JP4288634B2 - 竪枠ホロー部の塞ぎ構造、ホロー部の塞ぎ部材及び塞ぎ部材用の長尺型材 - Google Patents

竪枠ホロー部の塞ぎ構造、ホロー部の塞ぎ部材及び塞ぎ部材用の長尺型材 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、上下の横枠、左右竪枠を接合して成るサッシの竪枠ホロー部の塞ぎ構造、その塞ぎ構造を得るための竪枠ホロー部の端部を塞ぐ塞ぎ部材、及びその塞ぎ部材用の長尺型材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、竪枠のホロー部を塞ぐ構造として、▲1▼実用新案登録第2595501号が公知である。これによれば、竪枠のホロー部(中空部)内に、ブロック状のバッカーを自体の弾性で押し込み、その上にコーキング材を充填して、その上に両側に切欠部を有する上面部と、上面部の室外側で垂下する係止片と、上面部の室内側で下方に折り曲げられたクランク部とを有する竪枠キャップをかぶせて、前記クランク部上にコーキング材を施してホロー部を水密に塞ぐようにしている。また、▲2▼実開平3−86991号には、竪枠の接合面に切り欠きを設け、その切り欠きにアルミダイキャストから成る閉塞ブロック及びパッキング材を嵌入して外側からビスで固定して竪枠ホロー部を塞ぐ構造のものが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記▲1▼において竪枠キャップは、両側に切欠部を有する上面部を備えているため、板材を折り曲げてキャップ全体を形成した後、その両端面に切欠部の加工を別途行う必要があり、加工工数が増加する問題がある。また、樹脂材でキャップを一体に成形する方法で前記切欠部を備えたキャップ自体を得ることもできるが、キャップは、雨水や陽光にさらされる個所に取付けられることから、耐候性に劣る樹脂材でキャップを構成することは好ましくない。その上、アルミニウム製の竪枠の色調と樹脂材の色調とは、素材の相違から、完全に一致させることは難しく、サッシのごく一部ではあるものの、外観を損なう欠点もある。
一方、▲2▼では、閉塞ブロックをパッキング材と共にビスで止めるなど、部品点数の多い構成であって、組み付け工数が多くかかる問題がある。
この発明は、竪枠ホロー部を水密に塞ぐ塞ぎ部材を、極めて簡単な手順で得ることが出来、低い加工、組み付けコストで、しかも、耐候性が良く、色調合わせの容易な竪枠ホロー部の塞ぎ構造を提供することを目的とする。また、別の課題は、竪枠との結合ねじ位置が異なる横枠にも対応できる塞ぎ部材を用いた塞ぎ構造を提供することにある。
【0004】
前記課題解決のために、左右竪枠の間に上下の横枠を接合した竪枠のホロー部開口端を塞ぎ部材で塞いで成る竪枠ホロー部の塞ぎ構造において、ホロー部の見込寸法に対応した幅で、ホロー部開口端を塞ぐ塞ぎ部分とホロー部内に嵌め込まれる嵌め込み部分となる断面形状のアルミニウム型材を準備し、そのアルミニウム型材を、塞ぐべきホロー部の見付寸法に応じて切断して塞ぎ部材とし、嵌め込み部分には、塞ぎ部材をホロー部内へ嵌め込むときにホロー部内面に案内されて塞ぎ部材が見込方向に傾くことを防止するガイド部を設け、そのガイド部と塞ぎ部分との間に溝を形成し、この溝により、嵌め込み部分をホロー部に嵌め込んだとき、ホロー部の室外側壁内面と、仕切り壁内面との間にコーキング材の充填空間を形成し、その充填空間へコーキング材を充填し、塞ぎ部材でホロー部の上開口端部を水密に塞いで成ることを特徴とする(請求項1)。これによれば、ホロー部の見込寸法に対応した幅で、ホロー部開口部を塞ぐ塞ぎ部分とホロー部内に嵌め込まれる嵌め込み部分となる断面形状の長尺のアルミニウム型材を予め準備しておき、その型材を塞ぐべきホロー部の見付寸法に対応して切断するだけで、塞ぎ部材が得られるので、塞ぎ部材形成に要する工程は、単に切断のみであり、極めて容易である。また、その塞ぎ部材をコーキング材と共に、ホロー部に嵌め込むだけの構造であるから、極めて単純で組み付け工数がかからない。また、嵌め込み部分には、塞ぎ部材をホロー部内へ嵌め込むときにホロー部内面に案内されて塞ぎ部材が見込方向に傾くことを防止するガイド部を設けると、塞ぎ部材をホロー部に押し込むときに傾くことなく装着できて好都合である。
【0005】
左右竪枠の間に上下の横枠を接合した竪枠のホロー部開口端を塞ぎ部材で塞いで成る竪枠ホロー部の塞ぎ構造において、ホロー部の見込寸法に対応した幅で、ホロー部開口端を塞ぐ塞ぎ部分とホロー部内に嵌め込まれる嵌め込み部分となる断面形状のアルミニウム型材を準備し、そのアルミニウム型材を、塞ぐべきホロー部の見付寸法に応じて切断して塞ぎ部材とし、その塞ぎ部材をコーキング材を介して塞ぐべきホロー部に装着して成る一方、前記アルミニウム型材は、その断面に、横枠と竪枠とを結合するときに結合ねじの貫通するねじ挿通孔となる貫通孔を備えており、その貫通孔は、ねじ溝位置が異なる複数種類の横枠に対応した形状に形成されていることを特徴とする(請求項)。これによれば、異なるねじ溝位置の形状の横枠を堅枠に接合するときのホロー部も、同じアルミニウム型材から形成される塞ぎ部材で塞ぐことができる。塞ぎ部分は塞ぎ壁であり、その塞ぎ壁から室外側に向けて、塞ぎ部材をホロー部へ取付けたときに、ホロー部の室外側壁の端面に押し当てられる押し当て片を突設してなる(請求項)。これによれば、押し当て片がホロー部の室外側壁の端面に押し当てられることで、端面との間のシール性を高めることができる。
【0006】
また、本願の塞ぎ部材は、竪枠のホロー部開口端を塞ぐ塞ぎ部材であって、ホロー部の見込寸法に対応した幅で、ホロー部開口端を塞ぐ塞ぎ部分とホロー部内に嵌め込まれる嵌め込み部分となる断面形状を成すアルミニウム型材を、塞ぐべきホロー部の見付寸法に応じて切断して成る(請求項)。また、本願の塞ぎ部材用の長尺型材は、塞ぐべきホロー部の見付寸法に応じて切断されて、竪枠のホロー部開口端に装着される塞ぎ部材となる塞ぎ部材用の長尺型材であって、その長尺型材は、ホロー部の見込寸法に対応した幅で、ホロー部開口端を塞ぐ塞ぎ部分とホロー部内に嵌め込まれる嵌め込み部分となる断面形状を成すアルミニウム型材である(請求項)。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1に示すように、サッシ枠1(ここでは嵌め殺し窓枠を示す)は、アルミ型材から成る左右の竪枠2(ここではその一方を示す)の上下に、アルミ型材から成る上下枠(横枠)3,4が枠組みされて構成される。上下枠3,4は、夫々基壁5,6に竪枠2との間の結合ねじ7がねじ込まれるねじ溝8が形成されている。竪枠2は、図3に示すように基壁11の室内側に室内側壁12が、室外側に室外側壁13が、見込方向中間部に仕切り壁14が夫々一体に形成され、仕切り壁14と室外側壁13とが、外側縦壁15で連続して、仕切り壁14の室外側に、矩形断面形状で上下方向に伸びるホロー部(中空部)16が形成されている。ホロー部16の上端部は、上枠3の枠形状に合わせて、仕切り壁14の室外側が少しばかり切除されている。
【0008】
次に前記竪枠ホロー部16の上端を塞ぐ塞ぎ部材20について説明する。図2には、塞ぎ部材用の長尺なアルミニウム型材20Aを示す。このアルミニウム型材20Aは、前記ホロー部16の見込寸法H1(図3に示す、室外側壁13と仕切り壁14との内法)に対応した幅で、ホロー部16の見付寸法H2(基壁11と外側縦壁15との内法)に一致させて切断してホロー部16に嵌め込んだとき、ホロー部16の上端部を塞ぐ塞ぎ壁(塞ぎ部分)21となる前後方向壁21Aと、その前後方向壁21Aの室外側、室内側に垂下され、ホロー部16内に嵌め込まれる脚状の嵌め込み部分22,23となる一対の前後壁22A,23Aとを備えた断面形状を成している。前後方向壁21Aには、塞ぎ部材20として嵌め込んだとき、竪枠2の室外側壁13の端面13aに接する押し当て片25となる庇25Aが突出されている。前後壁22A,23Aは、前後方向壁21Aの前後端面21A1,21A2(この前後端面は、塞ぎ部材20としたときに、ホロー部16の開口端において、室外側壁13内面と仕切り壁14内面にほぼ摺接する塞ぎ端面21a,21bとなる)から夫々内側に少しばかり入りこんだ位置から垂下されており、各前後壁22A,23Aの先端部近くには、夫々外側に向けて、突条26A,27Aが突設してある。この突条26A,27Aは、その先端が対応する前後方向壁21Aの前後端面21A1、21A2と夫々ほぼ同じ鉛直面内に位置しており、塞ぎ部材20として嵌め込むときに、ホロー部16の室外側壁13内面と仕切り壁14内面に案内されて、塞ぎ部材20が、見込方向に傾くことを防止するガイド片26,27となる。突条26A、27Aと前後方向壁21Aとの間には溝28が形成され、この溝28は、塞ぎ部材20としてホロー部16に嵌め込んだとき、ホロー部16の室外側壁13内面と仕切り壁14内面との間に、コーキング材31の充填空間29を形成する。
【0009】
後壁23Aには、竪枠2に接合される上枠3のねじ溝8の位置が図5、6に示すように異なっても、これらの異なるねじ溝位置を有する上枠3と竪枠2とを結合ねじ7で結合できるように、異なるねじ溝位置に対応した貫通孔24A、24Bが2個所形成されている。これらの貫通孔24A,24Bは、塞ぎ部材20に切断されてホロー部16へ嵌め込まれたときに、結合ねじ7の挿通されるねじ挿通孔24a、24bとなる。この実施形態における図5の形状の上枠3では、ねじ挿通孔24bを結合ねじ7が貫通して竪枠2と上枠3とが結合される。また、図6の形状の別の上枠3Aでは、L字形状のねじ挿通孔24aの左下部分24a1を結合ねじ7が貫通する。ねじ挿通孔24aは、上枠3のさらに別の形状(ねじ溝位置)に対応して、ねじ挿通孔24aの右上部分24a2や、上部分24a3を利用して結合ねじ7を貫通させることができる形状となっている(図4)。アルミニウム型材20Aは、一旦その成形型を作れば、アルミニウム型材を製造することは容易であるので、コスト低減に寄与できる。
【0010】
次に、ホロー部16を塞ぎ、サッシ枠1を組みたてる手順を説明する。先ず上記のアルミニウム型材20Aを予め準備する。次に、塞ぐべき竪枠ホロー部16の見付寸法H2に対応してアルミニウム型材20Aを切断して塞ぎ部材20とする。ホロー部16内には、開口端から嵌め込み部分22,23の先端が押し込まれるところまでコーキングガン30でコーキング材31を充填する。次いで、前記塞ぎ部材20をホロー部16へ押し込む。ホロー部16へ塞ぎ部材20を押し込むとき、ガイド部26,27が室外側壁13と仕切り壁14の内面に沿って案内されることで、塞ぎ部材20を見込方向に傾くことなく真っ直ぐにホロー部16内へ入れ込むことができる。塞ぎ部材20を途中まで押し込んだ時点で、充填空間29へさらにコーキング材31を充填し、その後、完全に押し込む。コーキング材31の充填と、塞ぎ部材20の塞ぎ壁21の塞ぎ端面21a,21bと嵌め込み部分22、23のガイド部27,28とが室外側壁13と仕切り壁14との内面に略接することにより、ホロー部16の上開口端部は水密に塞がれる。また、塞ぎ壁21から室外側に突出している押し当て片25が室外側壁13の端面13aに押し当てられるので、塞ぎ部材20と室外側壁13の端面13aとの間の水密性が高くなる。
【0011】
次に、竪枠2の基壁11に上(下)枠3(4)の端面を薄い水密パッキング35を介して押し当てる。この状態で、竪枠2の基壁11の外側から結合ねじ7を上(下)枠3(4)のねじ溝8にねじ込む。ホロー部16上端では、この結合ねじ7は、塞ぎ部材20のねじ挿通孔24bを通って上枠3のねじ溝8に螺合され、サッシ枠1が枠組みされる。
【0012】
このようなサッシ枠1において、前記塞ぎ部材20の上面に雨水が吹き付けても、塞ぎ部材20とコーキング材31とにより、竪枠ホロー部16が水密に塞がれていることから、竪枠ホロー部16に水が浸入することはない。また、アルミニウム型材で塞ぎ部材20を作るので、アルミ竪枠2に嵌め込むときの竪枠2との色違いをなくすことができ、外観を向上させることができる。さらに、塞ぎ部材20は雨水や陽光にさらされるが、アルミ性なので耐久性がよい。
【0013】
竪枠2の断面形状は、サッシ枠1の種類に応じて異なるが、これまで説明した図3に示す嵌め殺しサッシ用の竪枠の場合と、図7に示すようなスイングドア、プロジェクトタイプのサッシ枠などの竪枠の場合とでは、通常、室内、室外壁部12,13の見付寸法H3、ホロー部16の見込寸法H1は同じで、基壁11の見付方向位置が異なってくることが一般的なので、上述の断面のアルミニウム型材20Aを、ホロー部16の見付寸法H2、H2’に応じて単に切断するだけで、多種の竪枠2のホロー部16を塞ぐことのできる塞ぎ部材20とすることができ、塞ぎ部材20の製作が極めて簡単で、低コストにできる。なお、この塞ぎ部材20は、竪枠2のホロー部16の下側開口部を塞ぐように取付けてもよい。
【0014】
【発明の効果】
以上のように本願の竪枠ホロー部の塞ぎ構造では、アルミニウム型材を切断するだけの塞ぎ部材を竪枠のホロー部にコーキング材を介して嵌め込む構造としたので、塞ぎ部材でホロー部が塞がれ、風雨の強いときでも、竪枠の中空部に雨水が侵入することを防止できる上に、塞ぎ部材の形成が極めて容易であって安価に実施できる。また、塞ぎ部材をアルミニウム型材としたことで、アルミサッシの竪枠ホロー部を塞ぐ場合に、竪枠との色調を一致させることが容易で、外観が向上する。しかも、アルミニウム型材であることから、耐候性も良く、長期の使用によっても、腐食、変形などが防止でき、確実な塞ぎ機能を維持できる。
【0015】
また、嵌め込み部分にガイド部を形成したので、塞ぎ部材をホロー部に嵌め込むとき塞ぎ部材を見込方向に傾くことなく押し込むことが出来、作業が容易となる。また、本願のアルミニウム型材は、その断面に、横枠と竪枠とを結合するときに結合ねじの貫通するねじ挿通孔となる貫通孔を備えており、その貫通孔は、ねじ溝位置が異なる複数種類の上枠に対応した形状に形成されているので、ねじ溝位置が異なる複数種類の横枠にも、1種類のアルミニウム型材を用いて塞ぎ部材を形成でき、部品管理が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】サッシ枠の分解斜視図である。
【図2】塞ぎ部材用のアルミニウム型材を示す図である。
【図3】竪枠の断面図である。
【図4】塞ぎ部材を装着した竪枠の縦断面図である。
【図5】上枠のねじ溝と塞ぎ部材の貫通孔の関係を示す図である。
【図6】別の形状の上枠のねじ溝と塞ぎ部材の貫通孔の関係を示す図である。
【図7】別の竪枠の断面図である。
【符号の説明】
1 サッシ枠
2 竪枠
3 上枠(上横枠)
4 下枠(下横枠)
13 室外側壁
13a 端面
16 ホロー部
20 塞ぎ部材
20A アルミニウム型材(長尺型材)
21 塞ぎ壁(塞ぎ部分)
22,23 嵌め込み部分
24A、24B 貫通孔
24a,24b ねじ挿通孔
25 押し当て片
26,27 ガイド部
31 コーキング材
H1 ホロー部の見込寸法
H2 ホロー部の見付寸法

Claims (5)

  1. 左右竪枠の間に上下の横枠を接合した竪枠のホロー部開口端を塞ぎ部材で塞いで成る竪枠ホロー部の塞ぎ構造において、ホロー部の見込寸法に対応した幅で、ホロー部開口端を塞ぐ塞ぎ部分とホロー部内に嵌め込まれる嵌め込み部分となる断面形状のアルミニウム型材を準備し、そのアルミニウム型材を、塞ぐべきホロー部の見付寸法に応じて切断して塞ぎ部材とし、嵌め込み部分には、塞ぎ部材をホロー部内へ嵌め込むときにホロー部内面に案内されて塞ぎ部材が見込方向に傾くことを防止するガイド部を設け、そのガイド部と塞ぎ部分との間に溝を形成し、この溝により、嵌め込み部分をホロー部に嵌め込んだとき、ホロー部の室外側壁内面と、仕切り壁内面との間にコーキング材の充填空間を形成し、その充填空間へコーキング材を充填し、塞ぎ部材でホロー部の上開口端部を水密に塞いで成ることを特徴とする竪枠ホロー部の塞ぎ構造。
  2. 左右竪枠の間に上下の横枠を接合した竪枠のホロー部開口端を塞ぎ部材で塞いで成る竪枠ホロー部の塞ぎ構造において、ホロー部の見込寸法に対応した幅で、ホロー部開口端を塞ぐ塞ぎ部分とホロー部内に嵌め込まれる嵌め込み部分となる断面形状のアルミニウム型材を準備し、そのアルミニウム型材を、塞ぐべきホロー部の見付寸法に応じて切断して塞ぎ部材とし、その塞ぎ部材をコーキング材を介して塞ぐべきホロー部に装着して成る一方、前記アルミニウム型材は、その断面に、横枠と竪枠とを結合するときに結合ねじの貫通するねじ挿通孔となる貫通孔を備えており、その貫通孔は、ねじ溝位置が異なる複数種類の横枠に対応した形状に形成されていることを特徴とする竪枠ホロー部の塞ぎ構造。
  3. 塞ぎ部分は塞ぎ壁であり、その塞ぎ壁から室外側に向けて、塞ぎ部材をホロー部へ取付けたときに、ホロー部の室外側壁の端面に押し当てられる押し当て片を突設してなる請求項1または2記載の竪枠ホロー部の塞ぎ構造。
  4. 竪枠のホロー部開口端を塞ぐ塞ぎ部材であって、ホロー部の見込寸法に対応した幅で、ホロー部開口端を塞ぐ塞ぎ部分とホロー部内に嵌め込まれる嵌め込み部分となる断面形状を成すアルミニウム型材を、塞ぐべきホロー部の見付寸法に応じて切断して成るホロー部の塞ぎ部材。
  5. 塞ぐべきホロー部の見付寸法に応じて切断されて、竪枠のホロー部開口端に装着される塞ぎ部材となる塞ぎ部材用の長尺型材であって、その長尺型材は、ホロー部の見込寸法に対応した幅で、ホロー部開口端を塞ぐ塞ぎ部分とホロー部内に嵌め込まれる嵌め込み部分となる断面形状を成すアルミニウム型材であることを特徴とする長尺型材。
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