JPH0119760Y2 - - Google Patents

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JPH0119760Y2
JPH0119760Y2 JP1982172422U JP17242282U JPH0119760Y2 JP H0119760 Y2 JPH0119760 Y2 JP H0119760Y2 JP 1982172422 U JP1982172422 U JP 1982172422U JP 17242282 U JP17242282 U JP 17242282U JP H0119760 Y2 JPH0119760 Y2 JP H0119760Y2
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wall
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JP1982172422U
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JPS5975882U (ja
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、浴室の出入口あるいは窓などの建
物開口部の排水装置に関するものである。
例えば、浴室の出入口に金属製サツシで作られ
た建具保持枠を取付け、これにガラスを装着した
金属製建具を建付けた場合は、建具保持枠及び建
具に生じた結露水が下枠上面に多量に流下する。
あるいは浴室内で使用する湯水が建具に飛散して
流下する場合がある。このように流下した水は、
下枠上面に溜まらないように、これを浴室内に排
除する必要がある。このような排水の必要性は、
窓においても同様である。
実開昭55−80457号公報には、建具保持枠の下
枠に屋外側に延長する水切板を連結することによ
り、上記排水性の要求に応えようとした考案が示
されている。
しかし、同公報に記載されたものは、水切板の
屋内側端部を窓台の上面に固定し、その水切板の
上面に下枠の屋外側端部を載せて、その下枠を窓
台上面に固定した構造のものである。
従つて、第1に、水切板と下枠を各別に窓台に
固定する作業が必要であるので、取付けに多くの
手間がかかる欠点がある。第2に、重大な欠点と
して、下枠と窓台の間に水切板を挾み込むため、
水切板の有無及び水切板の肉厚、すなわち高さに
より、下枠の上面の高さが異なる。従つて、下枠
あるいは建具保持枠の取付け状態が不安定とな
り、又は、取付け強度に影響を与え、あるいは、
建具保持枠の取付けを困難にする。
この考案は、上記の点に鑑み、水切板の有無又
は水切板の高さに係わりなく、下枠を常に安定性
をもつて、かつ、強固に土台に取り付けることが
でき、水切板を取り付ける場合も、下枠と水切板
の土台に対する固定作業に余分な手間がかからな
いようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するため、この考案に係る排
水装置では、下枠の排水方向端部に設けてある脚
壁の側面の適宜の高さから排水方向に延出する連
結縁を設け、その連結縁と土台との間に水切板の
一端部を挿入して、連結縁と水切板を共通のねじ
で土台に固着するようにしたものである。
次に、この考案の一実施例を図面に基いて説明
する。
図示の実施例は、この考案を浴室の出入口に適
用した場合の一例である。
第1図において、1は浴室の出入口に取付けた
金属製建具保持枠の下枠であり、浴室R1方向に
下り傾斜した上面壁2と、その上面壁の上端から
上方に延びる水返し壁3と、その水返し壁の上端
から更衣室R2側に延出する固定壁4と、上面壁
2の上端及び下端から共通の水平面まで垂下する
脚壁5,6とを有し、かつ、浴室側脚壁6の側面
の適宜の高さから浴室方向、すなわち、排水方向
に下り傾斜して延出する連結縁7を一体に有して
いる。
なお、上記建具保持枠に建付けられる建具8
が、折戸又は引戸である場合は、その建具の下端
に取付けてある戸車9を転動自在に載せるレール
10が上面壁2に突設される。しかし、扉である
場合は、レール10が設けられない。
そして、下枠1は土台11の上面に載置してま
ず、固定壁4の上方からねじ12を固定壁4に貫
通し、かつ、床材13にねじ込んで、見込み幅の
一側(すなわち、更衣室側)端を固定して、位置
が決定される。
14は水切板であつて、普通に用いられる土台
のうち最大の見込み幅を有する土台を用いる場合
にも脚壁6から土台11の浴室側側面よりも浴室
方向に越えた位置まで下り傾斜して延長する上面
部15と、上面部の下端近傍から下側に土台11
の浴室側側面方向に延びる肘部16とを一体に有
している。そして、上面部の下面には上端から幅
方向中間にかけて、突出長さが順次短かくなる脚
部171,172,173,174が突設されるとと
もに、上端の脚部171を除く他の脚部の上面部
上端側の至近に切込み181,182,183が設
けてある。
こうして、最大の見込み幅を有する土台11の
場合は、第1図に示されているように、水切板1
4は最大の幅を有するまま、上面部15の見込み
幅一側端縁すなわち、更衣室側の端縁を、下枠の
連結縁7と土台11の上面との間に挿入し、連結
縁7の上方からねじ19を連結縁7及び水切板の
端縁に貫通して、土台11にねじ込む。これによ
り、下枠1の浴室側端部も土台11に固定される
と同時に、水切板14の一端が固定される。ま
た、肘部16からも釘又はねじ20をねじ込むな
どして、水切板の他端も土台に固定される。
そして、土台11の見込み幅が第1図のものよ
りも小さい場合は、水切板14の上面部15を前
記切込み181〜183のいずれかにおいて切断し
て幅調整をし、第2図に示すように切断後の上面
部端縁を、上述と同様に、下枠の連結縁7と土台
11の上面との間に挿入して、ねじ19及び20
により固定する。なお、水切板の上面部15には
脚部171〜174に対応する位置で、上方に突出
する突部211及び段部212,213,214を有
しており、これにより、連結縁7と上面部の間の
微小間隙から万一水が入り込んでも、それら突部
211又は段部212〜214により、水が土台上
面まで流れることが防止される。
下枠の連結縁7を例えば薄肉にするか、あるい
は根元部に切込み181〜184と同様の一条の切
込みを設けるなどして、折曲し易くしておけば、
第2図に示すように水切板の上面部を切断して幅
調整した場合に、その上面部の端縁の土台11上
面からの高さに合わせて連結縁7の勾配を変える
ことにより、常に連結縁の先端を水切板の上面部
に当接させて、より一層、連結縁と水切板との間
の防漏性を向上させることができる。連結縁の勾
配は、ねじ19を土台11にねじ込むときの力で
変えるようにしてもよい。
上記下枠1及び水切板14で構成される排水装
置は、窓にも同様に用いることができる。この場
合は、土台11が窓台に取つて代わられるだけで
ある。
上述のように、この考案によれば、下枠の上面
壁、連結縁及び水切板の上面部はすべて同一方向
に下り傾斜しており、かつ、水切板の上面部の端
縁が連結縁と土台の間に挿入されているから、下
枠の上面に流下した水は、円滑に連結縁から水切
板の上面に流れ、排除される。
そして、下枠の連結縁と水切板の端縁は、共通
のねじで土台に固定されるから、固定作業が簡略
化される。
さらに、この考案による排水装置では、下枠の
排水方向端部の脚壁の側面の適宜の高さから排水
方向に延出する連結縁を設けて、その連結縁と土
台の間に水切板の端部を挿入するから、下枠の取
付け高さは水切板の有無、又は水切板の端部の高
さの大小に係わりなく、常に一定である。従つ
て、水切板の取付け及びその高さによつて、下枠
あるいは建具保持枠の取付け安定性や取付け強度
が損なわれたり、下枠あるいは建具保持枠の取付
けが困難になつたりすることがない。加えて、水
切板はその下面に下枠から遠ざかるにつれて高さ
が順次小さくなる複数の脚部を幅方向に隔てて設
け、かつ、各脚部の至近に切込みを設けてあるか
ら、土台及び下枠の幅に応じて適当な位置の切込
みにおいて切除して、水切板の幅調整を容易に行
うことができ、しかも排水性を確保することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す断面図、第
2図は土台の見込み幅が小さい場合の使用状態を
示す断面図である。 1……下枠、2……上面壁、6……脚壁、7…
…連結縁、8……建具、11……水切板、15…
…上面部、19……ねじ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (イ) 建具保持枠の下枠には、上面壁の見込み幅一
    側端及びその一側端から他側に離れた位置にお
    いて垂下する脚壁を設けて、前記上面壁を見込
    み幅一側方向に下り傾斜させてあり、 (ロ) 前記上面壁の見込み幅一側端の脚壁には、そ
    の側面の適宜の高さより見込み幅他側と反対方
    向に下り傾斜して延出する連結縁を設けてあ
    り、 (ハ) 前記連結縁と前記下枠を載せた土台の上面と
    の間に、前記下枠から遠ざかる方向に下り傾斜
    して延出する水切板の端縁を挿入し、前記連結
    縁の上方から前記土台にねじをねじ込んで、そ
    の連結縁と前記水切板の端縁が前記土台に固定
    され、 (ニ) 前記水切板には下面に幅方向に間隔をもつて
    高さが順次小さくなる複数の脚部を突設し、か
    つ、各脚部の至近に切込みを設けたこと、 を特徴とする建物開口部の排水装置。
JP17242282U 1982-11-15 1982-11-15 建物開口部の排水装置 Granted JPS5975882U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17242282U JPS5975882U (ja) 1982-11-15 1982-11-15 建物開口部の排水装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP17242282U JPS5975882U (ja) 1982-11-15 1982-11-15 建物開口部の排水装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5975882U JPS5975882U (ja) 1984-05-23
JPH0119760Y2 true JPH0119760Y2 (ja) 1989-06-07

Family

ID=30375851

Family Applications (1)

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JP17242282U Granted JPS5975882U (ja) 1982-11-15 1982-11-15 建物開口部の排水装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0729179Y2 (ja) * 1986-07-18 1995-07-05 立山アルミニウム工業株式会社 断熱サツシ

Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5326838B2 (ja) * 1973-07-31 1978-08-04
JPS5336838B2 (ja) * 1974-09-05 1978-10-05

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5326838U (ja) * 1976-08-12 1978-03-07
JPS5336838U (ja) * 1976-09-03 1978-03-31
JPS5580457U (ja) * 1978-11-30 1980-06-03

Patent Citations (2)

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JPS5326838B2 (ja) * 1973-07-31 1978-08-04
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JPS5975882U (ja) 1984-05-23

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