JP5269375B2 - ヒンジキャップ - Google Patents
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そしてまた、殺菌のための加熱処理によるキャップ内の空気圧の上昇により、上蓋が開蓋することを防止するために、キャップ本体の係合用の突出部に係合する上蓋の突出部に、主突起と補助突起を設け、係止機構を二重にして上蓋の開蓋を防止することも、従来より知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、上蓋に薄肉部を設け、上蓋の一部を変形可能としたので、上蓋を開蓋する際に、上蓋の一部を変形させ、速やかに上蓋の外周壁とキャップ本体の蓋係合部との係合を外すことができ、少ない開蓋力で開蓋することができる。
さらに、開蓋の際に、上蓋の外周壁とキャップ本体の蓋係合部と、上蓋の密封リングとキャップ本体の注出筒との二個所の係合を時間をおいて個別に外すことができ、上蓋の開蓋を効率的に行うことができる。
容器は、口筒部1と胴部2、底部からなり、口筒部1外周には、係合突条3が設けられている。
外筒10の内周には、容器の口筒部1の係合突条3と係合する係合突条12が設けられており、係合筒部5は、打栓時に、内筒9外周と外筒10内周により、容器の口筒部1を挟持するように、キャップ本体Aを容器の口筒部1に装着させる。
注出筒6の内周上部には、係合突部18が配設されている。
外周壁26の外周下端の所定の位置にヒンジCが連設され、ヒンジの反対側には、つまみ28が突設されている。
側内面30bの下端には、キャップ本体Aの蓋係合部11の膨出部22と係合する係合突部32が設けられている。
ヒンジキャップの組立は、上蓋Bの外周壁26の係合部30とキャップ本体Aの蓋係合部11とを係合させるとともに、上蓋Bの密封リング27とキャップ本体Aの注出筒6とを係合させ、上蓋Bをキャップ本体Aに閉蓋すると、図1に示すように、ヒンジキャップ内には、係合したキャップ本体Aの注出筒6と上蓋Bの密封リング27より外側に空気室a、内側に空気室bが形成される。
本実施例のヒンジキャップは、上蓋Bの外周壁26の係合部30とキャップ本体Aの蓋係合部11との係合、および、注出筒6の係合突部18と密封リング27の係合突部33との係合によって、打栓後に、加熱処理により、ヒンジキャップ内の空気室a、bの空気が膨張し内圧が高くなっても、空気室aは、外周壁26の係合部30と蓋係合部との係合によって、また、空気室bは、注出筒6と密封リング27の係合によって固く結合され、上蓋Bが開蓋されることを防止している。
また、上蓋Bの閉蓋後には、温水シャワー、または冷却水がかけられても、上蓋B内は密閉状態が保たれるので、空気とともにシャワーがキャップ内に吸入されることはない。
本実施例のヒンジキャップは、上蓋Bの頂壁25に薄肉部25aが設けられているため、つまみ28の持ち上げ始めに、図3(a)に示すように、薄肉部25aが変形するので、上蓋Bのつまみ28側を弱い力で変形させることができる。
本実施例の第1実施例と同一の構成部分には、同一の符号を付して図示して詳しい説明を省略し、相違点を中心に説明する。
外周壁36の外周下端の所定の位置にヒンジCが連設され、ヒンジCの反対側には、つまみ38が突設されている。
外周壁36のつまみ38とヒンジCとの中心線に対して両側の位置の内周には、つまみ38側に向かって形成された凹部40が凹設され、外周壁36の両側に薄肉部36aを形成している。
ヒンジキャップの組立は、上蓋Baの外周壁36の係合部39とキャップ本体Aの蓋係合部11とを係合させるとともに、上蓋Baの密封リング37とキャップ本体Aの注出筒6とを係合させ、上蓋Baをキャップ本体Aに閉蓋することにより、第1実施例と同様に、ヒンジキャップ内には、係合したキャップ本体Aの注出筒6と上蓋Baの密封リング37より外側に空気室a、内側に空気室bが形成される。
本実施例のヒンジキャップは、上蓋Baの外周壁36の両側に薄肉部36aが設けられているため、つまみ38の持ち上げ始めに、薄肉部36aが変形するので、上蓋Baのつまみ38側を弱い力で変形させることができる。
その他の作用効果は、実施例1と同じである。
B、Ba 上蓋
C ヒンジ
a、b 空気室
1 口筒部
2 胴部
3 係合突条
5 係合筒部
6 注出筒
7 外周筒部
8 上壁
9 内筒
10 外筒
11 蓋係合部
12 係合突条
13 環状底壁
14 底壁
15 弱化部
16 除去部
17 プルリング
18、32、33 係合突部
19 連結片
20 弱化片
21 縮径部
22 膨出部
25、35 頂壁
25a、36a 薄肉部
26、36 外周壁
27、37 密封リング
28、38 つまみ
29、40 凹部
30、39 係合部
30a 上内面
30b 側内面
31 溝
Claims (4)
- 容器の口筒部に取着され、キャップ本体と上蓋とがヒンジを介して連設されたヒンジキャップにおいて、
キャップ本体は、容器口筒部に嵌着される係合筒部と注出筒を備え、
係合筒部の上部には、蓋係合部が突設され、注出筒の内周には、係合部が設けられており、
上蓋は、頂壁と外周壁とを備え、
頂壁には、外周がキャップ本体の注出筒内周と係合し、下端部に注出筒の係合部に係合する係合突部を設けた密封リングが垂設され、
外周壁の外周には、つまみを配設し、下端内周には、キャップ本体の蓋係合部に係合する係合部が設けられ、
キャップ本体と上蓋が、注出筒と密封リング、および蓋係合部と外周壁の係合部の二個所で係合されるようになっており、
上蓋の頂壁または外周壁には薄肉部が設けられ、該薄肉部によって上蓋のつまみ側が変形可能となっていることを特徴とするヒンジキャップ。 - 頂壁の外周壁内周と密封リング外周との間に、下面から凹部が凹設され、頂壁に薄肉部が設けられていることを特徴とする請求項1記載のヒンジキャップ。
- 頂壁の薄肉部が、つまみを中心に一定範囲の円弧として形成されていることを特徴とする請求項2記載のヒンジキャップ。
- 外周壁のつまみとヒンジとを結ぶ中心線に対する両側の内周に、凹部が凹設され、外周壁の前記両側に薄肉部が設けられていることを特徴とする請求項1記載のヒンジキャップ。
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