態となることがあり、蓋体を開くときに必要な開封力がキャップ毎にバラついていた。
本発明の解決すべき課題は、注出筒を有するベースとそれを開閉可能に収納する蓋体とを備える注出キャップにおける、蓋体を開く際の開封力のバラツキを軽減することである。
本発明は、容器の口部に嵌合する下端部を有しその上側に環状体が設けられたベースと、このベースに一体成形されその引きむしりより容器の注出口を形成する障壁と、この障壁を包囲して前記環状体の内側と一体に繋がり注出にかかる内容物を案内・誘導する注出筒と、前記環状体に着脱可能に係止され注出筒を障壁と共にその内側に収納する蓋体とを備えた注出キャップであって、前記蓋体は、その裏側面に、当該裏側面から垂下する内筒が一体に設けられており、当該内筒の外面に、環状体への係止姿勢でもって注出筒の内面に接触してその内側空間を液密状態に保持する環状突起を備えることを特徴とするものである。
本発明は、前記注出筒に、前記蓋体に押圧力が負荷され当該蓋体の内筒がベースに向かって押し込まれたときにのみ前記環状突起との相互間にて極微小な隙間を形成するガス抜き通路を設ける
また、本発明は、前記環状体及び前記蓋体の少なくとも一方に、前記蓋体に押圧力が負荷されたときにのみその弾性変形にて前記蓋体と前記環状体の相互間にて極微小な隙間を形成するガス抜き通路を設ける
本発明は、蓋体の裏側面に内筒を設けると共に、当該内筒の外面に環状突起を設け、環状体への係止姿勢でもって注出筒の内面に接触してその内側空間を液密状態に保持することにより、蓋体と注出筒との接触は面接触ではなく、周方向に沿った線接触となる。従って、本発明によれば、蓋体を開くときの摩擦抵抗の増大や蓋体と注出筒との間での張り付きが減少するため、注出キャップ毎に異なる蓋体を開く際の、開封力のバラツキを軽減することができる。
以下、図面を参照して本発明の一形態を詳細に説明する。
本形態のキャップ100は、容器50の口部51に打栓されるものであって、ベース110の下端部111は、内筒111aと外筒111bとが一体に繋がり、その相互間で容器口部51をアンダーカット嵌合等により挟持する。また、ベース下端部111の外側には、下端部111を包囲する外周壁112を有し、この外周壁112にヒンジHを介して一体に蓋体120が開閉可能に繋がる。下端部111と外周壁112とは、外筒111bが連結片113を介して一体に繋がり、連結片113の相互間には、貫通孔Aが形成されている。
一方、ベース下端部111の上側には、周方向に沿って延在する環状体114が一体に設けられている。環状体114の外面には、周方向に沿って延在し、蓋体120が着脱可能に係止される突条114p及び条溝114nが設けられている。
また、ベース110の上面内側には、破断可能な薄肉の弱化ラインLで区画された障壁115が一体に形成されている。この障壁115は、プルリング115rを一体に備え、このプルリング115rを指で引いて障壁115をベース110から引きむしることにより、弱化ラインLの軌跡で形作られる容器50の内部に通じる注出口を形成する。
更にベース110は、環状体114と障壁115の間に、この障壁115を包囲して環状体114の内側と一体に繋がる注出筒116を備える。注出筒116は、容器50内の内容物を前記注出口から外部に案内・誘導し、特に、ヒンジHと対向する側には内容物の注出距離を稼ぐ突出し部116aが設けられている。
蓋体120は、注出筒116の上側に配置された天壁121と、この天壁121の縁部と一体に繋がる外周壁123とを備える。この外周壁123の内側には、その周方向に沿って延在する突条123p及び条溝123nが設けられている。この突条123p及び条溝123nは、環状体114に設けた突条114p及び条溝114nと、着脱可能にアンダーカット嵌合する。これにより、蓋体120は、環状体114に着脱可能に係止され注出筒116を障壁115と共にその内側に収納する。
蓋体120は、天壁121の裏側面に、その裏側面から一体に垂下する内筒124が一体に設けられている。この内筒124の外面には、更に、その周方向に沿って延在する環状突起125が設けられる。この環状突起125は、蓋体120を閉じた環状体114への係止姿勢でもって、注出筒116の内面116fに接触し、天壁121と障壁115との間で注出筒116と内筒124とで区画された内側空間R1を液密状態に保持する。
これにより蓋体120と注出筒116との接触は面接触ではなく、環状突起125の頂部125pによる周方向に沿った線接触となる。従って、本形態によれば、蓋体120を開くときの摩擦抵抗の増大や蓋体と注出筒との間での張り付きが減少するため、キャップ100毎に異なる蓋体120を開く際の、開封力のバラツキを軽減することができる。
ところで、開封力のバラツキを軽減することができても、容器50内に内容物を充填後、容器口部51にキャップ100を打栓して、温水等で洗浄・高温殺菌する場合、ベース110と蓋体120との間の内圧が上昇して蓋体120が自然に開封されてしまうことも考えられる。
そこで、本形態では、更に、蓋体120に押圧力が負荷されると、蓋体120が弾性変形して内筒124を復元可能に押し込むように構成すると共に、注出筒116の内面116fに縦溝117を設けて、蓋体120に押圧力が負荷され当該蓋体120の内筒124がベース110に向かって押し込まれたときにのみ環状突起125との相互間にて極微小な隙間Cを形成する内側空間R1用のガス抜き通路とする。
即ち、少なくとも蓋体120の天壁121を弾性変形可能な合成樹脂で構成すると共に、注出筒116の内面116fに、キャップ100を容器口部51に打栓する時、蓋体120の内筒124と共に環状突起125が押し込まれる位置に縦溝117を設ける。
この構成によれば、キャップ100の打栓時に、内側空間R1の空気が環状突起125の頂部125pと縦溝117との間に形成された極微小な隙間Cから内側空間R1を包囲する環状空間R2に瞬間的に逃げるが、打栓終了後、環状突起125は、天壁121の復元力で縦溝116上部の当初シール位置まで戻る。これにより、高温殺菌時は、内側空間R1は負圧に近い状態であるから、内側空間R1の内圧が上昇して蓋体120が自然に開封されてしまうことがない。
更に、本形態では、図4に示すように、蓋体120に押圧力が負荷されると、蓋体外周壁123が弾性変形してベース環状体114から復元可能に離間するように構成すると共に、蓋体外周壁123の下端123eに横溝126を設けて、蓋体120に押圧力が負荷されたときにのみ外周壁123の弾性変形にて蓋体120とベース環状体114の相互間にて極微小な隙間を形成する環状空間R2用のガス抜き通路としている。
即ち、少なくとも蓋体外周壁123を弾性変形可能な合成樹脂で構成すると共に、ベース環状体114の上端と合わさる蓋体外周壁123の下端123eに横溝126を設ける。
この場合、蓋体123に押圧力が負荷されない状態では、図4(a)に示すように、ベース環状体114の突条114pと蓋体外周壁123の係止凹部123nとの間は、それぞれの係止面f1,f2により液密状態を維持するが、打栓時に蓋体123に対して瞬間的に負荷される押圧力により、図4(b)に示すように、蓋体外周壁123が外向きに弾性変形してベース110側の係止面f1と、蓋体120側の係止面f2とが離間してベース環状体114の突条114pと蓋体外周壁123の係止凹部123nとの間に極微小な隙間Cを形成する。
これにより、環状空間R2の空気が隙間Cから横溝126を経て瞬間的に貫通孔Aに逃げるが、打栓終了後、外周壁123の突条123pはその復元力で係止凹部112nに密着する。従って、高温殺菌時等のキャップ100の温度が上昇する場合であっても、環状空間R2内は負圧に近い状態であるから、環状空間R2の内圧が上昇して蓋体120が自然に開封されてしまうことがない。なお、本形態では、横溝126を例示的に4箇所(図2参照。)設けているが、これは少なくとも1箇所であればよい。
また、内側空間R1用のガス抜き通路については、本発明の第二形態として、図5〜7に示すような形態も可能である。なお、本形態の説明において、ガス抜き通路以外の構成は、第一形態と同一であるとしてその説明を省略する。
本形態では、蓋体120に押圧力が負荷されると、蓋体120が弾性変形して内筒124を復元可能に押し込むように構成すると共に、注出筒116の内面116fに2つの縦リブ118を設けて、蓋体120に押圧力が負荷され当該蓋体120の内面124がベース110に向かって押し込まれたときにのみ環状突起125との相互間にて極微小な隙間Cを形成するガス抜き通路とする。
即ち、少なくとも蓋体120の天壁121を弾性変形可能な合成樹脂で構成すると共に、注出筒116の内面116fに、キャップ100を容器口部51に打栓する時、蓋体120の内筒124と共に環状突起125が押し込まれる位置に2つの縦リブ118を一組として設ける。
この構成によれば、キャップ100の打栓時に、内側空間R1の空気が環状突起125の頂部125pと2つの縦リブ118との間に形成された極微小な隙間Cから内側空間R1を包囲する環状空間R2に瞬間的に逃げるが、打栓終了後、環状突起125は、天壁121の復元力で縦リブ118上部の当初シール位置まで戻る。これにより、高温殺菌時は、内側空間R1は負圧に近い状態であるから、内側空間R1の内圧が上昇して蓋体120が自然に開封されてしまうことがない。なお、この場合も、2つの縦リブ118は少なくとも1箇所に設ければよい。

更に、環状空間R2のガス抜き通路については、図8に示すような形態も可能である。なお、本形態の説明において、ガス抜き通路以外の構成は、第一形態と同一であるとしてその説明を省略する。
本形態は、第一形態の変形例であり、蓋体120に押圧力が負荷されると、蓋体120の外周壁123が弾性変形してベース110の環状体112から復元可能に離間するように構成すると共に、ベース環状体114の上端114eに横溝119を設けて、蓋体120に押圧力が負荷されたときにのみ外周壁123の弾性変形にて蓋体120とベース環状体114の相互間にて極微小な隙間Cを形成するガス抜き通路としている。
即ち、少なくとも蓋体外周壁123を弾性変形可能な合成樹脂で構成すると共に、蓋体外周壁123の下端と合わさるベース環状体114の上端114eに横溝118を設ける。
この場合も、キャップ100の打栓時に、蓋体外周壁123が外向きに弾性変形して突条114pと係止凹部123nとの間に極微小な隙間Cを形成し、環状空間R2の空気が隙間Cから横溝119を介して外部に瞬間的に逃げるが、打栓終了後、外周壁123の突条123pはその復元力で係止凹部114nに密着する。従って、第一形態と同様、キャップ100の温度が上昇する場合であっても、環状空間R2の内圧が上昇して蓋体120が自然に開封されてしまうことがない。
上述したところは、本発明の好適な形態であるが、本発明は、請求の範囲内において種々の変更を加えることができる。例えば、本発明に係る内筒124は、中実の円柱形とする等、内側空間R1を区画できる形状であればよい。ベースと蓋体はヒンジを介さずに直接装着してもよい。また、ベースを口部に装着する場合の嵌合方法も種々の変更が可能である。更には、キャップは、打栓キャップに限らず、スクリューキャップ等であってもよい。また、各形態は、その各構成部分をそれぞれ、適宜組み合わせることが可能である。
本発明の注出キャップは、耐熱性の注出キャップに限らず、常温で使用される注出キャップにも適用できる。
本発明の第一形態であるヒンジキャップを示す縦断面図である。 同形態のヒンジキャップを蓋体を開いた状態で示す上面図である。 (a),(b)はそれぞれ、同形態における注出筒と環状突起との関係を図1の領域Xにおいて、蓋体に押圧力が負荷されていない状態と、蓋体に押圧力が負荷された瞬間の状態とで示す要部断面図である。 (a),(b)はそれぞれ、同形態における蓋体外周壁とベース環状体との関係を図1の領域Yにおいて、蓋体に押圧力が負荷されていない状態と、蓋体に押圧力が負荷された瞬間の状態とで示す要部断面図である。 (a),(b)はそれぞれ、本発明の第二形態を、蓋体に押圧力が負荷されていない状態と、蓋体に押圧力が負荷された瞬間の状態とで示す縦断面図である。 (a),(b)はそれぞれ、同形態における注出筒と環状突起との関係を図5の領域Xにおいて、蓋体に押圧力が負荷されていない状態を示す要部断面図及び、そのZ−Z断面図である。 (a),(b)はそれぞれ、同形態における注出筒と環状突起との関係を図5の領域Xにおいて、蓋体に押圧力が負荷された瞬間の状態を示す要部断面図及び、そのZ−Z断面図である。 (a),(b)はそれぞれ、本発明の第二形態における蓋体外周壁とベース環状体との関係を図1の領域Yにおいて、蓋体に押圧力が負荷されていない状態と、蓋体に押圧力が負荷された瞬間の状態とで示す要部断面図である。
符号の説明
100 キャップ
110 ベース
111 下端部
111a 下端部内筒
111b 下端部外筒
112 ベース外周壁
113 連結片
114 環状体
114p 突条
114n 条溝
115 障壁
116 注出筒
117 縦溝(内側空間R1用ガス抜き通路)
118 縦リブ(内側空間R1用ガス抜き通路)
119 横溝(環状空間R2用ガス抜き通路)
120 蓋体
121 天壁
123 蓋体外周壁
123p 突条
123n 条溝
124 内筒
125 環状突起
126 横溝(環状空間R2用ガス抜き通路)

Claims (6)

  1. 容器の口部に装着する下端部を有しその上側に環状体が設けられたベースと、このベースに一体成形されその引きむしりより容器の注出口を形成する障壁と、この障壁を包囲して前記環状体の内側と一体に繋がり注出にかかる内容物を案内・誘導する注出筒と、前記環状体に着脱可能に係止され注出筒を障壁と共にその内側に収納する蓋体とを備えた注出キャップであって、
    前記蓋体は、その裏側面に、当該裏側面から垂下する内筒が一体に設けられており、当該内筒の外面に、環状体への係止姿勢でもって注出筒の内面に接触してその内側空間を液密状態に保持する環状突起を備え
    前記注出筒に、前記蓋体に押圧力が負荷され当該蓋体の内筒がベースに向かって押し込まれたときにのみ前記環状突起との相互間にて極微小な隙間を形成するガス抜き通路を設けたことを特徴とする注出キャップ。
  2. 容器の口部に装着する下端部を有しその上側に環状体が設けられたベースと、このベースに一体成形されその引きむしりより容器の注出口を形成する障壁と、この障壁を包囲して前記環状体の内側と一体に繋がり注出にかかる内容物を案内・誘導する注出筒と、前記環状体に着脱可能に係止され注出筒を障壁と共にその内側に収納する蓋体とを備えた注出キャップであって、
    前記蓋体は、その裏側面に、当該裏側面から垂下する内筒が一体に設けられており、当該内筒の外面に、環状体への係止姿勢でもって注出筒の内面に接触してその内側空間を液密状態に保持する環状突起を備え、
    前記環状体及び前記蓋体の少なくとも一方に、前記蓋体に押圧力が負荷されたときにのみその弾性変形にて前記蓋体と前記環状体の相互間にて極微小な隙間を形成するガス抜き通路を設けたことを特徴とする注出キャップ。
  3. 容器の口部に装着する下端部を有しその上側に環状体が設けられたベースと、このベースに一体成形されその引きむしりより容器の注出口を形成する障壁と、この障壁を包囲して前記環状体の内側と一体に繋がり注出にかかる内容物を案内・誘導する注出筒と、前記環状体に着脱可能に係止され注出筒を障壁と共にその内側に収納する蓋体とを備えた注出キャップであって、
    前記蓋体は、その裏側面に、当該裏側面から垂下する内筒が一体に設けられており、当該内筒の外面に、環状体への係止姿勢でもって注出筒の内面に接触してその内側空間を液密状態に保持する環状突起を備え、
    前記注出筒に、前記蓋体に押圧力が負荷され当該蓋体の内筒がベースに向かって押し込まれたときにのみ前記環状突起との相互間にて極微小な隙間を形成するガス抜き通路を設けると共に、
    前記環状体及び前記蓋体の少なくとも一方に、前記蓋体に押圧力が負荷されたときにのみその弾性変形にて前記蓋体と前記環状体の相互間にて極微小な隙間を形成するガス抜き通路を設けたことを特徴とする注出キャップ。
  4. 請求項1又は3において、前記注出筒と前記環状突起との相互間にて極微小な隙間として形成される、前記ガス抜き通路は、前記環状突起の頂部と前記注出筒に形成した縦溝との間に形成されるものであることを特徴とする注出キャップ。
  5. 請求項1又は3において、前記蓋体の内筒が、当該蓋体に押圧力が負荷されるときにのみその弾性変形にて前記蓋体の内筒を復元可能にベースに向かって押し込まれるものであって、
    前記ガス抜き通路は前記注出筒の少なくとも1箇所に、2つの縦リブからなる一組の縦リブを設け、当該一組の縦リブと前記環状突起の頂部との間に形成されるものであることを特徴とする注出キャップ。
  6. 請求項2又は3において、前記蓋体の外周壁が、当該蓋体に押圧力が負荷されるときにのみその弾性変形にてベースの環状体から復元可能に離間するものであって、
    前記ガス抜き通路は、前記外周壁の下端及び前記環状体の上端の合せ面のうちの、少なくとも一方に形成した横溝によって形成されるものであることを特徴とする注出キャップ。
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