JP2021107254A - 付け替えキャップ、及び容器 - Google Patents

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古澤 光夫
Mitsuo Furusawa
古澤  光夫
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【課題】未使用状態において口部から外れにくい付け替えキャップ、及び容器を提供する。【解決手段】本開示の付け替えキャップ1は、口部4が栓体(王冠80)によって閉塞された容器本体2に装着する付け替えキャップ1であって、容器本体2に収容された内容物を注出する注出孔14aを有する注出部材10と、栓体の下方において口部4の外面に係合する係合部(環状突起31b)を有すると共に、注出部材10の下部が栓体の天壁83又は口部4の上端部に当接した状態で注出部材10の上方及び径方向外側への変位を規制する筒状部材30とを備えることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本開示は、付け替えキャップ、及び付け替えキャップを用いた容器に関する。
従来、紅茶、ワイン、醤油、ソース等の液体を収容して口部を王冠やコルク等で閉塞した容器が知られている。この種の容器は、王冠等の除去後に口部に注出栓が取り付けられる。これらの注出栓は、通常は容器とは別個に取り扱われ、容器に付帯させる場合でも包装して接着テープ等で容器に添えられるのが実情である。
これに対して、例えば特許文献1には、口部を閉塞する王冠の周囲を更に注出栓で覆い、王冠を取り外した後に注出栓を口部に取り付けて使用することが開示されている。
実開平5−68863号公報
ところで、上記特許文献1の注出栓では、注出栓が王冠を囲むように容器口部の上端部分に着脱可能に取り付けられているため、王冠部分を支点に注出栓が傾いて外れることがあり、この点において改善の余地があった。
本開示は、このような問題点を解決することを課題とするものであり、その目的は、未使用状態において口部から外れにくい付け替えキャップ、及び容器を提供することにある。
本開示の付け替えキャップは、
口部が栓体によって閉塞された容器本体に装着する付け替えキャップであって、
前記容器本体に収容された内容物を注出する注出孔を有する注出部材と、
前記栓体の下方において前記口部の外面に係合する係合部を有すると共に、該注出部材の下部が前記栓体の天壁又は前記口部の上端部に当接した状態で該注出部材の上方及び径方向外側への変位を規制する筒状部材と
を備えることを特徴とする。
また、本開示の付け替えキャップは、上記構成において、前記注出部材は、前記口部の内径よりも小さい外径を有する周壁と、該周壁の上端部を閉塞すると共に前記注出孔が設けられた頂壁と、前記周壁から径方向外側に突出し外周端の外径が前記口部の内径よりも大きい弾性部材で形成されたシール部とを備えていることが好ましい。
また、本開示の付け替えキャップは、上記構成において、前記筒状部材は、前記係合部よりも上方において弱化部を有していることが好ましい。
また、本開示の付け替えキャップは、上記構成において、前記筒状部材は、前記注出部材を上方から覆う上壁を有する有頂筒状部材であり、該上壁には、前記注出部材を下方に押し出す押圧部が設けられていることが好ましい。
また、本開示の付け替えキャップは、上記構成において、前記注出部材には、前記注出孔を覆う蓋体が一体形成されていることが好ましい。
また、本開示の付け替えキャップは、上記構成において、前記筒状部材には、前記注出孔を覆う蓋体が一体形成されていることが好ましい。
また、本開示の容器は、
内容物を収容する容器本体と、
該容器本体の口部を閉塞する栓体と、
前記口部に装着する付け替えキャップと
を備えた容器であって、
前記付け替えキャップは、
前記容器本体に収容された内容物を注出する注出孔を有する注出部材と、
前記栓体の下方において前記口部の外面に係合する係合部を有すると共に、該注出部材の下部が前記栓体の天壁又は前記口部の上端部に当接した状態で該注出部材の上方及び径方向外側への変位を規制する筒状部材と
を備えることを特徴とする。
本開示によれば、未使用状態において口部から外れにくい付け替えキャップ、及び容器を提供することができる。
本開示の第1実施形態に係る容器の正面半断面図である。 図1におけるA−A断面図である。 本開示の第1実施形態に係る付け替えキャップの正面半断面図である。 本開示の第1実施形態に係る付け替えキャップの平面図である。 本開示の第1実施形態に係る付け替えキャップにおいて、押圧部を押下して付け替えキャップから注出部材を取り外している状態を示す図である。 本開示の第1実施形態に係る付け替えキャップを構成する蓋体付きの注出部材の斜視図である。 図5において取り外した注出部材を容器本体の口部に装着した状態を示す図である。 本開示の第2実施形態に係る容器の正面半断面図である。 本開示の第2実施形態に係る付け替えキャップにおいて、押圧部を押下して付け替えキャップから注出部材を取り外している状態を示す図である。 図9において取り外した注出部材を容器本体の口部に装着した状態を示す図である。 本開示の第3実施形態に係る容器の正面半断面図である。 図11から取り外した付け替えキャップを容器本体の口部に装着した状態を示す図である。 図11における弱化部の配置を示す斜視図である。 図13の状態からブリッジ部を引きちぎり、弱化部を周方向に順次破断させている状態を示す斜視図である。 本開示の第4実施形態に係る容器の正面半断面図である。 図15から取り外した付け替えキャップを容器本体の口部に装着した状態を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本開示の第1実施形態に係る付け替えキャップ1及び容器100について詳細に例示説明する。
なお、本明細書及び特許請求の範囲においては、上下方向は、図1に示すように容器100を正立姿勢とした状態における上方、下方を意味するものとする。また、径方向内側とは、図1における容器100の中心軸線Oを通り中心軸線Oに垂直な直線に沿って中心軸線Oに向かう方向を意味し、径方向外側とは、中心軸線Oを通り中心軸線Oに垂直な直線に沿って中心軸線Oから離れる方向を意味するものとする。
本実施形態において、弱化部とは、周囲の領域と比較して破断し易く構成された部位である。弱化部は、例えば、周囲の領域よりも肉厚を薄く形成した部位や幅を狭く形成した部位、間欠的に切り欠きを設けることで切り欠きの無い部分を破断し易くした部位等である。
図1に示す本実施形態の容器100は、内容物である液体を収容する容器本体2と、容器本体2の口部4の上端部に打栓係合されて口部4を閉塞する王冠80(栓体)と、口部4に装着される付け替えキャップ1とを備えている。
容器本体2は、本実施形態ではガラス製容器であり、付け替えキャップ1を装着する略円筒状の口部4と、口部4の下端部に肩部7を介して連なり、内容物である液体の収容空間Sを形成する胴部5と、胴部5の下端を閉塞する図示しない底部とを有している。容器本体2は、例えば、ガラス製のパリソンをブロー成形することによって形成することができる。
本実施形態において口部4は略円筒状となっており、収容空間Sに収容した内容物の吐出口を構成している。口部4上端部の外周面には口部4を閉塞する王冠80をアンダーカット係合(打栓係合)によって装着するための膨隆部4aが一体に設けられている。
なお、口部4は、付け替えキャップ1を打栓係合に替えてねじ係合により装着するための雄ねじ部を設けた構成とすることもできる。
胴部5は、口部4の下端部に肩部7を介して一体に連なり、下方に向けて略同一径を有する円筒形状を有している。また、口部4の下部には、ネックリング4bが一体に設けられている。ネックリング4bは口部4に対して径方向外側に向けて突出すると共に中心軸線Oを中心として全周に亘って延びる略環状となっている。
王冠80は、容器本体2の口部4に係合して閉塞する。王冠80は、側壁81と、側壁81の上端部を閉塞する天壁83と、天壁83の下面に設けられて口部4との隙間をシールするパッキン85とを備えている。また、側壁81には、径方向内側に凹み口部4の膨隆部4aにアンダーカット係合する環状凹部81aが設けられている。側壁81及び天壁83の材料には、鋼板やアルミニウム板等を用いることができる。また、パッキン85の材料には、ポリエチレン(PE)樹脂、コルクシート、ポリ塩化ビニル(PVC)樹脂等を用いることができる。
なお、口部4を閉塞する栓体には、王冠80の他、コルク栓や合成樹脂製の栓等を用いることができる。
付け替えキャップ1は、図1に示すように、容器本体2に収容された液体内容物を注出するための注出孔14aを有する注出部材10と、注出部材10と一体形成され注出孔14aを上方から閉塞する蓋体20と、口部4のネックリング4bにアンダーカット係合する環状突起31b(係合部)を有すると共に注出部材10の上方及び径方向外側への変位を規制する筒状部材30とを備えている。
注出部材10は、口部4の内径よりも小さい外径を有する周壁11と、周壁11の上端部を閉塞すると共に上面に注出孔14aを形成する注出筒14が立設された頂壁13と、周壁11から径方向外側に突出し、外周端の外径が口部4の内径よりも大きいフランジ部12(シール部)とを備えている。フランジ部12は、後述するように注出部材10を筒状部材30から取り外して口部4の内側に挿入したとき、フランジ部12の外周端が口部4の内周面に当接することで容器本体2の収容空間Sを外部に対して液密にシールする(図7参照)。
なお、注出部材10及び蓋体20の材料には、軟質ポリエチレン等の軟質合成樹脂、熱可塑性エラストマー、又はゴム材料等の、フランジ部12がシール部として機能するように適切な弾性を付与できる様々な材料を用いることができる。
注出部材10の上方には、注出孔14aを覆う蓋体20がヒンジ部18を介して注出部材10と一体に設けられている。蓋体20は、注出筒14を径方向外側から覆う周壁21と周壁21の上端部を閉塞し注出筒14を上方から覆う天壁23とを備えている。蓋体20は、周壁21の下端部においてヒンジ部18を介して注出部材10と一体化されている。天壁23の下面からシール筒壁25が垂下しており、図1においてシール筒壁25が注出筒14の内周面に嵌合することで注出孔14aは、液密にシールされ閉塞されている。
筒状部材30は、口部4を径方向外側から囲む外周壁31と、外周壁31の上端部を閉塞する上壁33とを備えている。外周壁31におけるネックリング4bの径方向外側近傍には、外周壁31の他の領域のよりも肉厚が薄い弱化部31aが設けられている。また、弱化部31aの下方には、径方向内側に突出しネックリング4bにアンダーカット係合する環状突起31bが設けられている。
外周壁31における頂壁13の径方向外側の領域には、図2に示すように、頂壁13を径方向外側から支持する支持リブ31cが設けられている。支持リブ31cは、図示の例では、周方向の12箇所に等間隔で設けられている。ヒンジ部18側とヒンジ部18の反対側の一部を除く部分は、支持リブ31cの内周端に頂壁13の外周端が嵌合することにより注出部材10は径方向外側への変位を規制されている。また、本実施形態では、図1等に示すように、支持リブ31cの内周面に王冠80の側壁81が当接することにより外周壁31が王冠80の側壁81により支持されている。また、注出部材10は、蓋体20を介して筒状部材30の上壁33により上方への変位を規制されている。
付け替えキャップ1は、図3及び図4に示すように、上壁33における径方向中央部に、下方に押下可能な押圧部33aを備えている。押圧部33aは、図4に示すように、未使用状態において、ヒンジ部33c及び弱化部33bにより支持されている。
以上の構成を有する付け替えキャップ1を装着した容器100を使用するに際しては、まず、図1の状態から利用者が外周壁31に設けられた弱化部31aを破断し、ネックリング4bと環状突起31bとのアンダーカット係合を解除する。アンダーカット係合を解除するに際しては、後述するように、弱化部31aの直下に設けられたブリッジ部31g(図13参照)を引きちぎり、弱化部31aを周方向に順次破断させることによって、筒状部材30における弱化部31aより下方の領域を取り除くことにより行われる(図14参照)。弱化部31aの破断によりアンダーカット係合が解除されるため、利用者は、付け替えキャップ1を上方に移動させることにより、容器本体2の口部4から取り外すことができる。その後、栓体(王冠80)を取り外す。
次に、取り外した付け替えキャップ1を机上等の安定して配置できる場所に置いた後、利用者は、人差し指等を用いて筒状部材30の押圧部33aを下方に押下する。これによって、弱化部33bが破断し、図5に示すように、ヒンジ部33c周りに回動した押圧部33aにより下方に押圧された注出部材10及び蓋体20は、頂壁13と支持リブ31cとの嵌合が外れることにより、付け替えキャップ1から取り外すことができる。
利用者は、図6に斜視図で示す注出部材10及び蓋体20を、容器本体2の口部4に装着する。注出部材10の装着に際しては、周壁11の下端部を口部4の上端開口から口部4内に挿入する。フランジ部12の外径が口部4の内径よりも大きいため、フランジ部12が口部4に当接するが、図7に示すように、フランジ部12の外周端が上方に変位するように弾性変形させながら注出部材10を下方に押し込むことによって、フランジ部12により収容空間Sを外部に対して液密にシールした状態で注出部材10を口部4に装着することができる。
以上述べたように、本実施形態は、口部4が栓体(王冠80)によって閉塞された容器本体2に装着する付け替えキャップ1であって、容器本体2に収容された内容物を注出する注出孔14aを有する注出部材10と、栓体の下方において口部4の外面に係合する係合部(環状突起31b)を有すると共に、注出部材10の下部が栓体の天壁83又は口部4の上端部に当接した状態で注出部材10の上方及び径方向外側への変位を規制する筒状部材30とを備えるように構成した。このような構成の採用によって、注出部材10を固定する筒状部材30が栓体の下方に設けた係合部により口部4に係合するので、筒状部材30が少なくとも注出部材10を介して栓体又は口部4で支持されることに加えて係合部においても支持される。特に、図1に示す例では、筒状部材30の外周壁31が栓体(王冠80)の側面(側壁81)においても支持されている。従って、未使用状態において、口部4に対する筒状部材30の傾きを抑制し、付け替えキャップ1を口部4から外れにくくすることができる。
このように、本実施形態では、栓体(王冠80)に代えて注出孔14aを備えた付け替えキャップ1を口部4に装着するようにしたので、内容物を注ぐ際に、液垂れせず、使い勝手の良い容器100を提供することができる。
また、本実施形態では、注出部材10は、口部4の内径よりも小さい外径を有する周壁11と、周壁11の上端部を閉塞すると共に注出孔14aが設けられた頂壁13と、周壁11から径方向外側に突出し外周端の外径が口部4の内径よりも大きい弾性部材で形成されたシール部(フランジ部12)とを備えるように構成した。このような構成の採用によって、シール部は、口部4の内径寸法に合わせて弾性変形しつつ口部4の内面に当接することができる。従って、容器本体2を例えばガラス材料で形成し、口部4の内径寸法の製造ばらつきが大きい場合であっても、内径寸法に応じてシール部が弾性変形することで、収容空間S内と外部とのシール性を維持することができる。
また、本実施形態では、筒状部材30は、係合部よりも上方において弱化部31aを有するように構成した。このような構成の採用によって、利用者が筒状部材30の弱化部31aを破断させることによって、筒状部材30と容器本体2の口部4との係合を不可逆的に解除することができる。従って、容器100から付け替えキャップ1を容易に取り外して容器100を図7に示す使用可能状態へと移行させることができる。また、不可逆的な弱化部31aの破断によって、容器100に未使用保証機能を与えることができる。
また、本実施形態では、筒状部材30は、注出部材10を上方から覆う上壁33を有する有頂筒状部材であり、上壁33には、注出部材10を下方に押し出す押圧部33aが設けられるように構成した。このような構成の採用によって、付け替えキャップ1から注出部材10を簡単に取り出すことができるので、容器100を図7に示す使用可能状態へと容易に移行させることができる。
また、本実施形態では、注出部材10には、注出孔14aを覆う蓋体20が一体形成されるように構成した。このような構成の採用によって、容器100の部品点数及び組立工数を削減することができる。
また、本実施形態は、内容物を収容する容器本体2と、容器本体2の口部4を閉塞する栓体(王冠80)と、口部4に装着する付け替えキャップ1とを備えた容器100であって、付け替えキャップ1は、容器本体2に収容された内容物を注出する注出孔14aを有する注出部材10と、栓体の下方において口部4の外面に係合する係合部(環状突起31b)を有すると共に、注出部材10の下部が栓体の天壁83又は口部4の上端部に当接した状態で注出部材10の上方及び径方向外側への変位を規制する筒状部材30とを備えるように構成した。このような構成の採用によって、注出部材10を固定する筒状部材30が栓体の下方に設けた係合部により口部4に係合するので、筒状部材30が少なくとも注出部材10を介して栓体で支持されることに加えて係合部においても支持される。特に、図1に示す例では、筒状部材30の外周壁31が栓体の側面においても支持されている。従って、未使用状態において、口部4に対する筒状部材30の傾きを抑制し、付け替えキャップ1を口部4から外れにくくすることができる。
次に、本開示の第2実施形態に係る付け替えキャップ101及び容器200について詳細に例示説明する。なお、本実施形態では、第1実施形態と比較して、(1)注出部材10においてフランジ部12に代えて弾性変形可能な底壁15及び開口17aを有する側壁17を設けた点、(2)支持リブ31cの下端部に注出部材10を上下方向に保持するための保持突起31dを設けた点を除いて、第1実施形態の構成と近似している。従って、ここでは、第1実施形態との差異点を中心に説明する。また、第1実施形態と機能が共通する部位については、同一の符号を付して説明する。
注出部材10は、口部4の内径よりも小さい外径を有する周壁11と、周壁11の上端部を閉塞すると共に上面に注出孔14aを形成する注出筒14が立設された頂壁13と、周壁11の下端部から径方向外側に突出させた底壁15(シール部)と、底壁15の外周端と頂壁13とを上下に連結するように設けられた開口17aを有する側壁17(シール部)と、頂壁13の外周端に立設され、ヒンジ部18に連なる外筒壁19とを備えている。底壁15及び側壁17の外周端の外径は、口部4の内径よりも大きく形成されている。底壁15及び側壁17は、後述するように注出部材10を筒状部材30から取り外して口部4の内側に挿入したとき、底壁15の外周端が口部4の内周面に当接することで容器本体2の収容空間Sを外部に対して液密にシールする(図10参照)。
外周壁31における頂壁13の径方向外側の領域には、図8に示すように、頂壁13及び外筒壁19を径方向外側から支持する支持リブ31cが設けられている。この支持リブ31cの内周端に頂壁13及び外筒壁19の外周端が嵌合することにより注出部材10は径方向外側への変位を規制されている。本実施形態では、支持リブ31cの下端部に注出部材10を上下方向に保持するための保持突起31dが設けられている。図8に示すように頂壁13及び外筒壁19の外周端が保持突起31dと係合することによって、注出部材10及び蓋体20は、保持突起31dの上方に保持されている。また、注出部材10は、蓋体20を介して筒状部材30の上壁33により上方への変位を規制されている。
付け替えキャップ101は、第1実施形態と同様に、上壁33における径方向中央部に、下方に押下可能な押圧部33aを備えている。
以上の構成を有する付け替えキャップ101を装着した容器200を使用するに際しては、まず、図8の状態から利用者が弱化部31aを破断し、ネックリング4bと環状突起31bとのアンダーカット係合を解除する。これによって、利用者は、付け替えキャップ101を上方に移動させることにより、容器本体2の口部4から取り外すことができる。その後、栓体(王冠80)を取り外す。
次に、取り外した付け替えキャップ101を机上等の安定して配置できる場所に置いた後、利用者は、人差し指等を用いて筒状部材30の押圧部33aを下方に押下する。これによって弱化部33bが破断し、図9に示すように、ヒンジ部33c周りに回動した押圧部33aにより下方に押圧された注出部材10及び蓋体20は、頂壁13と保持突起31dとの係合が外れることにより、付け替えキャップ101から取り外すことができる。
利用者は、注出部材10及び蓋体20を、容器本体2の口部4に装着する。注出部材10の装着に際しては、周壁11の下端部を口部4の上端開口から口部4内に挿入する。その際、底壁15の外径が口部4の内径よりも大きいため、底壁15が口部4に当接する。図10に示すように、底壁15の外周端が上方に変位するように弾性変形させながら注出部材10を下方に押し込むことによって、底壁15により収容空間Sを外部に対して液密にシールした状態で注出部材10を口部4に装着することができる。なお、本実施形態では、底壁15の外周端が開口17aを有する側壁17により頂壁13と連結されているため、底壁15の形状を安定化することができる。従って、収容空間Sを外部に対してより安定的にシールすることができる。
次に、本開示の第3実施形態に係る付け替えキャップ201及び容器300について詳細に例示説明する。なお、本実施形態では、第1実施形態と比較して、筒状部材30が上壁33を有しておらず、代わりに(1)外周壁31の上端部に注出部材10に係合する係合爪31eが設けられている点、(2)注出部材10が、頂壁13bの上面に立設された外筒壁19、及び外筒壁19の上端部から更に径方向外側に延在して外周壁31の上端部が当接する当接壁19aとを備えている点、を除いては、第1実施形態の構成と近似している。従って、ここでは、第1実施形態との差異点を中心に説明する。また、第1実施形態と機能が共通する部位については、同一の符号を付して説明する。
注出部材10は、図11に示すように、口部4の内径よりも小さい外径を有する周壁11と、周壁11の上端部を閉塞すると共に上面に注出孔14aを形成する注出筒14が立設された頂壁13,13bと、周壁11から径方向外側に突出し、外周端の外径が口部4の内径よりも大きいフランジ部12(シール部)と、注出筒14の径方向外側において頂壁13bの上面に立設された外筒壁19と、外筒壁19の上端部から更に径方向外側に延在しヒンジ部18を介して蓋体20に連なる当接壁19aとを備えている。フランジ部12は、後述するように付け替えキャップ201を容器本体2から取り外して周壁11を口部4の内側に挿入したとき、フランジ部12の外周端が口部4の内周面に当接することで容器本体2の収容空間Sを外部に対して液密にシールする(図12参照)。
筒状部材30は、口部4を径方向外側から囲む外周壁31と、外周壁31の上端部に設けられた係合爪31eと、外周壁31におけるネックリング4bの径方向外側の領域に設けられ外周壁31の他の領域のよりも肉厚が薄い弱化部31aと、弱化部31aの下方に設けられ径方向内側に突出してネックリング4bにアンダーカット係合する環状突起31bとを備えている。
外周壁31の上端部に設けられた係合爪31eは、頂壁13bの外周端にアンダーカット係合し、注出部材10の上方への変位を規制している。また、頂壁13bの外周端が支持リブ31cに嵌合することによって、注出部材10の径方向外側への変位も規制されている。また、本実施形態では、図11等に示すように、支持リブ31cの内周面に王冠80の側壁81が当接することにより外周壁31が王冠80の側壁81により支持されている。当接壁19aの下面には外周壁31の上端部が当接している。
以上の構成を有する付け替えキャップ201を装着した容器300を使用するに際しては、まず、図11の状態から利用者が弱化部31aを破断し、ネックリング4bと環状突起31bとのアンダーカット係合を解除する。アンダーカット係合を解除するに際しては、弱化部31aの直下に設けられた図13に示すブリッジ部31gを引きちぎり、弱化部31aを周方向に順次破断させることによって、筒状部材30における弱化部31aより下方の領域を取り除くことにより行われる(図14参照)。弱化部31aの破断によりネックリング4bと環状突起31bとのアンダーカット係合が解除されるため、利用者は、付け替えキャップ201を上方に移動させることにより、容器本体2の口部4から取り外すことができる。その後、栓体(王冠80)を取り外す。
利用者は、取り外した付け替えキャップ201を、容器本体2の口部4に装着する。注出部材10の装着に際しては、周壁11の下端部を口部4の上端開口から口部4内に挿入する。フランジ部12の外径が口部4の内径よりも大きいため、フランジ部12が口部4に当接する。図12に示すように、フランジ部12の外周端が上方に変位するように弾性変形させながら注出部材10を下方に押し込むことによって、フランジ部12により収容空間Sを外部に対して液密にシールした状態で注出部材10を口部4に装着することができる。
次に、本開示の第4実施形態に係る付け替えキャップ301及び容器400について詳細に例示説明する。なお、本実施形態では、第3実施形態と比較して、外周壁31の上端部に係合爪31eが形成される代わりに、(1)外周壁31の上端部から径方向内側に延在する固定壁37及び固定壁37の内周側から垂下する固定筒37aが設けられている点、(2)蓋体20が注出部材10ではなく、筒状部材30とヒンジ部18を介して一体形成されている点、を除いては、第3実施形態の構成と近似している。従って、ここでは、第3実施形態との差異点を中心に説明する。また、第3実施形態と機能が共通する部位については、同一の符号を付して説明する。
筒状部材30には、外周壁31の上端部から径方向内側に延在する固定壁37と、固定壁37の内周側から垂下する固定筒37aが設けられている。固定壁37の内周端が注出部材10の頂壁13の外周端に当接することによって、注出部材10の径方向外側への変位が規制されている。また、固定壁37の内周端における下面に周壁11の上端部が当接することによって、注出部材10の上方への変位が規制されている。固定壁37の内周側から固定筒37aが垂下しており、固定筒37aの内面に周壁11の外面が嵌合している。
また、本実施形態では、筒状部材30の外周壁31の上端部に、ヒンジ部18を介して蓋体20が一体形成されている。
以上の構成を有する付け替えキャップ301を装着した容器400を使用するに際しては、まず、図15の状態から利用者が弱化部31aを破断し、ネックリング4bと環状突起31bとのアンダーカット係合を解除する。アンダーカット係合を解除するに際しては、第3実施形態と同様に、弱化部31aの直下に設けられたブリッジ部31gを引きちぎり(図13参照)、弱化部31aを周方向に順次破断させることによって、筒状部材30における弱化部31aより下方の領域を取り除くことにより行われる(図14参照)。弱化部31aの破断によりネックリング4bと環状突起31bとのアンダーカット係合が解除されるため、利用者は、付け替えキャップ301を上方に移動させることにより、容器本体2の口部4から取り外すことができる。その後、栓体(王冠80)を取り外す。
利用者は、付け替えキャップ301を、容器本体2の口部4に装着する。付け替えキャップ301の装着に際しては、周壁11の下端部を口部4の上端開口から口部4内に挿入する。フランジ部12の外径が口部4の内径よりも大きいため、フランジ部12が口部4に当接する。図16に示すように、フランジ部12の外周端が上方に変位するように弾性変形させながら付け替えキャップ301を下方に押し込むことによって、フランジ部12により収容空間Sを外部に対して液密にシールした状態で付け替えキャップ301を口部4に装着することができる。
以上述べたように、本実施形態では、筒状部材30に、注出孔14aを覆う蓋体20が一体形成されるように構成した。このような構成の採用によって、容器400の部品点数及び組立工数を削減することができる。
本開示を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各構成部に含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の構成部を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。本発明の範囲にはこれらも包含されるものと理解されたい。
例えば、第1から第4実施形態では、筒状部材30は、注出部材10の下部が王冠80(栓体)の天壁83に当接した状態で注出部材10の上方及び径方向外側への変位を規制するように構成したが、この態様には限定されない。筒状部材30は、注出部材10の下部が口部4の上端部に当接した状態で注出部材10の上方及び径方向外側への変位を規制するように構成してもよい。
また、第1から第4実施形態では、周壁11から径方向外側に突出するシール部(フランジ部12、又は底壁15及び側壁17)を設けるように構成したが、この態様には限定されない。例えば、周壁11が直接口部4の内面に嵌合するように構成してもよい。
また、第1から第4実施形態では、筒状部材30は、係合部(環状突起31b)よりも上方において弱化部31aを有するように構成したが、この態様には限定されない。弱化部31aを設けない構成としてもよい。
また、第1から第4実施形態では、注出部材10又は筒状部材30と、蓋体20とが一体形成されるように構成したが、この態様には限定されない。蓋体20を注出部材10及び筒状部材30とは別部品として構成してもよいし、他の部材と一体化させてもよい。
1 付け替えキャップ
2 容器本体
4 口部
4a 膨隆部
4b ネックリング
5 胴部
7 肩部
10 注出部材
11 周壁
12 フランジ部(シール部)
13 頂壁
13b 頂壁
14 注出筒
14a 注出孔
15 底壁(シール部)
17 側壁(シール部)
17a 開口
18 ヒンジ部
19 外筒壁
19a 当接壁
20 蓋体
21 周壁
23 天壁
25 シール筒壁
30 筒状部材
31 外周壁
31a 弱化部
31b 環状突起(係合部)
31c 支持リブ
31d 保持突起
31e 係合爪
31g ブリッジ部
33 上壁
33a 押圧部
33b 弱化部
33c ヒンジ部
37 固定壁
37a 固定筒
80 王冠(栓体)
81 側壁
81a 環状凹部
83 天壁
85 パッキン
100 容器
101 付け替えキャップ
200 容器
201 付け替えキャップ
300 容器
301 付け替えキャップ
400 容器
O 中心軸線
S 収容空間

Claims (7)

  1. 口部が栓体によって閉塞された容器本体に装着する付け替えキャップであって、
    前記容器本体に収容された内容物を注出する注出孔を有する注出部材と、
    前記栓体の下方において前記口部の外面に係合する係合部を有すると共に、該注出部材の下部が前記栓体の天壁又は前記口部の上端部に当接した状態で該注出部材の上方及び径方向外側への変位を規制する筒状部材と
    を備えることを特徴とする付け替えキャップ。
  2. 前記注出部材は、前記口部の内径よりも小さい外径を有する周壁と、該周壁の上端部を閉塞すると共に前記注出孔が設けられた頂壁と、前記周壁から径方向外側に突出し外周端の外径が前記口部の内径よりも大きい弾性部材で形成されたシール部とを備えている、請求項1に記載の付け替えキャップ。
  3. 前記筒状部材は、前記係合部よりも上方において弱化部を有している、請求項1又は2に記載の付け替えキャップ。
  4. 前記筒状部材は、前記注出部材を上方から覆う上壁を有する有頂筒状部材であり、該上壁には、前記注出部材を下方に押し出す押圧部が設けられている、請求項1から3のいずれか一項に記載の付け替えキャップ。
  5. 前記注出部材には、前記注出孔を覆う蓋体が一体形成されている、請求項1から4のいずれか一項に記載の付け替えキャップ。
  6. 前記筒状部材には、前記注出孔を覆う蓋体が一体形成されている、請求項1から3のいずれか一項記載の付け替えキャップ。
  7. 内容物を収容する容器本体と、
    該容器本体の口部を閉塞する栓体と、
    前記口部に装着する付け替えキャップと
    を備えた容器であって、
    前記付け替えキャップは、
    前記容器本体に収容された内容物を注出する注出孔を有する注出部材と、
    前記栓体の下方において前記口部の外面に係合する係合部を有すると共に、該注出部材の下部が前記栓体の天壁又は前記口部の上端部に当接した状態で該注出部材の上方及び径方向外側への変位を規制する筒状部材と
    を備えることを特徴とする容器。
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