JP4790434B2 - ヒンジキャップ - Google Patents

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Description

本発明は、ヒンジキャップ、とくに容器内に充填した加熱殺菌された内容液によりキャップの上蓋内の空気が加熱され、内圧が上昇してキャップの上蓋が開蓋することを防止したヒンジキャップに関するものである。
殺菌のため加熱された内容液を充填するヒンジキャップにおいて、内容液充填後、ヒンジキャップを打栓した後、容器内部を殺菌し、次いで容器外部より温水シャワーで洗浄、冷却することは従来より行われている。
また、キャップ打栓後に、内容液の熱によりキャップ内の空気の内圧が上昇するためキャップの上蓋が開蓋することを防止するために、キャップ内の内圧が上昇すると、上蓋とキャップ本体の間に空気の流通路を形成し、キャップ内の空気を容器外に逃がし、キャップの上蓋内の内圧上昇を防止するようにしたキャップも従来より知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−272648号公報
しかしながら、上記特許文献1記載のヒンジキャップでは、キャップ内の空気圧により空気の流通路を形成、または閉鎖しているので、キャップ内の空気圧が高く、空気の流通路が形成されているときに、容器外から温水シャワーで冷却すると、キャップ内の空気圧が低下し、空気の流通路が閉鎖される前に空気と一緒に温水までキャップ内に吸い込むという問題があった。
また、加熱により、キャップ内の空気圧が急激に上昇した場合、空気圧が上蓋(20)の側壁部(22)を押圧して外方に変形させ、側壁部(22)と中蓋(2)の係合凹部(9)との係合が外れ、上蓋(20)が開蓋することもあった。
本発明は、上記問題を解決することを課題とし、加熱によるキャップ内の空気の圧力上昇を抑制し、ヒンジキャップの上蓋が圧力上昇によって開蓋することがなく、また、温水シャワー時に温水がキャップ内に侵入することを防止できるヒンジキャップを提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、ヒンジキャップとして、容器の口筒部に取着され、キャップ本体と上蓋からなるヒンジキャップにおいて、キャップ本体は、注出筒と、容器口筒部に嵌着される係合筒部とを具え、注出筒の内周には、周方向に所定の距離の間欠部を複数形成した間欠リブが配設され、係合筒部の上部には、上面に蓋係合面を形成し、上部外周に膨出部を設けた蓋係合部が突設されており、上蓋は、頂壁と外筒壁と、頂壁下面に垂設され、キャップ本体の注出筒の内周に係合する内筒壁とを具え、外筒壁下端内周には、閉蓋時に、キャップ本体の蓋係合部の蓋係合面に当接する係合面と、膨出部の下方周面と係合する係合突部を設けた係合部が形成され、係合面には、空気溝が配設されており、打栓時に、上蓋の内筒壁外周下端部が、注出筒の間欠リブに当接し、乗り上げるとともに、上蓋の外筒壁下端部が外方に僅かに変形することを特徴とする構成を採用する。
内筒壁の一実施例として、上蓋の内筒壁外周下端部に、キャップ本体の注出筒内周に摺接する膨出環が周設されていることを特徴とする構成を採用する。
また、キャップ本体と上蓋の外周壁との実施例として、係合筒部上部の蓋係合面が、外方に傾斜する傾斜面となっており、上蓋外筒壁の係合面が、蓋係合面と接合する傾斜面となっていることを特徴とする構成を採用する。
本発明の容器は、容器の口筒部に取着され、注出筒と容器口筒部に嵌着される係合筒部とを具えたキャップ本体と、内筒壁と外筒壁とを具えた上蓋とからなるヒンジキャップにおいて、注出筒の内周に、周方向に所定の距離の間欠部を複数形成した間欠リブ配設し、係合筒部の上部に蓋係合傾斜面を形成した蓋係合部を突設し、上蓋の外筒壁下端内周に上傾斜内面を設けた係合部を具えている。
そのことにより、加熱された内容液を充填した容器本体の口筒部にヒンジキャップを打栓した時の上方からの押圧により、上蓋の内筒壁内方から内筒壁外方へ、および内筒壁外方から容器外部への空気の流通路を形成して空気を容器外に排出し、打栓終了時に、空気の流通路を速やかに閉鎖することができる。
容器内の空気を排出し、速やかに空気の流路を閉鎖することで、ヒンジキャップ内を僅かに負圧にし、加熱によりキャップ内の空気が圧力上昇しても、上蓋が開蓋するまでの圧力上昇が行われず、上蓋が開蓋することを防止できる。
次に、本発明のヒンジキャップについて、実施例をあげ、図面を参照して説明する。
図1において、Aは容器本体に打栓されるキャップ本体、Bはキャップ本体AにヒンジCを介して一体成形された上蓋である。
容器本体の口筒部1外周には、係合突条2が設けられている。
図1、2に示すように、キャップ本体Aは、底壁5と、底壁5の周縁に連設される注出筒6と、注出筒6の下端外周よりリング状底壁7を介して連設される係合筒部8と、係合筒部8外周に一定の間隔をもって連設され、上端外周の所定の位置にヒンジCを連設する外周筒部9とからなっている。
底壁5には、注出口10を開口する薄肉の弱化部11が設けられており、底壁5の上面には、弱化部11の区画内に、注出口10の開口時に引上げるプルリング12が設けられている。
注出筒6の内周上部には、周方向に、所定の距離の間欠部13aを複数形成した間欠リブ13が配設されている。
係合筒部8は、リング状の上壁15と、上壁15の内周縁に垂設され、内周がリング状底壁7外周縁と接続する内筒16と、上壁15の外周縁に垂設された外筒17と、上壁15の上部に立設され、上蓋Bと係合する蓋係合部18とからなっている。
外筒17の内周には、容器本体の口筒部1の係合突条2と係合する係合突条19が設けられており、係合筒部8は、打栓時に、内筒16外周と外筒17内周により、容器本体の口筒部1を挟持することで、キャップ本体Aを容器本体の口筒部1に装着される。
外筒17の下端外周と外周筒部9の下端内周は、外周筒部9のヒンジCの反対側に設けられた連結片20と、間隔をおいて複数配設された破断可能な弱化片21とを介して連設されている。
図1、図4(a)に示すように、蓋係合部18の上面には、内方から外方下方に向かい僅かに傾斜する蓋係合傾斜面25が形成され、外周には、外筒17外周より縮径された縮径部26と、その上端部に縮径部26より拡径された膨出部27とが形成されており、膨出部27の最突部の下方周面は係合面27aとなっている。
上蓋Bは、頂壁30と、頂壁30の周縁に垂設された外筒壁31とからなり、頂壁30下面には、キャップ本体Aの注出筒6の内周に挿入される内筒壁32が垂設されている。
外筒壁31の内周下端は、拡径され、キャップ本体Aの係合筒部8の蓋係合部18と係合する係合部33が設けられており、外周下端の所定の位置に、ヒンジCが連設されている。
係合部33は、キャップ閉蓋時にキャップ本体Aの蓋係合部18の蓋係合傾斜面25に当接し、係合するように僅かに傾斜した上傾斜内面33aと、蓋係合部18の外周と係合する側内面33bとから形成されている。
上傾斜内面33aには空気溝34が配設され、側内面33bの下端には、キャップ本体Aの蓋係合部18の膨出部27と係合する係合突部35が設けられている。
係合突部35は、最突部の上方周面がキャップ本体Aの蓋係合部18の膨出部27の係合面27aに係合する係合面35aとなっている。
次に、本実施例のヒンジキャップの作用効果について説明する。
上蓋Bの係合部33とキャップ本体Aの蓋係合部18とを係合させ、上蓋Bをキャップ本体Aに閉蓋すると、図1に示すように、ヒンジキャップ内には、係合したキャップ本体Aの注出筒6と上蓋Bの内筒壁32より内側に空気室a、および外側に空気室bが形成される。
次に、容器本体内に加熱された内容液を充填し、容器本体の口筒部1に、閉蓋したヒンジキャップを上方から打栓する。
打栓前のヒンジキャップ内は、キャップ本体Aの注出筒6内周面と、上蓋Bの内筒壁32外周との係合により、空気室aと空気室bとの空気の流通路が封鎖されている。
また、上蓋Bの外筒壁31の係合部33の係合突部35の係合面35aと、キャップ本体Aの係合筒部8の蓋係合部18の膨出部27の係合面27aとの係合により、空気室b内とヒンジキャップ外との空気の流通路が封鎖されている。
打栓時には、ヒンジキャップの上蓋Bの上部より強い押圧力がかかり、上蓋Bがキャップ本体Aに対して押圧され、下降する。
上蓋Bが下降することにより、図3、図4(b)に示すように、上蓋Bの内筒壁32の外周下端部が、キャップ本体Aの注出筒6内周面を摺動する。
さらに下降し、内筒壁32の外周下端部が注出筒6内周に周設した間欠リブ13に当接し、乗り上げることで、内筒壁32が内方に変形し、上蓋Bの内筒壁32外周とキャップ本体Aの注出筒6内周との係合が外れ、間隙を形成する。
このことにより、上蓋Bがキャップ本体Aに対して下降し、押圧された空気室a内の空気が、間欠リブ13の間欠部13aを流通路とし、上蓋Bの内筒壁32外周とキャップ本体Aの注出筒6内周との間隙を通り、空気室b内に排出される。
また、上蓋Bがキャップ本体Aに対して押圧され、上蓋Bの係合部33の上傾斜内面33aがキャップ本体Aの蓋係合部18の蓋係合傾斜面25の面上を摺動することにより、上蓋Bの外筒壁31の下方を、外方へ僅かに変形させる。
上蓋Bの外筒壁31が外方へ変形することにより、上蓋Bの係合突部35の係合面35aと、キャップ本体Aの蓋係合部18の膨出部27の係合面27aとの係合が外れ、間隙をつくる。
そして、上蓋Bがキャップ本体Aに対して下降し、押圧された空気室b内の空気は、上蓋Bの係合部33の上傾斜内面33aと、キャップ本体Aの蓋係合部18の蓋係合傾斜面25との係合部より、上傾斜内面33aに配設した空気溝34を通り、上蓋Bの係合突部35の係合面35aと、キャップ本体Aの膨出部27の係合面27aとの間隙を通り、キャップ本体Aの係合筒部8と外周筒部9と弱化片21同士の間を通り、容器外に排出される。
打栓終了後には、上蓋Bに対するの押圧力が外され、上蓋Bの内筒壁32および外筒壁31の復元力により、内筒壁32の外周下端部 が注出筒6内周の間欠リブ13を押圧し、摺動するとともに、外筒壁31の係合部33の上傾斜内面33aを、キャップ本体Aの蓋係合部18の蓋係合傾斜面25の面上で内方に向かって摺動させ、上蓋Bをキャップ本体Aに対して上昇させ、ヒンジキャップが速やかに元の状態に戻る。
このことで、図1、図4(a)に示すように、再び、キャップ本体Aの注出筒6内周面と、上蓋Bの内筒壁32外周下部との係合により、空気室aと空気室bとの空気の流通路が速やかに閉鎖されるため、空気室a内は僅かに負圧となる。
また、上蓋Bの外筒壁31の係合突部35の係合面35aと、キャップ本体Aの蓋係合部18の膨出部27の係合面27aとの係合により、空気室b内と容器外との空気の流通路が速やかに閉鎖されるため、空気室b内は僅かに負圧となる。
容器内の加熱された内容液、或いは、温水シャワーにより、ヒンジキャップ内の空気が加熱されても、キャップ内がもともと負圧となっているため、ヒンジキャップ内の内圧上昇を低く抑えることができる。
このため、ヒンジキャップ内の内圧が上昇したとしても、内圧上昇のためヒンジキャップの上蓋Bがキャップ本体Aに対して開蓋するということを防止することができる。
また、本発明のヒンジキャップは、ヒンジキャップ内の内圧上昇により上蓋Bがキャップ本体Aに対して開蓋することを防止することができるが、打栓時のヒンジキャップ内の負圧は僅かであるため、消費者が必要に応じて開蓋する際には、開蓋操作の障害にはならない。
本発明のヒンジキャップは、容器を廃棄する際は、まず、上蓋Bを開蓋し、上蓋Bを引張り上げると、ヒンジCを介してキャップ本体Aの外周筒部9が上昇し、外周筒部9と係合筒部8との間の弱化片21を切断する。
次に、外周筒部9と係合筒部8との間の連結片20を支点として、外周筒部9のヒンジC側が上昇し、さらに上蓋Bを引張ると、外周筒部9の連結片20側も上昇する。
最後は、連結片20を介して係合筒部8の外筒17の連設部側のみが引張られ、係合筒部8の外筒17が変形し、キャップ本体Aと容器本体の口筒部1との係合が外れるので、簡単にヒンジキャップを容器本体から外して、分別廃棄することができる。
次に、第1実施例の上蓋の内筒壁の外周下端部に係合突条を配設した第2実施例について説明する。
本実施例の第1実施例と同一の構成部分には、同一の符号を付して図示して詳しい説明を省略し、相違点を中心に説明する。
図5において、Aは容器本体に打栓されるキャップ本体、Bはキャップ本体AにヒンジCを介して一体成形された上蓋である。
上蓋Bの内筒壁32の下端部外周には、図5、図6(a)に示すように、キャップ本体Aの注出筒6の内周面上部に摺接する膨出環40が周設されている。
次に、本実施例のヒンジキャップの作用効果について説明する。
打栓前のヒンジキャップ内は、キャップ本体Aの注出筒6内周面と、上蓋Bの内筒壁32外周下端部の膨出環40との係合により、空気室aと空気室bとの空気の流通路が封鎖されている。
ヒンジキャップの打栓時に、ヒンジキャップの上蓋Bの上部より強い押圧力がかかり、上蓋Bがキャップ本体Aに対して押圧され、下降することにより、上蓋Bの内筒壁32の膨出環40がキャップ本体Aの注出筒6内周面を摺動し、図6(b)に示すように、注出筒6内周に配設した間欠リブ13に当接し、乗り上げ、内筒壁32下端が内方に僅かに変形する。
このことにより、上蓋Bがキャップ本体Aに対して下降し、押圧された空気室a内の空気が、間欠リブ13の間欠部13aを流通路とし、上蓋Bの内筒壁32外周とキャップ本体Aの注出筒6内周との間隙を通り空気室b内に排出される。
本実施例では、上蓋Bの内筒壁32の下端外周に膨出環40をが周設したことにより、実施例1に比べ、キャップ本体Aの注出筒6内周と上蓋Bの内筒壁32外周との間隙を確実に開設することができる。
その他の作用効果は、実施例1と同じである。
次に、第1実施例において、キャップ本体の蓋係合部と上蓋の係合部の形状を変更した第3実施例について説明する。
同一の構成の部品については、同一の符号を付して図示し、説明を省略する。
以下、変更点を説明する。
図7、8において、Aaは容器本体、Baは上蓋である。
容器本体Aaは、注出筒6と係合筒部8とを具えており、係合筒部8の上部には、上面を水平面45とし、外周に膨出部46を設けた蓋係合部47が立設されている。
上蓋Baは、頂壁30と外筒壁31とを具えており、外筒壁31の内周下端には、係合部48が設けられている。
係合部48は、蓋係合部47の上面の水平面45と係合する水平な係合面49と、膨出部46の下方周面と係合する係合突条50とから形成されており、係合面49には、空気溝51が配設されている。
打栓にあたって、上蓋Baの外周壁31が外方に変形して、蓋係合部47の膨出部46と係合突条50との間に空気の流通路が形成される。
その他の構成は、第1実施例と同一であり、同一の作用効果を得ることができる。
上記各実施例では、キャップ本体Aの注出筒6内周上部に、所定の距離の間欠部13aを複数形成した間欠リブ13を配設したが、本発明は、打栓時に、上蓋Bの内筒壁32の外周下端部が当接し、乗り上げることで、内筒壁32を内方に変形させ、間隙を形成し、空気室a内から空気室b内への空気の流通路を開設することができればよいので、例えば、間欠部が一個所の周方向のリブでも、所定の距離で周方向に複数の突部を形成したものでもよく、キャップ本体Aの注出筒6内周に配設する間欠リブ13の形状は、上記各実施例の形状に限定されない。
本発明は、ヒンジキャップにおいて、ヒンジキャップを容器へ打栓することで、ヒンジキャップ内を僅かに負圧にし、容器内の内容液、または、温水シャワーによりヒンジキャップ内の空気が加熱され、ヒンジキャップの上蓋が開蓋することを防止できるので、各種の加熱充填する内容液の容器のヒンジキャップとして、広く利用することができる。
本発明の第1実施例のヒンジキャップの断面立面図である。 ヒンジキャップの下面図である。 ヒンジキャップの打栓時の説明図である。 ヒンジキャップの説明図で、(a)は打栓時前後の要部拡大図、(b)は打栓時の要部拡大図である。 本発明の第2実施例のヒンジキャップの断面立面図である。 ヒンジキャップの説明図で、(a)は打栓時前後の要部拡大図、(b)は打栓時の要部拡大図である。 本発明の第3実施例のヒンジキャップの断面立面図である。 ヒンジキャップの説明図で、(a)は打栓時前後の要部拡大図、(b)は打栓時の要部拡大図である。
符号の説明
A、Aa キャップ本体
B、Ba 上蓋
C ヒンジ
a、b 空気室
1 口筒部
2、19 係合突条
5 底壁
6 注出筒
7 リング状底壁
8 係合筒部
9 外周筒部
10 注出口
11 弱化部
12 プルリング
13 間欠リブ
13a 間欠部
15 上壁
16 内筒
17 外筒
18 蓋係合部
20 連結片
21 弱化片
25 蓋係合傾斜面
26 縮径部
27 膨出部
27a、35a 係合面
30 頂壁
31 外筒壁
32 内筒壁
33 係合部
33a 上傾斜内面
33b 側内面
34 空気溝
35 係合突部
40 膨出環
45 水平面
46 膨出部
47 蓋係合部
48 係合部
49 係合面
50 係合突条
51 空気溝

Claims (3)

  1. 容器の口筒部に取着され、キャップ本体と上蓋からなるヒンジキャップにおいて、
    キャップ本体は、注出筒と、容器口筒部に嵌着される係合筒部とを具え、
    注出筒の内周には、周方向に所定の距離の間欠部を複数形成した間欠リブが配設され、
    係合筒部の上部には、上面に蓋係合面を形成し、上部外周に膨出部を設けた蓋係合部が突設されており、
    上蓋は、頂壁と外筒壁と、頂壁下面に垂設され、キャップ本体の注出筒の内周に係合する内筒壁とを具え、
    外筒壁下端内周には、閉蓋時に、キャップ本体の蓋係合部の蓋係合面に当接する係合面と、膨出部の下方周面と係合する係合突部を設けた係合部が形成され
    係合面には、空気溝が配設されており、
    打栓時に、上蓋の内筒壁外周下端部が、注出筒の間欠リブに当接し、乗り上げるとともに、上蓋の外筒壁下端部が外方に僅かに変形することを特徴とするヒンジキャップ。
  2. 上蓋の内筒壁外周下端部に、キャップ本体の注出筒内周に摺接する膨出環が周設されていることを特徴とする請求項1記載のヒンジキャップ。
  3. 係合筒部上部の蓋係合面が、外方に傾斜する傾斜面となっており、上蓋外筒壁の係合面が、蓋係合面と接合する傾斜面となっていることを特徴とする請求項1または2記載のヒンジキャップ。
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