JPS5816549Y2 - コンテナのドア−シ−ル装置 - Google Patents
コンテナのドア−シ−ル装置Info
- Publication number
- JPS5816549Y2 JPS5816549Y2 JP1979016866U JP1686679U JPS5816549Y2 JP S5816549 Y2 JPS5816549 Y2 JP S5816549Y2 JP 1979016866 U JP1979016866 U JP 1979016866U JP 1686679 U JP1686679 U JP 1686679U JP S5816549 Y2 JPS5816549 Y2 JP S5816549Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- container
- frame
- door panel
- sealing device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Seal Device For Vehicle (AREA)
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はコンテナのドアーシール装置に関するもので、
完全シール効果が得られることを特徴とするものである
。
完全シール効果が得られることを特徴とするものである
。
コンテナは完全密閉となるよう予め構成されるが、その
際には特にドアーシール部が問題となる。
際には特にドアーシール部が問題となる。
すなわち、ドアー以外の部分は溶接等により完全にシー
ルすることが容易であるが、ドア一部分は可動性を有す
るため、完成シールが比較的困難である。
ルすることが容易であるが、ドア一部分は可動性を有す
るため、完成シールが比較的困難である。
従来のこの種コンテナのドアーシール装置の一例を述べ
ると、第5図示のごとく、ドアーフレーム1の周囲に突
出させたドアーパネル2の外側端3を適当な長さに直角
に折曲げ、ドアーフレーム1とドアーパネル2で構成さ
れた隅部にコンテナ枠体4に当接するシール部材5を設
けて構成していた。
ると、第5図示のごとく、ドアーフレーム1の周囲に突
出させたドアーパネル2の外側端3を適当な長さに直角
に折曲げ、ドアーフレーム1とドアーパネル2で構成さ
れた隅部にコンテナ枠体4に当接するシール部材5を設
けて構成していた。
この場合にあっては同図に点斜線で示されているように
凹溝6が構成され、使用中あるいは漏水試験において該
凹溝6に水が溜り易く、さらにその状態が継続するとシ
ール部材5とコンテナ枠体4間の接触面からいわゆる毛
細管現象により内部に水が浸透してくる欠点があった。
凹溝6が構成され、使用中あるいは漏水試験において該
凹溝6に水が溜り易く、さらにその状態が継続するとシ
ール部材5とコンテナ枠体4間の接触面からいわゆる毛
細管現象により内部に水が浸透してくる欠点があった。
そのような現象を阻止するためにはシール部材5がコン
テナ枠体4に強く押圧されるよう構成することが考えら
れるが、ドアーの全周にそのようなシール部材が取付け
られると、完全閉塞に大きな力が必要となり、実用的で
なくなり、さらにロック装置その化ドアーパネル2等に
不必要な力が加わり、耐久性の点でも欠点が生ずる。
テナ枠体4に強く押圧されるよう構成することが考えら
れるが、ドアーの全周にそのようなシール部材が取付け
られると、完全閉塞に大きな力が必要となり、実用的で
なくなり、さらにロック装置その化ドアーパネル2等に
不必要な力が加わり、耐久性の点でも欠点が生ずる。
本考案は上記のごとき欠点を除去してなるものであり、
ドアーを閉じたとき、シール部材5が積極的にドアーパ
ネル2とコンテナ枠体4間に進出し、その間に前記従来
の実施例のごとく、凹溝6が構成されず水の溜ることが
ないよう構成したことを特徴とするものである。
ドアーを閉じたとき、シール部材5が積極的にドアーパ
ネル2とコンテナ枠体4間に進出し、その間に前記従来
の実施例のごとく、凹溝6が構成されず水の溜ることが
ないよう構成したことを特徴とするものである。
以下にその一実施例を図面について詳細に説明する。
第1図はコンテナのドアーa、l)を示す正面図であり
、ドアーa、l)はヒンジ7でコンテナ外枠4′側に取
付けられている。
、ドアーa、l)はヒンジ7でコンテナ外枠4′側に取
付けられている。
ドアーa、l)はドアーフレーム1とドアーパネル2に
より構成され、ドアーパネル2はドアーフレーム1の周
囲に突出させた状態で取付けられている。
より構成され、ドアーパネル2はドアーフレーム1の周
囲に突出させた状態で取付けられている。
本考案ではドアーフレーム1の周囲に突出させたドアー
パネル2の外側端3を約45°の角度に傾斜させてコン
テナ枠体4側に折曲げ、さらにドアーフレーム1とドア
ーパネル2で構成された隅部にはコンテナ枠体4に押圧
するシール部材、例えばスポンジラバー8が設けられる
。
パネル2の外側端3を約45°の角度に傾斜させてコン
テナ枠体4側に折曲げ、さらにドアーフレーム1とドア
ーパネル2で構成された隅部にはコンテナ枠体4に押圧
するシール部材、例えばスポンジラバー8が設けられる
。
なお、該スポンジラバー8は第3図示のごとく、ドアー
パネル2の外側端3から少しコンテナ枠体4側に突出す
る状態で設ける。
パネル2の外側端3から少しコンテナ枠体4側に突出す
る状態で設ける。
図中9はドアーフレーム1に取付けたスポンジラバー8
と隣接して設けたソリッドラバーであり、押え板10を
介してリベット11で取付けられ、ドアーa、l)を閉
めたとき、その先端が予め外側、すなわちスポンジラバ
ー8側に折曲げられるよう構成されている。
と隣接して設けたソリッドラバーであり、押え板10を
介してリベット11で取付けられ、ドアーa、l)を閉
めたとき、その先端が予め外側、すなわちスポンジラバ
ー8側に折曲げられるよう構成されている。
それらはヒンジ7を支点としたドアーa、l)の回動に
より予め外側、すなわちスポンジラバー8側に折曲げら
れるようにソリッドラバー9の長さを調整することによ
り容易である。
より予め外側、すなわちスポンジラバー8側に折曲げら
れるようにソリッドラバー9の長さを調整することによ
り容易である。
上記構成の本考案はドアーa、l)を閉めると第4図示
のごとくスポンジラバー8がコンテナ枠体4に押圧し、
ドアーパネル2の外側端3が傾斜させられているため、
スポンジラバー8がドアーパネル2とコンテナ枠体4間
へ膨出し、従来のごとくその間に凹溝6を構成すること
がなく、即ち水が溜る面積が殆んどないものである。
のごとくスポンジラバー8がコンテナ枠体4に押圧し、
ドアーパネル2の外側端3が傾斜させられているため、
スポンジラバー8がドアーパネル2とコンテナ枠体4間
へ膨出し、従来のごとくその間に凹溝6を構成すること
がなく、即ち水が溜る面積が殆んどないものである。
したがって、防水効果の点で優れた効果を得ることがで
きるものであり、漏水テストにおいても顕著な効果を得
ることができたものである。
きるものであり、漏水テストにおいても顕著な効果を得
ることができたものである。
さらにドアーパネル2の外側端3の折曲げが緩やかであ
ることに伴い、雨水の流れが良好となり、防水効果の点
ではさらに優れた効果を有するものである。
ることに伴い、雨水の流れが良好となり、防水効果の点
ではさらに優れた効果を有するものである。
なお、図面実施例のごとく、ソリッドラバー9を設ける
とスポンジラバー8が破損等した場合であってもそれら
ソリッドラバー9が二次的に防水作用をし、気密性及び
安全性の点でも優れた効果を発揮するものである。
とスポンジラバー8が破損等した場合であってもそれら
ソリッドラバー9が二次的に防水作用をし、気密性及び
安全性の点でも優れた効果を発揮するものである。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図はコンテ
ナのドア一部の正面図、第2図は第1図のA−A線断面
図、第3図は第2図の開扉状態を示す断面図、第4図は
第2図の要部拡大断面図、第5図は従来例を示す要部の
断面図である。
ナのドア一部の正面図、第2図は第1図のA−A線断面
図、第3図は第2図の開扉状態を示す断面図、第4図は
第2図の要部拡大断面図、第5図は従来例を示す要部の
断面図である。
Claims (1)
- ドアーフレームの周囲に突出させたドアーパネルの外側
端を傾斜させてコンテナ枠体側に折曲げ、ドアーフレー
ムとドアーパネルで構成された隅部には上記外側端から
コンテナ枠体側に少し突出させてコンテナ枠体に押圧さ
れるスポンジラバー等のシール部材を設けたことを特徴
とするコンテナのドアーシール装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979016866U JPS5816549Y2 (ja) | 1979-02-13 | 1979-02-13 | コンテナのドア−シ−ル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979016866U JPS5816549Y2 (ja) | 1979-02-13 | 1979-02-13 | コンテナのドア−シ−ル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55117988U JPS55117988U (ja) | 1980-08-20 |
JPS5816549Y2 true JPS5816549Y2 (ja) | 1983-04-04 |
Family
ID=28841181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979016866U Expired JPS5816549Y2 (ja) | 1979-02-13 | 1979-02-13 | コンテナのドア−シ−ル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5816549Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5327235Y2 (ja) * | 1973-01-16 | 1978-07-11 |
-
1979
- 1979-02-13 JP JP1979016866U patent/JPS5816549Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55117988U (ja) | 1980-08-20 |
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