JP2789164B2 - 下端水切り部材の取付構造 - Google Patents

下端水切り部材の取付構造

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JP2789164B2 JP10663194A JP10663194A JP2789164B2 JP 2789164 B2 JP2789164 B2 JP 2789164B2 JP 10663194 A JP10663194 A JP 10663194A JP 10663194 A JP10663194 A JP 10663194A JP 2789164 B2 JP2789164 B2 JP 2789164B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バルコニー、建物躯体
の室外側に設けられたALC板外壁等の建築物下り壁の
下面に下端水切り部材を取付ける構造に関する。
【0002】
【従来の技術】建築物下り壁の下面には雨水の水切りと
ともに、下方から見て外観上美観を保つために下端水切
り部材を取付けている。例えば、実公平4−4406号
公報に示すように下り壁の下面に、断面ほぼ下向コ字状
のアンカーをアングル、取付金具によって取付け、その
アンカーに上方に開口した断面ほぼチャンネル状の下端
水切り部材を下から嵌入して取付けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる取付構造である
と、アンカーの取付け作業が大変面倒となる。
【0004】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした下端水切り部材の取付構造を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】建築物下り壁1の下面1
aに取付けられ下向きのL字片11を備えたアンカー取
付部材3と、このL字片11に係止する開口部28を有
する上横板20と一側縦板21と他側縦板22により断
面ほぼ下向きコ字状のアンカー5と、下横板30と一側
縦板31と他側縦板32により断面ほぼ上向コ字状とな
り前記アンカー5に下から嵌入して取付け可能なる長尺
なる下端水切り部材6とを備え、前記建築物下り壁1に
取付けたアングルにアンカー取付部材3を取付け、その
L字片11にアンカー5を取付け、そのアンカー5に下
端水切り部材6を嵌入して取付けた下端水切り部材の取
付構造。
【0006】
【作 用】建築物下り壁1の下面1aにアンカー取付
部材3を取付け、このアンカー取付部材3のL字片11
にアンカー5の開口部28を係止して取付け、この後に
下端水切り部材6を嵌入して取付けることで下端水切り
部材5を取付けできるので、その下端水切り部材の取付
けが簡単となる。
【0007】
【実 施 例】図1に示すように、建築物下り壁1の下
面1aと室内側縦面1bに亘ってL字状のアングル2が
長手方向に亘って取付けられ、このアングル2の横片2
aにアンカー取付部材3がビス4で取付けてあり、その
アンカー取付部材3にアンカー5が取付けられ、そのア
ンカー5に下端水切り部材6が下から嵌入して取付けて
ある。
【0008】前記アンカー取付部材3は図2に示すよう
に所定の長さと幅と厚さを有する横板10の幅方向一端
寄りで長手方向に間隔を置いた2個所を切り起してL字
状に折曲して一対のL字片11とし、その横板10の幅
方向他端寄りに長孔12を形成して成り、その長孔12
よりビス4をアングル2の横片2aに螺合して取付けら
れ、そのアンカー取付部材3は面外方向に長孔12の長
さ分だけ位置調整できるようにしてある。
【0009】前記アンカー5は図1と図2に示すよう
に、上横板20と一側縦板21と他側縦板22により断
面ほぼ下向コ字状の短尺材となり、その一側縦板21の
上下中間には一側被係止部23が形成され、かつ下端寄
り部21aは垂直に対して斜めとなり、その下端部は水
平に折曲されて水平片24となり、前記他側縦板22の
上下中間には他側被係止部25が形成され、かつ下端寄
り部22aは垂直に対して斜めとなり、その下端部は水
平に折曲されて水平片26となり、さらに上部寄りには
立上り板27が一体的に設けてあると共に、上横板20
には一対の開口部28が形成され、その開口部28をL
字片11に係止することでアンカー5はアンカー取付部
材3に取付けられる。
【0010】前記下端水切り材6は図1に示すように、
下横板30と一側縦板31と他側縦板32により断面ほ
ぼ上向コ字状の長尺材となり、一側縦板31はクランク
形状に折曲して横面31aを有し、その上端部には一側
係止片33が一体的に設けられ、他側縦板32はクラン
ク形状に折曲して横面32aを有し、その上下中間部に
他側係止片34が一体形成され、この下端水切り部材6
はアンカー5の下方より嵌入されて一側係止片33を一
側被係止部23に係止し、他側係止片34を他側被係止
部25に係止して取付けられ、一側縦板31の横面31
aに天井板35が載置されてビス4を覆っていると共
に、他側縦板32の横面32aと建築物下り壁1の下面
1aとの間に湿式のシール材36が装着されている。
【0011】次に下端水切り部材6を取付ける作業を図
3に基づいて説明する。アングル2の横片2aに所定の
間隔を置いて穴40をあける。この穴40は下端水切り
部材6の長さ等によってアンカー5の取付け位置をあら
かじめ割付けし、その割付けに基づいて位置決めされれ
る。アンカー取付部材3を、その横板10の長孔12よ
りビス4を穴40に螺入して取付ける。この時、水糸等
により複数のアンカー取付部材3の上下位置のずれを検
出し、上下位置ずれがある場合には高さ調整用ライナー
41を横板10とアングル2の横片2aとの間に入れて
高さ調整する。アンカー5の開口部28をアンカー取付
部材3のL字片11に係合してアンカー5を各アンカー
取付部材3にそれぞれ取付ける。
【0012】下端水切り部材6の長手方向両端部に小口
蓋42をそれぞれ嵌合して取付けて下端水切り部材6の
長手方向開口部を閉塞し、その下端水切り部材6を複数
のアンカー5の下から嵌入して一側係止片33、他側係
止片34をアンカー5の一側被係止部23、他側被係止
部25にそれぞれ係止して取付ける。
【0013】この時、図4に示すように隣接する下端水
切り部材6はアンカー5の長手方向両端部にそれぞれ係
止されて目地部43がアンカー5の長手方向中間部とな
るようにしてある。
【0014】そして、隣接する下端水切り部材6間の目
地部43に湿式のシール材を装着する。この時、小口蓋
42がシール材の受けとなって下端水切り部材6内にシ
ール材が入り込むことがないから、シール材の装着作業
が簡単となる。
【0015】つまり、前記小口蓋42は図1と図3に示
すように閉ぎ板44を備え、その閉ぎ板44は下端水切
り部材6の下横板30内面、一側縦板31内面、他側縦
板32内面に嵌合し、かつアンカー5とは干渉しない形
状となり、その各内面に嵌合する外側面に沿って突出片
45が一体形成され、かつ閉ぎ板44には突片46が一
体的に形成してあり、この突片46が下端水切り部材6
の長手方向端面6aに当接するようにしてある。
【0016】図5は第2実施例を示し、アンカー取付部
材3のL字片11に係止部11aを形成すると共に、ア
ンカー5の上横板20に開口部28と隣接して係止穴2
8aを形成してあり、これによりL字片11の係止部1
1aを係止穴28aに係止してアンカー5を取付けるよ
うにしてある。
【0017】
【発明の効果】建築物下り壁1の下面1aにアンカー取
付部材3を取付け、このアンカー取付部材3のL字片1
1にアンカー5の開口部28を係止して取付け、この後
に下端水切り部材6を嵌入して取付けることで下端水切
り部材5を取付けできるので、その下端水切り部材の取
付けが簡単となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す取付状態の縦断面図であ
る。
【図2】アンカー取付部材とアンカーの分解斜視図であ
る。
【図3】全体の分解斜視図である。
【図4】シール部の平面図である。
【図5】アンカー取付部材とアンカーの第2実施例を示
す分解斜視図である。
【符号の説明】
1…建築物下り壁、1a…下面、2…アングル、3…ア
ンカー取付部材、5…アンカー、6…下端水切り部材、
10…横板、11…L字片、20…上横板、21…一側
縦板、22…他側縦板、28…開口部、30…下横板、
31…一側縦板、32…他側縦板。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築物下り壁1の下面1aに取付けられ
    下向きのL字片11を備えたアンカー取付部材3と、こ
    のL字片11に係止する開口部28を有する上横板20
    と一側縦板21と他側縦板22により断面ほぼ下向きコ
    字状のアンカー5と、下横板30と一側縦板31と他側
    縦板32により断面ほぼ上向コ字状となり前記アンカー
    5に下から嵌入して取付け可能なる長尺なる下端水切り
    部材6とを備え、 前記建築物下り壁1に取付けたアングルにアンカー取付
    部材3を取付け、そのL字片11にアンカー5を取付
    け、そのアンカー5に下端水切り部材6を嵌入して取付
    けたことを特徴とする下端水切り部材の取付構造。
JP10663194A 1994-05-20 1994-05-20 下端水切り部材の取付構造 Expired - Fee Related JP2789164B2 (ja)

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