JPH0544433Y2 - - Google Patents

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JPH0544433Y2
JPH0544433Y2 JP1986084291U JP8429186U JPH0544433Y2 JP H0544433 Y2 JPH0544433 Y2 JP H0544433Y2 JP 1986084291 U JP1986084291 U JP 1986084291U JP 8429186 U JP8429186 U JP 8429186U JP H0544433 Y2 JPH0544433 Y2 JP H0544433Y2
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JP
Japan
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exterior wall
new
wall material
old
top plate
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JP1986084291U
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JPS62194848U (ja
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  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
  • Finishing Walls (AREA)
  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、既存の建物の外壁を新しい外壁材で
被覆する改装外壁に関する。
(従来の技術) 既存の建物の外壁を改装するにあたり、旧外壁
面をそのまま残存させ、該旧外壁に新外壁材を添
設する改装工法が、例えば、特公昭60−1466号公
報、特開昭60−184161号公報、実願昭55−36139
号(実開昭56−136047号)のマイクロフイルムに
開示されている。
この従来の改装外壁は、旧外壁に所定間隙を有
して新外壁材を添設し、その最上部において旧外
壁面と新外壁材との間隙を閉じるべく、新笠木を
取付けるものであつた。
(考案が解決しようとする問題点) 前記従来の改装外壁は、その最上部において新
外壁材とは別部材の新笠木を取付けるものである
から、新外壁材と新笠本間で水密結合をしなけれ
ばならず、その水密結合構造は極めて困難であつ
た。
すなわち、新外壁材の上端縁と新笠木の接合部
の全長にわたつて完全に水密結合することは極め
て困難であり、シール不良により該結合部により
雨水が進入し、内部の結合部材が錆びる等の問題
があつた。
そこで、本考案は、新外壁材の最上端におい
て、旧外壁と新外壁材との間の間隙を完全に閉塞
することができる改装外壁を提供することを目的
とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案は、次の手
段を講じた。即ち、本考案の特徴とする処は、建
物の旧外壁を所定間隙を有して被覆する新外壁材
の最上部のものにおいて、 該最上部の新外壁材の上端縁に、旧外壁面と新
外壁材との間隙を上方から閉じる天板部が一体形
成されており、且つ、 該最上部の新外壁材の下端縁は、窓の上辺を形
成している点にある。
(作用) 本考案によれば、新外壁材の最上端縁におい
て、旧外壁面と新外壁材との間隙を上方から閉じ
る天板部が一体成形されているので、雨水等は天
板部に遮られて間隙内に侵入することがなくな
る。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基き説明する。
第6図は改装後の建物の外観を示し1はカーテ
ンウオール等の新外壁材であり、2は最上階の窓
を示している。第1〜5図は、第6図のA−A線
断面に相当する断面図であり、新外壁1の最上部
のものを示している。
第1図に示すものは、本考案の第1実施例であ
り、3は既存の建物の躯体であり、該躯体3はモ
ルタル4等で覆われ、その外面にタイル5が貼設
されて旧外壁6を構成している。旧外壁6の最上
部に笠木7が設けられている。
前記旧外壁6の外面に取付枠8がアンカーボル
ト9で固着されている。この取付枠8は横方向に
長い長尺物又はピース物であり、該取付枠8に取
付金物10が溶接で固定されている。この取付金
物10は横方向に長い長尺物又はピース物であ
り、該取付金物10に前記新外壁材1がビス11
で固定されている。
前記最上部の新外壁材1は、旧外壁6の外面に
所定間隙12を介して平行に配置される主体13
と、該主体13の左右両側縁に折曲げ成形された
側縁部14と、主体13の下端縁に折曲げ成形さ
れた下縁部15と、主体13の上端縁に一体的に
折曲げ成形された天板部16とから構成されてい
る。この新外壁税1の内面に断熱材17が貼設さ
れている。
上記下縁部15は窓2の上辺を形成し、該下縁
部15の室内側端部は、シール部材18を介して
旧窓枠19に水密結合され前記間隙12を下方か
ら閉じている。この下縁部15に水切孔20が開
設されている。この下縁部15が前記取付金物1
0にビス11で固定されている。
前記天板部16は、主体13の上端縁から略直
角に折曲げ成形され、前記間隙12を上方から閉
じている。該天板部16の旧建物側端部は更に下
方に折曲げ成形され、笠木7の外端部の上面にオ
ーバラツプしている。この天板16の折曲げ端部
が前記取付金物10にビス11で固定され、該端
部と笠木7の上面間にシール材21が充填され水
密結合されている。
上記本考案の第1実施例によれば、最上部の新
外壁材1の上端部に天板部16が一体形成されて
間隙12を閉塞しているので、従来の新笠木と結
合するものに比べ、その構造が極めてシンプルで
あり、水密性が良好である。しかも、天板部16
の端部が取付金物10に固定され、該固定部にお
いて天板部16の端部と旧笠木7とがシール材2
1を介して水密結合されているので強固な結合部
となり水密性が良好となる。即ち、経年変化して
も固着部であるからその変形は少なく、シール材
21の脱落等が生じ難いものである。
第2図に示すものは、本考案の第2実施例であ
り、前記第1実施例と異なる点は、点板部16が
外側に向つて下方へ傾斜している点であり、その
他の構成は、前記第1実施例と同じである。
第3図に示すものは、本考案の第3実施例であ
り、天板部16が、旧笠木7上面に略半分程度を
被覆している。そして、旧笠木7の上面に取付金
物22がアンカーボルト23で固定され、該金物
22にビス11で天板部16の端部が固定れてい
る。また、新外壁材1の主体13または側縁部1
4には補強枠24が取付けられ、該補強枠24
に、旧外壁6外面にアンカーボルト9で固定され
た取付金物25が溶接で固定されている。その他
は、前記第1実施例と略同じである。
第4図に示すものは、本考案の第4実施例であ
り、天板部16が旧笠木7の全面を完全に被覆す
るものである。この場合においても、天板部16
の端部が取付金物22に固定され、該固定部にシ
ール材21が充填されている。その他は、前記第
3実施例と同じである。
第5図に示すものは、本考案の第5実施例であ
り、旧笠木を撤去した後、新外壁材1を旧外壁6
の上頂面を覆うように取付けたものであり、その
他は、前記第4実施例と同じである。
尚、本考案は、上記各実施例に限定されるもの
ではなく、例えば、新外壁材1の旧外壁6〜の取
付け構造は任意である。
(考案の効果) 本考案によれば、新外壁材の最上端部に天板部
が一体成形され、該天板部が新外壁材と旧外壁間
の間隙を閉塞しているので、従来の新笠木で閉塞
するものに比べ、水密性が良好となり、内部の取
付金物等の腐蝕が防止される。また、新外壁材の
最上部において従来のように新笠木が突出せず、
新外壁材の外面は最上端まで面一な垂直面とな
り、外観が良好となる。また、従来のように新笠
木を取付ける必要がなくなるので取付構造が簡単
になる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第5図は、第6図のAーA線断面図
に相当する断面図であり、かつ本考案の第1〜5
実施例を示し、第6図は改装外壁の外観を示す正
面図である。 1……新外壁、6……旧外壁、16……天板
部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 建物の旧外壁を所定間隙を有して被覆する新外
    壁材の最上部のものにおいて、 該最上部の新外壁材の上端縁に、旧外壁面と新
    外壁材との間隙を上方から閉じる天板部が一体成
    形されており、且つ、 該最上部の新外壁材の下端縁は、窓の上辺を形
    成していることを特徴とする改装外壁。
JP1986084291U 1986-06-02 1986-06-02 Expired - Lifetime JPH0544433Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986084291U JPH0544433Y2 (ja) 1986-06-02 1986-06-02

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986084291U JPH0544433Y2 (ja) 1986-06-02 1986-06-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62194848U JPS62194848U (ja) 1987-12-11
JPH0544433Y2 true JPH0544433Y2 (ja) 1993-11-11

Family

ID=30938656

Family Applications (1)

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JP1986084291U Expired - Lifetime JPH0544433Y2 (ja) 1986-06-02 1986-06-02

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60184161A (ja) * 1984-03-01 1985-09-19 三協アルミニウム工業株式会社 建物外壁の改装方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS606119Y2 (ja) * 1980-03-18 1985-02-26 神鋼アルフレツシユ株式会社 改装建物用の基準面調定装置

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60184161A (ja) * 1984-03-01 1985-09-19 三協アルミニウム工業株式会社 建物外壁の改装方法

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JPS62194848U (ja) 1987-12-11

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