JPH09101081A - 断熱箱体 - Google Patents

断熱箱体

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JPH09101081A
JPH09101081A JP7257533A JP25753395A JPH09101081A JP H09101081 A JPH09101081 A JP H09101081A JP 7257533 A JP7257533 A JP 7257533A JP 25753395 A JP25753395 A JP 25753395A JP H09101081 A JPH09101081 A JP H09101081A
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 側板の各部において安定したウレタン漏れ防
止性能および吸湿防止性能を得ること。 【解決手段】 左側板12の第2フランジ部15に下面
側から上部左板16をあてがい、上部左板16に天板3
1をネジ止めする。すると、上部左板16および天板3
1間が引付けられることに伴い、上部左板16が第2フ
ランジ部15の下面に密着する。これと共に、上部左板
16が第2フランジ部15を天板31側へ押圧するの
で、第2フランジ部15および天板31間で第2シール
材32が圧縮される。この場合、上部左板16および第
2フランジ部15間の圧接,第2シール材32の圧縮と
いった二重のシールを行う上、左側板12の前後端部に
シート状の第1シール材19,22を装着するので、側
板12の各部において安定したウレタン漏れ防止性能お
よび吸湿防止性能が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内箱と外箱との間
に断熱材を充填してなる断熱箱体に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】例えば冷蔵庫の断熱箱
体は、外箱内に内箱を収容し、両者の間に発泡ウレタン
等の断熱材を注入することにより構成されている。図1
2ないし図14は外箱の従来構成を示すものである。こ
の外箱は、図12および図13に示すように、テーブル
ボード1(以下、TB枠と称する)の溝部1a内に左側
板2,右側板3,後板4(図14参照),前板5を挿入
し、TB枠1の開口部1bを天板6により閉塞した構成
になっている。
【0003】この構成の場合、各側板2および3の前後
端部には、図14に示すように、縦方向へ延びる第1フ
ランジ部7が形成されており(左側板2の第1フランジ
部7のみ図示する)、後板4および前板5の各フランジ
部8(後板4のフランジ部8のみ図示する)を第1フラ
ンジ部7に嵌合することに伴い各板2〜5相互間が連結
されている。
【0004】上記従来の外箱においては、第1フランジ
部7が上方へ開口しているため、第1フランジ部7の上
端部にパテ9を押込んでウレタン漏れおよび吸湿を防止
していた。しかしながら、パテ9の押込み作業を行い難
いため、各側板2および3の前後端部において、ウレタ
ン漏れおよび吸湿の両防止性能にばらつきが生じること
があった。
【0005】また、各側板2および3の中央部(前後端
部を除く部分)には横方向へ延びる第2フランジ部10
が形成されており(左側板2の第2フランジ部10のみ
図示する)、図13に示すように、各側板2および3の
中央部においては、第2フランジ部10をTB枠1の壁
部1cに接触させることに伴いシールを行い、ウレタン
漏れを防止していた。このため、ウレタン漏れに関して
は十分であるが、吸湿防止の点で改善の余地が残されて
いた。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、左側板および右側板の各部において
安定したウレタン漏れ防止性能および吸湿防止性能が得
られる断熱箱体を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の断熱箱体
は、外箱内に内箱を収容すると共に、外箱と内箱との間
に断熱材を充填してなるものにおいて、前記外箱が、左
側板および右側板と、これら各側板の前後端部に設けら
れ、縦方向へ延びて上端が開口する第1フランジ部と、
前記各側板の上端部に設けられ、横方向へ延びる第2フ
ランジ部と、前記各側板の第2フランジ部に下面側から
あてがわれる上板と、これら各上板の前後端部および前
記第1フランジ部間に介在されるシート状の第1シール
材と、前記各上板にネジ止めされる天板と、前記各側板
の第2フランジ部および前記天板間に介在されるシート
状の第2シール材とを備えているところに特徴を有す
る。上記手段によれば、各側板の第2フランジ部の下面
に上板をあてがい、各上板の前後端部および第1フラン
ジ部間に第1シール材を介在させ、各側板の第2フラン
ジ部および天板間に第2シール材を介在させた後、各上
板に天板をネジ止めする。すると、各上板および天板間
が引付けられることに伴い、各上板が第2フランジ部の
下面に密着する。これと共に、各上板が第2フランジ部
を天板側へ押圧するので、各第2フランジ部および天板
間で第2シール材が圧縮される。この場合、上板および
第2フランジ部間の圧接,第2シール材の圧縮といった
二重のシールを行う上、各側板の前後端部にシート状の
第1シール材を介在させるので、各側板の各部において
安定したウレタン漏れ防止性能および吸湿防止性能が得
られる。
【0008】請求項2記載の断熱箱体は、各上板の少な
くとも一方の端部が第1フランジ部の開口を覆い、前記
第1フランジ部に第1シール材を介して嵌合される嵌合
部が前記各上板の端部に設けられているところに特徴を
有する。上記手段によれば、各側板の第2フランジ部の
下面側から上板をあてがい、各上板の嵌合部を第1フラ
ンジ部に嵌合すると、該第1フランジ部の開口が上板に
より覆われ、該第1フランジ部と上板の嵌合部との間で
第1シール材が圧縮される。このため、各側板の端部が
確実にシールされる。
【0009】請求項3記載の断熱箱体は、各上板の少な
くとも一方の端部が第1フランジ部の開口を覆い、前記
各上板の端部と前記第1フランジ部の上端面との間に第
1シール材が介在されているところに特徴を有する。上
記手段によれば、各側板の第2フランジ部に下面側から
上板をあてがうと、各側板の少なくとも一方の第1フラ
ンジ部の開口が上板の端部により覆われ、第1フランジ
部の上端面と上板の端部との間で第1シール材が圧縮さ
れる。このため、各側板の端部が確実にシールされる。
【0010】請求項4記載の断熱箱体は、各上板の少な
くとも一方の端部が第1フランジ部の開口を開放し、前
記第1フランジ部に第1シール材を介して嵌合される嵌
合部が前記上板の端部に設けられ、前記第1フランジ部
の上端面と天板との間に介在される厚肉部が第2シール
材に設けられているところに特徴を有する。上記手段に
よれば、各側板の第2フランジ部に下面側から上板をあ
てがい、各上板の嵌合部を第1フランジ部に嵌合する
と、該第1フランジ部と上板の嵌合部との間で第1シー
ル材が圧縮される。そして、天板を各上板にネジ止めす
ると、第2シール材の厚肉部が第1フランジ部の上端面
と天板との間で圧縮される。このため、各側板の端部が
確実にシールされる。
【0011】請求項5記載の断熱箱体は、外箱に接触し
て上板を位置決めする位置決め部が各上板に設けられて
いるところに特徴を有する。上記手段によれば、各上板
の位置決め部が外箱に接触することに伴い、各上板が位
置決めされる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を冷蔵庫の断熱箱体
に適用した第1実施例について、図1ないし図6を参照
しながら説明する。断熱箱体は、図6に示す外箱11の
内部に内箱(図示せず)を収容し、外箱11と内箱との
間に発泡ウレタン等の断熱材(図示せず)を注入するこ
とから形成されるものであり、外箱11の詳細構成は次
のようになっている。
【0013】左側板12の前端部には、図1に示すよう
に、縦方向へ延びるフランジ部13が形成されている。
このフランジ部13は左側板12の上下端部を除く中央
部に位置するものであり、外箱11の内方に折曲げられ
ている。また、左側板12の前端部には、上端部に位置
して第1フランジ部14が形成されている。この第1フ
ランジ部14は、縦方向へ延びて上端が開口するもので
あり、図2に示すように、外箱11の内方へ折返されて
いる。そして、第1フランジ部14の内部には被嵌合部
14aが形成されている。
【0014】左側板12の上端部には、横方向へ延びる
第2フランジ部15が形成されている。この第2フラン
ジ部15は外箱11の内方へ折曲げられたものであり、
図1に示すように、左側板12の前後端部を除く中央部
に位置している。また、左側板12の第2フランジ部1
5には、図3に示すように、下面側から上部左板16が
あてがわれており、第1フランジ部14の開口は上部左
板16の前端部により塞がれている。尚、上部左板16
は上板に相当するものである。
【0015】上部左板16の左端部には、図2に示すよ
うに、下方へ突出するフランジ部17が折曲形成されて
おり、このフランジ部17は左側板12の内面全域に接
触している。また、上部左板16の前端部には下方へ突
出するフランジ部18が折曲形成されている。このフラ
ンジ部18は嵌合部に相当するものであり、フランジ部
17の前端部およびフランジ部18には、ウレタン漏れ
および吸湿を防止するシート状の第1シール材19が貼
付されている。
【0016】上部左板16のフランジ部18は、図3に
示すように、左側板12の被嵌合部14a内に圧入され
ている。そして、第1シール材19は、左側板12の第
1フランジ部14および上部左板16のフランジ部18
間で圧縮されている。また、左側板12の後端部には、
図1に示すように、縦方向へ延びる第1フランジ部20
が形成されている。この第1フランジ部20は2重に折
返されて上端が開口するものであり、図5に示すよう
に、第1フランジ部20の開口は上部左板16の後端部
により塞がれている。尚、図4の符号21aおよび21
bは、第1フランジ部20に形成された被嵌合部を示し
ている。
【0017】第1フランジ部20の上端面には、図5に
示すように、シート状の第1シール材22が貼付されて
いる。この第1シール材22はウレタン漏れおよび吸湿
を防止するものであり、第1フランジ部20の上端面お
よび上部左板16の後端部間で圧縮されている。
【0018】図1の右側板23は左側板12と同一構成
をなすものであり、フランジ部13,第1フランジ部1
4および20,第2フランジ部15を有している。ま
た、右側板23の第2フランジ部15には、図6に示す
ように、下面側から上部右板24があてがわれている。
この上部右板24は上部左板16と同一構成をなすもの
であり、図1に示すように、第1シール材19が貼付さ
れるフランジ部17および18を有している。尚、上部
右板24は上板に相当する。
【0019】上部右板24のフランジ部18は、図6に
示すように、右側板23の第1フランジ部14の嵌合部
14aに圧入されており、第1シール材19は、上部右
板24のフランジ部18および右側板23の第1フラン
ジ部14間で圧縮されている。また、右側板23の第1
フランジ部20の上端面には、図1に示すように、第1
シール材22が貼付されており、第1シール材22は、
第1フランジ部20の上端面および上部右板24の後端
部間で圧縮されている。
【0020】後板25の上端部にはL字状の上部後板2
6が取付けられ、左右端部にはフランジ部27,27が
形成されている。そして、後板25の各フランジ部27
は、図6において、左側板12の嵌合部21aおよび右
側板23の嵌合部21a内に嵌合されることに伴い、左
側板12および後板25間,右側板23および後板25
間を連結している。
【0021】左側板12の第1フランジ部20および右
側板23の第1フランジ部20には平面状の接触部21
cが折曲形成されており、これら各接触部21cは、後
板25の各フランジ部27が左側板12の被嵌合部21
aおよび右側板23の被嵌合部21a内に嵌合されるこ
とに伴い、後板25の内面に圧接される。尚、図1に示
す各第1シール材22は、接触部21cと後板25との
接触部分を上面側から覆っている。
【0022】上部前板28は断面L字状をなすものであ
り、上部前板28の左右端部にはフランジ部29が折曲
形成されている。そして、これら各フランジ部29は、
左側板12の第1フランジ部14の内面および右側板2
3の第1フランジ部14の内面に嵌合される。
【0023】上部左板16の前端部および上部右板24
の前端部にはフランジ部30が一体形成されている。こ
れら各フランジ部30は、上部左板16の上面および上
部右板24の上面に対して下方へ凹むものであり、上部
前板29は、図6に示すように、両フランジ部30上に
載置されることに伴い、上部左板16および上部右板2
4と面一になっている。また、天板31の下面には、図
1に示すように、シート状をなす4枚の第2シール材3
2が貼付されている。これら各第2シール材32はウレ
タン漏れおよび吸湿を防止するものであり、天板31の
周囲部に位置している。
【0024】天板31は上部左板16および上部右板2
4にネジ止めされる。そして、上部左板16および天板
31間,上部右板24および天板31間が引付けられる
ことに伴い、上部左板16が左側板12の第2フランジ
部15の下面に密着し、上部右板24が右側板23の第
2フランジ部15の下面に密着する。しかも、上部左板
16を介して左側板12の第2フランジ部15が上方へ
押圧されることに伴い、左側板12の第2フランジ部1
5および天板31間で第2シール材32が圧縮され、上
部右板24を介して右側板23の第2フランジ部15が
上方へ押圧されることに伴い、右側板23の第2フラン
ジ部15および天板31間で第2シール材32が圧縮さ
れる。
【0025】天板31は、上部左板16および上部右板
24に加え、上部後板26および上部前板28にもネジ
止めされる。そして、上部後板26および天板31間,
上部前板28および天板31間が引付けられることに伴
い、上部後板26および天板31間,上部前板28およ
び天板31間で第2シール材32が圧縮される。尚、符
号33は、天板31を固定するネジを示している。ま
た、天板31の上面は平板状のテーブルボード(図示せ
ず)により覆われる。
【0026】上記実施例によれば、外箱11を組立てる
にあたっては、左側板12の第2フランジ部15の下面
に上部左板16をあてがい、右側板23の第2フランジ
部15の下面に上部右板24をあてがう。そして、上部
左板16のフランジ部18および上部右板23のフラン
ジ部18を左側板12の嵌合部14aおよび右側板23
の嵌合部14a内に嵌合する。
【0027】すると、上部左板16のフランジ部18お
よび左側板12の第1フランジ部14間,上部右板23
のフランジ部18および右側板23の第1フランジ部1
4間で第1シール材19が圧縮される。これと共に、上
部左板16の後端部および左側板12の第1フランジ部
20間,上部右板23の後端部および右側板23の第1
フランジ部20間で第1シール材22が圧縮される。
【0028】次に、天板31を上部左板16,上部右板
24,上部後板26,上部前板28にネジ止めすると、
上部左板16および天板31間,上部右板24および天
板31間が引付けられる。すると、上部左板16が左側
板12の第2フランジ部15の下面に密着し、上部右板
23が右側板23の第2フランジ部15の下面に密着す
る。これと共に、上部左板16の第2フランジ部15お
よび天板31間,上部右板23の第2フランジ部15お
よび天板31間で第2シール材32が圧縮される。
【0029】従って、左側板12については、上部左板
16および第2フランジ部15間の圧接,第2シール材
32といった二重のシールが行われる上、前後端部にシ
ート状の第1シール材19および22が装着される。同
様に、右側板23については、上部右板24および第2
フランジ部15間の圧接,第2シール材32といった二
重のシールが行われる上、前後端部にシート状の第1シ
ール材19および22が装着される。このため、左側板
12および右側板23の各部において、安定したウレタ
ン漏れ防止性能および吸湿防止性能が得られる。
【0030】また、上部左板16のフランジ部18およ
び上部右板24のフランジ部18を左側板12の第1フ
ランジ部14および右側板23の第1フランジ部14に
嵌合することに伴い、左側板12の第1フランジ部14
および右側板23の第1フランジ部14を覆い、しか
も、各第1シール材19を圧縮した。このため、左側板
12の前端部のシール性および右側板23の前端部のシ
ール性が向上する。
【0031】また、左側板12の第2フランジ部15お
よび右側板23の第2フランジ部15に上部左板16お
よび上部右板24をあてがうことに伴い、左側板12の
第1フランジ部20および右側板23の第1フランジ部
20を覆い、しかも、各第1シール材22を圧縮した。
このため、左側板12の後端部のシール性および右側板
23の後端部のシール性が向上する。
【0032】尚、上記第1実施例においては、第1フラ
ンジ部の開口を上板で覆い且つ第1フランジ部と嵌合部
との間で第1シール材を圧縮する構成を上部左板16の
前端部および上部右板24の前端部に適用したが、これ
に限定されるものではなく、上部左板16の前後端部お
よび上部右板24の前後端部に適用したり、あるいは、
上部左板16の後端部および上部右板24の後端部に適
用しても良い。
【0033】また、上記第1実施例においては、第1フ
ランジ部の開口を上板で覆い且つ第1フランジ部と上板
との間で第1シール材を圧縮する構成を上部左板16の
後端部および上部右板24の後端部に適用したが、これ
に限定されるものではなく、上部左板16の前後端部お
よび上部右板24の前後端部に適用したり、あるいは、
上部左板16の前端部および上部右板24の前端部に適
用しても良い。
【0034】次に本発明の第2実施例を図7ないし図9
に基づいて説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材
についは同一の符号を付して説明を省略し、以下、異な
る部材についてのみ説明を行う。上部左板16および上
部右板24の後端部には、図8に示すように、嵌合部3
4が一体形成されている(上部左板16の嵌合部34の
み図示する)。これら各嵌合部34はフランジ部17を
後方へ延設したものであり、上部左板16の後端部およ
び上部右板24の後端部から突出している。
【0035】上部左板16の嵌合部34および上部右板
24の嵌合部34には、図9に示すように、第1シール
材35が貼付されている(上部左板16の嵌合部34に
貼付された第1シール材35のみ図示する)。そして、
各嵌合部34を第1フランジ部20の嵌合部21b内に
圧入すると、図7に示すように、各第1シール材35
が、嵌合部34および第1フランジ部20間で圧縮され
るようになっている。また、上部左板16および上部右
板24は、第1フランジ部20の開口を開放するため、
短尺に形成されている。
【0036】天板31の後隅部には、左右端部に位置し
て厚肉部に相当する重合部32aが設けられている(左
端部の重合部32aのみ図示する)。これら各重合部3
2aは第2シール材32を重ね合せてなるものであり、
天板31を上部左板16,上部右板24,上部後板2
6,上部前板28にネジ止めすると、各重合部32aが
第1フランジ部20の上端面および天板31間で圧縮さ
れる。
【0037】上記実施例によれば、左側板12の第2フ
ランジ部15に下面側から上部左板16をあてがい、右
側板23の第2フランジ部15に下面側から上部右板2
4をあてがい、上部左板16の嵌合部34および上部右
板23の嵌合部34を左側板12の第1フランジ部20
および右側板23の第1フランジ部20に嵌合すると、
第1フランジ部20と嵌合部34との間で夫々第1シー
ル材35が圧縮される。そして、天板31を上部左板1
6,上部右板24,上部後板26,上部前板28にネジ
止めすると、第2シール材32の各重合部32aが第1
フランジ部20の上端面と天板31との間で圧縮され
る。このため、左側板12の後端部および右側板23の
後端部を簡単且つ確実にシールできる。
【0038】尚、上記第2実施例においては、第1フラ
ンジ部と嵌合部との間で第1シール材を圧縮し、しか
も、第1フランジ部の開口を第2シール材の厚肉部でシ
ールする構成を上部左板16の後端部および上部右板2
4の後端部に適用したが、これに限定されるものではな
く、上部左板16の前後端部および上部右板24の前後
端部に適用したり、あるいは、上部左板16の前端部お
よび上部右板24の前端部に適用しても良い。
【0039】次に本発明の第3実施例を図10および図
11に基づいて説明する。尚、上記第1実施例と同一の
部材についは同一の符号を付して説明を省略し、以下、
異なる部材についてのみ説明を行う。まず、図11にお
いて、上部左板16のフランジ部30および上部右板2
4のフランジ部30には、前方へ突出する位置決め部3
0aが一体形成されている(上部左板16の位置決め部
30aのみ図示している)。
【0040】上記実施例によれば、図10に示すよう
に、上部左板16および上部右板24は、位置決め部3
0aが上部前板28の内面に接触することに伴い位置決
めされている(上部左板16が位置決めされた状態のみ
図示する)。これにより、上部前板27の後方への移動
が規制され、各フランジ部28が左側板12の前フラン
ジ部14および右側板22の前フランジ部14に確実に
接触するようになっている。
【0041】尚、上記第3実施例においては、上部前板
28に接触する位置決め部30aを上部左板16および
上部右板24に形成したが、これに限定されるものでは
なく、例えば後板25に接触する位置決め部を形成して
も良い。
【0042】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の断熱箱体を次の効果を奏する。請求項1記載の手段に
よれば、上板および第2フランジ部間の圧接,第2シー
ル材の圧縮といった二重のシールを行う上、各側板の前
後端部にシート状の第1シール材を装着するので、各側
板の各部において安定したウレタン漏れ防止性能および
吸湿防止性能が得られる。
【0043】請求項2記載の手段によれば、第1フラン
ジ部の開口を上板で覆い、しかも、第1フランジ部と嵌
合部との間で第1シール材を圧縮するので、各側板の端
部が確実にシールされる。請求項3記載の手段によれ
ば、第1フランジ部の開口を上板で覆い、しかも、第1
フランジ部と上板の端部との間で第1シール材を圧縮す
るので、各側板の端部が確実にシールされる。
【0044】請求項4記載の手段によれば、第1フラン
ジ部と嵌合部との間で第1シール材を圧縮し、しかも、
第1フランジ部の開口を第2シール材の厚肉部で覆うの
で、各側板の端部が確実にシールされる。請求項5記載
の手段によれば、各上板の位置決め部を外箱に接触させ
ることに伴い、各上板を位置決めできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図(外箱の分解斜視
図)
【図2】左側板および上部左板の前端部を示す分解斜視
【図3】左側板および上部左板の前端部を示す斜視図
【図4】左側板および上部左板の後端部を示す分解斜視
【図5】左側板および上部左板の後端部を示す斜視図
【図6】外箱の上部を示す斜視図
【図7】本発明の第2実施例を示す図(上部左板の後端
部および第2シール材を示す分解斜視図)
【図8】上部左板の後端部および第1シール材を示す分
解斜視図
【図9】左側板および上部左板の後端部を示す分解斜視
【図10】本発明の第3実施例を示す図(左側板と上部
前板の連結部分を示す上面図)
【図11】上部左板の前端部を示す斜視図
【図12】従来例を示す断熱箱体の天井部の斜視図
【図13】左側板および天板の連結状態を示す断面図
【図14】左側板および後板の天井部を示す斜視図
【符号の説明】
11は外箱、12は左側板、14は第1フランジ部、1
5は第2フランジ部、16は上部左板(上板)、18は
フランジ部(嵌合部)、19は第1シール材、20は第
1フランジ部、23は右側板、24は上部右板(上
板)、30aは位置決め部、31は天板、32は第2シ
ール材、34は嵌合部、35は第1シール材を示す。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外箱内に内箱を収容すると共に、外箱と
    内箱との間に断熱材を充填してなる断熱箱体において、 前記外箱は、 左側板および右側板と、 これら各側板の前後端部に設けられ、縦方向へ延びて上
    端が開口する第1フランジ部と、 前記各側板の上端部に設けられ、横方向へ延びる第2フ
    ランジ部と、 前記各側板の第2フランジ部に下面側からあてがわれる
    上板と、 これら各上板の前後端部および前記第1フランジ部間に
    介在されるシート状の第1シール材と、 前記各上板にネジ止めされる天板と、 前記各側板の第2フランジ部および前記天板間に介在さ
    れるシート状の第2シール材とを備えていることを特徴
    とする断熱箱体。
  2. 【請求項2】 各上板の少なくとも一方の端部は第1フ
    ランジ部の開口を覆い、 前記各上板の端部には、前記第1フランジ部に第1シー
    ル材を介して嵌合される嵌合部が設けられていることを
    特徴とする請求項1記載の断熱箱体。
  3. 【請求項3】 各上板の少なくとも一方の端部は第1フ
    ランジ部の開口を覆い、 第1シール材は、前各上板の端部と前記第1フランジ部
    の上端面との間に介在されていることを特徴とする請求
    項1記載の断熱箱体。
  4. 【請求項4】 各上板の少なくとも一方の端部は第1フ
    ランジ部の開口を開放し、 前記各上板の端部には、前記第1フランジ部に第1シー
    ル材を介して嵌合される嵌合部が設けられ、 第2シール材には、前記第1フランジ部の上端面と天板
    との間に介在される厚肉部が設けられていることを特徴
    とする請求項1記載の断熱箱体。
  5. 【請求項5】 各上板には、外箱に接触して上板を位置
    決めする位置決め部が設けられていることを特徴とする
    請求項1記載の断熱箱体。
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