JPH033746Y2 - - Google Patents

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JPH033746Y2
JPH033746Y2 JP8137586U JP8137586U JPH033746Y2 JP H033746 Y2 JPH033746 Y2 JP H033746Y2 JP 8137586 U JP8137586 U JP 8137586U JP 8137586 U JP8137586 U JP 8137586U JP H033746 Y2 JPH033746 Y2 JP H033746Y2
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frame
mounting piece
sash
shutter
mounting
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JP8137586U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、サツシ枠の取付片と雨戸枠の取付片
を重合して取付ける構造としたサツシ枠及び雨戸
枠の取付部における水密装置に関する。
[従来の技術] 従来、サツシ枠の屋外側に雨戸枠を取付ける場
合、サツシ枠の取付片に雨戸枠の取付片を重合
し、その取付片の重合部分を建屋開口部の壁面に
ネジ等により固定するのが一般的である。
また、取付片の重合部分における水密性を高め
るため、一方の取付片に屋外方向に突出して延び
るL形部を形成し、このL形部によつて壁面との
間に形成されるコーキング受部にコーキング材を
充填できるようにしたものである。
[解決すべき問題点] 上述した従来のサツシ枠と雨戸枠の取付構造に
おいて、双方の取付片を重合させるだけの構造の
場合は、サツシ枠と雨戸枠の取付部に隙間が出
来、その隙間から雨水が浸入し易いという欠点が
あつた。
また、一方の取付片にL形部を形成してシール
材を充填し得るようにした構造の場合は、雨水の
浸入は防ぐことができるがL形部が取付片から屋
外方向に突出するために極めて体裁が悪くなると
いつた欠点があつた。
[問題点の解決手段] 上記従来の問題点を解決する本考案は、サツシ
枠の取付片5と雨戸枠の取付片14とを重合して
取付ける構成としたサツシ枠及び雨戸枠の取付部
における水密装置であつて、上記サツシ枠の取付
片5端縁に建屋の屋内外方向に延び、コーキング
材を充填しうる幅の縁壁部6が形成されると共
に、上記取付片5の屋外面側に取付片5端縁に沿
つて溝部7が形成され、上記雨戸枠の取付片14
の屋内面側に、上記サツシ枠の取付片の溝部7に
挿入されてサツシ枠の取付片5に対する雨戸枠の
取付片14の見付け方向の動きを規制する係止突
部15が形成され、上記雨戸枠の取付片14の端
部が上記サツシ枠の取付片の縁壁部6よりも見付
け方向に延長され、該延長部分と上記縁壁部6と
建屋の壁面とでコーキング受部16が形成され、
コーキング材40が充填されて成る。
[実施例] 以下、本考案の好適な一実施例について図面を
参照して詳細に説明する。
第1図は本考案の水密装置を実施したサツシ枠
と雨戸枠を取付けた状態の縦断面図、第2図はそ
の横断面図、第3図及び第4図は夫々要部断面図
及び要部分解図である。本実施例の水密装置は、
サツシ枠1と雨戸枠10の取付片を重合させた取
付部において構成される。
サツシ枠1は、サツシ上枠2とサツシ縦枠3,
3とサツシ下枠4を枠組みして成る。このサツシ
枠1は、建屋開口部の壁体20内に嵌め込まれて
取付けられ、ガラス障子31,31及び網戸32
を納める。
上記サツシ枠1のサツシ上枠2とサツシ縦枠
3,3及びサツシ下枠4のうち壁体20の外面側
に位置する屋外側端部2a,3a,3a及び4a
には、夫々壁体20の外面に沿つて長手方向に延
びる取付片5が形成されている。この取付片5
は、サツシ枠1を壁体20の外面に対して固定す
るためのものであり、以下、サツシ上枠2の取付
片5について説明する。
上記サツシ上枠2の取付片5は、第3,4図に
示す如くサツシ上枠2の屋外側端部2aのうち壁
体20外面に当接する端縁から所定間隔だけ離れ
た位置に設けられている。その取付片5の端縁に
は、屋内外方向に位置する縁壁部6が形成されて
いる。この縁壁部6は、取付片5の端縁からほぼ
直角に屋内外方向に延びており、その屋外方向に
延びる部分によつて取付片5の屋外側には所定深
さの溝部7が形成されている。そして、この縁壁
部6の屋内外方向の幅は、後述するコーキング材
40を充填しうるものとなつている。また、取付
片5の屋内側には縁壁部6の屋内方向に延びる部
分によつてシール材を装填するための溝部8が形
成されている。そして、上記サツシ上枠2は、屋
外側端部2aの端縁と縁壁部6の端縁を壁体20
外面に当接させた状態で取付けられている。ま
た、上記取付片5には、固定ネジ30を通すため
のネジ挿通孔5aが設けられている。
なお、第3,4図にはサツシ上枠2の取付片5
の構造を示したが、サツシ縦枠3,3及びサツシ
下枠4の取付片5についても全く同様の構造とな
つている。
雨戸枠10は、雨戸上枠11と雨戸縦枠12,
12及び雨戸下枠13を枠組みして成る。この雨
戸枠10は上記サツシ枠1の屋外側に取付けら
れ、折り雨戸33を開閉可能に受けている。雨戸
上枠11及び雨戸縦枠12,12の側端部11a
及び12a,12aの端縁には、上記サツシ上枠
2とサツシ縦枠3の取付片5と対応して位置する
取付片14が長手方向に形成されている。
以下、雨戸上枠11の取付片14について第
3,4図に従つて説明する。
雨戸上枠11の取付片14の屋内側には、3,
4図に示す如く所定間隔を有する係止突部15が
形成されている。この係止突部15は、サツシ枠
の取付片の溝部7に挿入されて、サツシ枠の取付
片5に対する雨戸枠の取付片14の見付け方向の
動きを規制する。また、この取付片14は、図示
の如くその係止突部15を上記溝部7に嵌合係止
してサツシ上枠2の取付片5に重合させた場合
に、その先端部が取付片5の縁壁部6よりも延長
して延びる長さに形成されている。そして、この
延長する取付片14の先端部によつて壁体20外
面との間に、断面略コ字型のコーキング受部16
が形成されるようになつている。また、取付片1
4には、係止突部15内に貫通し、取付片5のネ
ジ挿通孔5aと対向するネジ挿通孔14aが設け
られている。
なお、雨戸縦枠12,12の取付片14につい
ても、上記雨戸上枠11の取付片14の構造と全
く同じである。
サツシ枠1に上記雨戸枠10を取付ける場合
は、雨戸上枠11と雨戸縦枠12,12の取付片
14をその係止突部15を溝部7に嵌合係止させ
た状態でサツシ上枠2とサツシ縦枠3,3の取付
片5に重合すると共に、その重合した部分をネジ
挿通孔5a,14aに通した固定ネジ30によつ
て壁体20外面に固定する。そして、上記取付片
5と14によつて形成されたコーキング受部16
内にコーキング材40を充填し、取付片5,14
によるサツシ枠1と雨戸枠10の取付部を壁体2
0外面に対し水密に保持する。
また、雨戸上枠11は、さらにL字金具33と
ネジ34を用いることによつてサツシ上枠2に対
し固定され、雨戸下枠13はその取付片17に設
けられた取付金具35によつてサツシ下枠4の取
付片5に固定されている。
本実施例の水密装置は、上記のようにサツシ上
枠2とサツシ縦枠3,3の取付片5に縁壁部6と
溝部7を形成し、かつ雨戸上枠11と雨戸縦枠1
2,12の取付片14に係止突部15を形成する
ことにより、取付片5と取付片14を重合させた
ときにコーキング受部16が形成されるようにし
て成る。
なお、本実施例では、サツシ上枠2と雨戸上枠
11間及びサツシ縦枠3,3と雨戸縦枠12,1
2間に本考案の水密装置を適用した場合を示した
が、サツシ上枠2と雨戸下枠13間にも適用する
こてができる。また、取付片5を壁体20外面か
ら離し、かつ縁壁部6の屋内外方向に延ばして取
付片5の屋内側に溝部8を形成した場合を示した
が、溝部8は必ずしも必要なく取付片5を壁体2
0外面に当接し溝部7のみを形成してもよい。
また、サツシ枠1の外側に雨戸枠10を取付け
ない場合は、その取付片5の溝部7が外部に現わ
れることになるが、この場合は第5図に示すよう
な飾り額縁50を取付片5に取付けて体裁を保
つ。この飾り額縁50は、その後端部50aが図
示の如く取付片5の縁壁部6から延長してコーキ
ング材40を充填するための受部が形成されるよ
うになつている。また、飾り額縁50には、溝部
7内に設けられた係止爪7a,7aと係止する係
止爪51,51が設けられていて、これによつて
簡単に取付けができるようになつている。
[考案の効果] 以上述べたように本考案によれば、サツシ枠の
取付片に縁壁部と溝部を形成すると共に、雨戸枠
の取付片に上記溝部に挿入する係止突部を形成
し、かつその取付片の端部を縁壁部より延長し
て、該延長部分と縁壁部と建屋の壁面とでコーキ
ング受部を形成することにより、両取付片の重合
する取付部にコーキング部を形成できるので雨水
の侵入を確実に防ぐことができる。
また、雨戸枠の取付片の延長部分と縁壁部と建
屋の壁面とによりコーキング受部を形成するの
で、従来のような屋外に突出したL形部を形成す
る必要がなくなり、これによつて体裁を良好に保
つことができる。
また、溝部に係止突部を挿入することから、両
取付片の位置決めが確実になされて、コーキング
受部を常に正確に形成することができると共に、
サツシ枠及び雨戸枠の取付時の位置合わせが不要
となり、取付作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の水密装置を実施したサツシ枠
及び雨戸枠の縦断面図、第2図はその横断面図、
第3図は上記サツシ枠及び雨戸枠の要部断面図、
第4図はその要部の分解図、第5図は上記サツシ
枠の取付片に飾り額縁を取付けた状態の部分断面
図である。 1:サツシ枠、2:サツシ上枠、3:サツシ縦
枠、4:サツシ下枠、5:取付片、6:縁壁部、
7:溝部、10:雨戸枠、11:雨戸上枠、1
2:雨戸縦枠、13:雨戸下枠、14:取付片、
15:係止突部、16:コーキング受部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 下記要件を備えることを特徴とする、サツシ枠
    の取付片5と雨戸枠の取付片14とを重合して取
    付ける構成としたサツシ枠及び雨戸枠の取付部に
    おける水密装置。 (イ) 上記サツシ枠の取付片5端縁に建屋の屋内外
    方向に延び、コーキング材を充填しうる幅の縁
    壁部6が形成されると共に、上記取付片5の屋
    外面側に取付片5端縁に沿つて溝部7が形成さ
    れていること。 (ロ) 上記雨戸枠の取付片14の屋内面側に、上記
    サツシ枠の取付片の溝部7に挿入されてサツシ
    枠の取付片5に対する雨戸枠の取付片14の見
    付け方向の動きを規制する係止突部15が形成
    されていること。 (ハ) 上記雨戸枠の取付片14の端部が上記サツシ
    枠の取付片の縁壁部6よりも見付け方向に延長
    され、該延長部分と上記縁壁部6と建屋の壁面
    とでコーキング受部16が形成され、コーキン
    グ材40が充填されていること。
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