JPS6118137Y2 - - Google Patents

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JPS6118137Y2
JPS6118137Y2 JP7955380U JP7955380U JPS6118137Y2 JP S6118137 Y2 JPS6118137 Y2 JP S6118137Y2 JP 7955380 U JP7955380 U JP 7955380U JP 7955380 U JP7955380 U JP 7955380U JP S6118137 Y2 JPS6118137 Y2 JP S6118137Y2
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JP7955380U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は新・旧窓枠間の間隙から雨水が室内に
浸入することを効果的に阻止する雨水浸入防止装
置に関する。
従来、老朽化等により旧窓枠を新窓枠に換装す
る際には、換装容易化や安全確保のため、旧窓枠
を建造物の基台に残存せしめたまま該旧窓枠の中
に新窓枠を取付けていた。
然し乍ら、新窓枠の取付は容易化されたが、一
方で新・旧窓枠間の間隙から雨水が浸入するとい
う問題が生じていた。
本考案はかかる従来の問題点に鑑みて案出され
たものであり、従つてその特徴とするところは、
旧窓枠が建造物の基台に残存せしめられて、該旧
窓枠2が建造物の基台1に残存せしめられて、該
旧窓枠2の中に新窓枠4が取付けられ、且つ新・
旧窓枠4,2間の間隙を室外方向から覆う外額縁
21が設けられたものにおいて、新窓枠4に取付
けられる窓本体5上方の新・旧窓枠4,2間で、
かつ新・旧窓枠4,2の相互連結固着部より室外
側に位置して、旧窓枠2と外額縁21とを窓枠長
手方向に沿つて連結すると共に、室外方向に向つ
て下向傾斜状とされた通し材よりなる水切部材2
4が設けられ、該水切部材24の外側下端部に、
外額縁21の室外方向面に連通される水抜き孔2
8が貫設されると共に、外額縁21下端部が水抜
き孔28外側方を覆うべく、水抜き孔28より下
方に延設状とされた点にある。
以下、本考案の実施例を先ず第1,2図につき
説明すると、建造物基台1には旧窓枠2が残存せ
しめられており、該旧窓枠2は旧上枠3、旧下枠
及び一対の旧堅枠で四角形に枠組みされ、旧窓枠
2の中には新窓枠4が取付けられている。該新窓
枠4は窓本体5に応じた規格で四角形に枠組みさ
れたもので、上枠6、下枠7及び一対の堅枠8,
8で構成される。
上枠6の旧上枠3対向面には、その室の内外方
向両端で、開口部を相互に対向せしめた溝部9,
9が長手方向に沿つて形成され、案内レール1
0,10とされている。
11はアンカ金具であり、矩形状の基板12
と、該基板12の対向辺の中間部を切起して形成
した一対の翼片13,13を具備し、上記翼片1
3,13と基板12間に案内レール10,10が
夫々挾挿され、アンカ金具11は該案内レール1
0,10の長手方向に摺動自在とされている。そ
して、基板12の上面には室の内外方向断面がア
ングル形状とされる連結材14が突設されてい
る。
15は取付台であり、旧上枠3に外部から打設
可能の基礎ボルト16が固着された固着片17
と、該固着片17から折曲延設され室外方向に向
つて漸次下方傾斜状とされた外取付片18と、同
固着片17から上枠6方向へ直角に折曲延設され
た内取付片19と、で構成されている。そして、
該内取付片19は前記連結材14の突出片と固着
具20を介して連結されている。ここに新窓枠4
と旧窓枠2との相互連結固着部を構成する。
21は外額縁であり、旧上枠3と上枠6との間
隙を室外方向から覆うもので、該間隙に沿つて延
設される立設板22と、該立設板22の下方で室
内方向に開口する断面コの字状のパツキン保持部
23と、立設板22と旧上枠3とを窓枠長手方向
に沿つて連結する水切部材24とで主構成されて
いる。そして、立設板22の上端は基台1の外壁
面方向へ折曲延設されて、シール材25が取着さ
れている。
上記水切部材24は室外方向に向つて漸次下向
傾斜状とされたもので、立設板22と一体成形さ
れ、前記外取付片18と面接触状に固着されてい
る。又、該水切部材24の中途部から突出状に下
方へ延設された保持板26が上記パツキン保持部
23を一体的に固着保持し、パツキン保持部23
に内装されたパツキン27が上枠6外面に押接せ
しめられている。又、水切部材24の傾斜下部域
には水抜き孔28が貫通され、該水抜き孔28は
立設板22下端部と、保持板26と、パツキン保
持部23間に開口されると共に、立設板22下端
とパツキン保持部23間の開口部29を介して、
外額縁21の室外方向面に連通されている。そし
て立設板22の下端部が水抜き孔28外側方を覆
う構成とされている。これら外額縁21を構成す
る部材はいずれも上枠6の全長に渡つて設けられ
る通し材である。而して、上記水切部材24は外
額縁21を旧窓枠2に固着する固着手段をなして
いる。この場合開口部29は外額縁21長手方向
に長い長孔であつてもよく、円形孔等でもよい。
30は内額縁であり、旧上枠3と上枠6の間隙
を室内方向から覆うもので、上枠6室内方向面と
旧上枠3下面にタツピングネジ等で固着され上枠
6と旧上枠3に架設された第1アングル材31
と、このアングル材31の断面両端に夫々固着さ
れると共に上端が旧上枠3に固着された第2アン
グル材32とで構成され、双方のアングル材3
1,32を通し材としても良いが、第1アングル
材31は通常短片材とされている。
第3図は他の実施例を示し、該構成は上記実施
例と略同じであるが、アンカ金具11に固着され
た連結材14に代えて、上枠6に一体的に突設さ
れた突設片33と内取付片19とが連結板34、
固着具20を介して連結されている。又、外額縁
21は立設板22と、立設板22上端に一体形成
されたパツキン保持部23とで構成され、保持板
26の下端は上枠6の室の内外方向中途部に一体
的に固着されている。水抜き孔28は立設板22
下端部と、保持板26と、上枠6室外方向端上面
間に開口され、該水抜き孔28は立設板22下端
と上枠6上面間の開口部29を介して、外額縁2
1の室外方向面に連通されている。
尚、以上は図示の例によるが、各実施例の各部
構成を種々組合せることは自由であり、又、各部
材の固着は締着の他リベツトや溶着であつてもよ
い。又、外額縁21は押出成形、板金成形等の工
作過程を経て製造されるアルミ材等の金属や樹脂
材であつてもよい。更に、基台1、取付台15及
び水切部材24間に夫々パツキン材を介在するこ
とは自由である。
本考案によれば、外額縁21と基台1間から雨
水が浸入したとしても、旧窓枠2と外額縁21を
連結する水切部材24が設けられたことから、
新・旧窓枠4,2間を通つて室内に雨水が浸入す
ることは阻止され、しかも外額縁21と基台1間
に浸入した雨水は、水抜き孔28を介して外額縁
21の室外方向面に排水されるから、雨水の室内
への浸入はより確実に防止され、有益である。さ
らに水抜き孔28外側方を外額縁21下端部で覆
つた構成であり、水抜き孔28からの風の吹込み
が防止でき、雨水の逆流も有効に防止できる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示し、第1図は新窓枠に
よる窓を室内側から見た全体正面図、第2図は第
1図のA−A線矢視側面断面図、第3図は他の実
施例を示す側面断面図である。 1……基台、2……旧窓枠、4……新窓枠、5
……窓本体、21……外額縁、24……水切部
材、28……水抜き孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 旧窓枠2が建造物の基台1に残存せしめられ
    て、該旧窓枠2の中に新窓枠4が取付けられ、且
    つ新・旧窓枠4,2間の間隙を室外方向から覆う
    外額縁21が設けられたものにおいて、新窓枠4
    に取付けられる窓本体5上方の新・旧窓枠4,2
    間で、かつ新・旧窓枠4,2の相互連結固着部よ
    り室外側に位置して、旧窓枠2と外額縁21とを
    窓枠長手方向に沿つて連結すると共に、室外方向
    に向つて下向傾斜状とされた通し材よりなる水切
    部材24が設けられ、該水切部材24の外側下端
    部に、外額縁21の室外方向面に連通される水抜
    き孔28が貫設されると共に、外額縁21下端部
    が水抜き孔28外側方を覆うべく、水抜き孔28
    より下方に延設状とされたことを特徴とする改装
    窓枠の雨水浸入防止装置。
JP7955380U 1980-06-06 1980-06-06 Expired JPS6118137Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7955380U JPS6118137Y2 (ja) 1980-06-06 1980-06-06

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JP7955380U JPS6118137Y2 (ja) 1980-06-06 1980-06-06

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JPS572981U JPS572981U (ja) 1982-01-08
JPS6118137Y2 true JPS6118137Y2 (ja) 1986-06-02

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ID=29442033

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JP7955380U Expired JPS6118137Y2 (ja) 1980-06-06 1980-06-06

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JPS6159328A (ja) * 1984-08-30 1986-03-26 Fuji Xerox Co Ltd 複写機等の照明装置
JPH01101501A (ja) * 1987-10-14 1989-04-19 Sumitomo Electric Ind Ltd 集束形ロッドレンズ
JPH01100130U (ja) * 1987-12-24 1989-07-05

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JPS572981U (ja) 1982-01-08

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