JP2003231544A - 小出し用閉鎖体及びこれを含むパッケージ - Google Patents

小出し用閉鎖体及びこれを含むパッケージ

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JP2003231544A
JP2003231544A JP2003018807A JP2003018807A JP2003231544A JP 2003231544 A JP2003231544 A JP 2003231544A JP 2003018807 A JP2003018807 A JP 2003018807A JP 2003018807 A JP2003018807 A JP 2003018807A JP 2003231544 A JP2003231544 A JP 2003231544A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】液体充填容器に適用するための、改良された密
栓を提供する。 【解決手段】容器の首部に取付けるための小出し用閉鎖
体10は、メイン密栓要素12と、メイン密栓要素に取
外し可能に取付けられるカップ形状のダストカバーとを
有している。メイン密栓要素は、容器の首部の縁部の上
に重なるような環状の上部パネル16と、上部パネルの
開口を取囲むように容器から遠ざかる方向へ延設されて
なる環状の飲み口20とを有している。防塵カバーは、
穴の開いていない上部パネル40から下方へ延設されて
なる環状のフランジを有していて、防塵カバーがメイン
密栓要素に対して最初の位置にあるとき、メイン密栓要
素の飲み口の端部にある開口26を密封して、容器の内
部の液体が漏出することを防止する。防塵カバーをメイ
ン密栓要素から取外したときには、容器の内部の液体
は、環状の飲み口とその開口とによって、容器からメイ
ン密栓要素を通して取出すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体充填容器に適
用するための小出し用閉鎖体、ならびに、液体充填容器
にそうした密栓を取付けて含んでいるようなパッケージ
に関する。特に、本発明は、上述した特徴を有するよう
な密栓及びパッケージであって、容器に飲料商品が加圧
充填されているものに関する。
【0002】
【従来の技術】多くの飲料商品は、通常はプラスチック
である瓶やその他の容器に封入されていて、そうした容
器は、充填後には、小出し用閉鎖体を容器の仕上部(密
栓を受けるネジ付きの又は他の構造の首部分)に取付け
て密封される。小出し用閉鎖体は複数の部品から構成さ
れてなる密栓になっていて、密栓の全体を容器から取外
さなくても封入された商品飲料を消費ないし取出すこと
ができるように、ある密栓の要素を密栓の別の要素に対
して手で動かすようになっている。米国特許第6,07
3,809号(Long,Jr.による)は公知のタイ
プの小出し用閉鎖体を開示していて、’809号特許の
密栓は封を切られたことが明白となるような特徴を有し
ているが、これは、そうした密栓を飲料商品の封入のた
めに使用するには重要な特徴である。
【0003】ここで参照して引用するWO 00/64
774号もまた、液体充填容器に適用するための公知の
タイプの小出し用閉鎖体を開示している。この参照文献
の密栓は、加圧された液体充填容器、例えば炭酸飲料の
容器や、スポーツ飲料などの無炭酸飲料を収容する容器
に適用するために特に良好に適していて、そうした飲料
が加圧され、窒素の圧力を加えられて充填されたとき、
関連するプラスチック容器を堅固にする。そして、同参
照文献の密栓は容器を密封状態で閉鎖するための複数の
要素を有していて、メイン密栓要素は飲料を取出す際に
は容器に対して動かす必要がなく、上部キャップ要素は
メイン密栓要素に対して可動になっていて、必要に応じ
て飲料の漏出を防止したり、取出したりできるようにな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の’809号特許
に開示されているタイプの密栓では、関連する容器から
液体を取出す際には、同文献にプッシュプル部分と記述
されている可動な密栓部分を、液体を取出さない閉じて
いるときの密栓の位置とは異なった位置である、所定の
位置に保持することが必要である。この特徴は、飲料の
容器に適用される密栓にあっては不都合であって、それ
は、プッシュプル部分は通常は手で操作されるので、消
費中の飲料や容器に残っている飲料を消費者の手に付着
しているゴミで汚染することがあるためである。さら
に、’809号特許に開示されている密栓には流通や保
管中に埃やゴミが付着する可能性があるので、多くの飲
料商品の製造者は、かかるタイプの密栓に防塵カバーと
通称される別個の被覆密栓を備えることを要求され、飲
料を取出す前にはそれを取外さなければならない。この
ような要求は、かかる密栓を2部品の密栓を3部品の密
栓へ変更させて材料及び組立のコストを高騰させるのみ
ならず、かかる密栓を含むパッケージを最初に開封した
後にそうした防塵カバーが投げ捨てられることにつなが
るが、それは、そうした防塵カバーはパッケージを再び
閉じるためには必要でないためであり、これは密栓にお
ける固体廃棄物の必要を増やすと共に、ゴミ捨ての機会
を増やすことになる。
【0005】また、’809号特許に開示されているタ
イプの密栓は、容器を加圧飲料のパッケージに使用した
ときには、開封時には取出口が防塵カバーによって覆わ
れていないため、関連する容器の内容物を飛散させる傾
向がある。そのような封入された内容物の飛散は消費者
にとって不愉快である。また、そうした密栓に防塵カバ
ーを備えたときには、取扱いが困難になって、というの
は、片手は防塵カバーを保持して取外すために使用さ
れ、他方の手は容器の内容物にアクセスするためのプル
飲み口を引っ張るために使用されるので、容器を保持す
るための手が不足するためである。そうした容器の多く
は弾性的なプラスチック材料から吹込み成形されている
ので、容器を絞って飲料を取出す際には容器をしっかり
と握ることが重要である。
【0006】また、前述のWO 00/64774号の
参照文献に開示されているタイプの密栓は、飲料商品を
封入するのに使用するときには、別個の防塵カバーを必
要としている。このために、開示されているのは2部品
の密栓であるが、実際には、そうしたパッケージの用途
においては3部品の密栓となって、そうした防塵カバー
は最初に開封した後には捨てられることになると共に、
加圧飲料のパッケージの小出し用閉鎖体の場合には、そ
うした密栓の最初の開封時には封入された内容物が飛散
する傾向がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】小出し用閉鎖体を飲料商
品、特に炭酸飲料や窒素で加圧封入される飲料などの加
圧飲料のパッケージに適用する際に生じる前述の及びそ
の他の問題点は、本発明によって提供される、防塵カバ
ーを含みわずか2部品だけの密栓によって解決される。
本発明の密栓におけるメイン密栓要素は、環状の上部パ
ネルと、上部パネルから延設されて関連する容器の仕上
部の外側に取付けられる環状のスカート部と、上部パネ
ルの開口を取囲むように上部パネルから上方へ延設され
てなる環状の飲み口とを備えていて、環状の飲み口の解
放端を介して、容器の内部の液体のための取出口を提供
している。本発明の密栓はまた、別個の部品である略カ
ップ形状の防塵カバーを有していて、防塵カバーは密栓
要素の飲み口を取外し可能に取囲み、防塵カバーはその
上部パネルから下方へ延設されてなる突起部を有し、こ
の突起部は防塵カバーを密栓要素に対して閉じた位置に
したときには密栓要素の取出口に入り込んで、防塵カバ
ーの閉じた位置においては液体が漏出しないように密栓
要素を閉じる。また、本発明は上述したような密栓を液
体の充填された(ただし頭部の空間は通例充填されな
い)容器に取付けられて有してなるパッケージに関す
る。
【0008】本発明による小出し用閉鎖体は、わずかに
2つの部品だけを必要としていて、第1の部品は飲料を
取出すためには容器から取外す必要がなく、飲料を取出
すためには第2の部品を第1の部品から取外すと共に、
再び第1の部品に取付けて容器を再び密封する。また、
本発明による小出し用閉鎖体のメイン密栓要素は飲料を
取出すためのプッシュプル要素を有していないので、ユ
ーザの手はメイン密栓要素の飲み口を保持する必要がな
く、これは飲み口を清潔に保つ助けになると共に、密栓
を閉じた状態から液体を取出せる状態にするためには片
手だけしか必要としないので、ユーザは容器自体をしっ
かり握りながら、容器の内部の液体を消費することがで
きる。本発明による小出し用閉鎖体を加圧された液体で
充填された容器に適用した場合には、圧力の解放時には
メイン密栓要素の取出口は防塵カバーで覆われているの
で、内容物がユーザへ飛散することを防止する。さら
に、本発明による小出し用閉鎖体には、必要に応じ、前
述のWO 00/64774号の帯体のような封を切ら
れたことを明示する特徴を容易に備えることができ、ま
た、必要に応じて、同文献の密封リブ16のような、自
己密封のための特徴を備えることもできる。
【0009】従って、本発明の目的は、液体充填容器に
適用するための、密栓を通して容器から液体を取出せる
ような、改良された密栓を提供すること、ならびに、そ
のような密栓を取付けられた液体充填容器を含むような
パッケージを提供することである。より詳しくは、本発
明の目的は、飲料商品で充填された容器に適用するのに
好適であるような上述した特徴を備えた密栓を提供する
こと、ならびに、そうした密栓を取付けられた容器を含
むようなパッケージを提供することである。さらに詳し
くは、本発明の目的は、加圧された飲料商品で充填され
た容器に適用するのに好適であるような上述した特徴を
備えた密栓を提供すること、ならびに、そうした密栓を
取付けられ加圧された飲料商品で充填された容器を含む
ようなパッケージを提供することである。本発明とその
目的とをさらに理解するために、添付図面を参照しつつ
以下に本発明を詳細に説明する。
【0010】
【発明の実施の形態】図1及び図4には、本発明による
小出し用閉鎖体を符号10にて示している。小出し用閉
鎖体10は2つの部品からなる密栓であって、図3及び
図4に示す如く容器50の上方の仕上部分に取付けるよ
うに適合してなるメイン密栓要素12と、これとは別個
の防塵カバー要素14とから構成されている。メイン密
栓要素12と防塵カバー要素14とのそれぞれは、好ま
しくは適当な熱可塑性の材料から成形されていて、例え
ば高密度ポリエチレンやポリプロピレンを用いて、例え
ば圧縮成形や射出成形などの在来の成形工程によって成
形される。
【0011】メイン密栓要素12は、単一の部品に成形
されていて、環状の上部パネル16と、環状のスカート
部18とを有し、このスカート部は上部パネルの外周か
ら下方へ向けて(容器50に取付けたときに該容器へ向
けて)延設されている。メイン密栓要素12はまた、上
部パネル16の半径方向内方の部分から上方へ延設され
てなる環状の飲み口20を有していて、飲み口20は上
部パネル16の開口を取囲んでいると共に、容器50の
内部にある液体(図示せず)の流れないし取出しのため
の通路22(図4参照)を形成していて、容器50から
メイン密栓要素12を取外さなくても液体を取出せるよ
うになっている。
【0012】飲み口20は、略円錐台の形状になってい
て、開口26を備えてなる外環状の解放端24を有して
いる。メイン密栓要素12のスカート部18の内側に
は、内方へ突出して螺旋状に突設されてなるネジ28
(図4参照)が備えられていて、メイン密栓要素12は
容器50の首部ないし仕上部52に取外し可能に取付け
ることができるようになっていて、そのために、容器の
かかる部分には、メイン密栓要素12のネジ28に対し
て相補的であるようなネジ54が外方へ突出して螺旋状
に突設されている。もちろん、例えばスナップ嵌合など
の様々な別の手段によっても、メイン密栓要素12を容
器50に取外し可能に固定することができることは、当
業者の理解するところである。いずれにしても、メイン
密栓要素12を容器50に取付けたときに、両者の封が
切られたことを明示するような関係とするためには、ス
カート部18の下側縁部に係脱可能な帯体30を備える
ようにして、これが、メイン密栓要素12が容器50に
固定されたとき、容器50の仕上部52の螺旋状のネジ
54の下方にて外方へ突設されてなる隆起部56に係合
するようにしておく。容器50からメイン密栓要素12
を取外そうと試みたときには、隆起部56が帯体30の
内方へ突設されている突起部に対して締り嵌めになって
いることから、帯体30は容器50の仕上部52に取残
されるようになっていて、そのために、帯体30は複数
の間隔を隔ててなる脆い架橋部32によってスカート部
18に結合されて、帯体30を容易にスカート部18か
ら分離できるようになっている。
【0013】防塵カバー要素14は、略カップ形状にな
っていて、穴の開いていない端部パネル40と環状のス
カート部42とを有し、このスカート部は端部パネル4
0の外周から下方へ向けて(メイン密栓要素12の上部
パネル16へ向けて)延設されている。防塵カバー要素
14の環状のスカート部42の内側には、内方へ突出し
て破線的な螺旋状に突設されてなる突起部44(図2参
照)が備えられ、また、メイン密栓要素12の飲み口2
0の外側には、相補的である外方へ突出して破線的な螺
旋状に突設されてなる突起部34が備えられていて、防
塵カバー要素14をメイン密栓要素12の飲み口20に
取外し可能に取付けることができるようになっている。
また、防塵カバー要素14の端部パネル40の内側に
は、下方へ垂下する環状のフランジ47が備えられてい
て、防塵カバー要素14をメイン密栓要素12に取付け
たときには、環状のフランジ47はメイン密栓要素12
の上端24の開口26に嵌入してこれを密封して、充填
された容器50に小出し用閉鎖体10を取付けて構成さ
れるパッケージを密閉する。
【0014】防塵カバー14とメイン密栓要素12との
間の封が切られたことを明示するような特徴を提供する
ためには、メイン密栓要素12の環状の飲み口20に
は、外方へ突設されてなる隆起部36を備えると共に、
防塵カバー14には封切り表示帯46を備えるようにし
て、この表示帯は脆い架橋部48によってスカート部4
2の下側縁部に結合させて、防塵カバー14が最初にメ
イン密栓要素12から取外された時に該表示帯がメイン
密栓要素12の飲み口20に取残されるようにして、そ
うした取外しがされたことを視覚的に表わすようにす
る。そして、メイン密栓要素12の上部パネル16に
は、メイン密栓要素12の飲み口20を間隔を隔てて取
囲むような、一体的な環状のフランジ39を備えるよう
にして、防塵カバー14がメイン密栓要素12から取外
されて封切り表示帯46がスカート部42から係脱した
ときに、防塵カバー14の封切り表示帯46をしっかり
と保持させる。
【0015】小出し用閉鎖体10を、例えば炭酸飲料や
窒素で加圧されたスポーツ飲料などの加圧飲料の容器5
0に適用する場合には、密栓12に一体的に下方及び内
方へ向いた密封リブ38(図4参照)を含めることで圧
力維持シールを提供し、容器50の首部52の縁部に対
する上方及び側方のシールを形成するが、これについて
は例えば、米国特許第5,782,369号(Tans
eyによる)に開示されているので、同文献を参照して
ここに引用する。この ’369号の特許では、そうし
たシールを提供するために、密栓10の環状の密封リブ
13と、関連する容器の端部19とを係合させているけ
れども、同様なシールは、前述したWO00/6477
4号にも教示されていて、同文献ではメイン密栓10の
密封リブ16を用いて、密栓10の取付けられる瓶の首
部の上端とのシールを形成するようになっている。もち
ろん、例えば米国特許第4,721,221号(Bar
riacによる)におけるような成形シールライナー4
0や成形シールライナー140のように、別個のシール
ライナーを使用しても良く、同文献の開示をここで参照
して引用するが、また、この他に、インサートであるシ
ールライナーを使用することも考えられる。
【0016】リブ38と同一であるような一体的な密封
リブを使用して、防塵カバー14の開口26の外径と、
メイン密栓要素12の飲み口20の内径との間の結合箇
所をシールすることも考えられるけれども、容器50に
封入された加圧飲料のためには、そうした密封リブは、
すべてでは無いにせよほとんどの場合、不必要であると
信じられている。従って、図示の如く、ただ単に防塵カ
バー14の環状のフランジ47と、メイン密栓要素12
の飲み口20の開口26との間の周囲を締り嵌めにする
だけで、両者の結合箇所のシールは十分である。しかし
ながら、このために、環状のフランジの下側縁部には上
方及び外方へ傾斜してなる自由端47aを備えるように
して、環状のフランジ47を容易に開口26に挿入でき
るようにしている。
【0017】本発明を実施するためのベストモードであ
ると、出願日に発明者が想定するものを図示して説明し
たけれども、適当な改変、変更、及び、均等物は、本発
明の範囲を逸脱するものではなく、発明の範囲は特許請
求の範囲の語句ならびにその均等物によってのみ限定さ
れることは、当業者にとって明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による小出し用閉鎖体を示した
分解斜視図である。
【図2】図2は、図1の小出し用閉鎖体の要素を示した
立面断面図である。
【図3】図3は、図1の小出し用閉鎖体の要素を容器に
取付けた様子を一部破断して示した立面図である。
【図4】図4は、図1の小出し用閉鎖体を示した立面断
面図であって、構成要素を互いに組立てて容器に取付け
た様子を示している。
【符号の説明】
10 小出し用閉鎖体 12 メイン密栓要素 14 防塵カバー要素 16 上部パネル 18 スカート部 20 飲み口 22 通路 40 端部パネル 44 突起部 50 容器
フロントページの続き Fターム(参考) 3E084 AA12 AB01 BA03 CA01 CB02 CC04 CC05 DA01 DB03 DB12 DC04 DC05 FA09 FB01 GA01 GA02 GB01 GB02 HB02 HC03 HD02 KA13 KB01 LA17 LB02 LB07 LC01

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飲料容器のための小出し用閉鎖体であっ
    て、前記小出し用閉鎖体は、 メイン密栓要素であって、容器の仕上部の外側に係合す
    べく適合してなる環状のスカート部と、仕上部の端部に
    わたるように適合してなる環状の上部パネルと、上部パ
    ネルの開口を該開口と同軸的に取囲むように容器の仕上
    部から延設されてなる環状の飲み口と、を有しているよ
    うな前記メイン密栓要素と、 カップ形状の防塵カバーであって、メイン密栓要素の環
    状の飲み口の外側を取囲むようなスカートと、防塵カバ
    ーの端部を閉じるような穴の開いていない上部パネル
    と、防塵カバーがメイン密栓要素に対して最初の位置に
    あるときに環状の飲み口の開口に密封的に係合すべく、
    上部パネルから垂下する環状のフランジとを備え、前記
    防塵カバーは、防塵カバーとメイン密栓要素とを相対的
    に動かすことによってメイン密栓要素から取外し可能に
    なっていて、メイン密栓要素の開口と環状の飲み口とを
    通して容器の内部の飲料を小出しにすることができるよ
    うな前記防塵カバーと、 を備えていることを特徴とする小出し用閉鎖体。
  2. 【請求項2】 小出し用閉鎖体において、 前記メイン密栓要素は、適当な熱可塑性材料から成形さ
    れた単一の部品である、 ことを特徴とする請求項1に記載の小出し用閉鎖体。
  3. 【請求項3】 小出し用閉鎖体において、 前記防塵カバーは、適当な熱可塑性材料から成形された
    単一の部品である、 ことを特徴とする請求項2に記載の小出し用閉鎖体。
  4. 【請求項4】 小出し用閉鎖体において、 前記メイン密栓要素は、前記上部パネルの下側から下方
    及び内方へ延設されてなり、小出し用閉鎖体を容器に取
    付けたときに容器の縁部に密封的に係合すべく適合され
    てなる、一体的に成形されてなる密封リブを備えてい
    る、 ことを特徴とする請求項1に記載の小出し用閉鎖体。
  5. 【請求項5】 小出し用閉鎖体において、 前記メイン密栓要素の環状のスカート部は、前記スカー
    ト部の上側部分に取付けられてなる付随的下端部分と、
    前記上側部分と前記付随的下端部分とを相互に結合する
    ための複数の間隔を隔ててなる脆い架橋部とを備えてい
    て、前記付随的下端部分は、小出し用閉鎖体を容器に取
    付けたときには容器の首部にある環状の隆起部に係合す
    ると共に、容器からメイン密栓要素を取外したり取外そ
    うと試みたときには脆い架橋部が破断することで容器側
    に残されるように適合していて、メイン密栓要素を容器
    から取外したり取外そうと試みたことを視覚的に表わす
    ようになっている、 ことを特徴とする請求項2に記載の小出し用閉鎖体。
  6. 【請求項6】 小出し用閉鎖体において、 前記メイン密栓要素は、圧縮成形又は射出成形によって
    成形されている、ことを特徴とする請求項2に記載の小
    出し用閉鎖体。
  7. 【請求項7】 小出し用閉鎖体において、 前記防塵カバーは、圧縮成形又は射出成形によって成形
    されている、 ことを特徴とする請求項2に記載の小出し用閉鎖体。
  8. 【請求項8】 液体充填容器を備えてなるパッケージで
    あって、同容器は首部分と前記容器の前記首部分に取付
    けられる小出し用閉鎖体とを有していて、前記小出し用
    閉鎖体が、 メイン密栓要素であって、容器の仕上部の外側を取囲ん
    で係合するような環状のスカート部と、仕上部の端部に
    わたるような環状の上部パネルと、上部パネルの開口を
    取囲んで該開口と同軸的になるように容器の仕上部から
    延設されてなる環状の飲み口と、を有しているような前
    記メイン密栓要素と、 カップ形状の防塵カバーであって、メイン密栓要素の環
    状の飲み口の外側を取囲むようなスカートと、防塵カバ
    ーの端部を閉じるような穴の開いていない上部パネル
    と、防塵カバーがメイン密栓要素に対して最初の位置に
    あるときに環状の飲み口の開口に密封的に係合すべく、
    上部パネルから垂下する環状のフランジとを備え、前記
    防塵カバーは、防塵カバーとメイン密栓要素とを相対的
    に動かすことによってメイン密栓要素から取外し可能に
    なっていて、メイン密栓要素の開口と環状の飲み口とを
    通して容器の内部の飲料を小出しにすることができるよ
    うな前記防塵カバーと、 を備えていることを特徴とするパッケージ。
  9. 【請求項9】 パッケージにおいて、 前記小出し用閉鎖体の前記メイン密栓要素は、適当な熱
    可塑性材料から成形された単一の部品である、 ことを特徴とする請求項8に記載のパッケージ。
  10. 【請求項10】 パッケージにおいて、 前記小出し用閉鎖体の前記防塵カバーは、適当な熱可塑
    性材料から成形された単一の部品である、 ことを特徴とする請求項8に記載のパッケージ。
  11. 【請求項11】 パッケージにおいて、 前記メイン密栓要素は、前記上部パネルの下側から下方
    及び内方へ延設されてなり、小出し用閉鎖体を容器に取
    付けたときに容器の縁部に密封的に係合するような、一
    体的に成形されてなる密封リブを備えている、 ことを特徴とする請求項9に記載のパッケージ。
  12. 【請求項12】 パッケージにおいて、 前記メイン密栓要素の環状のスカート部は、前記スカー
    ト部の上側部分に取付けられてなる付随的下端部分と、
    前記上側部分と前記付随的下端部分とを相互に結合する
    ための複数の間隔を隔ててなる脆い架橋部とを備えてい
    て、前記付随的下端部分は、小出し用閉鎖体を容器に取
    付けたときには容器の首部にある環状の隆起部に係合す
    ると共に、容器からメイン密栓要素を取外したときには
    脆い架橋部が破断することで容器側に残されて、メイン
    密栓要素を容器から取外したり取外そうと試みたことを
    視覚的に表わすようになっている、 ことを特徴とする請求項9に記載のパッケージ。
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