JPH07229364A - 改装窓枠における雨仕舞構造 - Google Patents

改装窓枠における雨仕舞構造

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JPH07229364A
JPH07229364A JP2437594A JP2437594A JPH07229364A JP H07229364 A JPH07229364 A JP H07229364A JP 2437594 A JP2437594 A JP 2437594A JP 2437594 A JP2437594 A JP 2437594A JP H07229364 A JPH07229364 A JP H07229364A
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JP
Japan
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frame
wall
window frame
building base
window
Prior art date
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JP2437594A
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English (en)
Inventor
Chusuke Yamaguchi
忠甫 山口
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ARUFURETSUSHIYU KK
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ARUFURETSUSHIYU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部額縁を少ない工程で簡単に取り付けるこ
とができるようにする。 【構成】 建造物基台1の窓用開口縁1aの上側に、ア
ンカー金具11を介して新窓枠4を取り付け、室外側に
建造物基台1の窓用開口縁1aの上側と新窓枠4との間
を塞ぐ外部額縁25が設けられた改装窓枠において、外
部額縁25が、外壁26と該外壁26に対して内方側に
離間して配置された内壁27とこれら外壁26及び内壁
27の下端部を連結する底壁28とを一体に備え、内壁
27の上端側に、上方突出した煽り部37が設けられ、
該煽り部37が、外部額縁25を建造物基台1側に取り
付けるための取付部とされ、底壁28に水抜き孔43が
設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、改装窓枠における雨仕
舞構造に関する。
【0002】
【従来の技術】改装窓枠には、図3に示すように建造物
基台51に残置された既設旧窓枠52の中に、予め枠組
みされた新窓枠53を嵌め入れ、建造物基台51の窓用
開口縁51aの上側において、既設旧窓枠52に対しア
ンカー金具54等の取付部材を介して新窓枠53を取り
付け、室外側に建造物基台51の窓用開口縁51aの上
側と新窓枠53との間を塞ぐ外部額縁55を設けるよう
にしたものがある。
【0003】この種の従来の改装窓枠の雨仕舞構造に
は、同図に示すように外部額縁55を、上部の第一額縁
部58と下部の第二額縁部59とに分割構成し、第一額
縁部58の上端部を雨水浸入防止材60を介して建造物
基台51の窓用開口縁51aに接当し、第一額縁部58
の下端部を第二額縁部59に対して水抜き可能な間隙6
1を有して配置し、第二額縁部59の下端部を新窓枠5
3の外面にパッキン62を介して接当し、第二額縁部5
9の上部を旧窓枠52と新窓枠53との間の間隙に突入
して前記アンカー金具54等の取付部材を室外側から覆
うようにしたものがある(例えば実公昭61−1813
8)。この場合、建造物基台51と外部額縁55との取
合部から浸入した雨水が、アンカー金具54等の取付部
材側までも浸入するのを防止できると共に、浸入した雨
水を可及的に速やかに外部に排出できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の場合、
外部額縁55を、上部の第一額縁部58と下部の第二額
縁部59とに分割構成しているため、外部額縁55を取
り付ける際には支持金具63等によって第一額縁部58
と第二額縁部59とを夫々別個に固定する必要があり、
それだけ取り付け工程が多くなった。しかも、第一額縁
部58の下端部を第二額縁部59に対して水抜き可能な
間隙61を有して配置しなければならないため、第一額
縁部58と第二額縁部59との上下及び内外方向の位置
関係に精度が要求され、このため外部額縁55の取り付
けが非常に面倒であった。
【0005】本発明は上記問題点に鑑み、外部額縁を少
ない工程で簡単に取り付けることができるようにしたも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を解決す
る本発明の第一の技術手段は、建造物基台1の窓用開口
縁1aの上側に、アンカー金具11を介して新窓枠4を
取り付け、室外側に建造物基台1の窓用開口縁1aの上
側と新窓枠4との間を塞ぐ外部額縁25が設けられた改
装窓枠において、外部額縁25が、外壁26と該外壁2
6に対して内方側に離間して配置された内壁27とこれ
ら外壁26及び内壁27の下端部を連結する底壁28と
を一体に備え、内壁27の上端側に、上方突出した煽り
部37が設けられ、該煽り部37が、外部額縁25を建
造物基台1側に取り付けるための取付部とされ、底壁2
8に水抜き孔43が設けられている点にある。
【0007】本発明の第二の技術手段は、外壁26は、
底壁28から建造物基台1の窓用開口縁1aに向けて上
方突出した立上り部29と立上り部29の上端から室内
方向に屈曲した水平部30とを有し、水平部30は雨水
浸入防止体32を介して建造物基台1の窓用開口縁1a
に接当されている点にある。本発明の第三の技術手段
は、内壁27は、上方突出した立上り部35と立上り部
35の上端からアンカー金具11の上面に沿うように室
内方向に突出した水平部36と水平部36の突出端から
上方突出した煽り部37とを有し、内壁27の立上り部
35がパッキン39を介して上枠6の外面に押圧接当さ
れている点にある。
【0008】本発明の第四の技術手段は、内壁27の煽
り部37にはネジ孔が設けられており、このネジ孔にア
ンカー金具11の連結片14に挿通したビス41をねじ
込むことによって、外部額縁25を内方に引き込みなが
らアンカー金具11に締め付け固定すると共に、前記パ
ッキン39を上枠6の外面に押圧接当する点にある。
【0009】
【作用】外部額縁25を取り付ける場合、内壁27の煽
り部37に設けられたネジ孔にアンカー金具11の連結
片14に挿通したビス41をねじ込むことによって、外
部額縁25を内方に引き込みながらアンカー金具11
に、簡単かつ確実に締めつて固定することができる。
【0010】このとき、内壁27の立上り部35が弾性
パッキン39を介して上枠6の外面に押圧接当される。
また、ビス41の締めつけによって外部額縁25の内外
方向の位置を調節できると共に、弾性パッキン39の上
枠6への接当力も調整できる。そして、外部額縁25の
取り付け後には、建造物基台1と外部額縁25の外壁2
6との間から浸入してきた雨水等は内壁27の煽り部3
7で遮断され、浸入した雨水が、アンカー金具54等の
取付部材側までも浸入するのを防止する。また、浸入し
た雨水を底壁28の水抜き孔43から外部に排出する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1及び図2において、建造物基台1の窓用開口
縁1aには旧窓枠2が残存せしめられており、該旧窓枠
2は旧上枠3、旧下枠及び一対の旧堅枠で四角形に枠組
みされている。旧窓枠2の中には新窓枠4が取り付けら
れている。新窓枠4は、アルミニウム合金又は合成樹脂
にて形成され、窓本体5に応じた規格で四角形に枠組み
されたもので、上枠6、下枠7及び一対の堅枠8で構成
される。該上枠6、下枠7及び堅枠8とはその断面構成
が略同一であるため、便宜上、専ら上枠6と旧上枠3部
について以下説明する。
【0012】上記上枠6の旧上枠3対向面には、内外方
向両端に溝部9を長手方向に形成するように一対の案内
レール10が設けられている。11はアンカー金具で、
案内レール10の長手方向に複数個設けられ、各アンカ
ー金具11は矩形状の基板12と、該基板12の対向片
の中間部を切り起こして形成した一対の翼片13を具備
し、上記翼片13と基板12との間に案内レール10が
挟み込まれ、アンカー金具11は案内レール10の長手
方向に摺動自在とされている。基板12の上面には切り
起こされた連結片14が突設されている。
【0013】15は取付台で、旧上枠3にボルト等の締
め付け又は溶接によって左右方向に複数個固着されてい
る。各取付台15は下方に突出した一対の取付片16を
有している。図示省略しているが、アンカー金具11の
連結片14と取付台15の取付片16とは互いに重合さ
れて、ビス等で締め付け固定され、これにより上枠6は
アンカー金具11及び取付台15を介して旧上枠3側に
取り付けられている。
【0014】21はアルミニウム合金又は合成樹脂等に
より形成された内部額縁で、コ字形の連結材22を介し
て取付台15及び上枠6に連結固定され、内部額縁21
は上枠6と建造物基台1の窓用開口縁1aとの間の間隙
を室内側から覆っている。内部額縁21の上端部は樹脂
コーキング材23及びスポンジ等のバックアップ材24
を介して建造物基台1の窓用開口縁1aに接当されてい
る。
【0015】25はアルミニウム合金又は合成樹脂等に
より形成された外部額縁で、外壁26と該外壁26に対
して内方側に離間して配置された内壁27とこれら外壁
26及び内壁27の下端部を連結する底壁28とを一体
に備える。外壁26は、底壁28から建造物基台1の窓
用開口縁1aに向けて上方突出した立上り部29と立上
り部29の上端から室内方向に屈曲した水平部30とを
有する。水平部30は雨水浸入防止体32を介して建造
物基台1の窓用開口縁1aに接当されている。雨水浸入
防止体32は樹脂コーキング材33と樹脂コーキング材
33の充填量を節約する見地から使用されたスポンジ等
のバックアップ材34とを有してなり、これら樹脂コー
キング材33及びバックアップ材34は外壁26の水平
部30に載置固定されている。
【0016】内壁27は、上方突出した立上り部35
と、立上り部35の上端からアンカー金具11の上面に
沿うように室内方向に突出した水平部36と、水平部3
6の突出端から上方突出した煽り部37とを有する。内
壁27の立上り部35にコの字形のパッキン取付部38
が内方突設され、該パッキン取付部38に弾性パッキン
39が嵌合保持されている。
【0017】内壁27の煽り部37にはネジ孔が設けら
れており、このネジ孔にアンカー金具11の連結片14
に挿通したビス41をねじ込むことによって、外部額縁
25を内方に引き込みながらアンカー金具11に締めつ
け固定すると共に、前記弾性パッキン39を上枠6の外
面に押圧接当するようになっている。従って、ビス41
の締め付けによって外部額縁25の内外方向の位置を調
節できると共に、弾性パッキン39の上枠6への接当力
も調整できるようになっている。
【0018】前記底壁28には水抜き孔43が長手方向
に間隔をおいて複数個設けられている。なお、前記実施
例では、アンカー金具11の連結片14と取付台15の
取付片16とを互いに重合してビス等で締め付け固定す
ると共に、これとは別の箇所で外部額縁25の煽り部3
7をアンカー金具11の連結片14にビス41により締
め付け固定するようにしているが、これに代え、アンカ
ー金具11の連結片14と取付台15の取付片16と外
部額縁25の煽り部37とを重合して、ビス等の締結具
によってこれら三者を共締めするようにしてもよい。
【0019】また、前記実施例では、建造物基台1の窓
用開口縁1aに旧窓枠2を残存しておき、この旧窓枠2
の中に新窓枠4を取り付けるようにしたカバー工法によ
る改装窓枠に本発明を適用実施しているが、建造物基台
1の旧窓枠2を取り外した後に新窓枠を取り付けるよう
にした引き抜き工法による改装窓枠に本発明を適用実施
するようにしてもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、外部額縁25を少ない
工程で簡単に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図2のA−A線断面図
である。
【図2】窓を室内側から見た全体正面図である。
【図3】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 建造物基台 1a 窓用開口縁 4 新窓枠 11 アンカー金具 25 外部額縁 26 外壁 27 内壁 28 底壁 29 立上り部 30 水平部 32 雨水浸入防止材 35 立上り部 36 水平部 37 煽り部 39 弾性パッキン 41 ビス 43 水抜き孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建造物基台1の窓用開口縁1aの上側
    に、アンカー金具11を介して新窓枠4を取り付け、室
    外側に建造物基台1の窓用開口縁1aの上側と新窓枠4
    との間を塞ぐ外部額縁25が設けられた改装窓枠におい
    て、 外部額縁25が、外壁26と該外壁26に対して内方側
    に離間して配置された内壁27とこれら外壁26及び内
    壁27の下端部を連結する底壁28とを一体に備え、内
    壁27の上端側に、上方突出した煽り部37が設けら
    れ、該煽り部37が、外部額縁25を建造物基台1側に
    取り付けるための取付部とされ、底壁28に水抜き孔4
    3が設けられていることを特徴とする改装窓枠における
    雨仕舞構造。
  2. 【請求項2】 前記外壁26は、底壁28から建造物基
    台1の窓用開口縁1aに向けて上方突出した立上り部2
    9と立上り部29の上端から室内方向に屈曲した水平部
    30とを有し、水平部30は雨水浸入防止体32を介し
    て建造物基台1の窓用開口縁1aに接当されていること
    を特徴とする請求項1に記載の改装窓枠における雨仕舞
    構造。
  3. 【請求項3】 前記内壁27は、上方突出した立上り部
    35と立上り部35の上端からアンカー金具11の上面
    に沿うように室内方向に突出した水平部36と水平部3
    6の突出端から上方突出した煽り部37とを有し、内壁
    27の立上り部35がパッキン39を介して上枠6の外
    面に押圧接当されていることを特徴とする請求項1又は
    2に記載の改装窓枠における雨仕舞構造。
  4. 【請求項4】 前記内壁27の煽り部37にはネジ孔が
    設けられており、このネジ孔にアンカー金具11の連結
    片14に挿通したビス41をねじ込むことによって、外
    部額縁25を内方に引き込みながらアンカー金具11に
    締め付け固定すると共に、前記パッキン39を上枠6の
    外面に押圧接当することを特徴とする請求項3に記載の
    改装窓枠における雨仕舞構造。
JP2437594A 1994-02-22 1994-02-22 改装窓枠における雨仕舞構造 Pending JPH07229364A (ja)

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JP2437594A JPH07229364A (ja) 1994-02-22 1994-02-22 改装窓枠における雨仕舞構造

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007182755A (ja) * 2007-02-22 2007-07-19 Misawa Homes Co Ltd リフォーム用サッシ枠の取付構造
JP2008223287A (ja) * 2007-03-09 2008-09-25 Shin Nikkei Co Ltd リフォームサッシ
JP2015094171A (ja) * 2013-11-13 2015-05-18 株式会社Lixil 改装サッシ、サッシの改装構造及びサッシの改装方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008223287A (ja) * 2007-03-09 2008-09-25 Shin Nikkei Co Ltd リフォームサッシ
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